カテゴリー
ニュース

東京は世界一グルメな都市 ”ミシュラン”や米紙報道

 
 「ミシュランガイド東京2010」では、東京は世界最多の11の飲食店に星が3つついた。一つ星、二つ星を合わせた星の総数も一番多いという。ミシュランのみならず、米紙「フード・アンド・ワイン・マガジン」も2年連続で東京を「世界一グルメな都市」とした。
 
 同誌の旅行部門編集者ジェン・マーフィー氏は「東京は確固たる『食の都市』だ」とし、「東京はシェフたちが革新を求めに行く場所であるとともに、伝統的な食の歴史を持ち合わせている」と語った。
 
 東京に住んでいてそれは思う。和洋折衷の料理がうまく混在し、「日本は寿司に天ぷら」というイメージは時代遅れである。何か食べたいと思えば、どこの国の料理でもそれを味わうことができ、食知識の地産地消がなされている場所である。敷居の高い店もあれば、中くらいの店もあり、もっと気軽な小料理店もある。
 
 ドレスコードの必要な店も節目の時には必要であるし、普段着で行けるお店も経済的で、かつ、客の舌に溶け込みやすい。あるフランス料理店に行ったとき、デザートが「ショートケーキ風」というので楽しみにしていたら、試験管に入った層のある液体がやってきた。これを少しずつ飲むのには驚いた。父は「なんだよこりゃ」とけげんな顔をしていたが、初めての「飲むショートケーキ」は文字通り口の中で溶けてゆき面白かった。
 
 ここぞという時のお店は内装も気になるところだ。これからはクリスマスシーズンでもあり、きらびやかなネオンが食にいっそうの期待感を盛りつけることになるだろう。その席では食について語るのか、食している人について語るのか。
 
 本当のグルメな人というのは、相手の食の好みを考えられる人に違いない。なぜなら、食事が美味しいと思うのは、一緒にいる相手が「おいしい」と笑顔で語っている瞬間だから。
 
☆ もっとも危険な食べ物はウェディングケーキである(アメリカの諺)
 
 
★ ミシュラン東京版発売(本ブログ・07/11/22)
 
★ 「世界一グルメな都市」は東京 米紙(ロイター・09/4/10)
 
 

カテゴリー
ニュース

腕時計をしない人が増えている「携帯があるから」変わる装飾品への意識

 
 社団法人日本時計協会によると、93年が2552万4千個、99年に1689万3千個、08年には731万6千個に激減しているという。これは腕時計の出荷数である。
 
 理由に挙がるダントツの1位は「携帯電話を持っているから不要」であるという。「ファッションとして持っていたが、今はしない人のほうが多いから」「海外に行くときだけ時差対策として腕時計をする」という声もある。
 
 前に「車に乗らない若者が増えた」という事について書いた。車は昔ステータスであったが、今はステータスのためにローンを組んでまで買う必要がないという意見や、電車のほうが時間が読めるという理由が多かった。その時間を読むのに、腕時計ではなく携帯電話で済ませている人が多いのだ。
 
 考えてみると、装飾品の類はあまり多くても困る。90年代にはあまりなかった携帯が今は必需品である。それを持ち歩くとなると、何かそれまであったものを排除しないと重たい。
 
 あまり高い時計を持っていないので、ステータスだと思ったことはないが、ファッションの一部であると思っている。20個ほどある時計の全てが動いてはいない。だが、出かけるときに数個のうちのどれをはめていこうかということを考える。
 
 服装や装飾品というのは、その人のセンスが出るものである。腕時計でもバッグでも珍しいデザインや色使いに目を奪われる。そしてなぜこの人はそれを選んだのかを考えるのが楽しい。
 
 時間を見るのにガサゴソカバンの中にある携帯を探すよりも、腕時計をすぐに見たほうがスマートだと思うのだが、こういう考えも古いのだろうか。ただ、財布のヒモも固い昨今、不必要なものが排除されるのは仕方ない。
 
