京都教育大生の集団準強姦、目撃の元学生が小学校教諭に?
京都教育大学の男子学生6人=逮捕=による女子学生に対する集団準強姦事件で、現場となった居酒屋の部屋などの近くに居合わせた男子学生3人のうち1人が、今春から奈良県内の小学校教員として勤務していることが16日、捜査関係者などへの産経新聞による取材で分かった。この教員は、京都府警の任意の事情聴取に対し「部屋には入っていない」と話しているが、他の関係者の説明と食い違う部分も多いといい、京都府警は当時の状況について慎重に裏付け捜査を進めている。
京都教育大学は3人について、暴行を目撃したのに止めなかったとして、訓告処分としたが、うち1人は今春大学を卒業後、奈良県内の小学校教員になった。
捜査関係者によると、府警は元学生である3人に対して任意の事情聴取を実施、元学生は「コンパ後に2次会の話になった」「犯行のあった階には立ち寄ったが、暴行が行われていたかどうかは知らなかった」と説明した。しかしこれらの話は、他の学生らの供述や説明と食い違う部分が多く、事件が起きていた際に元学生である教員が一緒にいた可能性もあるとみている。
教員を目指すはずの学生が起こした破廉恥な事件であるが、直接の実行犯ではなくても現場にいれば共犯として犯罪が成立する可能性もある。そして教員を含めた公務員というのは、事件を目撃したら捜査機関に通報する義務がある。
先生が教えるのは勉強である。勉強を教えるということは、勉強に対する姿勢を教えることもある。姿勢を教えるということは、学習者に倫理観を持たせなくてはならない。大学と事件を起こした学生側にそうした心構えが果たしてあったのだろうか。
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