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防犯文化ストリート

 東京・原宿の歩行者天国が無くなって久しい。かつてここはストリートミュージシャンやパフォーマーによって活気に満ちていた。「竹の子族」やミュージシャンを輩出した場所であった。
 しかし、ストリートパフォーマーや見物人による周辺への騒音やゴミ問題、周辺交通の渋滞などから、原宿のホコテンは消滅した。同様の理由で原宿・表参道のクリスマスイルミネーションもなくなってしまった。
 NHKで「ご近所の底力・落書き被害をなくせ」という番組が放送されていた。街に氾濫する落書きと戦っている商店街の方々が出演していた。「書かれたらすぐ消すこと」が「書く気を失わせる有効手段」なのだという。そして、東京・下北沢の商店街ではシャッターにボランティアで集まったイラストレーターなどがイラストを施した。その結果、落書きはゼロになった。
 話は戻って原宿。表参道ヒルズで賑わう表通りも、裏に回ると落書きが残っている。地域一帯となって取り組まなくてはならないのが難しいことだが、ホコテンが無くなったのも、イルミネーションがなくなったのも、地元の人が商売より守りたい環境があったことだとなのだろう。
 もし、ゴミや騒音問題が解決したら、ホコテンやイルミネーションが復活するのか。文化の発信はお金がかかる。シモキタの商店街はシャッターからそれを始めて、防犯にも寄与したのだ。若者が独自に防犯意識を持って、社会に貢献できると街は力強くなるのは間違えないだろう。そして地域が一体となったとき、街全体が防犯体制を敷いていた昭和の時代がよみがえるかもしれない。
 
 
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★ 環境を変えて防犯(本ブログ・06/1/16)
  
 
 

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