1912年4月にイギリスからアメリカに向かう途中、氷山に衝突し沈没した豪華客船「タイタニック号」の最後の生存者、ミルビナ・ディーンさんがイギリスの高齢者介護施設で亡くなった。97歳。当時、ディーンさんは生後9週間であったため、自分がタイタニックの乗客であったことは後に知らされた。事故に遭ったとき、母と兄と一緒に救命ボートに乗ったが、父は大西洋に沈んだ。
今であれば迅速な救助も期待できるだろうが、当時はそうではなかった。タイタニックは初めて、マルコーニ社製の電信機を使ってSOS信号を発信した。電信士はタイタニックが沈むまでの2時間、SOS信号を発信し続けた。
SOSは”Save Our Ship”などの意味であるといわれるが、実際にはそれは意味の後付けで、モールス信号である「SOS」は、【・・・ーーー・・・】と打電が単純で、素人でも分かりやすいことから採用された。
唯一の日本人乗客である細野正文氏が乗船していた。音楽家である細野晴臣氏の祖父である。この時、救命ボートを横取りしたのが細野氏であるという誤った噂話が広がり、官僚であった細野氏は免職となった。「日本人は卑怯者」ということになってしまった。細野氏はそうした噂に対して何も話さないまま1939年に亡くなった。その後の調査で、97年にそうした話が間違いであるということが分かり、細野氏の名誉は回復された。
歴史上最悪の海難事故は、最後の乗客の死去で歴史を閉じそうである。しかし歴史というのは常に量産されている。1秒1秒過ぎていく現在がすぐに過去になり歴史として刻まれる。その1秒を安全に迎えて過去にできるように、こうした事故を教訓としなくてはならない。歴史というのは、当時の遺品などもさることながら、我々の記憶の中にしか存在しない、後世に伝えるべき貴重な記録が我々の中にあるのである。
☆ 何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。(映画・『海の上のピアニスト』)
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★ 「タイタニック号」最後の生存者が死去 当時生後9週間(読売新聞・09/6/1)
★ 第1回万国無線電信会議(モールス信号が聞けます)
★ タイタニック(=米国人最後の乗客の死去・本ブログ・06/5/8)
タグ: 事故
子ども事故、対策本を出版へ
小さいころ、自分の過失でケガを負ったことがある。例えば「バラ線」と呼んでいた、柵と柵の間に通してある鉄のギザギザをくぐり抜けようとしたら脚や手を傷つけたとか、電球の付いていない電気スタンドの金属部分を触って感電したとか。さらには、幼稚園のバスが迎えに来るところで女性の運転する自転車と衝突、鼻血を出しながら泣いて帰った記憶がある。
妹はキャンディーがのどに詰まり、両足を持って背中を叩かれていたことがある。また、いとこが妹を背負ってふざけていたら転倒、窓ガラスに突っ込んでしまい、額から出血して救急車を呼ぶ騒ぎになった。
東京消防庁は過去10年間の事例を分析して、その特徴や対策をまとめた本を出版する。「注意すれば未然に防げる事故も少なくない。親や子どもに接する人たちに呼んで欲しい」としている。本の題名は「あなたの子ども 不慮の事故で 泣かせて いませんか」で、98年から07年に同庁管内で発生した事案について、0〜12歳のものを分析した結果を紹介した。
水におぼれる事故のうち8割は家庭で発生するという。意外な気もするが、そういえば小さいころに、風呂の浴槽でうっかり足を滑らせて水を飲んでしまったことがよくあった。誤飲や衣服に火が付いたときの対策・応急処置などを、災害医療を専門とする山本保博・東京臨海病院長が全面監修した。
子どもは危険を知らないから親が想像もしない行動をとる。本当に不可抗力による事故は悲しいが、多くは防げるはずであることをこの本は述べているのだろう。
