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携帯各社が連携 災害時、「災害用音声お届けサービス」で統一のサービス

 携帯電話事業6社は、大規模災害時にデータ通信を利用して音声メッセージを送り安否を伝えられるサービスで連携することを決めた。「災害用音声お届けサービス」という名称で統一し、異なる事業者間でも連絡が取れるようにする。早期実現に向けて今後各社は詰めの作業に入る。
 
 連携するのはNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、イーアクセス(イーモバイル)、ウィルコム、沖縄セルラーの各社。
 
 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)発生の際、音声通話が混雑して通じなかったのに対し、メールやインターネットへのアクセスが比較的容易であったことから、音声を録音し音声ファイルとしてデータ通信で送信。相手がその音声ファイルを開いてメッセージを聴くことができる仕組み。こうした取り組みにより、音声通話の混雑が軽減され、緊急通報などの重要通信を確保しやすくなる。
 
 震災発生時は音声で伝えた方が手っ取り早い。しかし物理的に音声通信の輻輳(ふくそう=集中すること)が発生することは避けられない。そのため、通じやすかったデータ通信を活用することになった。これまでは各社が「災害用伝言板」を稼働させていたが、実際に使った人は少なかったようで存在を知らなかったという声もある。こうしたことから、全ての端末で簡単にサービスが利用できる方法を事業者には考えて欲しいところである。
 
 
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★ 災害時、データ通信で音声お届け 携帯各社が連携(共同通信・12/1/7)
※各社同じプレスリリースなので、代表でドコモのものだけ掲げておく↓
★ 携帯電話事業者間における「災害用音声お届けサービス」の共通的な運用に関するガイドライン(NTTドコモ・11/11/28)
 
 

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