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発音するとかっこいい英単語・7

 では第七弾をお送りします。太字になっているところにアクセントを置きます。
 
1. authoritativeness (オーソリタティブネス)= 権威
 
 発音するとかっこいい英単語というよりは、発音できたらかっこいい英単語という感じです。まさに威厳を感じさせる単語ですが、スペルもしっかり憶えたいもの。
 
2. communique (コミュニイ)= 公式発表
 
 フランス語由来の言葉なのでしょうか。前にバイト先で「引き継ぎ、申し送り」の意味で「コミュニケ!」と使っていた店長がいましたが、違うよあんた。
 
3. juntaンタ、ジョンタ)= 軍事政権
 
 人の名前かキャラクタの名前のようなスペルですが、意味は恐ろしいものでした。力が掌握する国なんて「power」とは呼びたくないですね。
 
4. affidavit(アフィイビット)= 宣誓供述書
 
  特にかっこいい発音とは思いませんが、この単語はスペルに魅せられてしまったのでつい・・。
 
5. antagonism(アンゴニズム)= 敵対、対立
 
 私はこれを「あんたのエゴイズム=敵対」と憶えました。憶え方なんてどうだっていいんです。憶えた者がちですよ、奥さん!
 
6. extraterritorial(エクストラテリリアル)= 治外法権の
 
 日本でこの単語が当てはまるような状況が来ないことを祈ります。なんだかんだ言っても、日本は世界的に見れば平和な国です。辞書によると、”exterritorial”とも言うそうです。
 
7. diplomatic immunitiy(ディプロマティック・イミュニティ)= 外交特権
 
 「リーサル・ウエポン2」の最後のほうで、悪いやつがこの単語を叫びます。興味のあるかたはご覧ください。
 
8. turbulence タービャランス)= 動乱、争乱、乱気流
 
 これが起因の飛行機トラブルのニュースが多いですね。天気も街もこんな状態になるのは嫌ですね。
 
9. conclave (コンクイヴ)= ローマ教皇選挙会議
 
 前にこの単語が出てきたニュースとしては、イタリア発のものがありました。イタリア語では「こんくらーべ」というので、思わず日本語の「根比べ」を連想したかたも多いはず。英語では少し発音が異なります。
 
10. oblivious (オブヴィアス)= 忘れている、気がつかない
  
 obvious(明らかな)との混同注意。何かとても英語の発音っぽくて好きです。
 
11. secretariat (セクレリアット)=事務局、秘書室
 
 これも英語的な発音です。映画によく出てくるような気がするのはきのせいでしょうか。
 
12. signatoryグナトリ)= 署名国、調印国
 
 日本語の意味が堅ければ堅いほど英単語の発音が素敵な気がします。しません?(^_^;)
 
 そんなわけですから、次の第八弾まで、bye for now 
 
 
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格安・月5000円で毎日25分の英会話レッスン「レアジョブ」の無料レッスンを体験

 
 マイミクさんに教わった「レアジョブ」という英会話サイトをのぞいてみた。料金が安い。月額5,000円で毎日25分間の英会話レッスンをすることができる。通信手段はSkype(スカイプ)なので、スカイプのソフトを無料でダウンロードし、IDを取得したあとにこのレアジョブに参加することになる。スカイプはネットを介して会話、スカイプ同士の通話なので無料である。スカイプを利用するには、量販店やネットショップなどでヘッドセットなどを予め用意しておく必要がある。
 
 講師は全員フィリピン人。フィリピン大学在学中の学生か卒業生となっている。日本で言うところの東大に相当する難関校だ。無料体験レッスンでは特に何も考えずに講師を選んで会話を始めた。臨む前に何を話そうか考えていたが、結局何も決めることはできずにそのまま突入した。
 
 本日の講師は20代前半の女性。この女性は英語に若干のなまりはあるが、会話する機会がない者としては満足である。25分という時間もちょうどいい。仕事や趣味の話をして25分が過ぎた。相手がどこの国の人であれ、英語を操れる人と話すことは英会話の勉強になる。さすがフィリピン大学卒業だけあって、経済の話をしたときに「経済は回復すると思う?」なんていう質問もされた。フィリピンでは小学校から英語を習うので、話すことのできる人が多いのだという。彼女は言わなかったが、フィリピンも貧富の差の存在する国であり、誰でも英語を話せるわけではない。
 
