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ジャズダンス男性メンバーへ 痩せるならこうした方が良い

  
 久しぶりにジャズダンスをしてきた。細かい手足の動きは結構憶えているもので、いい汗をかいてきた。ところで、男性メンバーが痩せようとしているみたいなのでアドバイス。食べ物我慢するとダイエットは続かないので、食べながら痩せる方法を考えた方が良い。過去に何度かこれで痩せているので参考に。
 
・ 食事は1日3回。この回数だけはしっかり守る。間食はしない。食べ物に固執した生活を送っていると間食したくなる。夜遅くまでネットやったりテレビ見てれば誰でも小腹が減る。さっさと寝た方が健康に良い。
 
・ 野菜を積極的に食べる。パスタを食べた後にピザが出てきた。ピザをやめて二人前でも良いからサラダにしておけば太らない。麺類は良かったのに残念。
 
・ 一日の行動計画を立てる。起床して、朝ご飯を食べ、出勤し、昼ご飯を食べ、帰宅したら●●をして・・などと一つ一つの計画をつぶしていく。無計画に行動していると腹が減る。
 
・ 毎日が無理でも週に三回くらいは手弁当。自分で作る弁当というのは外食のような味付けはできない。いっぱい食べても太ることはない。
 
・ 食事に集中して食べる。「これだけのものを食べるんだからこれでお腹いっぱい」とおまじない。
 
・ 付き合いなどで凄まじく飲食してしまったら、次の日は控える。あっさりしたメニューを考えて過ごす。毎日食事に気をつけると考えるとダイエットは失敗するので、5日間くらいの期間のトータルでバランスよく食べるように努力する。
 
・ 私も甘いのは好きだが、疲れているときは遠慮せずに食べる。何でも我慢するとダイエットは失敗する。
 
・ それでも揚げ物は控える。
 
 こんな感じですが、食事回数と野菜にこだわるとダイエットは成功します。あと水をよく飲むこと。代謝を良くして細胞を活性化させるのです。災害発生時に必要な水の量は体重1キロあたり50ミリリットル。体重60キロの人なら3リットルは必要です。これから暑くなりますから、熱中症対策もかねて水分も摂りましょう。
 
 痩せるとステージで映えますよ。
 
 
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★ ジャズダンスを東京・吉祥寺で習っています。男ですが(本ブログ・10/4/24)
★ MDM-吉祥寺ジャズダンススクール ミサダンスマニアクス
 
 

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痛みを知ったらやめましょう

 
 知り合いの子供のキヨシ君は柔道を習っている。先日キヨシ君に会うと、「ののちゃん、このあいだね、友達とふざけて技をかけたら足ケガしちゃった。転んだことにしてる。お母さんに言うとしかられるから内緒ね」と言ってきた。私は「そういうのもほどほどにしろよ。お母さんに迷惑かけないようにね」と言った。
 
 武道などを習っていれば、ふざけて友達に技をかけてみたくなるものだろう。キヨシ君の子供の年齢であればなおさらだ。その上で、武道を習っているのだから礼節を重んじ、相手を尊重して大事にする子供に育ってほしい。
 
 ケガをしたのが自分であるからまだよいが、相手にケガをさせてしまってはよくない。痛みを知ることで、相手を傷つけたときにどれだけ辛い思いをさせるのかを学んでくれたと信じたい。そうしたことを学んでいく上で、
 
 「遊び半分でやった」は、「いじめ」であることを知ってほしい。
 
 「しつけのつもりだった」は、「虐待」であることを知ってほしい。
 
 「指導」と称した「体罰」は、暴力であることを知ってほしい。
  
 体罰は「罰」であり、スポーツを教える途上で「罰」を与える必要などない。
 
 15人の柔道選手が連名で柔道コーチによる体罰を告発した。直前には大阪市立高校での体罰による自殺した生徒もいた。近くの滋賀県ではいじめを苦に自殺した生徒がいた。
 
 指一本触れればセクハラだと言われるご時世なのに、こうした相手に対する思いやりがかけている。有形無形の暴力を許すことは断じて許されないことを誓わなければ、亡くなった子供たちが浮かばれない。体罰もいじめも昭和の時代からあった問題である。
 
