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岩手で震度6強(2008/6/14)

東京でも少し揺れた地震は、岩手の内陸部での震度6強(M7)と判明した。
盛岡市に友人がいるので、メールを送ったが今のところ返信がない。
現在、盛岡市の状態がはっきりしないので心配です。。。
岩手・宮城県内で消防への通報が相次いでいるという。
津波の心配はないが余震の発生する可能性がある。
 
 

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2月29日

 
 ある騎士が川の岸辺に咲く花を恋人に捧げようと岸に降りた。ところが川に転落してしまいおぼれてしまう。騎士は力を尽くして花を岸に投げて「私を忘れないで!」と叫んで死んだ。残された恋人は騎士の墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名前にしたということである。
 
 イージス艦と漁船の衝突事故では、地元の人たちが海に向かって酒を流して花束を投げた。「あなたたちを忘れていない、早く帰っておいで」という想いに違いない。どこかをさまよっている清徳丸の親子の早期発見を誰もが望んでいる。仲がよかった親子のありふれた日常。日本の食卓のために漁に出ていた何の落ち度もない2人が、巨大な船によりその人生を狂わされた。
 
 地元の人たちの熱心な捜索活動に心を打たれた人も多いと思う。それだけ結束の強い仲間であり、そういう地域の存在を知ることとなった。ふだん何気なく口に頬ばる魚介類とは、こうした人たちのゆるぎのない努力に加え、危険と隣り合わせの仕事の成果であることを忘れてはならない。
 
 冒頭の話に出てくる花の名は「勿忘草(わすれなぐさ/Forget me not))」。2月29日の誕生花であり、花言葉は「私を忘れないで」である。
 
 
☆ 私は世界に二つの宝を持っていた。私の友と私の魂と。(ロマン・ロラン)
 
★ 【勿忘草】危機の場面に出る「人格」(SANKEI EXPRESS・08/2/29)
 
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病院に行けない救急車

 
 ファーストフードでバイトをしていたとき、店内のお客さんの具合が悪くなり救急車を呼んだ。が、パオーンとサイレンを鳴らしてきたのは消防車であった。5、6人の隊員が降りてきた。
 
 「あ、あの・・あちらのお客様です」
 「ごめんなさいね、救急車の数が足りなくてとりあえず来ました」
 
 お客さんに近寄り大丈夫かと声をかけるオレンジ服の隊員。しかしなす術はない。外に目をやり、救急車の到着を待っているのである。消防隊の到着から10分後に救急車の到着だ。見ているこちらもホッとした。
 
 同じ所で熱中症で倒れたことがある。救急車は来たのだが今度はなかなか出発しない。意識を取り戻して名前を聞かれていると外で同僚が「どうして早く動かないの?」と声をあげていた。どうやら病院がなかなか決まらないようだ。結局、以前入院したことのある病院に搬送されることとなった。
 
 本当に具合の悪いときの救急車の存在はとてもありがたい。1秒が長く感じるのでピーポーピーボーのサイレンが聞こえると安心する。しかし昨今病院の受け入れ拒否などでなかなか救急車が動かない。病院も病状に対応できる医師がいなければ積極的に対応できない、担当医がいても手がふさがっているなど、救急医療の現場は深刻になってきている。
 
 こうなると救急体勢に頼るより前になるべく防げることは防ぐことであろう。軽度の症状であれば、通常の外来で対応してもらう、突発的な事故は仕方がないとしても普段から健康に気を使う。
 
 そんなことを考えると、わざわざ自分や他人の命を危険にさらす暴走行為や飲酒運転は許すことができない。
 
 
☆ 人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。(ベーコン)
 
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★ 「救急隊も、つらいんです」現場から動けぬ救急車(産経新聞・08/1/22)
 
 

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阪神・淡路大震災から13年 追悼の行事が全国で

  「神戸で震度6だって」。夜勤明け、交代する同僚から言われた一言に驚いた。家に帰ってテレビをつけてみると信じられない光景が広がっていた。13年前の今日の早朝、神戸沖を震源とする大地震が発生。平屋の多い長田区は火災が起き、高速道路は無惨にも歪んだ。繁華街である三宮周辺のビルは倒れ、地下は潰れた。
 
 数年前に訪れた神戸の街はきれいに再生していた。道路も建物も新しく、その新しさがかえって傷跡の深さを感じさせたのだ。神戸港付近にあるモザイクと呼ばれる観光スポットは多くの若者が夜景や海を楽しんでいた。神戸は生まれ変わったのかもしれない。
 