 しかしこれでますます腕時計を持っていようという気になった。理由は他の人が持っていないからだ。以前、腕時計を外してモニタの前に置いておいた。すると女性がそれを見て「かわいい時計ですね」と言った。「これは『ソラ』という名前の時計なんです。色が空みたいで、シンプルで気に入っているんです」と答えた。腕時計は、小さな会話のきっかけを作る可能性のある小道具だ。
  
 
☆ 決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ(エジソン)
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 
★ 私の腕時計(本ブログ・09/1/1)
★ 車に乗らない若者(本ブログ・09/7/22)
★ 「腕時計をしない人」は増えている?(エキサイトニュース・09/10/9)
 
 

カテゴリー
ニュース

東京・表参道のイルミネーションが今年復活へ 金色LED使用でエコに配慮(2009.10.9)

 
 98年を最後に行われていなかった、原宿・表参道の「年末イルミネーション」が11年ぶりに復活することとなった。中止となった原因の1つにイルミネーションの電球がケヤキを傷めるということがあり、これを金色のLEDにすることで「エコ」のアピールにも一役買うこととなった。
 
 もう一つの中止の理由が「見物客によるゴミ捨て・騒音」による近隣住民の反対があったが、商店会から再開の要望の声が上がり、国からの補助金も取り付けたという。主催の地元商店会「原宿表参道欅(けやき)会」の松井誠一理事長は「住民からの理解が得られた。今後は毎年続けたい」と話す。
 
 開催場所は従来通り、明治神宮入り口から青山通りまでの表参道。道を覆うようになっているケヤキに取り付けられるLED。その光のトンネルは幻想的で今も忘れられない。復活したらいいなと思っていただけに、本当に嬉しい復活だ。近隣の方のために、ゴミや騒音などのマナー違反だけは注意したい。
 
 12月1日から年始の1月10日まで。17時〜22時の予定で点灯される。11月ともなれば、暖かい服装、そして心に暖を取ることができるのがイルミネーションだ。日が落ちるのが早くなるのもイルミネーションの演出を助けることになるのだろう。
 
  
☆ 私はサンタクロースを信じるのをやめた。それは母に連れられてサンタクロースに会いに行ったデパートで、サインを求められた時の事だった。(米国女優、Shirley Temple)
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 
★ 神様の力、身近なところで(本ブログ・08/9/3)
★ 防犯文化ストリート(本ブログ・06/7/31)
 
 

カテゴリー
ニュース

2016年夏季五輪 東京は第2回投票で落選 開催地はリオデジャネイロに決定

 
 国際オリンピック委員会は2日、デンマークのコペンハーゲンで開いた総会で、2016年夏季五輪開催地の選考投票を行い、リオデジャネイロ(ブラジル)での開催が決定した。南米大陸での開催は初となる。東京は第1回目の投票で残ったが、2回目の投票では最下位となり落選した。日本の夏季五輪は88年の名古屋がソウルに、08年では大阪が北京に敗れており3連敗となった。落選が伝えられると、東京都庁に集まったアスリートたちなど関係者の落胆する姿が見られた。
 
 第1回目の投票ではシカゴが落選、残った3都市のうち過半数を得るまで、最小得票の都市を除外しながら投票が繰り返された。これにより、決勝投票はマドリードとリオデジャネイロの一騎打ちとなっていた。
  
 東京は「環境に優しいコンパクトな五輪」を強調、既存の施設を可能な限り利用することで環境への配慮をアピール。交通網や治安の良さなどを強調した。サプライズとして15歳の三科怜咲(みしなれさ)さんが登場。英語でスピーチし次世代のメッセージであることを強調し、IOCのロゲ会長と握手をするなど好印象が見られた。
 
 日本のプレゼンテーションでは、石原慎太郎・東京都知事や小谷実可子さんなどの歴代のメダリストが登場しスピーチ。そして鳩山首相が英語で演説、「大会を開催することで、東京は大都市がいかにして環境を損なうことなく繁栄できるかを世界に示すことになる」などと主張。財政面での政府保証を明言した。
 
