米国テレビ番組の動画がある。ダウン症の男性がレジで袋詰めをするが、彼に対して「もっと早くできないのか」「うすのろ」「私の言っていることが分かる?」などと罵声を浴びせる。しかしこれは、罵声を浴びせている方もダウン症の男性も俳優さんだ。つまり「仕掛け人」。これはスーパーのレジでそうした文句を言っている人の後ろに並んでいる人の反応を見る番組の実験だった。
ひどい言葉にただうつむくだけの人、仕掛け人の「あなたもそう思わない?」という質問にうなずくだけの人。そして、仕掛け人に対して声を荒げて注意する人も現れる。
もしこういう場面に遭遇したらどうするか。恐らく一番多いのは見て見ぬふりをすることであろう。傍観者になることで問題に巻き込まれなくて済む。しかし傍観者というのは、そうした加害行為に対して止めることをしないのであるから、傍観しているだけでも加害行為に充分加担しているといえる。
こういった場面に遭遇した時に人は試される。自分の正義を貫く人なのか、困っている人に手を差し伸べる人なのか、何もせず、いてもいなくてもどうでもよい人なのか。
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★ 自転車事故をきっかけに車いすが不要になった奇跡(本ブログ・11/12/11)

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「家政婦のミタ」にみる笑えない人 たち
テレビを見ていてある人を思い出した。その人は病名は分からなかったが、笑うことができなくなってしまっていた。原因は人間関係である。軽い抑うつ症状も出ていた。
しかし全く笑えないわけではない。ある日その人がくだらないことを言い、その内容がツボにはまってしまって私が腹を抱えて大爆笑、5分間くらい泣きながら笑いが止まらなかったことがあった。その人はそんな私を見て口元だけ少し微笑んでいた。声を上げて笑ってもおかしくない状況だったが、その人の笑顔はそこまでだった。
日本テレビ系列ドラマ「家政婦のミタ」で主人公の三田灯(みた・あかり=松嶋菜々子)は笑うことができなくなってしまった人である。現時点でその理由は分かっていないが、かつて夫と息子が亡くなったことに関して三田に負い目があり、2人の葬式の時に義母から「もう2度と笑うな」と激高されて以来笑わなくなっているのではないかと推測できる。
三田が家政婦として送り込まれた阿須田家は子供が4人いるが、父親・恵一(長谷川博己)の不倫が原因で母親・凪子(大家由祐子)が自殺。そのことが引き金となって家族は空中分解していた。
そんな中で三田は喜怒哀楽の表情を一切表に出さず、冷酷なロボットのように「承知しました」の一言で仕事を引き受ける。業務命令なら何でもこなし、伝言をする際も相手からの文言を完璧に覚えている。ある日長男・翔(中川大志)が「やらせてくれ」というと、「承知しました」と言って服を脱ぎ出すほどである。
しかし、笑えという命令には「どうしてもと仰るのであればお暇を頂きます」と言い、自身の過去のことについても「個人情報はお伝えできません」と拒否する。それ以外であれば基本的に何でも行い、長女・結(忽那汐里)が「私を殺して!」と懇願すると「承知しました」と言って包丁を上から振りかざすように持って結を追いかける。恐ろしくなった結は物を投げつけるが、何故か全てはねのけてホラー映画並みに執拗に結を追い回した。
阿須田家の家族が「三田さん、どうしたらいい?」と言うと、「それはあなた(たち)が決めることです」と突き放す。しかし三田も徐々にではあるが、質問に対して忠告をするようになっていく。
「家政婦の三田」に笑う日が訪れるのだろうか。そして阿須田家全員が笑うことのできる日が来るのだろうか。
心の闇に感情を閉じ込めてしまった人は笑わなくなる。笑う感情よりも強い責務がのし掛かってきた時にそうなってしまう。冒頭に出てきた「笑えない人」がその後どうなったかは分からない。ただ笑うという人間だけの感情表現を早く取り戻していたらと願う。私を笑わせたのであるから大きな前進だったに違いない。
