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男5人組?サル山に花火を噴射、2匹けが 福知山市動物園 京都府警が捜査

 福知山市猪崎の福知山市動物園のサル山に今月3日、何者かが花火を投げ込み、ニホンザル2匹がやけどをするけがを負った。
 
 動物園によると、サル山の周囲に花火の燃えかすが多数落ちているのを飼育員が発見。その後、雄ザルと子ザルの2匹が顔などにやけどをし、多くのサルの体毛が焦げていることが分かった。
 
 二本松俊邦園長(66)は「いたずらでは済まされない悪質な行為」と語っている。同園から約100メートルほど南の三段池公園内にサル山は独立しており、ニホンザル26匹が飼育されている。事件以降、サルたちは精神的に不安定な様子を見せている。
 
 防犯カメラには犯行の一部始終が映っており、3日午前6時すぎ、真っ暗なサル山に強い光が襲った。5人組はサルたちの寝床に執拗に花火を投げ込み、その時間は15分にも及んだという。その光に照らされて一瞬5人の姿が映り混み、背格好から男5人組と見られている。
 
 京都府警福知山署は建造物不法侵入、器物損壊容疑で捜査を始めている。落ちていた花火から購入先を割り出す方針。
 
 「器物損壊容疑」というのはサルたちに対することなのであろう。サルはこれにより人が来ることによって怯えてしまうかも知れない。動物が「器物」扱いになることはしばしばあるが、動物愛護法違反も適用すべきである。 
 
 同法第44条で「愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する」とある。愛護動物とは「ウシ、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、家うさぎ、鶏、家鳩及びアヒル」のほか、「人が占有している動物でほ乳類、鳥類又はは虫類に属するもの」となっている。
 
 無抵抗な動物に危害を加えて喜ぶ輩は不気味である。そしてこれまで発生した凶悪事件から、動物虐待が人間へと移るケースが多くある。神戸の連続殺傷事件や最近では埼玉の連続通り魔で逮捕された少年もそうした前兆を持っていた。卑怯な人間は裁かれなくてはならない。
 
 
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★ サル山に花火、2匹けが 福知山市動物園 5人組侵入(京都新聞・12/1/9)
★ サル山に花火投げ込まれヤケド 京都(日テレNEWS24・12/1/9)
 
★ 生命体の差別 花が被害に遭う事件が相次ぐ(本ブログ・08/6/23)
★ 天王寺動物園の強盗は狂言 店員の女を逮捕 大阪府警(本ブログ・09/9/9)
★ 障害抱えたトラ「タイガ」死ぬ 見捨てずに育てた釧路市動物園(本ブログ・09/8/25)
 
★ 動物の愛護及び管理に関する法律(政府の電子窓口)
 
 

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黒いネコの尾っぽをつかんで振り回す男の動画 英国

 防犯カメラは犯罪抑止効果、そして犯罪が起きている瞬間を捕らえることができる。そしてひどい状況すら克明に映し出してしまう。先日も中国で2歳の女の子が自動車にひかれて放置された映像をみることができたが、それも防犯カメラがあったからである。
 
 イギリスの南東部ケント州で、男が2歳の黒いネコの尾っぽをつかんで振り回している映像が監視カメラで捉えられ、英国内で物議を醸しているという。動物愛護団体は男の行方を捜している。
 
 ネコの飼い主は「病的な行為。彼らを罰して欲しい」とコメントした。ネコは幸いにも生還したようだが、振り回された場所には近づかなくなったという。英国内の動物飼育の法律を知らないが、ネコもできるだけ屋内で生活させた方が良いかも知れない。
 
 そういえば過去には子犬を数匹、川に投げ込む映像、その前には崖に向かって放り投げる映像もあった。大きな命は小さな命を守る役割がある。大きな命が自己満足のために暴走したならば、別の命がその悪漢と対峙しなくてはならない。おなじ一つの星に生を成しているものの責任であり、あるべき姿である。
 
 
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★ 猫振り回す男が監視カメラに…波紋広がる(日テレNEWS24・11/11/11)
 
 

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【動画】殺処分寸前だった犬が心を開く瞬間

 殺処分寸前にある飼い主に拾われることとなったワンちゃん。
 しかし、施設に入れられた恐怖は簡単には消えることなく、新しい飼い主に対してもおびえてしまい、鳴き声を上げます。
 ですが、最後にはスキンシップが功を奏し、すり寄って安心した様子が見えます。
 これからは新しい飼い主さんと楽しい生活が待っているんですね。

 
★ 愛犬チロの飼い主に死刑判決 さいたま地裁(本ブログ・10/3/31)
★ 動物を殺す動物(本ブログ・09/12/11)
★ 「処分かわいそう」拾得ネコ逃がした警察職員訓戒処分 兵庫・尼崎(本ブログ・09/10/07)
★ 犬猫殺処分ワースト1返上へ 福岡県が本腰(本ブログ・09/3/10)
 