私が2歳の時に階段から転げ落ちたとき、母親はまず「お父さんに何て言い訳をしようか」と考えたそうである。私に救援の手が伸びたのは、私がしばらくしてギャーギャー泣き出したからだそうだ。それは順番が違うでしょうが。
財団法人東京連合防火協会発行、購入・問い合わせは下記リンクの同協会まで。
☆ 子供は大人のいうことを聞くのは得意じゃない。だけど、まねをするのは抜群にうまい。(ジェームズ・ボールドウィン)
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★ 財団法人 東京連合防火協会 ホームページ
★ 子ども事故、ここが危ない 10年分のデータで対策本(朝日新聞・09/4/12)
小さいころ親戚の家に遊びに行った。そこでキャンディーを食べた妹が苦しみだした。両親が「あめが詰まった!」というと、妹の両足を持って逆さづりにして背中を強く何度か叩いた。すると妹の口からキャンディーが出てきて事なきを得た。幼い子は気道が小さいこともあり、咀嚼(そしゃく)にも慣れていない。高齢者は唾液が少なくなり飲み込む力も弱くなることから、食べ物が詰まりやすい。
マンナンライフの「蒟蒻畑」を食べたことにより全国で窒息死が相次いでいた問題で、消費者団体「消費者主役の新行政組織実現全国会議」は、同社が製品を製造再開させたことを受け、「事故の再発の可能性が否定できない」とし、製造・販売の見送りを求める声明を出した。
国民生活センターによると、こんにゃく入りゼリーで死亡する事故は95年7月以降、17件あり、死者は19人に上っている。今年4月と5月には、都内でこんにゃく入りゼリーを食べていた高齢者2人が窒息死したことも判明している。
こうした事態を受けて同社は製造を中止していたが、主力商品である「蒟蒻畑」と「蒟蒻畑ライト」を販売再開。小さな子供や高齢者に食べさせないように呼びかけるパッケージの注意書きを拡大し、個別のカップに警告マークを記載した上、ゼリーのコンニャク粉の割合を減らして柔らかくした。
消費者団体では、「客観的なデータに基づいて安全性が担保されない限り、安易に販売・製造を行うべきでない」としている。
ただ、何故こんにゃくゼリーだけが目の敵にされているのか不思議な部分もある。東京消防庁によると、平成18〜19年の2年間で都内において135人がパンをのどに詰まらせる事故を起こし、8人が死亡し、42人が重傷以上の状態になっていた。食べ物では「ご飯・すし」を食べて詰まらせ17人が死亡している。
すなわち、咀嚼力の弱い子供やお年寄りは、何を食べるにしろ気をつけなくてはならないということになる。こんにゃくゼリーに毒性でもあるのなら禁止すべきであるが、この商品が流通することだけが危険ではない。詰まることはないだろうと、最初の犠牲者になった方はお気の毒ではあるが、よく噛むことで消化がしやすくなり、体にもよい。注意喚起すべきはこんにゃくぜりーのみならず、食事の仕方について注意を促す啓発活動が大切である。
☆ 恋人同士が、初めて食事を共にするということが、一つ「ときめき」であった、などといったら笑われるのがオチだろう。しかし、そうであった。恋人の前で、ムシャムシャクチャクチャ、音をたてないまでも、口を何百度も動かして咀嚼(そしゃく)していくことは苦痛であり、それが苦痛でなく自然にできる間柄になったことは喜びであった。(山田太一)
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★ こんにゃくぜりー、消費者団体が「販売見送り」求める声明(読売新聞・08/12/1)
★ マンナンライフがこんにゃくゼリー製造を再開(読売新聞・08/11/26)
★ 「もち」より恐い「パン」135人詰まらせ、8人死亡(産経新聞・08/10/24)