 6437人が亡くなった阪神大震災から13年が経つ。兵庫県内各地では追悼行事が行われ、祈りが捧げられた。二度と起きて欲しくない災害であるが、地震(噴火)で形成されたこの国で地震は切っても切り離せない。いざというときにどういう初動体制が取れるかというのは、自治体や消防のみならず、我々も考えておかなくてはならないことである。
 
 出勤時であれば混乱する、家に帰られなくなる、食べ物が無くなる、水が出なくなる、電気がつかなくなる、電話は通じなくなり人はパニックに陥る、最愛の人の安否が気になる。1.17は1年にあるうちで、一番最初の防災の日である。
 
 
☆ テロでは、5000人が死んだわけだけど、それを数だけで語ることは怖いこと。その一人一人に家族があるわけで、5000回のドラマがあるということを考えなきゃいけないんだ 。(ビートたけし)
 
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★ 阪神大震災から13年 夜も絶えぬ追悼の姿(朝日新聞・08/1/17)
★ 阪神大震災13年:「心重なる場に」 聖堂再建で交流促進、初めて迎えた追悼の日(毎日新聞・08/1/17)
★ 震災13年を前に兵庫県知事がコメント(産経新聞・08/1/17)
 
 

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福岡飲酒事故、懲役7年6ヶ月

 子供3人とクルマを運転していた父親、そして母親の5人を乗せたは突然追突され車ごと海に放り出された。夜間であったこともあり、水没していくクルマの中で子供達を助けるのは極めて困難であった。暗闇に沈む子供達をどうすることもできなかった。
 
 2006年8月に起きた元福岡市職員の男性(23)の起こした飲酒による3児死亡事故に対する判決が福岡地裁であった。判決は業務上過失致死傷罪と道交法違反(ひき逃げなど)の併合罪を適用、最高刑となる懲役7年6月だった。注目されていた危険運転致死傷罪は退けられた。
 
 危険運転致死傷罪の成立は、被告が酩酊状態を認識している必要がある。裁判長は、被告が狭い路地をも事故を起こさず走り抜け、事故現場にさしかかったときに、100キロのスピードで12秒間脇見運転したことも「異常なこととは言えない」とした。片側一車線の現場で12秒も脇見運転すること自体が異常だと思うが、同罪の構成要因とはしなかった。飲酒の証拠を隠滅すべく1リットルの水を一気飲みしたこと、現場に40分後に戻ったことも「業務上過失」の範疇ととらえた。
 
 被害者の夫妻、とりわけ自分で逃げ出すことすらできなかった幼い子供達にとって、恐怖の一瞬は忘れることもできないだろう。そして何の落ち度もない被害者にとってこの判決は妥当だったのか。冷たい海に投げ出された子供達にとって、この判決はさらに冷たかったに違いない。
 
 形式的に「事故」となっているが、酒を飲んだ時点で未必の故意、「事件」にはならないのが不思議である。
 
 
☆ 愚者が賢者から学ぶより多くのことを、賢者は愚者から学ぶ。(Marcus Porcius Cato)
 
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★ 危険運転退け懲役7年6月 「脇見の前方不注視」原因 福岡3児死亡事故(産経新聞・08/1/8)
★ 「過失」の判断、やりきれなさ残す 福岡3児死亡判決(朝日新聞・08/1/8)
★ 福岡・車転落3児死亡:地裁判決 両親の願い届かず 被告、終始うつむき(毎日新聞・08/1/8)
★ 福岡の3児死亡飲酒運転、元市職員に懲役7年6月(読売新聞・08/1/8)
 

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無謀な自転車92件を摘発 愛知

 小学生の時に学校で自転車の乗り方を女性警察官に教わる機会があった。信号はちゃんと守り、「止まれ」の標識があるところではちゃんと停止して安全確認をする、そういう当たり前のものであったが、自転車のモラルが守られていないことが散見できる。
 
 宇都宮市内のある地区ではラッシュ時に、多くの高校生が自転車で通学。商店街を疾走し、安全確認もしないまま道路に飛び出すことが多かった光景を見て驚いたことがある。あれではいつ事故が起きても不思議ではない。
 
 自転車は道交法で軽車両と規定されているれっきとした乗り物である。法の下で適正に運転しなくてはならない。二人乗りや信号無視で摘発されれば即赤切符、罰金刑が待っている。罰金刑とはいわゆる前科がつくことになる。
 