 
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13歳のわんこが倒れた日

 母から電話があり、「ナナが散歩中倒れた」と涙声であった。ナナというのはミニチュワシュナウザーのメスで13歳になる。もう一匹の9歳ペコと散歩中、柴犬と遭遇した。吠える柴犬とペコ。そしてナナも吠えた瞬間、倒れて動かなくなった。すぐにくるりと回って生まれたばかりの子馬のようによろよろ立ち上がったという。
 
 動物病院に連れて行き診てもらうと、高齢のために心臓が弱っている、とのことで、散歩は庭先でトイレを済ませる程度にすることになった。あとは興奮させずに余生を送らせるとのことである。
 
 ナナが来た当時は雑種犬がおり、若かったナナは雑種犬にケンカを売るようにパンチを食らわせていたほど元気だった。
 
 ナナは奇跡的にうちに来た犬であった。ペットショップで働いていた妹が具合の悪い犬や猫を置いている部屋にたまたま行き、そこを出ようと何気なく振り向くと、「子犬だったナナがこちらをみていた」のだという。そのままナナはうちの家族の一員となった。
 
 元々具合が悪かったこともあり、いつもビクビクしながら近寄ってくるわんこ。そんなナナに異変を感じたのが今月のゴールデンウィーク。いつものように「ナナ!」と近づくと、オドオドしているはずのナナが「ウーッ!」とうなり声を上げた。散歩に連れて行っても途中で止まって動かなくなった。
 
 平成12年に雑種犬が天国に旅立ったとき、当然悲しかったが、その時と同じ悲しみをもう一度体験しなくてはならない、そんな時期が近づいている。
 
 ナナは「お座り」「お手」「おかわり」しかできないが、ただそこにいるだけでいい、そんな家族同然の存在だ。
 
  
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「オハヨー」とあいさつするカラス出没 街の人気者に 福井

 あいさつというのは基本的なことでありながら、実行するとする方もされる方もなかなか気分の良いものだ。声をかけてもらうというのはありがたいし、自分から声をかけて相手から笑顔を返されると気持ちがよい。眠い朝の脳を活性化してくれるのがこのあいさつだ。
 福井市の中心部、県庁や県警本部がある一帯に数年前から「オハヨー」と話すカラスが出現して話題になっているという。昼夜問わず「オハヨー」というこのカラス、”発話者”が分からず、複数のカラスがしゃべっていることも考えられるのだとか。県警総務課広報係長の女性(39)は「初めて聞いたときは耳を疑った。今では朝出合うと『今日も頑張ろう』という気持ちになり癒される。県警ではすっかり人気者です」。
 
 カラスと同じく身近な鳥といえばスズメだが、近年個体数が減っているという。厳密な調査結果は無いようであるが、そういえばスズメを見かけることも、さえずりも聞くことが少なくなっている気がする。特に天気の気になる早朝、窓を開けなくてもスズメが鳴いていれば雨が降っていないことは確認できたものなのだが。
 
 福井のカラスがどこで「オハヨー」を覚えたのかは定かではないようだが、あいさつの習慣のある人が発した声を真似したのだろう。福井の街はもしかすると、街頭であいさつが頻繁に行われていることが多いのかもしれない。
 
 そんな日常的な声を聞きたいと思っている人たちがいる。電通総研の調査で、60歳以上の人で「電話をして欲しい」としている人が21.6%と最も多かった。電通では「子供世代は敬老の日をイベント化しようと考えるが、親世代は日常の延長として家族の声を聞きたがっている」と解説している。
 
 独り暮らしの高齢者も多くなった昨今。特別なことではなく、ごく当たり前の「おはよう」や「こんにちは」という声をかけてもらえずに寂しい思いをされているお年寄りも多いのだろう。20日は敬老の日。
 
 
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★ カラス:甲高い声で「オハヨー」 福井の中心街に出没(毎日新聞・10/9/19)
★ 敬老の日「電話して」が最多 電通調査(共同通信・10/9/16)
★ スズメが減っているって本当?(産経新聞・10/6/14)
★ 夕方のカラス(本ブログ・08/10/6)
 
 

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女が子犬を川に投げ込む動画流出 犯人特定に6千米ドルの懸賞金 PETA

 子犬6匹が川に投げ込まれる動画が流出している。このビデオはYouTubeに投稿されたが削除された。しかし他の動画サイトで流出しているのが確認できた。
 
 赤いスウェットを着た女が、バケツに入った生まれて2週間程度とみられる子犬6匹を取り出して川に向かって次々投げ込む動画だ。この動画投稿に対して米国の動物愛護団体PETA (=People for the Ethical Treatment of Animals=動物の倫理的扱いを求める人々)は、この行為を行った人物の特定につながる情報に対して、2000アメリカドルの懸賞金を出すことを発表した。 
 
 子犬は女にバケツから取り出されると、キャンキャンと鳴き声をあげる。女がまるでボールを投げるかのように流れの早い川に子犬を投げてしまう。これを報じているCNNでは「動画の真偽は不明」であり、「子犬の最後がどうなったか明らかでない」としている。動画はボスニア・ヘルツェゴビナで撮影されたとみられている。
 