 昭和60年5月、岐阜県内の高校で男子生徒が教師による体罰で死亡した。校長に詰め寄る父親、そして出棺の時に教師たちに対し、「おまえらの教育がまちがっとんじゃ」と怒りをむき出しにしてくってかかった大勢の生徒たちの映像が忘れられない。
 
 スポーツは限られたエリアの中で限られたルールに則って行われる。”場外乱闘”は絶対に美化してはいけない。キヨシ君と話を終えた後で、母親が来て言った。「まったくこの子も転んでケガなんかするから心配だわ」と言って笑った後ろで、キヨシ君と私は目を合わせて静かに微笑んだ。
 
 キヨシ、約束ね。
 
 
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★ ベスト・キッドの「ミスターミヤギ」死去(本ブログ・05/11/30)
 

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ロンドンオリンピック終わる

 
 1位アメリカ(32.7)、2位中国(140)、3位イギリス(253)、4位ロシア(8.2)、5位韓国(485)、6位ドイツ(230)、7位フランス(113)、8位イタリア(199)、9位ハンガリー(107)、10位オーストラリア(2.8)、11位日本(336)。
 
 ロンドンオリンピックが閉幕した。日本は全部で38このメダルを獲得し、過去最高記録となった。メダルの数が気になるのは仕方ないが、一方でメダルの数や色なんて気にしなくても良いじゃないかという意見もある。ただ選手にとっては世界の舞台で金メダルを取るために時間を費やした部分もある。メダル取得では悲喜こもごもであった。
 
 日本が凄いと思うのが、色々な競技に選手が出ていることである。アーチェリーにまで参戦していたとは気がつかなくて申し訳ないくらいだ。さまざまな競技に出場していて凄いと思うのが、この狭い日本で練習する場所を確保していたことだ。
 
 どこで練習するにも費用がかかる。特に屋内競技は施設の維持にも費用がかかるため、練習場所を探すのは大変なことである。今夏では公営プールが閉鎖されたところが多いと聞く。維持するための費用対効果が望めないためだという。五輪効果でこうした施設が再び盛り上がりを見せればよい。
 
 ということで、上に示した順位は各国のメダル獲得数順であるが、カッコの中の数字はその国の人口密度(人/k㎡)である。そして単純に人口密度の高い国でメダル獲得が困難であると考えた場合、「狭いのによく頑張った」順位は下記のようになる。
 
1. 韓国 2. 日本 3. イタリア 4. ハンガリー 5. ドイツ 6. イギリス 7. フランス 8. 中国 9. アメリカ 10. ロシア 11. オーストラリア
 
 
 そして、本稿最後にご紹介する数字は、50人。これは地球全体での1k㎡あたりの人口密度である。普段はこれだけの密度が世界で袖触れ合っている。そして、老いも若きも肌の色も障碍の有無も超越する「メダルの卵」が隠れているかも知れない数字である。
  
 
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【巨人】工藤公康投手 200勝目前にして初のホームラン

 2004年8月17日の話。巨人に在籍していた工藤公康投手(当時41)はプロ通算200勝達成を控えていた。勿論ファンは200勝達成を願っていた。
 
 対ヤクルト戦7回裏、2対2の同点で巨人の攻撃。ツーアウトランナー2塁に阿部。バッターはピッチャー工藤となった。勝ち越しのチャンスであり、通常であればバッター交代させるところであるが、200勝のかかった工藤を外すわけにはいかない。ツーアウトなので送りバントもできない。フォアボールを選ばせてくれるほど相手ピッチャーも甘くない。
 
 何ともいえない雰囲気の中、工藤はバッターボックスに立ち、投球カウント、ワンストライク・スリーボールの5球目に奇跡が起こった。工藤が大きく振ったバットにボールが大きく当たり、ライトスタンドに直撃するツーランホームランとなったのだ。
 
