EXILEのメンバーがベーチェット病を告白
友人が質問してきた。「認知症の患者さんは幸せだと思う?」
それに対して「幸せだと思う」と答えた。
認知症の患者さんは支離滅裂であっても、会話をしようと試みる。食事を出されれば食べる意志を見せる。それを不幸せとくくってしまうのは、患者でない者の身勝手な考えであろう。
国が難病指定している病気は121ある。その中で「ベーチェット病」というのは、体の至る所に潰瘍ができるなどというものだ。これが眼球にできた場合には失明する。原因がはっきりと分からず、進行を遅らせたりする対処療法でしかないのがもどかしい。
EXILEのメンバーMATSUがこの病に侵されていることを告白した。
「こういった難病を背負い、闘って生きていくとは思っていなかったのですが、今は全てを受け入れて、これからの人生を全力で生きていく」「公表したのは病気と闘っている人に勇気や希望を持って頑張って欲しいという願いからです」。
運命は人間をこの世に誕生させることまでは平等にしてくれる。しかしその後は、健康で人生を全うできる者、会えて苦難を背負わせる者、と分類したがる。われわれは与えられた運命をまっとうするしかない。
人間として生まれてきたことは宿命だが、運命は変えることができる。医療の進歩は日進月歩。こうした病気に苦しんでいる人にとって、1秒でも早く朗報が来るよう神のご加護を。
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