 以前に、米兵が1匹の子犬を崖から投げる動画について書いた。軍服を着ながらカメラに向かって「可愛い子犬だ」と言っているのが異様であった。動物の虐待は命を冒涜する行為であり、それが人間に対してなされることもある。日本でも動物虐待はなくならないが、エスカレートする前に犯人を特定する必要がある。
 
 むかし飼っていた犬に子犬が生まれた。4匹の可愛い子犬たちは口に指先を近づけると、クンクンと匂いをかぎながらしゃぶりついてきた。目も開いていない可愛い子犬たち。必死でお母さん犬のところまではっていくさまを見ていてどんな成長をするのだろうと命の可愛さに胸が熱くなった。
 
 命に対して胸を熱くしたことがない者は、花を踏み荒らし、動物を虐待し、人間に牙をむく。もしも、これまで被害にあった生命体が反撃に出るようなことがあれば、地球上に住むどれほどの人間が生きる権利を与えられるのだろう。
 
 
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★ 子犬6匹を川に投げ込む画像流出、犯人特定に懸賞金(CNN.co.jp・/10/9/2)
★ 米兵 子犬を崖から投げる(本ブログ・10/9/2)
 
 
  

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その他 個人的なウェブログ

整形外科とキュウリ

 右手首が痛くなり吉祥寺の整形外科に行った。原因はマウスを長時間体重をかけて握っていたことによるものだ。つまり変な姿勢であったのだ。
 
 受付を済ませて名前を呼ばれて診察室に行く。カーテン越しに隣の患者さんが診察されているのが聞こえる。周りをキョロキョロ見て待っていると、女性看護師さんがキッチンでキュウリやキャベツを切っているのが見えた。キャベツもある。なんで整形外科でキュウリを切っているのだろう。漬け物でも仕込んでいるのだろうか。
 
 診察の順番が回ってきた。症状を伝えるとレントゲンを撮ることになった。右腕だけの撮影。
 
 また診察室に呼ばれてレントゲン写真を見る。男性医師は、
 
「骨はきれいで全く以上がありません。変に体重をかけてしまったことで腱鞘炎(けんしょうえん)のような症状になったのかもしれません。細菌が入れば痛みの他に熱を持ったり腫れたりすることもありますが、それはないようですね」。
 
 ということで、針金の入った「添え木」とテープ、そして湿布剤を処方された。
 
 そしてさっきから気になっていたことを質問した。
 
「すみません、全く関係ないんですけど、あそこでスタッフのかたがキュウリを切っているのは何故ですか?」
 
男性医師は笑って言った。
 
「あれは、外にスズムシがいるでしょう?そのエサづくりをしているんです」
 
ああ、言われてみると院内は「キーキー」と音がしており、てっきり医療機器の音だと思っていたがあれがスズムシなのだ。
 
 これのことね、と女性看護師さんがスズムシの入った箱を取り出した。
 
「そうだったんですか、さっきからそれが気になって(笑)」
 
 会計を済ませて入り口を見ると「手を触れないで」という張り紙が貼られたスズムシの入った入れ物が置いてあった。なかなか風情のあるクリニックである。ちなみに待合室には熱帯魚もあった。
 
 暦の上では間もなく処暑であり暑さが和らぐと言われる。スズムシの音が本格的になる時期かもしれないが、当分暑い日は続くようである。みなさんもパソコンをするときの姿勢には気をつけましょう。
 
  
  
 
 

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母の日の悲劇「サツキを見せてあげたい」95歳母と娘が死亡 広島・福山

 草花というのがきれいに感じる季節である。その色といい、香りと良い、静かにたたずんでいる植物の小さなショーが始まる。じっと見ているとミツバチが花の中心にとまる。蜜を吸うとまた飛び立った。
 
 いつの瞬間からか、植物の命に心を奪われるときが来る。動いていないこの生命体に不思議を感じて興味を持つ。花を美しいと思う自分がいる、という再発見がある。そして美しさを共有できる人がいることで、幸せを感じることもある。
 
 美しさを共有しようとした母の日に悲劇が起きた。広島県福山市で乗用車がため池に落ちる事故があった。深さ1.5メートルの池から車は引き上げられたが、運転していた同市内の女性の茶道講師、Hさん(61)と、母親で同県尾道市のTさん(95)は死亡した。死因は水死。
 
 広島県警福山西署によると、Hさんは母の日の今日、「庭のサツキを脚の悪いお母さんに見せてあげたい」とTさんを迎えに行き、自宅に戻る途中だった。Hさんが運転操作を誤ったとみられている。
 
 母の日に、と思うのはあまりに気の毒である。この事故を少しでも良かったと考えたい。考えるとするならば、娘さんが車の中で「お母さん、庭のサツキがきれいですよ」と話したことで、和やかな空間が車の中に生まれたのではないかと思いたい。最後まで一緒にいられる親孝行なんて、そう簡単にできるものではない。
  
 
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★ 「母の日」孝行が 車ため池に、95歳母と娘死亡(読売新聞・10/5/9)
★ 広島、池に車転落で母娘水死 ハンドル誤操作か(共同通信・10/5/9)
 
 

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