不動産屋に身を置いていたときのこと。気の重い仕事が「督促」だった。
立体駐車場の家賃2万円ばかりを納めてくれない女性がいた。自宅の留守電に要件を入れても、同居の母親に伝言を伝えても振込をしてくれない。
したくはなかったが、国内でも有名な会社に勤める彼女の職場に督促の電話を入れた。すると、「分かりました。ただ、職場に電話するのはやめてください」と逆ギレされてしまった。
保育園の料金を滞納する保護者が後を絶たず、全国の主要都市だけで総額34億円にものぼるという。督促に向かうと居留守を使ったり、すごむ者もいるという。子供を預けるだけ預けて、本当に自分の子供を教育をしているという意識が希薄になっている。
給食費滞納問題でもそうであったが、生活困窮者は毎月1000円でも支払っているケースもあるのに、外車を二台所有するような家が支払いに応じないケースがある。
こどもの日の定義は祝日法で以下のように定められている。
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」。
教育を受けさせることのできる環境に感謝していれば、こうした滞納問題など起こりえない。定義の一文にある「母に感謝する」という定義に当てはまっていない保護者が少なくないことに愕然とする。
PCは買うがソフトはコピーする、車は買うが駐車場には入れない、子供は預けるが、保育費は払わない。お金の使い道の偏りを考えると、生活に現実味を帯びていない大人があまりに多い。
☆ 男性あるいは女性の育ちが分かるのは、喧嘩の際にどういった振る舞いをするかによってである。 (ジョージ・ショー)
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★ 保育料滞納34億円、悪質例多く差し押さえも…読売調査(読売新聞・07/5/5)
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高校生の出世意欲最下位
「偉くなりたいか」・・
「強くそう思う」中国34.4%、韓国22.9%、米国22.3%
そして、日本「8%」。
野心が無くなっているのは残念なことである。特に若き世代は野心や夢が成長剤となる。夢に猛進している途中に、高いハードルや壁にぶつかって挫折を味わい、さらに成長していく。
ただ、この数字の若者に責任の全てを押しつけるのは酷ではないだろうか。
威厳のある職業である、弁護士や大学教授の不祥事などがあることも若者はよく知っている。彼らは大人に敏感だ。なんだ、大したことはないじゃないか、と彼らを失望させたとしたら、大人の責任は大きい。
今どきの若者は・・・という文言は昔から繰り返されている。それが今どきの大人になり、今どきの社会を形成し、今どきの日本があり、今どきの世界を作っている。
出世意欲のある若者が8%しかいないのではない。
「出世意欲をかき立てる大人の存在が近くにない・・日本92%」
☆ 目標があって、それに向かっていれば、どんな経験もカモン、カモンですよ 。(篠原ともえ)
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★ 高校生意欲調査:「出世意欲」、日本は断トツ最下位(毎日新聞・07/4/24)
物事を教えるのに必要な要素は理屈ではない。実際にやってみせること、そして失敗したらどうなるかを教えてくれること。これが上手な先生や上司というのは、実に冴えている。
例えばダンスを習っていて、先生やメンバーがダメ出しをしてくれる。こうしたらきれいに見えるよ、Nonoさんのはこういう風に変になっているよ、と。だから非常に分かりやすい。
ボイストレーニングの先生も、理屈のみならず歌ってきかせてくれる。さらに、私のへたくそな声の出し方を真似できる。
仕事も同じ。指示だけ出す上司よりも、こうしたら上手く行く、こうしたら失敗するを教えてくれて、さらに身をもってそれを見せてくれることが一番説得力があるのだ。そういう頭の冴えた上司がいれば、心得た部下は自然とついていく。
起業がブームであり、成功者ばかりに焦点が当たっているが、起業した人が1年後に倒産する割合は30%、5年後は50%、10年後は95%という厳しい現実が待っている。サークルを立ち上げるのとは訳が違う。一つの法人を設立するということは社会的な責任を負うことを考えたほうがいい。
「動いてみせること」の重要性を忘れてはいけない。
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「昭和生まれ1億人割れ」推計の数字
平成生まれが2000万人を初めて突破したことが総務省の統計で明らかになった。一方で昭和生まれは1億人を割った。
この手の報道で分かりづらいのが数字の扱い。リンクしてある記事文中に「56年」とあるが、初見で1956年なのか、昭和56年なのかが分かりにくい。西暦と元号はある程度の統一ができないものだろうか。特に、こうした統計の類は年月日、人口、比率、順位と片っ端から数字の羅列が見られる。
