かつて有名メーカーから、あるビデオカメラが発売された。赤外線を搭載し、夜間でもきれいに映せることがウリであったが、この機種で水着を撮影すると透けて見えることが判明し、メーカーは発売を中止した。また、別のメーカーからはレンズの部分が本体から外れて、電話のコードのようにカール状に伸びるレンズ付きビデオを発売した。ところが、これが「のぞきにも使える」ということになり、発売中止となった。
こうした機器は10万円以上する物であったと思うが、最近は何といっても携帯電話である。わいせつ事件を起こす者というのは、被害者を1人の人間として見る前に、自分が”考える足”であることを忘れ去っているようだ。どこに置き忘れているかというと、主に携帯電話のようだ。携帯の中のやりとりだけで人間関係の一部を完璧に構築していると思っている。異性とのやりとりならば楽しいのは分かるが、エスカレートする端末操作に相手は見えず、自分の血走った眼をインカメラで見ることはない。
携帯電話の内側にある「インカメラ」というのは必要なのだろうか。これのせいでスカートの中を盗撮する”デジタルスカートめくり”をする愚か者が後を絶たない。いい大人がスカートの中を撮影して逮捕されている。年端もいかない子供のいたずらレベルのことを、社会的地位のあるような大人が平気で、”果敢に”挑戦しているのだ。キャリアを放棄してまで行動に移すその勇気に拍手を送りたい気分だ。
岩手では、青森県三戸郡内の公立中学校男性教師(39)が痴漢や盗撮のために、岩手まで「一泊二日旅行」をした。盗撮や痴漢など、女子高校生を辱める行為をさんざんした後に岩手県警に任意で事情を聞かれた。青森県教育委員会はこの教師を懲戒免職処分にした。
神奈川県では同県警国際捜査課の警部補(41)が女子大生の下半身を携帯のカメラで撮影して逮捕された。容疑を認めているという。
誰でも想像の範囲であれば罪にはならない。しかしそれを実行に移そうかと考えた時点で、この手の犯罪者というのは盛りのついたイヌ、ネコ、サルのごとく発情するのだろう。発情したらもう止まらない。あとは身柄を確保されることが待っている。そして仕事から捨てられ、仲間からも捨てられる。
児童ポルノ法の「画像単純所持」の規制法案が審議されているが、盗撮行為についても現行の都道府県迷惑防止条例で罰金刑で済ませるのではなく、禁固・懲役刑まで格上げした方が良さそうだ。罪の意識がなくならないのは、収監される恐怖がないからに他ならない。ケータイでスカートの中を撮影するなど、国土の狭い日本だから成立してしまう犯罪なのかもしれない。がんばって教師や警官になったのは、社会の規範となって悪い見本となるためだった、かのようである。普段、女性との付き合いがへたくそなのだろう。
そんな彼らに1つだけ感謝するとすれば、ブログのネタが尽きなくて助かる、ということだ。次はどこの大人がやってくれるのだろう。社会的地位が高ければ高いほどいい。盗撮なんかよりもよっぽど楽しい。盗撮記事用フォーマットを作ってお待ちしております。
☆ 愚か者のいることに感謝しよう。彼らなしには他の人間の成功はないのだから。(マーク・トゥウェイン)
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★ 電車内で下半身を盗撮 警部補を逮捕(産経新聞・09/7/17)
★ 一泊二日「痴漢旅行」 青森の中学教師、懲戒免(読売新聞・09/7/17)
★ わいせつ公務員の税金無駄遣い止まぬ(本ブログ・09/2/11)
タグ: 警察
昨年末に栃木県日光市内のホテルで、暴力団であることを隠して予約、忘年会を開いたとして、栃木県警組織犯罪対策課と日光署は、同市内の指定暴力団住吉会系組幹部ら2人を詐欺、偽計業務妨害、偽計信用毀損の疑いで逮捕した。県警によると、暴力団によるこうした行事などの摘発は全国初であるという。
昨年12月、日光市内のホテルに暴力団と名乗っては利用できないことを知った上で「重機関係会社の忘年会です」と嘘を言って予約(詐欺)、暴力団員約55人で忘年会を開いた。同ホテルの従業員は深夜の警戒を強いられ、一般客の浴場利用を制限させることによりホテルの業務を妨害(偽計業務妨害)され、信用を傷つけられた(偽計信用毀損)。
ホテル側は一行が到着したときに初めて暴力団関係者と気付き、一般客からは「こんなホテルだったのか」と苦情が寄せられた。当時、一般客は約60人が宿泊していた。
