「便座を下げる人」
私は立ちションをしない主義である。というのも、高校生の時ハワイに行った。ホノルルのメインストリートに向かって、日本人の母親が幼い息子さんに小用をさせていた。それをジープで通りかかった現地の若者が指をさして大笑いしていたのを目撃したからだ。
それからというもの、かわやチェックは欠かせない。出来るところならなるべく済ませておく。立って用を足す人は都内ではあまり見かけなくなった。家庭内でも、トイレを汚さないために座って小さい方をする男性が増えているそうである。
女優の中谷美紀が「結婚条件は便座を下げる人」とトークショーで発言した。何でも「裏側の汚れた便座に女性が触らずに済むように戻してくれると嬉しい」とのことである。ベストセラーになった「話を聞けない男、地図を読めない女」の中に女性の男性に対する不満として「便座を下げない」とあったが、それを踏襲した発言かどうかは不明である。
ファンのかたには申し訳ないが、随分と細かい注文である。ならば、男女別のトイレでも作ってみてはどうだろう。そう思う一方で、汚れた所を磨いている自分もいる。
しかし、そこまで神経を使わないと綺麗な女性をゲットできないものでしょうか。どうせトイレを出るときには手を洗うのだから一緒だと思うのですが。
いや、中谷美紀は手を汚されるような嫌な経験をしたのだろう。それを便座に例えた。
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★ 中谷美紀、結婚条件は「便座下げる人」(日刊スポーツ・2006/1/29)