大阪市北区の阪神前交差点で、道路を横断していた会社員の男性が車に約3キロ引きずられて死亡した事件で、大阪府警交通捜査課と曾根崎署の捜査本部は、逃走していた住所不定、元建築会社社員でホストの男の容疑者(22)を殺人、自動車運転過失傷害、道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕した。容疑者は「酒を飲んで無免許で運転していたので、警察に捕まると困ると思い、必死に逃げた。殺してしまったことに間違いありません」と容疑を認めている。
調べによると男は10月21日午前4時19分ごろ、大阪市北区梅田1の国道176号、「阪神前交差点」を横断していた堺市東区の会社員の男性(30)と接触、救護措置をとらずに男性を車体の下に巻き込んだ状態で約3キロに渡って逃走し、殺害した疑い。引きずられた男性は福島区内の路上で発見されたが、後頭部の骨折などで死亡していた。
大阪府警交通捜査課と曾根崎署は路上に付いた血痕の痕跡などから、男が男性を振り払おうと蛇行運転していたと見ており、そのまま逃走すれば男性が死に至ることは推測できた「未必の故意」があると判断、殺人容疑も視野に入れて調べていた。男は「ひきずったまま走れば、死んでしまうことは分かっていた」と、殺意についても認めているという。
捜査本部では大阪市此花区内にある不審な黒のワゴン車を発見、市内の建築会社社長が所有しており、事件当時に乗っていたのは同社社員であった男であったことが判明。事件後に突然、退職届を会社に郵送して行方不明になっていることから、事件に関与した可能性があるとして行方を追っていた。
捜査本部では延べ900人の警察官を動員。男性が発見された福島区吉野を起点に、同区内や隣接する此花区などで「黒いワゴン車」を1台ずつ調べる「車あたり捜査」を実施、此花区内の建築会社駐車場にあった容疑車両を発見した。車種はトヨタの「イプサム」で、車の底部には不審な傷などがあり、慎重に検証をしていた。車両は事件後も同社で使われていたという。
5日午前3時55分、大阪・ミナミのラーメン屋から出てきた男は、大阪府警の捜査員に取り押さえられた。任意同行を求められた男は当初はひき逃げ容疑を否認していた。捜査本部として最悪のシナリオは「容疑者の自殺」、ということだったが、実際には男は建築会社を辞めて、ミナミでホストとして働いているという事実だった。
男の逮捕を受けて、男性の弟の会社員(25)は、「もう少し時間がかかると思っていたので、まず驚いたというのが率直な感想。まずはひと安心しました。これで兄に『ゆっくり休んで欲しい』と伝えられる。男に対しては、『社会的責任をとって、遺族の気持ちを理解して欲しい』と言いたい。兄、遺族に対して謝罪の言葉が欲しいと思います」とコメントした。
また、男性が勤務していた会社も「警察の懸命な捜査により容疑者が逮捕されたとの報を受けましたが、男性の元気なお姿をもう見ることはできません。改めて今回の痛ましく無惨な事件に強い憤りを感じます」とコメントを出した。
無免許で飲酒運転とはいえ、最初の接触事故で適切な対応をしていれば最悪の事態は防げた。男性は亡くなる必要がなかったうえ、この男も殺人犯にならずに済んだ。飲酒運転はいけない、交通ルールは守らなければいけない、そうは言っても、規範意識のない者にその言葉が通じないのが何とももどかしい。
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★ 大阪のひき逃げ、無免許22歳逮捕…「何が何でも逃げる」(読売新聞・08/11/5)
★ のうのうとホストに転身、大阪ひき逃げで逮捕の22歳男(産経新聞・08/11/5)
↓発見された容疑車両(大阪市此花区内)↓
大阪・キタの交通殺人犯を追え
以前、都内で20代の女性が夜間に車ではねられた。はねた車は逃走したが、警察の捜査が身辺に及んでいることを察知して後日出頭、警視庁に逮捕された。事故現場周辺に住んでいた男は、ドアミラーの角度が気になっていたが、ふと目を前に向けると女性をはねていた。酒を飲んでいたことから恐くなって逃げたという。