 応援選手団や石原都知事も好感触だったことを述べていたが、08年にアジアの北京ですでに行われたこと、選手村などの敷地が不足している、国内の支持率が低いなどがマイナス要因として指摘されていた。リオデジャネイロ(ブラジル)は、14年にサッカーのワールドカップの開催が決定しており、続けての国際大会をする”体力があるか”が懸念材料となっている。治安改善やインフラの整備などの課題を克服していく必要がある。
 
 東京での五輪開催をいうものを体験してみたかったが叶わなかった。非常に残念。
 
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 東京、2回目の投票で落選 シカゴも敗退 16年五輪(朝日新聞・09/10/3)
 
 

カテゴリー
その他

吉祥寺のエリアはどこからどこまで? 都市伝説にみる”吉祥寺”

 かつて東京都練馬・杉並区民で、現在は武蔵野市民であるので気になる。毎年「東京で住みたいまち第1位」になっている吉祥寺。都市伝説に「吉祥寺は日本一美容院が多い」というのがある。美容院の情報を紹介するサイト「ホットペッパー ビューティー」(リクルート)によると、8月末現在で、原宿54軒、銀座61軒、そして69軒が吉祥寺であるという。原宿は多いとは思っていたが、それを上回るとは知らなかった。しかし、吉祥寺のエリアがどこからどこまでなのかという線引きが難しい。
 
 「吉祥寺」という地名の付く町名は「吉祥寺本町」「吉祥寺東町」「吉祥寺南町」「吉祥寺北町」だ。しかしそれら町名と隣接している武蔵野市御殿山、練馬区立野町、杉並区善福寺2丁目、同西荻北4丁目、同松庵、三鷹市井の頭3、4、5丁目、同下連雀1丁目あたりも「吉祥寺エリア」として店舗などが紹介されることがある。都立井の頭公園はそのほとんどが三鷹市井の頭だが「吉祥寺エリア」と認識されているといって間違いない。
 
◆「吉祥寺北町5丁目」の住民
 
 該当する住民のかたには悪いが、吉祥寺北町5丁目ともなると最北部でJR吉祥寺駅と西隣の三鷹駅から地図上を物さしで測って約30センチである。ITの時代に紙の地図を物さしで測る私もどうかしているが、時代にふさわしくグーグルマップでルート検索すると吉祥寺駅まで道のり3.3キロ、三鷹駅で同2.6キロだ。はっきり言って北町5丁目のかたは北部にある練馬区内・西武新宿線武蔵関・東伏見の両駅のほうが近い。何故かまたまた物さしで測るとどっちも約7センチだ。道のりにするとどちらの駅までも約1.6キロ。意味はないがマイル換算すると1マイルだ。
●目視で分かる、吉祥寺北町5丁目最北部(中央部B地点)からJR線、西武線への位置関係(Googleマップより)● 
kitamachi5
 
◆「練馬区立野町」の立場
 

 
 悩ましいのが練馬区立野町の立場だ。上記地図を見ていただくと分かるが、地図としては夏休みの宿題的に最悪の出来だ。いや、そうじゃなくて、南西部が武蔵野市(む)、東部が杉並区(す)に接しており、逆二等辺三角形の立野町が両市区に食い込む形で存在する。練馬区は東京23区内でも広い方だが、立野町と大泉学園町、光が丘、東武練馬駅周辺、中村などでは町の雰囲気がまるで違う。イタリアとノルウェーほど違う。行ったことないけど。
 
 立野町の中心部には吉祥寺通りが縦貫しており、吉祥寺駅に行くのは極めて容易である。不動産屋チックに「吉祥寺」と名の付く建物を探してみるとあった。それだけみても、立野町は武蔵野市に編入してもいいんじゃないかと思うほど吉祥寺エリアと言っていいかもしれない。吉祥寺北町5丁目のかたよりも吉祥寺駅には近いのは目視で分かる。北町5丁目のかたに恨みはありません。
 