 飛び跳ねながら走塁する工藤。総立ちの観客席。見ているこちらは鳥肌であった。このゲームは結局工藤のホームランが決勝点となり巨人が勝ち、工藤は200勝を飾ることとなった。試合後のヒーローインタビューで工藤は「最高っす!」と言ったのを覚えている。このホームランは工藤にとってプロ入りしてから初のホームランでもある。
 
 41歳3か月での200勝は当時の史上最年長記録。2012年に引退し、現在ではスポーツ解説者・キャスターとして活躍している。
 
 奇跡が起こった、と書いたが、バッターボックスに立つだけでホームランを打つ可能性は誰にでもある。偶然だろうと必然だろうとバッターボックスに立てばよいのだ。
 
 つまり、バッターボックスに入ることから逃げ出せば、奇跡は起こせない。逃げることなく、真摯に向き合う姿勢が日常では大切なのだ。
 
 プロ野球も変わった。近年では国内野球も、メジャーリーグと遜色のない好プレーを見ることができる。しかし昔から変わらないのは、白い球をひたすら追い続ける情熱である。情熱はいつの時代も色あせない。
 
 

 
 

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祇園8人死亡事故 負傷者11人 運転の男に持病の症状 通院先で「運転やめるように」 京都

 12日午後1時過ぎ、京都市東山区の交差点付近で、軽自動車が歩行者に突っ込み、はねられた男性2人、女性5人が死亡、男女11人が重体または重軽傷を負った。車は電柱に衝突し、運転していた会社員の男の容疑者(30)も死亡した。読売新聞によると、容疑者の男は持病の症状がり、家族から運転を控えるように言われていた。現場は京阪祇園四条駅東側の四条通沿いで、京都有数の繁華街・祇園の一角。京都府警東山署は自動車運転過失致死傷の疑いで捜査をしている。
 
 1年前の18日、栃木県鹿沼市で小学生の列にクレーン車が突っ込み、小学生6人が死亡した事件を思い出す。このとき逮捕されたのは元運転手の男性(27)で、持病を隠して免許を取得していた。持病の薬を服用せず、運転中に発作を起こして意識を失い事故を起こした。宇都宮地検は自動車運転過失致死傷容疑で起訴、宇都宮地裁が昨年12月に同罪で最高刑の懲役7年を言い渡して刑は確定している。
 
 持病そのものが悪ではないことを伝えなくてはならない。発作は予期せずして起こるが、薬を服用していれば意識混濁などの症状を抑えることができる。しかしながら病気を公言することで就職に不利益になることを考えて病気のことを隠している人がいるのも現実だ。その病気は必ずしも危険な病気ではなく、周囲も正しい理解が必要であるのと同時に、車などの機械運転に従事するのであれば、薬の服用や規則正しい生活などをして発作を出さないようにする努力は当然にある。
 
 車は赤信号を無視して、大和大路通を南から北に向かって走り、タクシーに接触した後に東西の横断歩道を渡っていた歩行者を次々とはねた。交差点から約300メートル先の電柱に衝突して停止した。現場は救急車やパトカーなどの緊急車両が多く駆けつけ、花見で賑わっていた祇園の街を一変させた。
 
 容疑者の通院していた病院は記者会見をし、病名を明かさなかったものの、「患者さん本人や家族には車の運転はしないようにと再三にわたって話した」とコメントした。容疑者は先月の運転免許の更新の際に持病の申告をしていなかったことも分かった。
 
 容疑者の家族によると、容疑者は大学生時代に交通事故をきっかけに症状が出るようになり、持病の症状は1、2年前から起きていた。持病の発作は仕事が忙しい時やストレスがたまった際に家で出た。「事故を起こしても会社に責任はない」。そんな誓約書を書くよう言われたと1週間ほど前に打ち明けられたという。「運転を続けるなら会社をやめて」と話したといい、「家族の注意が行き届かず、申し訳ありません」と泣き崩れた。
 