はねられた女性は病院に搬送され、そこに女性の父親が駆けつけた。横たわる女性を挟んで医師と看護師、そして父親が向かい合う。医師が女性の顔に手を伸ばす。そして腕時計を見ると、父親に向かってゆっくり頭を下げた。
「何もしてあげられなくてごめんな。俺も後から行くからな」と、父親は号泣した。両親が早くに離婚しており、女性は男手一つで育てられた。婚約者もおり、これからが幸せという時の事故であった。
こうした事故は全国で毎日のように起きている。安全運転を心がけていれば事故は防げる。酒など飲まなかったら、前方を走っていた被害者にすぐに気づくこともできた。そしてその場で救護措置をとっていれば、命を救えた。「酒を飲んでいたから恐くて逃げた」という意味のない理屈も必要なかった。こうした事故は常に悲惨なものであり、優劣は付けられない。しかし大阪で信じがたい事故が起きた。
21日午前4時22分ごろ、大阪市北区梅田1の御堂筋、「阪神前交差点」で、東から走行してきた乗用車が横断中の男性をはねた。男性はそのまま引きずられ、5分後に3キロ離れた福島区吉野の路上で死亡しているのが見つかった。
その後の調べで、逃走車両は蛇行運転していたことが判明、被害者を引きずっていることを認識し、振り払おうとした痕跡が路上の血痕から明らかになった。また、遺体発見場所近くの防犯カメラには該当車両と思われる車が映っており、はねた現場から遺棄現場まで平均時速30キロ未満で走ってきた可能性があることも分かった。車体下に被害者を引きずった状態だったため、速度が出せなかったと思われる。
この事故には目撃者が多数おり、多くが「黒い車」と証言。防犯カメラに映っている車や時間から、証言に揺るぎはなく、車種の特定も近いと思われる。信号無視を繰り返した逃走車両は、遺体遺棄現場から西の此花区内でも目撃されている。早朝という時間もあり、防犯カメラが逃走車両のみをとらえていることが容易に想像できる。
最初の現場は、停止していた容疑車両が発進後すぐに被害者と接触した。すなわち接触時は20〜30キロの低速である。この時点では軽い接触事故だった可能性がある。しかし犯人は救護することなく、引きずってそのまま逃走したことにより、もはや事故ではなく事件になった。
大阪府警交通捜査課と曾根崎署は、こうした状況から殺人容疑も視野に入れて捜査している。情報は曾根崎警察署捜査本部(06-6315-1234)。
★ 男性がはねられた現場地図。逃走中の犯人は、停止線から発進して間もなく男性をはねた。
★ 大阪・梅田のひき逃げ:振り放し後に急加速? 約30キロ低速走行(毎日新聞・08/10/24)
★ 大阪・ひき逃げ「信号無視の黒い車」目撃(朝日新聞・08/10/24)
2006年8月25日、福岡市東区の海の中道大橋で、飲酒運転をした福岡市職員が会社員の乗用車に追突、会社員の車が博多湾に転落し、同乗していた3人の幼い子が死亡する事故が起きた。市職員は道路交通法違反容疑で逮捕され、後に危険運転致死罪でも起訴されている。
この事故を機に「飲酒運転撲滅」のスローガンが各地で起こり、運転することを知っていて酒を提供する店側も検挙されるなど、一定の効果が現れ始めた。しかしながらその後も飲酒運転の事故はなくなっていない。あれほど盛んに報道されたのにもかかわらず、懲りない面々が見受けられる。
交通事故は毎日のように報道されるが、活字の情報というのはその悲惨な事故内容までなかなか教えてはくれない。被害者とその家族や友人知人、加害者の家族やその友人知人をも悲しみの底に突き落とす。車は便利だが、小さな運転ミスが取り返しのつかないことになることをもう一度促したい。
福岡県警は2年前の事故をうけて23日夕方から一斉検問を実施した。逮捕されるに至った者はいなかった。検挙には至らないが、微量にアルコールが検出され、警告を受けた者がいたという。酒も車も楽しいものなのに、人により、それが凶器になり得る恐ろしさをよく考えなくてはならない。
☆ なぜ成功しない人がいるかというと、それは考える努力をしないからだ。(エジソン)