 ところで大きなお世話だが、立野町の住民のかたは「練馬区民」という認識があるのかどうか聞いてみたい。ちなみに下の地図は練馬区全域。雑だけど許して。途中でマウスを持つ手がけいれんして、右側に変な線が出来た。突っ込んでしまった中野区に申し訳ない。左下、つまり南西部に赤く記してあるのが立野町。
 

 
◆ 吉祥寺とは関係ないが「練馬区西大泉町」の貴重な存在
 
 ダイナミックに余談だが、練馬区には面白い地区がある。西大泉町がそれだ。何が面白いかというと、東京23区では珍しく「飛び地」になっている。西大泉町の周りは埼玉県新座市片山3丁目である。7世帯人口18人。74年まで新座市も練馬区も飛び地である同地区の存在を知らなかった。飛び地になった理由は不明で練馬区も新座市も知らない。
 
 新座市片山の町内会が不便だから新座市に編入して欲しいと要望。練馬区と新座市は同地区を新座市に編入することで合意したが、西大泉町の住民が反対。「我々は都民であり区民である」と主張しているかどうかは不明。全員の承諾がないと編入できないので、練馬区西大泉町1179番地という住所表記はまだこれからも続くようだ。番地表記で終わるのも23区内では恐らく唯一のこと。
 
 西大泉町の市外局番は東京23区なのに「048」、すなわち新座市の市外局番である。もしここの地区で事件・事故が起きたら出動するのは警視庁なのか埼玉県警なのかも悩ましい。全国、全世界にはこうした飛び地が多数存在するので、興味のあるかたは調べてみてください。
◆ 「武蔵野市御殿山」
 
 御殿山1丁目だと吉祥寺エリアと呼べるかも知れないが、その西にある2丁目となると難しい。特に御殿山2丁目20、21番地となると、目の鼻の先にJR三鷹駅がある。吉祥寺を名乗るなら御殿山1丁目限定か。御殿山地区は緑も多く静かであり、吉祥寺・三鷹に左右されずに住んでみたいと思うエリアだ。建物名に「吉祥寺」を施したものは見つけられなかった。それどころか「御殿山」のついた建物が多い。響きがいいですね、御殿山。
◆ 「杉並区善福寺、西荻北、松庵、久我山」
 
 上記町名の一部は武蔵野市と接しているが、このエリアに住んでいる人は吉祥寺というよりも、杉並区民という認識が高いと思われる。ただ、吉祥寺に行くことは容易で善福寺2丁目にある東京女子大学の学生さんはバスで西荻窪駅か吉祥寺駅を利用している。松庵に住んでいるかたは、五日市街道や井の頭通りを使って吉祥寺にアクセスするのは簡単だ。 
●武蔵野市に隣接する杉並区の町名(グーグルマップより)

 
◆ 「三鷹市井の頭」
 
 友人が井の頭3丁目に住んでおり、最寄り駅は京王井の頭線「井の頭公園駅」なのだが、吉祥寺に行くときは歩くという。確かに歩ける距離だし、何といっても井の頭公園があるので歩きたくなる。静かなエリアであるが、道幅が狭くて車での通行が困難なところが多い。こちらの建物は「吉祥寺」ではなく、「井の頭」を建物名に使っているところが多いようだ。
 
●三鷹市井の頭5、4,3丁目付近(グーグルマップより)

 ということで、吉祥寺に住んでいると、「吉祥寺に住みたいけど、家賃っていくらくらい?」と聞かれて困るのだ。予算を気にしなければいくらでもあるが、基本的に高めに設定してある。自転車やバスを使うことで吉祥寺を最寄り駅にするのであれば、物件探しに困ることはないだろう。その場合は前述の杉並区内、三鷹市内の町名を覚えておいてください。他にも三鷹市牟礼、武蔵野市中町2、3丁目も吉祥寺エリアになるだろう。
 
 ところで「吉祥寺に美容院が多い」かどうかという点だが、確かに多い。見上げれば美容院、振り向けば美容院、間違えて美容院っていうくらいに沢山ある。美容師さんに聞いたが、「確かに多いが出入りも激しい」とのことで、特にこの時期はどこの美容院も苦戦を強いられているのではないでしょうか。
 