 それにしても自分の英語力のつたなさには毎度のことながらがっかりする。がしかし、すぐに次の無料体験予約を入れた。無料体験は2回まででき、講師も毎回選ぶことができる。5000円という破格の値段が設定できるのも、フィリピンと日本の生活物価水準の違い、そしてなんといってもインターネットで完結するぶん余計な費用がかからないこともある。
 
 残念なところと言うと、平日は21時から午前1時までという時間帯しかないということである。もう少し早い時間帯があっても良さそうだが、時差が1時間しか違わない(日本が1時間早い)ことを考えると、時間的な事情があるため仕方がない。講師は学生か仕事を持っている人たちである。なお、土日は9時〜12時と21時〜25時までの間となっている。
 
 スカイプで知らない外国人を探して話をするという手もあるのだが、こちらは「教えてもらいたい」ということが前提にあるので、その要求を満たせる人を探すのは難しい。対価を払うことで向こうも教えるという姿勢が整うことになるので、需要と供給の関係が一致する。
 
 ゴルフの石川遼選手が記者会見で今年の抱負を英語で求められて「日本語でいいですか?」と言うと、隣にいた通訳の人が「英語で!」と強要したという。正確なニュアンスを伝えるためだったためだが、後に「ひどいですよね」と、ふてくされた彼だった。しかし彼はまだ若い。これからゴルフも英語もどんどん新しい要素を吸収していくことになるのであろう。彼の若い脳が羨ましい。
 
 
☆ もう、このへんでいいやと思ったら、そのときは敗北している(広岡達朗)
 
 

 
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★ 石川遼、共同会見で「許してください」/ザ・ロイヤルトロフィー(ゴルフダイジェスト・オンライン・10/1/6)
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発音するとかっこいい英単語・6

 
 今回も独断と偏見に満ちた聞こえの良い(と思ってる)単語を紹介します。耳の穴かっぽじっておいてください。
 
1. oasis (オウイシス)= オアシス(くつろぎの場)という日本語にもなっている言葉ですが、発音は注意。ついでに日本語になっている「chaos =カオス(混沌)」も 「ケイオス」と発音。もひとつおまけに「theme = テーマ」も「シーム」(最初のシはthの発音)と言わなければ、「theme park」も通じません。
 
 
2. connoisseur (コナサー)= 玄人・鑑定人・目利き。「このさぁ」に聞こえて別にかっこよくはないのですが、 綴りがうまくかけたら素晴らしい。
 
 
3. retina(テナ)= 女性の名前みたいですが、「網膜」という意味の医学用語。
 
 
4. morning glory (モーニング・グローリ)= 「アサガオ」の事なんですけど、「朝の栄光」なんてかっこいいと思う。花で有名な単語と言えば、「タンポポ」を意味する”dandelion”(ダンデライオン)もかっこよい。ライオンですから。
 
 
5. disembarkation (ディッセンバケーション)= 「入国」「下船」という地味な意味ですが、発音がやたら派手だと思うのは気のせいでしょうか。
 
 
6. ostrich (オストッチ)=「ダチョウ」。日本語よりも何だかリッチな響き。
 
 
7. albatross (ルバトロス)= 「アホウドリ」ですけど、英語だとこんなに違うのかという感が否めません。嗚呼、アルバトロス。。。
 
 
8. skyscraper (スカイスクイパー)=「摩天楼」。英語もかっこいいけど、日本語も好きだなこの言葉は。
 
 
9. gastronomy (ガストノミー)=「料理法」。ファミレスの「ガスト」はこれから来たのかな。(←Gustoはスペイン語で「おいしい」という意味だそうです。
 
 
10. bellicose (リコース)=「好戦的な」「敵意に満ちた」という形容詞。字面や発音からは意味が想像できない感じもしますが。
 
 ということで、次は来年かな。。うーん。アルバトロス。。。
 
 
 
★ 発音するとかっこいい英単語・5(本ブログ・09/11/27)
 
 