重いストレスを抱えると笑えない。暗い話が明るくなるのは何がきっかけになるのか。最初に笑顔を見せるのは誰なのか。笑顔を見せるきっかけを作ってくれるのは何なのか。そのきっかけは作れるものなのか。
笑顔は人を笑顔にし、笑い声は相手の全身に心地よく響く振動だ。同じ人生を送るのであれば、笑う時間を人生で長く持っていたいものである。怒っている人や泣いてる人を一転にして楽にする、笑顔にはそんな力が働く。そして笑顔は必ず相手に伝染する。僕たちはそれを、生まれたときに覚えた。泣いて生まれてきたのに、笑顔で迎えてくれた。
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★ 家政婦のミタ(日本テレビ)
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、津波で建物が破壊されたことに伴い多くの貴重品が津波で流された。その中で警察に拾得物として届けられた現金が多いことに外国メディアが驚いている。実に約23億円の現金が持ち主に返還された。
中野寛成国家公安委員長は記者会見で、被災地で拾得物として警察に届けられた金庫は7月10日時点で約5700個。中から回収された現金が約23億7000万に上ったことを明らかにした。岩手、宮城、福島の3県警では約96%にあたる22億円超を持ち主に返還した。金庫に入っていた預金通帳や権利書などが持ち主特定の決め手となった。
イギリスの新聞「デイリーメール」では「日本人の誠実さが証明された」と驚く。同紙の電子版によると、「地震や津波の猛威を見せつけられた後に日本人は驚くべき誠実さを見せた」、「警察署に保管するスペースが無くなるほどの金庫が警察に届けられた」、「日本では多額の現金を自宅やオフィスに保管することはよくあることで、沿岸地区では水産業者が取引に現金を使うことを好む」、「金庫は鍵穴が泥でつまっていたが、警察が委託した業者が解錠した」とした。
また、横浜市立大学の伊藤隆二・名誉教授の言葉を引用し、「震災後に盗まれた金庫もあるだろうが、23億円の現金が持ち主に戻ったという事実は、日本人の中にある高い倫理意識を示すものだ」と締めくくっている。
「23億円の現金が戻った」というニュースを聞いた時、よく集まったとは思ったがそれほど驚くことはなかった。やはり日本人には「落とし物は警察に届ける」という意識が強い。前に書いたが、小学校低学年のころに500円を拾って交番に届けたことがある。小さいころからそう教えられてきているのである。
その意識をいっそう高めたのが交番の存在であろう。日本では交番という建物が非常に身近に存在する。警察署まで届けるのは面倒だが、交番なら近くにあるから便利だ。交番は海外にも”輸出”されており、シンガポールや日本人観光客の多いハワイ・ホノルルにも設置されている。
しかしながら、日本の治安の良さを支えているのはやはり日本人の国民性が大きいと言える。「デイリーメール」のコメント欄には、「震災後に略奪や暴力がなかった。礼儀正しくちゃんとしていた。素晴らしい国」、「日本に住む外国人が財布を無くしたが、中の物が元の状態で戻ってきて驚いていた」「これが中国だったら違う話になっていただろう」と続く。
23億円の現金が持ち主に戻ったことは喜ばしい。そして、そうした見える財産だけではなく、日本人のモラルの高さという無形の財産があることは実に誇らしい。
★ Hotest Japanese return $78 million in cash found in earthquake rubble(Mail Online・11/8/17)
★ 【ホノルル点描 ワイキキビーチ交番】アロハストリート・09/12/11
★ 現金23億7千万円回収 金庫5700個、96%を返還 被災地の拾得物で警察庁(時事通信・11/8/18)
★ 【震災】津波で流された金庫の23億円返還に欧米驚き(テレ朝news・11/8/19)
★ 東日本大震災関連エントリ(本ブログ)
同時通訳者である関谷英里子氏の本「ビジネスパーソンの英単語帳」(ディスカバー・トゥエンティワン)を読んだ。最初に出てくる英単語が「SHARE」である。動詞で「分かち合う・共有する」という意味だ。