 今日は近所で「ソイヤーソイヤー」の威勢のよい声が聞こえてきます。お祭りですね。暑い夏も一段落して、秋の風物詩が町を活気づけます。吉祥寺の魅力は「町」と「街」が混在しているところにあるのです。
 
 
☆ 旅する前の地図は、ただの紙きれである(戸井十月『旅人に訊け』)
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 
★ 首都圏で住んでみたい街は吉祥寺、子育ては新浦安(産経新聞・09/9/18)
★ 【都市伝説を追う】 吉祥寺は”日本一美容院が多い街”なのか?(イザ!・09/9/13)
★ 美容院・美容室・ヘアサロン検索サイト ホットペッパービューティー
★ 度量衡換算 長さ(マイル)
 
 

カテゴリー
ニュース

全焼のトトロの家、宮崎監督協力で再現へ 東京・阿佐ヶ谷

 今年の2月に不審火によって全焼した東京・杉並区阿佐谷北にある”トトロの家”が宮崎駿監督のデザインによってよみがえることとなった。杉並区ではスケッチを同監督から受け取っており、公園として整備する。
 
 昭和初期に建てられた洋風の木造住宅を、かつて宮崎監督は「トトロが住みそうな家」と紹介した。赤い屋根が特徴の家の周りには草木が生い茂り、周辺には一般的な住宅が密集している中で異彩を放っていた。
 
 焼けてしまった木々は伐採せずに焼け残った赤瓦や家の土台も残して”リサイクル”する方針。宮崎監督は「あの家の記憶をとどめるような公園になり、町に彩りが添えられれば」と話している。
 家主である元デザイン学校教員の近藤英(えい)さん(85)が住み、家屋や草木の世話を続けてきたが、2年前に高齢などを理由に隣にある両親の実家に転居すると、保存を求める地域住民やファンら6千人を超える署名が集まった。杉並区は昨年、土地と隣接する駐車場を地主から買い取り、計830平方メートルの公園にする計画を決めた。
 
 しかし今年の2月14日に不審火により全焼、草木も3分の1が消失した。白紙の状態から作り直すことも検討されたが「偽物を作っても仕方ない」と、既存のものを利用して公園に整備する。
 
 現場周辺は住宅密集地であるが静かな住宅街。今年の1月に阿佐ヶ谷に行ったが、商店なども減っており、新しいマンションやアパートが建ち並ぶようになった。その一方でJR阿佐ヶ谷駅を南北に縦貫する中杉通りはけやき並木が美しい。
 
 そんな道の少しはずれにトトロがいるかもしれない想いを馳せるのも楽しい。きっとトトロはいるのであろう。それを信じて足を運べば。トトロは緑あるところを飛び回っていることに違いない。そして阿佐ヶ谷にひょっこり顔を出すこともあるにちがいない。
 
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 
★ トトロの公園、再び 宮崎駿監督デザイン、東京・杉並に(朝日新聞・09/9/6)
★ 「トトロの家」全焼 東京・杉並(本ブログ・09/2/14)
 
 

カテゴリー
ニュース

セブンイレブン「ぽけかる倶楽部」の旅行イベントも販売 9月1日から

 セブン&アイ・ホールディング傘下のセブンカルチャーネットワークは、首都圏のセブンイレブンで、9月1日より旅行商品の販売を始める。販売をするのは、体験型日帰りイベントを展開する「ぽけかる倶楽部」(東京都中央区)の日帰りイベント。パンフレットを店頭に置き、利用者は多機能コピー機で申し込み手続きを行ってレジで料金を支払う。
 
 この「ぽけかる倶楽部」の扱うイベントというのは例えば「国会議事堂見学ツアー」や「大奥ミステリツアー」といったもので、1日2〜3時間の行程で5千円前後となっている。「ぽけかる」の扱う商品は、こうしたイベントで「旅行」ではないが、例えば国会議事堂を見学できるのは知っていても、どこに申し込めばいいか分からない、1人じゃ面倒だ、そんなちょっとした小イベントを開催している。
 