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発音するとかっこいい英単語・5

 今回もまた独断と偏見で選んだ英単語をお届けします。以下、カッコ内太字にストレス(アクセント)が入ります。
 
1. tranquil (トンクウィル)= 【形】穏やかな
 比較的使おうと思えば使える単語。環境が穏やかだったり、人の気分が穏やかだったりしたときに使える。
・ The sea was so tranquil. (海は穏やかだった)
・ He seems to be tranquil. (彼は穏やかな気分のようだ)
  
2. virtuoso (バーチュオーソ)= 【名】巨匠、名人
 これも強引に使おうと思えば使える。芸術分野での”達人”に使うことができる。
・ She is a celebrated piano virtuoso.(彼女は有名なビアノの巨匠だ)
 
3. de facto (デ・ファクト)= 【形】実際は (in fact)、事実上の、現存する
・ a de facto standard (事実上の標準)←法的にはどうであれ事実上の、という意味。
例えば、Japanese is a de fact official language →「日本語は事実上の公用語」。日本語は「公用語は日本語である」と法の定めが無く事実上の公用語ということになっています。日本語を規定しているのが裁判法で「法廷内では日本語を使用する」という一文があるのみです。
 
 このシリーズを読んでいる方、私が好きな英単語が”外来語”由来のものではないか、と思われるかもしれない。その通りだ☆次もそう。
 
4. raison d’etre (イゾン トラ)= 【名】存在理由
 フランス語由来の外来語英語。この単語、いつ使えるかな。
 
5. caveat venditor(カビアット・ベンディター)= 【名】売り主危険負担
 ラテン語由来の語。特に断りがない限り、売り主が商品について品質保証する法原則。逆に、買い主危険負担が、caveat emptor(カビアット・エンプター)。英語で法律を学んでいる人は必須語。
 
6. fluorescence (フルオスンス)= 【名】蛍光(性)、発光蛍光
 綴りがややこしいが、こういうものをスラスラ書けるとかっこいい。そしてこういう単語をスラスラ言えるとネイティブは驚くだろう。かつて、大学の英会話授業で1年ぶりにあるネイティブ講師とすれ違った。彼女は私のことを覚えているという。言われたのは「難しい単語を使っていたので、Nonoは覚えてる」と。何の単語だったのかは不明。
 
7. laissez faire(レゼ・フェア)=【名】自由放任主義(経済・個人に対して)
 フランス語由来の言葉。スペルと発音に注意。こういう単語は知らなければ全く推測できないので、ここで覚えておうちに帰ってね。
 
8. appendicitis (アペンデサイティス)=【名】盲腸炎
 医療関連語は難しいが、盲腸やはしか(measles)など、病気の話は自然な会話で出てくることもあるだろう。
・ She has appendicitis. (彼女は盲腸だ)
ちなみに何かの病気にかかっていることを、suffer from(〜で苦しむ)で表現できる。
・He suffers from measles. (麻疹にかかっている)
 
9. hippopotamus (ヒポポタマス)=【名】「カバ」のことです(笑)
 なんか、日本語では2文字なのが申し訳なくなる。。。
 
10. the autumnal equinox (オータムナル・イクイクス)=【名】秋分
 イクイナクスの発音がかっこいいと思うのですが、年に2回しか使えませんね。春分は頭を”the spring”に替えればOK。
 
11. translucent (トランスルーセント)=【形】半透明の
 transparentが「透明の」でしたね。透明よりも半透明のほうがきれいに見えるものもありますね。でも、発音は transparent=clear のほうがいいですね。
 
 L,V,T,などの発音もおざなりにしがちなので、大事に発音しましょう。
 
 
 ということで、第6弾は気が向いたら……Have a nice weekend !!
 
 
★ 発音するとかっこいい英単語・6(本ブログ・09/12/9)
★ 発音するとかっこいい英単語・4(本ブログ・09/9/25)
★ 小学校 英語より国語(本ブログ・06/10/4)
 
 

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米大手辞書に新単語「unfriend」=”友達から外す” SNSサービスから生まれた新語

 
 あなたは友人知人に「友達をやめます」と言ったこと、または言われたことがあるだろうか。そういう状況があったとしたら、かなり険悪な状態であり、嫌な思い出として残ってしまうことであろう。アメリカのNew Oxford American Dictionaryでは、”unfriend”という新語が「今年の単語」に選ばれた。日本の漢字検定協会の行う「今年の漢字」みたいなものだが、新しい単語は日々生まれてくるものであり、流行語ではなく辞書に載るという意味で大変興味深い。
 