ホテルなどの業界団体は任意組織を結成、暴力団の利用を自主的に断る取り組みを広げている。しかし暴力団員が他人名義で予約するケースも増え、一般客との見分けがつかずに断れないケースもあるという。
今回のようなケースでは、例えば暴力団員が4人程度の個人的な規模なら事件にはならなかった可能性がある。しかしながら50人以上も大挙して押し寄せれば、一般客に対して威圧し、暴力団の威力を誇示することになる。民事不介入の原則もあり、ホテル等に宿泊する行為自体は暴力団とて違法ではない。これは旅館業法第5条にて、特定の場合を除いて宿泊を拒んではならないとあるためだ。ただしホテル等業界側が「暴力団の宿泊お断り」と予め示していたことで今回は詐欺罪が適用された。
過去には過激派のメンバーが氏名や住所を偽って予約、有印私文書偽造・同行使、そして旅館業法(第12条)違反で警察当局に摘発された例がある。今回の日光の事件では宿泊時点で予約者が偽名等を用いなかったため、県警は今回の容疑にて逮捕につなげたのだろう。
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★ 偽計業務妨害:暴力団隠し忘年会 2容疑者を逮捕 栃木(毎日新聞・09/6/30)
★ 旅館業法 (法令データ提供システム/電子政府の総合窓口)
愚行は繰り返される 貧困な想像力の欠落
京都教育大学の学生6人が集団で女子学生に乱暴した事件に関連し、この被害者をネット上で中傷したとして訓告処分を受けた男子学生が再度中傷を繰り返した。大学側はさらに厳しい処分を科すことを決めた。大学は24日までに男子学生に対して訓告処分をしたが、中傷の書き込みが続いていることを外部からの指摘で分かった。本人は認めているという。
この女子学生に対する集団暴行事件に関しては、大学側が当初公表せずにいたために非難の声が上がった。守るべき対象は加害者でもなく、大学でもなく、被害者だったはずだ。しかし、ネットに中傷の書き込みをした男子学生に対する訓告処分は妥当であり、それにも関わらずこの学生は中傷を続けた。大学という高等教育の場において処分を受けるということに対する認識の甘さ。大学側の指導よりも、中傷を続けた学生の稚拙さが垣間見える。大学にこれ以上指導する責務などあるだろうか。
話を警察の不祥事に移す。福岡県警小倉北署の警部補(56)が、酒を飲んで追突事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されたが、県警は29日付けで懲戒免職処分にした。容疑者呼称となった警部補は「(こんなに高い値の)アルコール検出量は認められない」といった供述をしている。
福岡での酒の事故というと、福岡市職員が酒を飲んで運転してRV車に追突したために、RV車に乗っていた幼い子供3人が死亡する事件が記憶に新しい。この事件を機に全国で飲酒運転追放運動が始まったと言っても過言ではない。それにもかかわらず全国では、警察官だけではなく飲酒運転による事故がなくならない。
これまで「歴史は繰り返される」という文言は、無知や無関心のために続くものだと思っていたが違うようである。それは無責任のために繰り返される愚行なのだ。人の痛みを分かろうとしない無責任、善悪を追求しようとしない無責任、責任を取ろうとしない無責任。一部の無責任者が、人間の歴史に恥の上塗りをしている。
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★ 訓告学生、また被害者を中傷 京教大集団暴行、より重く再処分へ(京都新聞・09/6/29)
★ 酒気帯び運転容疑で逮捕 小倉北警部補を懲戒免(西日本新聞・09/6/29)
★ ミクシィが2ちゃんねる化!無責任に”言いたい放題”(ZAKZAK・09/6/19)
★ 京教大性、準強姦被害者を非難するネット書き込み(朝日新聞・09/6/18)
★ 京都教育大暴行事件の被害女子学生をネットで中傷 立命館大が学生2人に人権指導(産経新聞・09/6/10)
★ 京都教育大学 ホームページ
最近はニュースの見出しをちゃんと読まないと、誰が加害者なのだか分からなくなる。4日、岡山県警岡山中央署は、岡山市内で女性から財布をひったくったとして、愛媛県警松山南署刑事一課の巡査部長の男(29)を窃盗の現行犯で逮捕した。捕まえたのは男子高校生2人であった。
