宝くじ:当選番号教える詐欺に警戒を 幸運と不運
最高当選額1等8億円のロト7が2口、同じ売り場から出たと話題になっている。香川県観音寺市の売り場の話である。ロト7は1から37までの数字のうち、異なる7つの数字を選ぶ方式。別人が7つの数字を偶然選んだとは考えにくく、同一人物が2口、すなわち16億円を手にしたのではないかと話題になっている。
新潟県南魚沼市内で、70代の女性が電話で「宝くじロト6の当選番号を事前に教えるので350万円を支払って欲しい」と連絡を受けて325万円を振り込む詐欺事件があった。新潟県警は「不審な電話がかかってきたら、家族や警察に相談して欲しい」としている。
宝くじの当選番号は、当選番号を決める抽選会が公開で行われており、事前に当選番号が決まることなど起こりえない。うまい話というのはこの世に存在しないので、そうした怪しい話があったら警察に通報する必要があり、またうかつに振り込むことなどはしないことだ。
それにしても高額当選をした人というのはどんな生活を送っているのだろう。周りに当選者がいないので何とも言えないが、家のローンを一括で返済したり、新たな事業に投資したりしているのだろうか。
数字選択式にしろ、通常の宝くじにしろ、当たるかどうかは運次第。運というのは人それぞれに振り分けられている。宝くじのような大きな幸運を手にしなくても、事件や事故に巻き込まれない生活を送っているとしたら、それは目に見えない幸運が降りかかっているのかもしれない。
我々は目に見える幸せを求めているが、本当の幸せや幸運とは、もしかするとすでに手に入れているのかもしれない。
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★ 「当選番号事前に教える」詐欺相次ぐ(NHKニュース・13/6/4)
★ ロト7で16億長者か 同じ売り場から8億2口(スポーツ報知・13/6/4)