言葉のリサイクル

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ドコモのポケベル、40年の歴史に幕

 
「314649」
 
 当時、飲み会の待ち合わせに遅れた人は、ポケベルに上記のように送信してもらうことになっていた。意味は「サーティーワンアイスクリーム前に向かえに来て。よろしく」である。
 
 90年代に爆発的なブームになったポケベルは、音が出るだけではなく、数字が出るようになった。柔らかい頭はそれを便利に使いこなす。「0840(おはよう)」「3341(さみしい)」などなど。その後は文字も送信できるようになり、電話機を使って数字の組み合わせで文字を送信する達人が周りに必ずいた。
 
 その後はPHSや携帯の普及で契約週は衰退の一途をたどり、31日でNTTドコモはサービスの終了、約40年の歴史に幕を下ろすこととなった。ポケットベルは和製英語で、英語ではbeeper、pagerという。在日期間が長かった外国人がpocket bellを本当の英語だと勘違いしたほど浸透したのだ。
 
 ポケベルは携帯などよりも電波の到達が強力で、地下などでも繋がることがある。歌詞やドラマの題材に使われた「ベル」は、時代の要請に呼び出され、災害時の呼び出しには打って付けであったが、時代の変化には勝てなかったようだ。それにしても、40年も続いていたとは知らなかった。いつか語り草になるであろうものが1つ消えた。
  
 
☆ どんな用件でも午前4時に呼び出せるのが、親友です。(マレーネ・ディートリッヒ)
 
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★ ポケベル:ドコモが31日で終了 約40年の歴史に幕(毎日新聞・07/3/24)
 
 

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