例えば、”I will tell you my opinion on this issue.”(=これからこの件について私の意見を言います)という文。英語そのものとしては間違っていないが、ビジネスシーンで使うには不適当で、「言いたいことを言う一方的な印象です」とある。
この時に使うのが、”SHARE”であるという。”I will share with you my opinion on this issue.”で、「みなさんにこの件について私の意見をお話しします」という意味になり、「自分の意見を相手と共有したい、聞いてください、という分かち合いの精神が表現されます」とのことである。
SHAREというと「共有」との意味で覚えていることが強く、上記の文がいまいち分かりにくかったが、「話し合いの時間をも共有しましょう」という実はとても肯定的な意味を含んでいることを知った。
28日のNHK「クローズアップ現代」では「広がる”シェア”」と題して放送。家や車などを所有するよりも知らない人と共有して新たな価値を見出すという内容だ。
個人間で行われる「カーシェア」は全く知らない人に低料金で車を貸し出して眠っている財産を有効活用しようという考えだ。個人間のやりとりということもあり、レンタカーや従来のカーシェアリングよりも安価だ。国内に登録されている5800万台の車のほとんどが眠っているという現実。そこにカーシェアサービスを提供するサイトが登場したのだ。
不要品を無料で提供するサービスでは、直接「手渡し」することで人とのつながりができ、それが最大の楽しみであるという。マニアックなものを提供できれば、初めて会ったときにそれだけ話も広がり楽しそうである。
夢もシェアする。「応援投資」と名付けられたサイトでは「●●をやりたい」ということを「クラウドファンディング」に登録。魅力的な事業には「投資」される仕組みだ。利益が出たら出資者に還元される。
シェアすることで新たな価値観をも共有することができるのだ。そこには物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを求めている部分が強く、物の価値というよりもそこに触れる時間に価値を与えているような気がする。
SHAREという単語は名詞で「株」という意味がある。”shareholder”といえば「株主」という意味になる。28日は東京電力の株主総会が行われた。異例とも言える6時間9分という長い総会では、株主から怒号やヤジが飛び交う事態となった。
男性株主から「この株主総会を世界中が注目している。私どもは皆さんから希望を聞きたいんです」と質問があると、東電の勝俣会長は「株主から希望とおっしゃるが、残念ながら希望は見えておりません」と回答した。本来ならば株主と経営陣で共有できるはずのものが原発事故、そして事故後の対応の不手際から、信頼関係まで共有することが困難になった。社会や世界からの信頼も同じである。
人は自分の言動に共感してくれる人がいると嬉しいものである。他人と共有するものが生まれて初めて自分の存在に価値を見出すことができる。誰かと何かを共有したいということは物だけではない。
人と人とをつなげるものは誰でも心の中に持っており、それはいつまでも共有したいものである。愛情を共有したり悲しみを共有したりすること。いつかそれが平和を共有することに繋がることは永遠である。
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★ CaFoRe みんなのカーシェアリング
★ livils[リブリス] Twitterでほしい&あげる
★ 4次元クローゼット 日本初ファッションシェアサービス
★ READYFOR?(レディーフォー) クラウドファンディング
★ NHK クローズアップ現代 ”シェア” 〜誰かと何かを共有したい〜
★ 脱原発の株主提案否決 東電・中部電・九電総会(読売新聞・11/6/28)
★ 東電株主総会:「原発撤退」は否決 勝俣会長続投(毎日新聞・11/6/28)
★ 東電6時間9分、株価暴落に怒り 株主に届かぬ「けじめ」(産経新聞・11/6/28)
★ 【株主総会ライブ】東電(1)「1日も早く危機克服」合理化にも総力(SankeiBiz・11/6/28)