 この”unfriend”だが、mixiやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の「お友達から外す」という意味になる。しかし、unfriendするというのはものすごい行為である。冒頭でも述べたとおり、「あなたと友達づきあいは今後お断りします」を意思表示するのであるからただ事ではない。
 
 私もSNSでは若干名にunfriendしたりされたりしたことがある。相手は生身の人間のはずなのに、これらSNSが流行っているのは、本当の友人とそうでないものを区別することに有効な手段であるからかもしれない。そして不思議なことに、面識のないネット上のみのお友達とのほうが長く続いていることも特筆すべきことである。
 
 unfriendの定義は、
「動詞:Facebookのようなソーシャルネットワーキングサイトから、『お友達』を取り除くこと」とあり、”I decided to unfriend my roommate on Facebook after we had a fight.” (けんかのあと、私はルームメイトをFacebookから消すことにした)という例文が載っている。
 
 ”unfriend”は、私が持っている2つの紙の辞書、電子辞書、Macに入っている辞書、ネットのYahoo!辞書のいずれにも載っていなかった。「人類みな兄弟」とは言わないまでも、”unfriend”という単語は生涯、friendにはしたくない単語である。
 
 ”unfriend”は静かに友達と縁を切るが、本当の友達とは、「おまえなんか友達じゃない」と面と向かって言える関係だ。
 
  
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★ 「友達から外す」を意味する”unfriend”が09年の言葉に 米大手辞書(マイコミジャーナル・09/11/19)
★ 発音するとかっこいい英単語・4(本ブログ・09/9/25)
 
 

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発音するとかっこいい英単語・4

 鳩山首相が就任してから気になっていたことがあります。それは鳩山さんが「スタンフォード大学博士課程修了」という学歴の持ち主だということです。実際の鳩山さんの英語力が気になって仕方がなかったのですが、今回はその鳩山首相が国連総会で演説した英語についてみてみます。
 
 原文はもっともっと長いですが、テレビでハイライト的に取り上げられたのは、だいたい以下の演説部分です。
 
 1. Japan will aim to reduce its emissions by 25% by 2020, if compared to 1990 level. (日本は1990年比で、2020年までに25%の排出削減を目指します。)
 
・aim(イム)=努力する、目指す。
・reduce(リデュース)=減らす
・emission(エミッション)=排出
・compare to〜(コンアー・トゥ)=比較する、たとえる、なぞらえる。
・level(ベル)=水準
 
 この前の部分を省略していますが、emissionsは「温室効果ガス(greenhouse gas)」の「排出」のことです。 compareは to を伴うと、”Life is compared to a voyage.”(人生は航海に例えられる)という具合に「例える」といった意味で、withを伴うと「比較する」の意味になると教わりました。しかし今となってはどちらでも良いようです。
  
 
  2. The commitment of Japan to the world is premised on agreement on ambitious targets by all the major economies. (国際社会への日本の約束は、全ての主要国の意欲的な合意が前提となります。)
 
・be premised on (ビー・プレイズド・オン)=〜を前提とする。名詞の premise は(プミス)と発音。
・ambitious (アンシャス)=野心のある、意欲的な。”Boys, be ambitious.”(少年よ大志を抱け)のambitiousですね。
・最後の major economies ですが、economyには「(経済)国家」という意味があります。ですので、主要国=先進国(advanced nations)と捉えても良いでしょう。似たような例で ”power” があります。力→権力→支配するもの→軍事力→「国」という場合です。
 
 オバマ大統領が以前に、 「…as the only a power to have used a nuclear weapon , ….」「核兵器を使用した唯一の核保有国として」と述べています。ここに出てきた”power”は「国」という意味です。
 
 
 3. Japan is prepared to provide more financial and technical assistance than in the past, In accordance with the progress of international negotiations. (我が国は、国際交渉の進捗(しんちょく)過程に従いつつ、これまで以上のさらなる資金的、技術的支援をする用意があります。)
 
・be prepared to(ビー・プリアード・トゥ)=〜の用意がある。
・provide(プロイド)=供給する
・in accordance with〜(イン・アコーダンス・ウイズ)=〜に従って
・negotiation(ネゴシエーション)=交渉
 