岡山県警によると、4日午後7時50分ごろ、岡山市中区森下町の路上で、歩いていた同市内の女性(75)の背後から近づき、女性が持っていた財布をひったくった。被害にあった女性は「どろぼう」と叫ぶと、近くを通りかかった私立高校の男子生徒2人が自転車で250メートルほど追跡、2人が男の前後を自転車で挟み込むと、男は「もう逃げん、逃げん」と言って奪った財布を差し出した。生徒の1人が110番通報。岡山中央署員が駆けつけるまでの間、男は観念した様子でおとなしかった。
愛媛県警によると、男は数日前から無断欠勤していたと言う。同県警の大塚泰博警務部長は「本県の警察官が窃盗事件を起こしたことは極めて遺憾で、被害者や関係者に深くお詫びする。岡山県警の捜査状況をふまえ厳正に対処する」とコメントした。
最近はこの不景気で警察官志望者が増えているという。東京・警視庁は年3回に警察官の採用試験を実施している。今年度の第1回試験では、昨年度同期比で2000人多い約13,000人が応募した。志願者が多ければそれだけ優秀な人材も集まりやすい。
しかし、警視庁の幹部はこう言っているという。「本当にいいんですか?と若者に問いたいですね。刑事は月に1、2日の休みで犯人を追い、交番勤務では一睡もせずにパトロールします。警察官は時に、自分の命を犠牲にしてでも国民の生命を守らなければなりません。公務員としての安定を求めるのではなく、一生の仕事として警察官という職種を希望して欲しいのです」。
警察法第1章第2条(警察の責務)にはこうある。「警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当たることをもってその責務とする」。
捕まった男もこの文言は警察官である限り知っているはずだ。なぜ、その志が消えてしまったのか。警察官が不祥事を起こすたびに、同僚や一線で働く全国警察官がどれだけ迷惑することかを考えられないのが残念だ。同時に、不況だから警察官を選ぶ、そんな軽い気持ちで採用試験に臨むような若者がいないことに期待したい。
警察官を”逮捕”した私立関西(かんぜい)高校3年生の伊井飛鳥さん(17)と1年生の宝来隆太郎さん(15)が報道陣の質問に答えた。捕まえた容疑者が警察官だと知ったときに、伊井さんは「世も末だな」、宝来さんは「本当は悪い人を捕まえるはずなのに」と呆れていたという。そして逮捕された男は盗犯係主任、つまり、ひったくりや空き巣などの窃盗犯を捜査する刑事であった。
伊井さんと宝来さん、あなたがたのような若者がいる限り「世も末」ということにはならないですよ。
☆ 崇高な精神の持ち主は目的を持ち、そうでないものは願望を持つ(Washington Irving)
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★ ひったくり警察官、高校生が追いかけ捕まえる 岡山(読売新聞・09/6/5)
★ 【Re:社会部】本当にいいんですか?(産経新聞・09/6/3)
★ 「世も末だ」と捕まえた高校生、容疑者は窃盗捜査の主任(読売新聞・09/6/5)
★ 関西高等学校ホームページ
★ 「容疑」で「現逮」!?(本ブログ・06/9/16)
★ 高校生、火事から夫婦救出 消防総監感謝状(本ブログ・08/12/25)
横須賀海保基地に「たからのちず」漂着
神奈川県の横須賀海上保安部に、「たからのちず」がペットボトルに入れられているのが見つかり、同保安部が差出人を捜している。地図には「こたつ」「テレビ」「なつベッド」「ゆうたへや」など、部屋の間取りが描かれており、同本部では「3人兄弟」ではないかと見ている。部屋に散らばった3つのドクロマークは「たからのしるし」という。
同保安部は「職員がほのぼのと和むことができた」として「差出人が見つかったら、ささやかなお礼をしたい」としている。(問い合わせ先:横須賀海上保安部・046-861-8366)
かつてこのブログでも似たような事案を取り上げた。1つは福井県内の小学生が「この手紙を見た人はお友達になって!」とワインボトルに入れた手紙が700キロ以上離れた秋田県の海岸に漂着した話。もう1つは、下関から海流調査用として流されたビンが青森県で発見されたというもので、漂着するまで実に29年の歳月が経っていたというもの。
メールが普及して、あまりに早く伝達できるようになった便利な時代である。しかしそのメールも送信先を間違えたりすると、情報の漏洩などの問題がはらんでおり、「送信ボタン」をクリックするには要注意である。手紙というのは、出す相手のことを思って時間をかけているものであり、それが分かるから受け取る方も嬉しいものである。そして、簡単に捨てようと思わないのも紙の手紙である。