 愛知県内で昨年1件だった自転車摘発件数が、今年は92件に上っていることが分かった。愛知県警では摘発を強化した結果と見ている。一時停止をしない自転車が一番怖い。自分が加害者にも被害者にもなりうるからだ。身近なものだけに、安易な気持ちでハンドルを握ってはいけないことを肝に銘じなくてはならない。あのスピードで小さな子供にぶつかったらと思うとゾッとする。
 
 家から一歩出たら、公道なわけです。自分の家の庭とは違います。
 
 
☆ 人生は、10段変速の自転車のようなもの。だれもが、自分がもっているものの大半は使っていないのです。(チャールズ・シュルツ)
 
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★ 道交法違反:自転車の摘発、92件に急増 愛知・昨年1件(毎日新聞・07/12/8)
 
 

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自転車にはねられ、74歳女性死亡 東京・渋谷

 東京・渋谷区内で、自転車に乗っていた女性会社員(40)が無職の女性(75)をはねて死亡させる事故が起きた。警視庁渋谷署は重過失致死容疑で女性会社員から事情を聞いているが、現場は下り坂となっており、自転車がスピードを出しすぎたとみている。
 
 最近自転車のマナーが悪いことに気がつく。人混みの中を高速で走り、一時停止も無視。ヒヤリとさせられることが多くなった。渋谷のような事故はいつ起きてもおかしくないだろう。一時停止をしないと人をはねる危険性も増す。人が操れるスピードはせいぜい時速40キロほどだという。下り坂でスピードが出ていれば、もはや制御不能の状態に近かったのかもしれない。
 
 幼稚園の時に送迎バスを待っていたところ、若い女性の自転車にぶつけられた。自分が小さいこともあり、鼻血が出て頭はガンガンして泣きながら帰宅した。女性側に誠意が見られず、両親が立腹していたことを覚えている。
 
 忘れてなならないことがある。自転車を乗る、というが、乗るだけなら危険はない。自転車は運転するものだという認識を持つ必要があるだろう。
 
 
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航空機炎上その時、逃げられるか

 昭和58年にヒットしたドラマ「スチュワーデス物語」の中では、実際に日本航空の客室乗務員訓練センターを使い、ドラマは撮影された。
 
 劇中、さまざまな訓練の中で「緊急脱出訓練」というものがあった。90秒以内にすべての乗客を避難させるというものだ。乗務員がコックピットに連絡する。「L2のドアから火がみえます。L2のドアは使用できません」
 
 乗客も誘導する。
 「乗客の皆さん、こちらのドアは使用できません、あちらのドアから脱出してください、あちらのドアです、あちらのドアです」「荷物は持たないでください。靴は脱いでください。メガネも外して」
 
 手荷物を持って逃げようとする乗客に主人公の松本千秋(堀ちえみ)が言う。
 
 「バッグは置いていってください」
 「これは大事なものがはいってんのや」
 
 そこで松本は乗客にビンタをする。
 
 「あんた何すんねんな。乗客を殴るなんて、あんたそれでもスチュワーデスか」
 「バッグと命とどっちが大切なんですか。さあ、早くここから脱出してください、さあ、早く」
 
 訓練終了後、松本は教官に言われる。「乗客を殴るのはよくないが、緊急時はやむを得ないだろう」
 
 那覇空港で中華航空機が着陸後に炎上した。映像を見ていてそら恐ろしくなった。乗客が脱出用のビニール製の滑り台から全員脱出した、ほんの10秒後に機体は爆発した。
 
 乗客によると、乗務員からのアナウンスはなく、乗客が騒ぎ出してからようやく脱出が始まったという。幸いけが人もなかったが、管制塔から機長に緊急脱出する旨の指示がなかったらどうなっていたかと思うと恐ろしい。
 
 航空会社側に緊急時の対策をとってもらいたいのは当然だが、乗客側もいざという時の冷静な心構えが必要であろう。中華航空機はトラブルが多い。原因究明が急務である。取り返しの付かないことが起きてからでは遅い。
 
 
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★ 那覇空港で中華航空機炎上、乗客・乗員165人避難し無事(読売新聞・07/8/20)
★ 「間一髪」「パニックに」恐怖の数分間、乗客ら生々しく(読売新聞・07/8/20)
 
 

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