 
 4. Japan is expected to take the lead in the international community in setting its own reduction target and to achieve such target through the development of innovative technologies. (我が国が国際社会をリードし、排出削減目標を定め、革新的な技術の発展を通して、この目標を達成することと考えています。)
 
・be expected to(ビー・イクスクティド・トゥ)=思う、期待する。
・set=定める、設ける ・achieve(アチーブ)=達成する。
・innovative(ノヴェイティブ)=革新的な
 
 
5. I would like to propose to the international community a “Hatoyama Initiative”, based on what I have just outlined. (私はこうした考えを元に、国際社会に対し「鳩山イニシアティブ」というものを提案したいと考えております。)  
 
・would like to(ウドゥ・ライク・トゥ)=want to の丁寧語
・propose(プロポーズ)=提案する ・initiative(イシアティブ)=指導力、先導、主導権。この「鳩山イニシアティブ」と鳩山さんが言ったことは驚きました。自らの名前を国際社会に印象づけただけでなく、「主導する」と言ってるのですから凄いことです。
 
・based on =〜に基づいて ・outline = 要点を述べる、輪郭を描く。
・a “Hatoyama Initiative” = 「鳩山イニシアティブ」というもの。
 
 最初に不定冠詞の”a”がついているところに注目です。例文を以下に示します。 例)A Yamada is coming. =山田さんという人が来ています。 
 
 ということで、今回の演説の目玉は政策的にも英語の勉強としても「initiative」だと思います。そして何といっても、日本語ではなく英語で訴えかけたスピーチは、国際社会に直接届いたものでしょう。全部で10分ほどのスピーチでしたが、英語でスピーチをしたことのないかた、試しに3分間スピーチをやってみるといいと思います。原稿書くだけでもけっこう悩むものです。
 
例えば自己紹介で、
・名前 ・仕事(会社名・学校名)
・所属(部署・学部)
・↑の楽しいところ。
・趣味など この程度で3分はいけると思いますが、当然ながら、文章にしなくてはなりません。 My name is Hanako Yamada. と考えたら、自分で突っ込みを入れるのです。Hanakoってどういう意味?と。
 
Hana means flower in Japanese and Hanako is very popular and a common name in Japan. といった感じにすると、時間が稼げます。
 
 あと、文章を活気づけるために副詞を無理やり入れるのが大切です。けっこう口から出てきづらいのが副詞です。上の文で言えば「very」です。さらには副詞句を入れるともっと素敵。
 
Generally speaking, Hanako is very popular and common name in Japan. (一般的に言って、花子は・・・)
 
 最後に、一般討論演説の中で出てきた「友愛」思想の部分は、 an advocate of the concept of yu-ai, or “fraternity”. となっています。「国連」の事を、”UN” or the United Nations のように、略語を使った後に、何のことだか分かるように、正式名称を並べる言い方があります。
 
 それにしても”yu-ai”はいいですね。”YOUとI “のようで、各国首脳の耳にも入りやすい言葉だったかも知れません。
 
 
 ということで、第五弾はまたいつか。。。See you ….    
 
 
☆ 「『負け組』がどういう意味か知っているか?負けるのを恐れて、挑戦しない奴らのことさ」 (『リトル・ミス・サンシャイン』 )
 
 
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★ 第64回国連総会における鳩山総理大臣一般討論演説(外務省・09/9/24)
★ 発音するとかっこいい英単語・3(本ブログ・09/8/20)
 
 

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発音するとかっこいい英単語・3

 言葉は生き物である。流行語は一過性のものですぐに廃れてしまう場合がほとんどだが、中には市民権を得ようとしている言葉がある。それは「普通に」という日本語だ。
 
 市民権を得ているかどうかの1つの基準が報道機関が使っているか否かということだ。報道を見たり聞いたりしていると驚くべきことに「普通に」という日本語を使っている。普通に。言葉に敏感なはずのマスコミまでも使っているとは。
 
 しかし「普通に」という日本語は存在しない。辞書、見てご覧なさいよ。そもそも「普通に」ってどういう意味の副詞なのよ。こういう事言っていると「細かいことうるさいな」と嫌われそうだが、嫌われても構わない。嫌われるの上等。普通に。
 