京都府警右京署は、京都市右京区在住の会社員の男(35)を窃盗容疑で逮捕した。調べによると、男は右京区内のコンビニ駐車場で、男性(25)が置き忘れた財布を盗んだ疑い。
男性はコンビニで防犯カメラの映像を確認。友人に被害について電話した。その過程で容疑者の特徴などを説明していたところ、友人の目の前に特徴に合致する男が出現。友人が車で追跡して、男は駆けつけた署員に取り押さえられた。男は容疑を認めている。
持ち物が被害者に戻って良かった。そして持つべきものは友人である。被害者の男性は被害が悔しくて友人に電話をした。友人に電話したことも奏功したが、友人が周辺を警戒したこともまたよかった。しかも被害者に代わって車で追跡をした。
友達というのはフットワークの軽さがあるか否かで判断できる。この友人は車が無くても走って追いかけていたに違いない。走っていなくても、すぐに110番したに違いない。110番しなくても、「いま目の前に犯人らしき男がいる」と報告をする友人でいたに違いない。
被害が少なくて良かったですね。
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★ 「盗んだのはこんなやつ」嘆き聞く友人の前に・・(読売新聞・11/6/8)
★ 世の中は狭い 犯人を見つけた目撃者(本ブログ・10/6/14)
日本新聞協会は「HAPPY NEWS 2010」の大賞として、朝日新聞夕刊、連載「はぐ」の記事「満員電車 友だち10人」にコメントを寄せた横浜市の女性(51)に決めた。
記事は都内の保育園に通うため、満員電車に乗る女性会社員(38)、長女(6)親子が同じ時刻の同じ車両に乗るうちに、見知らぬ乗客らとの交流が生まれ、10人を超える「電車友だち」が出来るようになったことを紹介。
女性のコメントは「私も子育て時代に助けてもらったように、子連れの人を手伝って、電車で楽しい出会いを期待したいと想いました」とした。審査では「子育て世代の先輩が温かいメッセージを送った」と評価した。
女性会社員は「記事をきっかけに電車内で声をかけていただき、友だちになった方もいるんですよ」と語る。
ハッピーニュースは素晴らしいが、このニュースを読んでもう1つ感じたこと。応募が15,570件あったことだ。身近には少なくとも、15,000件を超えるハッピーがあるのだということ。
受賞した話はとても些細なことだ。しかし人の心を潤してくれる思いやりというのは、こうした些細なことの方が大きい。小さな思いやりが大きなハッピーを作るなんて、こういうことなら明日にでもすぐ実行できそうだ。
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★ 「Happy News大賞」発表 日本新聞協会(朝日新聞・11/4/5)
★ Happy News 「財布泥棒はカラス」(本ブログ・05/4/6)
福島原発の最前線で被ばくの危険があるにもかかわらず、「任務ですから」と声を震わせて現場に向かった大阪市消防局の若い消防官のかた、東京消防庁のかた、警視庁機動隊員のかた、自衛隊員のかた、東京電力のかた、関電工のかた、東芝のかた、日立のかた、原発に関わる多くのかたたち、首都圏の電気を守っていただきありがとうございます。
同じ被災者なのに「いろんな面について町が支援します。それは約束します」「少し(住民を)休ませてあげて心のケアをしたい」と語った、大熊町長や双葉町長を始め、被災自治体の長のかたたち、職員のかたたち、ありがとうございます。
千葉県浦安市の地盤液状化の瞬間の映像を見ました。恐ろしい地面の揺れ、道路から噴き出す水。ガスなどがストップした市民に対して、浴場を開放しているホテル関係者のかた、頭が下がります。
福島県内の警察署で「これからパトロールに出発します!」と言って街中に出動した「愛知県警察」のパトカーに乗った警察官のかた、ありがとうございます。
がれきの撤去に尽力されているボランティアの皆さん、ありがとうございます。足場が悪いと思いますのでケガなどされませんように。