数字に明るくない負け惜しみではないが、表やグラフにするなどの工夫が欲しい。これが縦書きの新聞紙面になると、さらに分かりにくくなる。横書きの、速報性を重視するネット報道らしい。
かつて、こうした報道では算用数字ではなく、漢数字が使われていた。読みやすい算用数字に置き換えられるようになったのは、昭和から平成に移ったときであった。
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★ 推計人口:昭和生まれ1億人割れ 人口増加率は愛知1位に(毎日新聞・07/4/16)
祖母が亡くなったのは先月。人の死に顔を見るのは4度目になる。
感じたことがある。人というのは魂が抜けてしまうと、ろう人形のような状態で、ただのモノになってしまうということだ。
目の前には祖母の顔があったが、生きていた頃の祖母ではない。似たような人形があるだけで、本当に過去の人として存在してるだけであった。
人というのは、魂が入っているのとそうでないのでは、全く違うものなのだ。だから感じる。喜怒哀楽を共有できる仲間がいて、その彼らと面と向かって話をしているのは、実は非常にに凄いことなのだ。
生きるということは、命と体当たりしていることだ。
君も、あなたも、ユーも、あんたも、おまえも、きさまも、
実に素晴らしい存在。
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「天下一品」というラーメン
会社が倒産し、所持金は3万円あまり。いろいろな人々の協力もあって、やっと第1号店を出店した。屋台の「天下一品第1号店」は順風万帆ではなかった。
開店すると数人の男が現れて「ショバ代を払え」。「お前らに払う金があったら、客にチャーシューをつけたるわ!」。殴られ、屋台は壊されたが、金が取れないことが分かると、男達は姿を消した。
スープを作る鍋が無く、ガソリンスタンドの一斗缶を使ったり、お金が無く布団を質屋に持っていったときは「そんなものはいらない。でも、金は貸したる」。スープの作り方は中国人のおじいさんに教わる。妻子が離れていく・・。
そうした困難を乗り越えて出店した京都第1号店は満席となった。ここのスープは独特のコクがあるが、聞いたところによると野菜のカブを使っているらしい。
こうしたいわゆる「雑草物語」を好む傾向にあるが、その道は決して平坦なものではない。世間に踏みつけられても、枯れることなく、わずかな水をチャンスととらえて、見事に大輪の花を咲かせたのである。
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★ 天下一品 ホームページ
横浜市議候補、経歴詐称
虚偽の資格や学歴を公表していた、共産党候補がいることが分かった。
無資格にもかかわらず、弁護士などの資格を記した名刺などを配布、早大法学部卒と記していたが、実際は高校中退だったという。選挙活動は中止になり、当選しても辞職するという。
過去にも経歴詐称した議員は他にもいたが、そうした強い資格や組織にこだわるのはなんなのであろうか。資格や大卒で安心されては困る。本来の手腕を発揮するのはそうしたものではなく、実際にどんな活動をして功績を残してきた人かということである。
元刑事が15年間続けたゴミ拾いのボランティアを引退することとなった。82歳の元愛知県警警察官だった奥田豊さんは、名古屋の繁華街で定年後に「健康のために」と軽い気持ちでゴミ拾いを始めた。土日年末年始などを除いてはほとんど休まなかったという。
市民が望んでいる議員の仕事というのは、こうした目に見える仕事ではないだろうか。
詐称、改ざん、粉飾、ねつ造、この手の話はもう飽きた。ウソつきの日本人がいつの間にか多くなってしまった。だが、目立たないところで正直を通して生きているかたが少なくないことには救われる。
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★ 横浜市議候補が過去に経歴詐称、共産が活動取りやめ(読売新聞・07/4/1)
★ 清掃奉仕:名古屋駅周辺で15年間続け県警元刑事“引退”(毎日新聞・07/4/7)
人工呼吸で愛犬救う 米国
昔、保健体育の教科書で人工呼吸の方法を読んだことがあるが、実際にその場で居合わせたらうまくできるかどうかの自信はない。119番するのが関の山だろう。しかし、人工呼吸術を知っていれば、救急隊の到着を待つことなく、救える命も多いに違いない。
アメリカ・ネブラスカ州の男性が軍隊の経験を生かし、おぼれて意識を失っていた愛犬を救った。妻は「これまで一度も犬を愛しているなんて言ったことはなかったのに」と喜んでいるという。
男性は戦争でイラクなどの空を飛んでいたが、05年に負傷し引退、杖をついて歩く生活を送っている。軍隊での応急処置の経験を生かし、愛犬に人工呼吸を試みたのだった。
戦争は国と国をいびつな関係にするが、それに参加する個人の受け止め方はそれぞれ違う。守りたい対象というのは国ではなく、実は非常に身近なものであるのだ。
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★ 愛犬に人工呼吸 一命救う(スポーツ報知・07/3/12)