ニセYahoo!でフィッシング詐欺 元組員逮捕
米国の某サイトでフィッシング詐欺に遭いそうになったことがある。それは「個人情報を更新したいので、もう一度情報を入れ直して欲しい」といった内容だった。メールにあったリンクをクリックすると、”本物そっくり”のサイトが出現。英語で書かれていたこともあり、よく分からなくて疑わなかった。
ところが、銀行の口座番号を入れるまではよかったが、暗証番号4ケタの入力を催促してきた。「暗証番号は銀行の窓口以外で聞かれることはない」と思い、慌ててシャットダウンした。
URLを確認すると、本物とにてはいるが違うものだった。”本物”のサイトにメールの内容を送って”通報”すると、「うちのサイトではない。報告してくれて感謝します」とのメールが来た。恐らく似たような問い合わせが多いのだろう。フォーマットされていたメールに感じた。
ニセのYahoo!サイトを使い、IDとパスワードを不正取得した元組員が不正アクセス禁止法違反で逮捕された。ホームページ作成ソフトなどを使えば、偽のホームページを作ることはたやすい。しかしそれも著作権法違反になる。元組員はIDとパスワードを転売し、1000万円の暴利を得ていた。盗まれたIDなどは悪用されている可能性が高い。もしかしたら、と思ったら、パスワードなどを変更してみた方が良さそうだ。
Yahoo!ではログインページで「ログインシール」というものを設定できる。自分専用のパソコンであれば、これを利用するのも1つの手である。また、いつも行くページのURLは覚えておくか、ブックマークしたほうがいいであろう。疑わしいURL記載のメールが来たら、クリックせずに自分からそのサイトにアクセスして、情報入力したほうがいいだろう。
☆ 事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである(ニーチェ)
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★ 「偽ヤフー」でID不正取得4千件 容疑の元組員逮捕(朝日新聞・07/10/12)