 警察庁によると、運転手が病気の発作を起こしたことによる事故は、昨年1年間に全国で73件。うち死亡事故は5件だった。
 
 
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★ 死者は運転手含め8人に 京都・祇園の車突入事故(朝日新聞・12/4/12)
★ 死者8人 容疑者家族「いつか事故を起こすのではと心配していた」(産経新聞・12/4/12)
★ 「運転控えて」直後の惨事 発作心配、家族で会議-死傷事故の容疑者(時事通信・12/4/12)
★ 鹿沼クレーン事故:遺族が法改正求め請願書 17万人署名(毎日新聞・12/4/9)
 
 
 

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障碍者の差別に遭遇したらどうするか【動画】

 米国テレビ番組の動画がある。ダウン症の男性がレジで袋詰めをするが、彼に対して「もっと早くできないのか」「うすのろ」「私の言っていることが分かる?」などと罵声を浴びせる。しかしこれは、罵声を浴びせている方もダウン症の男性も俳優さんだ。つまり「仕掛け人」。これはスーパーのレジでそうした文句を言っている人の後ろに並んでいる人の反応を見る番組の実験だった。
 
 ひどい言葉にただうつむくだけの人、仕掛け人の「あなたもそう思わない?」という質問にうなずくだけの人。そして、仕掛け人に対して声を荒げて注意する人も現れる。
 
 もしこういう場面に遭遇したらどうするか。恐らく一番多いのは見て見ぬふりをすることであろう。傍観者になることで問題に巻き込まれなくて済む。しかし傍観者というのは、そうした加害行為に対して止めることをしないのであるから、傍観しているだけでも加害行為に充分加担しているといえる。
 
 こういった場面に遭遇した時に人は試される。自分の正義を貫く人なのか、困っている人に手を差し伸べる人なのか、何もせず、いてもいなくてもどうでもよい人なのか。
 
 
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★ 自転車事故をきっかけに車いすが不要になった奇跡(本ブログ・11/12/11)

 
 
 

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自転車事故をきっかけに車いすが不要になった奇跡

 映画「スーパーマン」シリーズ4作の主演、クリストファー・リーヴは、95年に乗馬中に落下して脊髄を損傷した。そのために首から下が麻痺した状態になり車いすの生活を送ることとなった。それでも車いすに乗りながら映画に出演するなど活躍した。しかし95年、自宅にて心不全をおこし、そのまま帰らぬ人となった。52歳の若さだった。
 
 そのクリストファー・リーヴが出演したCMがかつて物議を醸した。車いすからゆっくりと立ち上がった彼が歩き出すのである。もちろん特撮によるものであるが、車いすの生活を送っている人に非情な希望を与えるとの批判の声が上がった。下半身不随になれば、現在の医療では元に戻らない。そうした批判も納得ができる。
 
 ところが驚くべき奇跡がオランダで起きた。2008年北京パラリンピック、女子車いす競技の銀メダリスト、オランダ人のモニク・ファンデルホルストさん(27)がその人である。
 
 来年のロンドンパラリンピックに向けてのトレーニング中、自転車にはねられた。ところがその後、足に痛みを感じるようになり、リハビリの過程で脚が少しずつ動き始めた。そしてとうとう健常者としてロンドン五輪を目指すというのである。医者は「説明がつかない」と驚いている。ファンデルホルストさんは13歳の時に受けた手術がきっかけで車いすの生活となっていたのだ。
 
 この奇跡が今後の医療の進歩に何らかのよい影響をもたらせば良いだろう。根本的な治療法が見つからない病態というのは数多く存在するが、そうした病態も医療の進歩によって克服される時が来るのかもしれない。クリストファー・リーヴにその奇跡のチャンスはなかったが、スーパーマンのように飛ばなくても良い、せめてCMのように歩いてくれたなら、そんな風に思う。
 
 人は絶望することがあるかもしれない。それならば、夢や希望などは捨てた方がいい。時に夢や希望は重荷になる。ただ、絶望の底にいるときにだけ、奇跡は起こる。それはきっと、命の危険にさらされたときに「おまたせ」と現れるスーパーマンのようなものであるはずだ。
 