宝の地図とは存在しないようなものかもしれないが、かくれんぼが楽しかったように、「あるかもしれない」という期待と冒険心に満ちた時間というのは楽しいものだ。危険な任務も多い海上保安部。海上での行方不明者の捜索は宝探しよりも緊張を強いられることだろう。ゆえに、今回のボトルレターは海保の職員を和ませたに違いない。それにしても「たからのしるし」には何が隠されているのだろう。
☆ 港に停泊している船は安全である。しかし、船は港に停泊するために造られたわけではない(グレース・ホッパー)
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★ ペットボトルに「たからにちず」 横須賀海保基地に漂着(朝日新聞・09/5/8)
★ ボトルレター、700キロの旅(本ブログ・06/12/15)
★ 29年前のビンが漂着 青森(本ブログ・08/1/30)
逆転する一方通行道路の思い出 東京・阿佐ヶ谷
東京・杉並区阿佐谷北には松山通り商店街というところがある。ここは旧中杉通りとも呼ばれ、以前は練馬区・西武池袋線中村橋駅周辺、中野区上鷺宮、鷺宮、白鷺、そして杉並区阿佐谷北を結ぶ主要道路であった。道幅の狭い商店街なのだが、かつては路線バスのルートでもあり、JR中央・総武線阿佐ヶ谷駅に行くための要の道路であった。この商店街は午前0時になると阿佐ヶ谷駅・上り方面への一方通行、午後0時になるとそれが逆転する。
この商店街の人の目は厳しく、うっかり逆走している車があると、運転手をにらみつけて逆走していることを暗に非難していることもよくあった。そんなある日にパトカーが緊急走行でもないのに逆走していた。にらみつける通行人。しかし当の警察官はそんな”異変”に気付きながらも状況が飲み込めていない感じでオロオロしていた。標識を見れば一方通行が逆転することが分かるものを、本職である所轄の警察官が間違えるとは何とも情けない。
新潟県警新潟東署は、一方通行を逆走したとして、同署の男性警察官を道路交通法違反(通行禁止)の疑いで反則切符を切った。新潟市東区の一方通行を約100メートル逆走、通行人が目撃して110番した。切符を切られた同署員は「うっかりしていて、全く標識に気付かなかった」と話している。
先日、冒頭の松山通り商店街に行く機会があった。長く住んでいた街なので懐かしい。しかし少しばかり寂しい光景を目にした。かつては商店ばかりで栄えていたここも、一部がマンションやアパートになってしまった。更地も目にする。商店街が商店街でなくなっているのだ。昭和57年頃に並行して位置する中杉通りが完成したこともあって、主要道路ではなく生活道路となった松山通り商店街。そして、時間になると逆転する一方通行は、終日下り方面への一方通行となっていた。
JR阿佐ヶ谷駅を中心に南北に延びる中杉通り。ここは大好きである。けやき並木が美しいから歩きたくなるし、小さなお店ができて道に花を添える。そして道が一番活気づくのは、そこに人が通るときである。松山通り商店街が中杉通りに負けそうな感じがして少々寂しく感じた。
☆ 隣人よりもよい書物を著したり、よりよい説教をしたり、より上手にねずみ取りを作ったりすることができれば、森の中に家を建てようとも世間がその戸口まで人の通う道を作るだろう(Ralph waldo Emerson)
※ JRの駅表記は「阿佐ヶ谷」であるが、住所表記は「阿佐谷北」「阿佐谷南」です。
★ うっかり?パトカーが逆走で反則切符 新潟県警(産経新聞・09/5/2)
茨城県警水戸署で取調中に窃盗未遂容疑の男が逃走した事件で、県警は逃走した男の容疑者(24)を水戸市内で逮捕した。調べに対して「薬を使って取調官を眠らせ、窓から外に逃げた」と供述しており、留置場で睡眠薬を処方されている別の容疑者から手に入れた可能性が高いとして調べている。
16日に逮捕された同容疑者は、24日の取調中にお茶を持ってきた巡査長(30)に「コップを交換しよう」と持ちかけた。巡査長は飲んだ後に意識がもうろうとなり寝てしまい、起きた時には窓の鉄格子が外されて容疑者の姿はなかった。
取調中に警察官を眠らせるという前代未聞の事件だが、悪い人間というのはとことん悪い人間でしかないようだ。窃盗未遂で捕まって警察署に留置される、そして恐らく留置場同室の別の容疑者から睡眠薬を手に入れて警官を眠らせ逃走。この一連の流れを完全に実行しようとし、途中で躊躇がないところが一般の感覚からすると不可解だ。逃走後に出頭もしなかった。
