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わいせつ公務員の税金無駄遣い止まぬ

 毎年毎月毎週毎日に報じられるわいせつ事件。
 
 福島県教育委員会は6日、県立高校に勤務する30代の男性教諭が男子生徒2人にわいせつ行為をしていたと発表した。同日よりこの教諭を自宅待機とし、処分する方針。この教諭は受け持ちの男子生徒2人に対して、車内で自らのわいせつ行為を見せた。教諭は「精神的ダメージを与え、申し訳ない」。
  
 8日夜、福岡発宮崎行きの高速バス車内で、隣で寝ていた女性(19)の下腹部を触ったとして、福岡高裁宮崎支部判事の男(52)が、宮崎県警都城署に準強制わいせつの現行犯で逮捕された。寝ていた女性は触られたことに気付いたが、怖くて声を上げられなかったという。女性は都城市内のバス停で降りる際に「今から警察に言うので降りてください」と告げたが、男は車内にとどまった。女性は運転手に被害を届け出た上で110番通報。駆けつけた都城署員が男を取り押さえた。男は「触っていない」。
 
 栃木県内で16歳の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、栃木県警監察課は10日、県警生活安全部企画課の男性巡査部長(54)を停職1ヶ月の懲戒処分に。県警は巡査部長が「少女が18歳未満とは知らなかった」と話していることなどから、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑での立件はしなかったとしている。巡査部長は辞職願を出しており、退職する。
 
 最初の福島県の事件だが、この教諭が懲戒免職ともなれば、公務員の方へこれまで託してきた税金の一部が水泡と化す。例えば新任教諭の研修費というのは、全国で200億円以上かかるが、これは先生という職業倫理を持った人を育てるからこそ、費やすことのできる金だ。しかし不祥事を起こす先生たちにその意識はない。
 
 福岡高裁判事の事件。容疑者自身もそれまでに、わいせつ事案を多く担当してきたはずで、どれだけ程度の低い破廉恥な事件で身を滅ぼすかということ、多くの情けない被告に断罪してきたはずだ。この判事に裁かれたことのある人たちは、どう思っているのだろう。ストーカー規制法違反で摘発された判事もいた。魔が差したとでもいうのかもしれないが、悪魔が心に入り込む隙を作るほうが悪い。忙しいはずの現代は、隙を作ってしまう奇妙な時間の余裕を持ち合わせている人間が多いのに驚く。
 
 栃木県内では「18歳未満とは知らなかった」といえば、児童買春として立件されないようである。偉い県警本部のお巡りさんが言うのだから間違いない。しかし54歳の巡査部長である。コンビニの店員やファミレス従業員でもタバコや酒を提供できる客かどうかは判断できる。警察官という本職をもってして、16歳の少女が分からないという言い訳なんぞ、素人作家でも書かない。そのうえ懲戒免職(クビ)ではなく、自ら退職するので退職金ももらえる。
 
 先生ごっこ、裁判ごっこ、警官ごっこ。こういう人たちのために、我々は多額の税金をどぶに捨ててきた。きっとこれからも捨て続けるに違いない。これからは事件の詳細は公表しなくていい代わりに、こういった人たちにどれくらいの給料を支払ってきたのか、その全額を公表してもらいたい。
 
 
☆ 日本の損失、そして我が社の損失、非常に残念です。(出典不明・仕事を辞める時、職場の上司からのこのひとこと) 
 
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★ 男性教諭が男子生徒2人にわいせつ行為 福島の高校(産経新聞・09/2/6)
★ 福岡高裁支部の裁判官逮捕、高速バス内で短大生触った疑い(読売新聞・09/2/9)
★ 54歳の巡査部長、16歳少女にみだらな行為・・栃木県警(読売新聞・09/2/9)
 
 
 

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