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★ 飲酒運転根絶へ一斉検問 3児死亡から2年の福岡で(産経新聞・08/8/23)
御巣鷹、23年目の夏 JAL123便墜落事故
「日航機がレーダーから消えた」、
「墜落と決まったわけではない」、
「ジャンボが簡単に墜ちるわけがない」、
「ほぼ満席で500人以上が乗っている」、
「JAL123便の大阪着予定時間を過ぎました。事故発生はほぼ間違いない」、
「我々(自衛隊)は要請がないと出動できない。早く要請を出して欲しい」、
「位置が確認できないから出動要請ができない」。
「埼玉方面から飛んできた飛行機が赤い炎をあげ、やがて群馬・長野県境に消えた」、
「急に巨大な飛行機が、低空で飛んできた」、
「長野県佐久市内に墜ちた」、
「現場は群馬だ」、
「まだはっきりした状況は分かりませんが、長野県警から『落ちた』という連絡を受けました」、
「これから(群馬県上野)村へ、警察官千人を入れる」、
「どんな大事故でも生存者がいるもの。人命救助を第一に努力したい」、
「県境東700メートルに墜落物体発見」、
「生存者がいる」。
「確認されないうちは言えない」、
「お前ら、名前調べてどうするんだ」、
「姉さん、本当に乗っていたの?あんた知っているなら教えてくれよ」、
「キャンセルした形跡がないんです。間違いであればいいんですが」、
「こんな時になんだ」、「まだ死んだと決まったわけじゃないんだぞ」、
「やはり乗っていたのか。嫌な予感がしたんだ」。
「早く説明しろ」、
「ちゃんと整備はしていたのか」
「何人が乗っていたと思うんだ、ジャンボだぞ」、
「現場に行くバスを日航は出してくれるんですか」、
「細かい説明が何もない」。
85年8月12日の事故発生当時、日本航空123便機内ではコックピットで機長以下3人のクルーが、なぜ操縦不能になったか分からない状態の中、懸命な航空機の立て直しをしていた。客室ではパーサーやスチュワーデスが乗客に酸素マスク着用を指示し、救命胴衣着用のアナウンスをしていた。
奇跡的に生存した4人の女性の一人で、当日は非番であった日航客室乗務員は、機内は冷静で、乗客がパニック状態になってはいなかったという。しかし、不穏な動きを続ける機内で、覚悟を決めた乗客の一部は家族宛に遺書を書いた。字の乱れが切迫した状況を物語っていた。
123便の事故以来、国内の航空会社が大きな事故を起こした例はない。しかし、大量輸送の時代を迎え、交通事故や脱線事故など、交通機関の事故はなくなっていない。交通機関に安全第一を要望すると同時に、我々も安全運行を妨害するようなことをしてはならないであろう。電車の駆け込み乗車が悲惨な事故の伏線とも成りうるからだ。そして後世にこうした過去があったことを伝え続けなくてはならないだろう。過去は修正できないが、未来を創ることはできるはずだ。
今年の夏も暑い。無名だった御巣鷹の尾根は、今年も遺族を受け入れた。
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★ 亡き人再会への道 日航機墜落から23年(読売新聞・08/8/12)
※参考文献
日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時 (朝日文庫)
岩手沿岸北部で震度6強(2008/7/23)
24日、午前0時26分頃、岩手県北部で震度6強の地震があった。
岩手県洋野町で震度6強を観測、同県野田村と青森県八戸市、同県五戸町、階上町で震度6弱を観測した。
警察庁は災害警備本部を設置。
震度6強=岩手県洋野町▽震度6弱=岩手県野田村、青森県八戸市、五戸町、階上町▽震度5強=岩手県宮古市、久慈市、山田町、普代村、青森県東北町、東通村▽震度5弱=岩手県岩泉町、田野畑村、川井村、青森県十和田市、三沢市、野辺地町
★ 岩手震度6強 広範囲で地震(産経新聞・08/7/24)