自分の中で1度でも良い行いをすれば、人から認められるであろう。しかし悪いことでも認められてしまうとそこから抜け出せなくなるのが弱い人間の愚かさだ。邪悪な心と戦うのは他ならぬ自分自身以外にないということ、それをこの容疑者が考える機会があるように祈る。
☆ 自分を低く評価している人を高く評価する人はいない。(Anthony Trollope)
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★ 茨城逃走:容疑者を発見、逮捕「薬使い取調官眠らせた」(毎日新聞・09/4/30)
★ 「確保!確保!」 早朝の住宅街に怒号 水戸署逃走事件の逮捕現場(産経新聞・09/4/30)
★ 交番とパトカーの窓ガラス割られる 群馬・桐生(本ブログ・09/1/24)
★ 悪に便宜図る公務員たち(本ブログ・08/12/13)
かつて都内には、鳥居坂、日本堤、早稲田、三鷹の4カ所に”泥酔者保護所”という所があった。酔ってしまいどうにもならない”大トラ”を収容する警視庁の施設で、そこで勤務するのは警視庁の警察官であった。唯一、”白衣を着た警察官”のいる場所だ。大トラはそこで一泊し、翌朝には「ご迷惑おかけしました」とケロッとして帰って行くのであった。70年代には都内で3万人以上保護した泥酔者も近年は1万人を割った。そのためこの施設も近年廃止され、泥酔者は最寄りの警察署で保護されることとなったのである。
知人は以前、酔って大暴れをした挙げ句、駆けつけた警察官に激しく抵抗したために手錠をかけられて拘束された。警察署で一泊である。公務執行妨害で逮捕されなかったのは、そのときの状況に依ることになるであろう。
警察で泥酔者を保護するのは、彼らの身を危険から遠ざけるとともに、周囲に迷惑にならないようにするためである。スマップの草なぎ君が保護シートに巻かれたというのも、警察官に対して相当の抵抗があったことが推測できる。
そういう状態であるので、公の場所で全裸でいた彼が公然わいせつ罪で捕まるのは当然であり、警察官との意思疎通が困難な状況であれば、酒気帯び検査に薬物検査が行われて家宅捜索を受けるのも不思議なことではない。
草なぎ君を逮捕した赤坂署や、留置した原宿署には抗議の電話が多数寄せられているという。しかしそれはお門違いであり、全裸で多量のアルコール摂取していた彼の身を案じる方が重要である。警察によって拘束されなければ、酔って自身の身体を傷つけていた可能性もあり、さらには他人にも迷惑をかけていた可能性もある。もっとも「酔っぱらいがうるさい」と通報されており、迷惑はかけてしまったのである。
そんな中で、赤坂署を”襲撃”する書き込みがネット上「ウィキピディア」で見つかった。「赤坂警察署に警告だ」と題され、
「不適切な捜索を行ったことを記者会見開いた上認めなければ、赤坂署に手榴弾を投げつける。『YAHOOのJAPAN本社に放火しに行く』と同時に同署の警察官をダガーナイフで殉職させるのもありだ。もちろん、警官が駆けつけて来なければYAHOOは犠牲になる。それらを犠牲にしたくなければ、殉職覚悟でかかってこい!!記者会見開催の期限は今日の21時までだ。それまでなら待つ。この時間までに開かなければ、明日15時にゲーム開始だ」
などと、支離滅裂な内容となっている。警視庁は脅迫・威力業務妨害などの容疑で捜査を始めた。ファンの逆恨みか、騒ぎに便乗した者の犯行であろう。
成熟したファンであれば「何故逮捕するのか」ではなく、草なぎ君に対して「もう二度とこんなことしないで」と思うべきであろう。脅迫罪は「2年以下の懲役または30万円以下の罰金」、威力業務妨害罪は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」である。公然わいせつ罪の「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金または拘留もしくは科料」よりも刑罰は重く悪質な犯罪である。
☆ 復讐で得られる満足は一時しか続かないが、寛大さで得られる満足は永遠に続く。 (アンリ4世)
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★ ネットに「赤坂署に手りゅう弾」 草なぎさん宅捜索で(朝日新聞・09/4/27)
★ 業務妨害罪とは(威力業務妨害・偽計業務妨害) 法律用語-法、納得 どっとこむ
★ 脅迫(第三十二章 脅迫の罪) 電子政府の総合窓口
★ 公然わいせつ(第二十二章 わいせつ、姦淫及び重婚の罪) 電子政府の総合窓口