 こうした社会見学、工場見学、クルージングに歴史散策などのミニイベントをたくさん用意しているので、ちょっとした時間に興味のある分野を楽しむことができる。全てが日帰りのイベントであり、大がかりな用意は特に必要がない。ちょっとした時間を楽しむのに、幹事さんも必見のイベント会社だといえる。
 
 ふだん何気なく歩いている道も、歴史的に価値のある場所だったことが分かると新鮮である。お近くのセブンイレブンで申し込んでみてはいかがであろうか。ちなみに「ぽけかる」というのは「ポケットカルチャー」という意味らしい。
 
 
☆ 森の中で道が二つに分かれていた。私は人があまり通っていないほうをえらんだ。それが、すべてを変えたのだ。(R.フロスト)
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ ぽけかる倶楽部 ホームページ
★ セブンイレブンで「旅行」も販売 「ぽけかる」日帰りイベント(Business i ・09/8/27)
 
 

カテゴリー
ニュース

ひらがなID入力で安心決済 ビットキャッシュ 中国のケータイともメールでやりとり

 最近、個人情報の漏洩が続いている。芸能プロダクション「アミューズ」では、会員の個人情報14万8680人分が流出した。お詫びとして500円相当のクオカードを郵送するそうだ。アリコジャパンでは13万件が流出した可能性があり、うちクレジットカードの不正利用が4200件を超える事態となった。流出経路は現在も特定されていない。クレジットカード番号や銀行口座などが他人に知れるというのは、恐ろしく気持ち悪い。
 
 生活の利便性を助ける手段として、ネットがインフラとして確立しているが、どこでどう漏れてしまうか分からないのが怖いところであり、祈るしかない。そんな中、ネット上でのやりとりに、そうした個人情報を提供しなくても済むサービスが現れた。
 
 「ビットキャッシュ」というサービスがそれである。利用法は至って簡単で、近くのコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、サークルケーサンクスなど)で端末などを操作して現金でビットキャッシュを購入。すると、レジカウンタでひらがなIDの記載された「Bit Cash シート」を受け取る。この「ひらがなID」を使ってネット上でサービスや品物を購入するのだ。
 
 アメリカの似たような決済サービスに「PayPal」がある。こちらはメールアドレスだけで決済がやりとりできて便利である。「ビットキャッシュ」は「ひらがな」というところがミソである。ひらがなというのはアルファベットと違って「全角」で作られた文字記号である。ID、パスワード、クレジットカード番号などは半角で構成されている。この点だけ取ってもみても、日本人しか分かりにくい「全角ひらがな」の「ビットキャッシュ」は安全性が担保されていると言える。
 
 このビットキャッシュ決済を利用しているサイトの1つが「来々メール」だ。昔から携帯電話を使っている人ならご存じだろうが、かつては今のようなEメールが主流ではなく、ショートメールサービス(SMS)が主流であった。文字数などに制限があるが、それでも友達とコミュニケーションできるのは面白かった。
 
 このSMSが中国の携帯では主流なのだという。当然のことながら、EメールからSMSへメッセージを送ることはできないが、「来々メール」を利用すると日本から送ったEメールが、変換されて中国の携帯にSMSとして届くというのだ。中国に友人のいる方、会社の通信手段としても有効利用が期待できる。
 
 受信は無料だが、送信には一定の回数を除いて課金発生する。その料金の支払いにビットキャッシュが利用できる。ビットキャッシュはクレジットカードなどでも購入できるが、コンビニ払いのほうが楽そうである。
 
 クレジットカードがない人でも、これからはビットキャッシュを使ってネット決済できるようになるだろう。気軽な部分で敷居の低いサービスとして期待ができそうだ。
 
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 
★ BitCashについてはこちら
★ 日中間のショートメール「来々メール」
★ アリコのカード情報流出、不正利用は4200件超に(産経新聞・09/8/19)
 
 

モバイルバージョンを終了