禁煙車内に立腹、タクシー運転手を殴り逮捕 東京(2008.1.11)
昨年結婚式の二次会で酔っぱらい、タクシーで自宅まで帰った。大まかな目標を伝えたあとは車内でリラックスしていた。こういう時のタバコは美味い。窓を少し開けてタバコをくゆらせる。バスや電車ではできないことがこの空間ではゆるされていた。
都内のタクシーが全面禁煙になった。残念ではあるがこれも時代の流れであり、公共の乗り物と捉えれば納得もいく。愛煙家はますます追い詰められていくようである。吸う場所がどんどん無くなっていく。
禁煙になればトラブルが予想される。「吸わせろ」という客には外で吸ってもらうことになるそうだ。しかしそのトラブルが早くも起きた。都内で乗車した客が車内で喫煙できないことに腹を立てて運転手を暴行、埼玉県警に逮捕された。
驚いたことに逮捕されたのは”同業者”であるタクシー運転手だった。禁煙について乗客に理解を求める側であるはずの運転手が暴行した。酒に酔っていたらしい。予想外の出来事にタクシー協会も驚いているという。
酒もタバコも嗜好品。本来美味しく味わえるものが酒で台無し、タバコもそのトラブルを担ってしまった例である。
☆ 国を動かす方法を知っているわずかな人々が、タクシーの運転や、髪を刈っているのに忙しいのは残念である(George Burns)
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★ 車内禁煙に立腹、運転手殴る…逮捕乗客もタクシー運転手(読売新聞・08/1/11)
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