報道各社の皆さん、連日時間を割いて震災の状況を知らせてくださりありがとうございます。皆さんのお仕事で救われる被災者のかたもいるでしょうし、救いの手を差し伸べることのできる人たちもいます。ありがとうございます。
避難所で過ごされている多くの皆さん、お辛い状況が続くとは思いますが、希望を失わずに頑張ってください。無責任な励ましでごめんなさい。
これからの人生で、出会うことがあったかもしれない1万人以上の皆さん、お会いできなくて本当に残念です。身代わりとなって、その無念さを抱いて生きていきます。どうか、安らかにお眠り下さい。
★ 世界から日本へ1000のメッセージ
★ 死者1万489人、不明1万6621人 26日午後9時(朝日新聞・11/3/26)
★ 東日本大震災:自宅は1キロ先の屋上に 宮城・石巻(毎日新聞・11/3/26)
★ 過酷労働もう限界、両親は不明…原発の東電社員がメール(朝日新聞・11/3/26)
★ 世界から応援メッセージ続々 米の日本人留学生がサイト(朝日新聞・11/3/26)
★ 国際支援で再発見した日本の美徳 世界との絆(産経新聞・11/3/26)
★ 「日本へ恩返し」地滑り被害の町で募金箱 フィリピン(朝日新聞・11/3/26)
★ 仏首相「日本は立ち直る」、原発支援も表明(読売新聞・11/3/24)
★ 日本人の対応礼賛「伝統文化に基づいた新日本誕生も」との指摘も 米研究機関討論会(産経新聞・11/3/24)
★ テニス世界女王ウォズニアッキ、日の丸掲げ支援呼びかけ(朝日新聞・11/3/19)
★ 「がんばれ日本、がんばれ東北」英紙が1面でエール(朝日新聞・11/3/13)
★ 韓国メディア、一斉に募金キャンペーン(朝日新聞・11/3/16)
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元気な空気を作りたい 東北地方太平洋沖地震
福島県いわき市の人口は34万人。東北地方では仙台市に次ぐ人口を擁している。そのいわき市が瀕死の状態である。「いわき市は危険」という風評被害が広がり、物資を運ぶ配送関係者が二の足を踏んでいるという。いわき市北部の一部に「屋内退避」の指示が出ているが、市内の大半は安全である。渡辺敬夫市長は「物資が一切来ない。いわきは安全であることを知っていただきたい」と訴える。
同市のホームページ上で市長は「このたび、ガソリン及び灯油を相当量確保する見通しが立ちました。明日以降、逐次、市内全域の給油所に搬入されます。(中略)今後とも、いわき市の復興のため、「オールいわき」で頑張りましょう」などとコメントしている。
災害対策緊急車両用のガソリンスタンドは2カ所。一般利用ができるガソリンスタンドは19カ所で今後も増えるという。
未だに孤立している医療関係施設もあり、物資も底をついている緊急事態であることは間違いない。今回の大震災は被害の全容が把握されていない。どの自治体でどれくらいの被害があるのかは現在のところ未知数だ。それだけに、いわき市のような風評被害も出てくるのだ。
噂やデマのチェーンメールもあるが、そうした不穏な空気は排除しなくてはならない。放射能も怖いが情報源がはっきり見えない空気が怖いのである。この空気に対してはKY(空気読めない)では絶対にいけない。
NHKのラジオを聴いていたら、被災者から「アンパンマンマーチ」のリクエストがあった。これが流れると子どもたちが楽しそうに歌い出し、避難所の大人もそれをみて和むのだという。同様の理由で「おしりかじり虫」も流れた。
音楽は人を元気づけるのに良い空気を作ってくれる。耳が大きく深呼吸をしてリラックスする効果がある。昔の歌を聴くと懐かしい時代を回想することがあるが、辛いできごとを思い出すときに「アンパンマンマーチ」が出てきたとしたら、少しでも嫌な記憶を中和させてくれるような気がする。
不眠不休で働いてくださっている行政関係者、医療関係者の方たちには頭が下がる思いだ。被災者のために、ぎりぎりのところで生きる空気を作ってくださっている方たちなのだ。
★ いわき市ホームページ
★ 4時間で21億円!台湾で震災支援番組 5億円出す人も(朝日新聞・11/3/19)
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