誰もが羊水の中にいた 発言をした倖田來未
元人気子役の間下このみは難病である抗リン脂質抗体症候群にかかっている。習慣的に流産・死産になりやすい。一度死産を経験したが再び妊娠をし、「次の赤ちゃんは殺さない」という強い思いでお腹の赤ちゃんを育てた。常に最悪の事態を想定していたことが気を強く持つお守り代わりになっていたようで、昨年の3月に無事女児を出産した。
妊娠は女性に負担のかかる仕事だ。10ヶ月の間、体の中にある小さい命を大事に感じているというのはどういう感覚だろう。医療の進歩で胎児があくびをしたり笑ったりしている映像を見ることが出来るようになった。お母さんが呼吸をすれば、当然赤ちゃんにも送り込まれる。命の呼吸を一緒にしているのは女性特有の喜びか。
「羊水は35歳を超えると腐る」と発言した倖田來未は高齢出産経験者や不妊で悩んでいる同性を敵に回してしまった。先日、そんな彼女が謝罪をしているところを夕方のニュースで見た。
失言しても決して謝らないグロかっこ悪い大人が多い中で、「普段の言葉遣いが悪いから」「自分の無知から多くの人を傷つけた」と彼女の流した涙は本物だったと思う。
「授かることができれば私も授かりたい」。愛のうたを歌う彼女である。きっと最愛の人と出会ったとき、1たす1が3になることもある、今回のことで強くそれを認識したことだろう。
☆ 叱ってくれる人がいなくなったら、探してでも見つけなさい 。(永六輔)
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★ 倖田來未「35歳で羊水腐る」発言 公式サイトで謝罪(産経新聞・08/2/1)
★ 「言葉遣いよくなかった」 「羊水発言」涙ながらに謝罪 倖田來未会見詳報(産経新聞・08/2/7)