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旺文社の英検参考書に警告 公正取引委員会

 旺文社(東京都新宿区)が発行している実用英語技能検定試験(英検)対策の参考書の帯に「合格者の80%が使っている」などと表記しているのは景品表示法違反(優良誤認)に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は同社に対して警告をした。警告対象になったのは7シリーズ45種類の書籍やCD。これらの商品の帯に「合格者の80%が使用」と表記したが、実際には合格者にアンケートを採るなどしておらず、公取委の調査に対して数字の根拠を示すことができなかった。
 
 同社の英検対策本を持っているので調べてみると、2冊のうち1冊が該当した。でもそのような帯が付いていたかどうかは不明だ。そもそも帯を見て本を選ぶわけではない。中味を見て自分に適しているか否かで選んでいる。
 
 とはいえ、面陳列・平置きされている本の帯が購買意欲をそそるのは事実だ。「○○さんも推薦!」「今話題のベストセラー!」と書かれていればとりあえず手にしたくなる。ましてや英検の場合、主催関連団体が旺文社であるがゆえ、その旺文社発行の参考書なら信ぴょう性も増すことになる。
 
 英語の参考書の類は星の数ほど出ているが、結局は自分にあったものを選ぶのが一番であるし、周りの評判も良く、先生が薦めるようなものがよいのであろう。学問に王道はない。あるのは合格目指して歩く険しい道のりだけだ。
 
 
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★ 英検参考書で旺文社に警告「合格者の80%以上使う」 数字に根拠無し・公取委(時事通信・09/6/2)
★ 英検ー日本英語検定協会
★ 旺文社 
 
 

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