健全な思想
ある組織の中に長くいると、考えが硬直化していくのが怖い。ゆえに教育というのはそういうものを排除するためにもとても重要な役割を担っている。柔軟な考えが幼いころから構築されていれば、物事の善悪はもちろん、それを検証しようとする大切な考え方が身につく。
歪んだ考えを前提に物事が進むのは恐ろしいことである。そうした言動を回避すべく大切なことは、自分と対峙する時間を持つことであろう。自分の時間というのはわざわざ作るものではない。気の向くままに時間を過ごすというのが正解であろう。仕事の後に自分の時間をあえて作ることで、新たな仕事枠としていつの間にか生活に定着してしまい、結局は自分と面と向かう時間が奪われるからだ。
人間も所詮動物。本能の赴くままに過ごすのがその流儀。シンプルさを追求することは実は単純な発想。生と死に固執しなければ、ありのままの人生を送れる気がする。日常の時間割を作って生活することではなく、時間割を捨てることのほうが大切なのである。
☆ 誰もが長生きしたがるが、誰も年をとりたがらない。(ベンジャミン・フランクリン)
☆ 人気blogランキング(国内ニュース)に登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
★ 「頑張れば夢かなうは幻想、傲慢」 山田太一発言ネットで大反響(J-CASTニュース・08/2/17)
(Visited 74 times, 1 visits today)