 英語が好きならば、日本語の流行り言葉に敏感になった方が良い。特に「普通に」というのを英訳する場面に出会ったときに困ることになるからだ。普通に。
 
 例えばこんな風に使う。
★【このピザ、普通においしい。】————–
 美味いのかまずいのか程度がわかりにくいが、私も日本人として感覚的には分かる。じゃあこれを英訳するとどういう風になるか。
【These pizza are not so bad I think.】
 こんな感じだろうか。「悪くない」、かといって「すごくうまい」わけでもない。「まあまあ」とも少し違って、「普通に」という響きが味に対して無表情な評価をしているようでならないのは気のせいか。
 
★【男の人がバナナの皮で転んだが、普通に歩き出した。】————————–
 数年前、都内の大きな交差点で走っていて派手に転んだ。1人だったのでものすごく恥ずかしかったが普通に歩き出した reminiscence がある。jeans なら破れたkneeもcoolだが、tinosの場合、貧乏くさい格好になる。
 とうことで、上記本文を英訳するとどうなるか。
【A man sliped on a banana skin, but he started walking as if nothing had happened.】
 まず、あなたはバナナの皮ですべった人を見たことがあるか。すべるかどうか実験したこともあるが、「ぐにっ」と皮が汚くつぶれるだけであった。しかも日本という国で、バナナの皮が捨ててあるsituationに出会うこと、さらにはその上を人がのっかってすべって転んで普通に歩き出すという状況に出会うのは、もはや宝くじに当たる確立に等しい。
 ということで、上記英文は直訳すると「あたかも何も起こらなかったかのように歩き出した」と仮定法チックにしてみた。この日本文だと「普通に=自然に(naturally)」が使えそうだが、やっぱり変だ。転んだのに自然に歩き出すというのは奇々怪々な超自然現象(supernatural)だ。
 
 
★【その言葉、みんな普通に使ってるよ】———————
 普通にって?そもそも「みんな」って誰だよ。全員の名前あげろよ。統計学的に変だろ。それはともかく、英訳してみた。
【Everybody use the word as usual.】
 
 こんな感じだろうか。間違えていたら教えていただきたい。また、名訳が名文があればコメント下さい。眠いので寝ます。普通に。
 
 こうした流行り言葉のせいで、日本語学んでいる外国人は苦労しているに違いない。。。
 
 
☆ あの言葉はもちろん、思わず口からこぼれたのだが、思わず言っただけによけい重大なのだ (『カラマーゾフの兄弟』・ドストエフスキー) 
 
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★ 発音するとかっこいい英単語(本ブログ・07/11/15)
★ 発音するとかっこいい英単語・2(本ブログ・08/9/27)
★ 発音するとかっこいい英単語・4
 
 

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旺文社の英検参考書に警告 公正取引委員会

 旺文社(東京都新宿区)が発行している実用英語技能検定試験(英検)対策の参考書の帯に「合格者の80%が使っている」などと表記しているのは景品表示法違反(優良誤認)に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は同社に対して警告をした。警告対象になったのは7シリーズ45種類の書籍やCD。これらの商品の帯に「合格者の80%が使用」と表記したが、実際には合格者にアンケートを採るなどしておらず、公取委の調査に対して数字の根拠を示すことができなかった。
 
 同社の英検対策本を持っているので調べてみると、2冊のうち1冊が該当した。でもそのような帯が付いていたかどうかは不明だ。そもそも帯を見て本を選ぶわけではない。中味を見て自分に適しているか否かで選んでいる。
 
 とはいえ、面陳列・平置きされている本の帯が購買意欲をそそるのは事実だ。「○○さんも推薦!」「今話題のベストセラー!」と書かれていればとりあえず手にしたくなる。ましてや英検の場合、主催関連団体が旺文社であるがゆえ、その旺文社発行の参考書なら信ぴょう性も増すことになる。
 
 英語の参考書の類は星の数ほど出ているが、結局は自分にあったものを選ぶのが一番であるし、周りの評判も良く、先生が薦めるようなものがよいのであろう。学問に王道はない。あるのは合格目指して歩く険しい道のりだけだ。
 
 
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★ 英検参考書で旺文社に警告「合格者の80%以上使う」 数字に根拠無し・公取委(時事通信・09/6/2)
★ 英検ー日本英語検定協会
★ 旺文社 
 
 

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