バレンタインデーに時効成立
92年のバレンタインデーに、東京・清瀬市の交番で警部補が刺殺され、拳銃が奪われた事件は14日の午前0時に公訴時効を迎えた。警視庁が抱えている多くの事件の1つがこれであった。
警察官は命よりも銃や無線機が奪われることを嫌う。道を尋ねる振りをして近づいてきた犯人は警部補を油断させて犯行に及んだ。そして時効を逃げ切った。
埼玉との都県境にある交番での惨劇は捜査を難しくさせたことは否めない。それでも、捜査員が「会って話を聞いてみたかった」という参考人までたどり着いた。しかし、別件で逮捕されていた容疑者はすでに死亡してしまっていた。
犯人を捕まえるということは、公の場に晒し出すと言うことである。それが犯罪抑止に繋がる。そしてもう一度書くが、警察官の銃を持っているということは、銃刀法違反の状態が一生続く。もしどこかにこの事件の容疑者が生存していて、銃を持っていたとしたら、あぶり出すチャンスはまだ残っている。
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