  


★ オランダの車いす選手、「奇跡の事故」で下半身まひ回復(ロイター・11/12/9)
★ スーパーマンのような人(本ブログ・06/9/25)
 
↓「スーパーマン」第1作(1979年)ロイスを救出するシーン

 
↓冒頭のコマーシャル↓

 
★ 【動画】オスカーに登場したクリストファー・リーヴ〔1996年)
 

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「家政婦のミタ」にみる笑えない人 たち

 テレビを見ていてある人を思い出した。その人は病名は分からなかったが、笑うことができなくなってしまっていた。原因は人間関係である。軽い抑うつ症状も出ていた。
 
 しかし全く笑えないわけではない。ある日その人がくだらないことを言い、その内容がツボにはまってしまって私が腹を抱えて大爆笑、5分間くらい泣きながら笑いが止まらなかったことがあった。その人はそんな私を見て口元だけ少し微笑んでいた。声を上げて笑ってもおかしくない状況だったが、その人の笑顔はそこまでだった。
 
 日本テレビ系列ドラマ「家政婦のミタ」で主人公の三田灯(みた・あかり=松嶋菜々子)は笑うことができなくなってしまった人である。現時点でその理由は分かっていないが、かつて夫と息子が亡くなったことに関して三田に負い目があり、2人の葬式の時に義母から「もう2度と笑うな」と激高されて以来笑わなくなっているのではないかと推測できる。
 
 三田が家政婦として送り込まれた阿須田家は子供が4人いるが、父親・恵一(長谷川博己)の不倫が原因で母親・凪子(大家由祐子)が自殺。そのことが引き金となって家族は空中分解していた。
 
 そんな中で三田は喜怒哀楽の表情を一切表に出さず、冷酷なロボットのように「承知しました」の一言で仕事を引き受ける。業務命令なら何でもこなし、伝言をする際も相手からの文言を完璧に覚えている。ある日長男・翔(中川大志)が「やらせてくれ」というと、「承知しました」と言って服を脱ぎ出すほどである。
 
 しかし、笑えという命令には「どうしてもと仰るのであればお暇を頂きます」と言い、自身の過去のことについても「個人情報はお伝えできません」と拒否する。それ以外であれば基本的に何でも行い、長女・結(忽那汐里)が「私を殺して!」と懇願すると「承知しました」と言って包丁を上から振りかざすように持って結を追いかける。恐ろしくなった結は物を投げつけるが、何故か全てはねのけてホラー映画並みに執拗に結を追い回した。
 
 阿須田家の家族が「三田さん、どうしたらいい?」と言うと、「それはあなた(たち)が決めることです」と突き放す。しかし三田も徐々にではあるが、質問に対して忠告をするようになっていく。
 
 「家政婦の三田」に笑う日が訪れるのだろうか。そして阿須田家全員が笑うことのできる日が来るのだろうか。
  
 心の闇に感情を閉じ込めてしまった人は笑わなくなる。笑う感情よりも強い責務がのし掛かってきた時にそうなってしまう。冒頭に出てきた「笑えない人」がその後どうなったかは分からない。ただ笑うという人間だけの感情表現を早く取り戻していたらと願う。私を笑わせたのであるから大きな前進だったに違いない。
 
 重いストレスを抱えると笑えない。暗い話が明るくなるのは何がきっかけになるのか。最初に笑顔を見せるのは誰なのか。笑顔を見せるきっかけを作ってくれるのは何なのか。そのきっかけは作れるものなのか。
 
 笑顔は人を笑顔にし、笑い声は相手の全身に心地よく響く振動だ。同じ人生を送るのであれば、笑う時間を人生で長く持っていたいものである。怒っている人や泣いてる人を一転にして楽にする、笑顔にはそんな力が働く。そして笑顔は必ず相手に伝染する。僕たちはそれを、生まれたときに覚えた。泣いて生まれてきたのに、笑顔で迎えてくれた。
 
 
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★ 家政婦のミタ(日本テレビ)
 
 

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