ネットの落とし穴に注意
先日、NHKでサイバー犯罪の特集をしていた。
いとも簡単に個人情報を盗み取る犯罪者たち。日本や米国などでは、こうした犯罪に毅然と立ち向かうが、恐ろしいのがそうした犯罪意識が欠落している国に住んでいる者たちだ。法整備の遅れよりも恐ろしい。
アメリカFBIがロシアに住む男を補足すべく、シアトルにニセの会社を作って「あなたの(PCに侵入する)技術を欲しい。採用したいので、まずこちらに来て面接して欲しい」と誘う。
男はニセの会社に面接に来る。捜査官の目の前で、他人のPCに侵入する手口を披露する。このとき、FBIはスパイウエアをPCに仕込んでいて、ロシアの男の家にあるPCを「逆探知」、その中に盗み取ったクレジットカード情報などがあることを確認。男は逮捕となった。驚きなのがロシア側の対応。男のPCに侵入したとして、FBI捜査官を起訴したのだ。
ネットの振り込みなどは本当に便利だが、落とし穴に注意が必要だ。私も以前、フィッシング詐欺にひっかかりそうになったこともあり、それ以来不審なメールは削除している。
サイバー犯罪は世界中から犯罪者が侵入してくる。それを防ぐ手だてを知っておかなければあっという間に餌食になる。
PCの世界はもはやゲームではない。公の場であり、個人情報の入力等は慎重に。顔の見えない犯罪者がそしらぬ顔をして揺さぶりをかけてくるかもしれない。
☆ 何かをすることよりも、何もしないことの方がリスクが多い。 (トランメル・クロウ )
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