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ミス・ユニバース、48年ぶり日本人優勝

 メキシコシティで行われた、2007年ミス・ユニバース世界大会で、日本代表の森理世さん(20・静岡出身)が優勝した。日本人としては48年ぶり2人目。
 
 いわゆるミスコンの類は賛否両論ある。それでも、女性が美を競う大会は洋の東西を問わず行われている。
 
 森さんは4歳からバレエを始めて現在もインストラクターとして活躍しているという。バレエを通して、人の持つ美しさを追求していることだろう。そしてそれを披露する場が、バレエステージではなく、今回はミス・ユニバースであった。
 
 女性が美を追究しなくなったら、男性はつまらない。否定的な意見もあろうが、ミスコンの類は男性を楽しませてくれるものになっているし、なってきた。世界の頂点に立ったその人が日本人であることは素直に嬉しいことだ。
 
 美を追究している人というのは、老若男女問わず美しい。見た目を追求している人というのは、そのまえに心の美しさを研究している。世界の晴れ舞台に立つ前には、日常の地味な努力があったに違いない。
 
 
☆ 十六歳で美しいのは自慢にはならない。 でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ(M.ストープス)
 
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★ ミス・ユニバースに森理世さん、48年ぶり日本人が優勝(読売新聞・07/5/29)
 
 

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教え子と性的関係 滋賀・大津(07.5.25)

 妹は女子校に通っていたが、男性教師と女生徒の結婚というのはよくあることだと言っていた。師弟関係が信頼関係になれば、男女の仲になることも不自然ではない。しかしそれは純粋な恋愛関係の必要性が絶対にある。
 
 友人は都内の私立高校に通っていた。そこは中学も併設されていたが、そこの男性教師が中学1年の女子生徒をレイプした。友人が先生にその事を問いただしても無視され、PTA組織もなかったことから、「事件」はうやむやにされた。
 
 まさか教師と中学1年の女の子の「純粋な恋愛関係」が存在するはずもない。力関係を利用した卑劣な犯罪は、表沙汰になっていないものも含めれば数は多いのだろう。
 
 滋賀県大津市で男性教師が受け持ちの女生徒と性的関係を持ったことが分かり、自宅謹慎処分となっている。こういう報道を知るたびに思う。世の先生がた、生徒や学生に「あの学校に行っていて良かった」、そう思わせるような青春時代を作ってあげてください。
 
 そして、「あの先生に受け持ってもらって最高だった」と。
  
  
☆ 平凡な教師は言って聞かせる。良い教師は説明する。優れた教師は立証してみせる。偉大な教師は触発する。(氏名不詳)
  
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★ 相談受けるうちに…教え子と性的関係 男性教諭を謹慎処分(産経新聞・07/5/25)
★「真剣に交際」と無罪 女子高生と性行為の男性 名古屋簡裁(産経新聞・07/5/23)
 
 

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高校生の出世意欲最下位

 
「偉くなりたいか」・・
「強くそう思う」中国34.4%、韓国22.9%、米国22.3%
そして、日本「8%」。
 
 野心が無くなっているのは残念なことである。特に若き世代は野心や夢が成長剤となる。夢に猛進している途中に、高いハードルや壁にぶつかって挫折を味わい、さらに成長していく。
 
 ただ、この数字の若者に責任の全てを押しつけるのは酷ではないだろうか。
威厳のある職業である、弁護士や大学教授の不祥事などがあることも若者はよく知っている。彼らは大人に敏感だ。なんだ、大したことはないじゃないか、と彼らを失望させたとしたら、大人の責任は大きい。
 
 今どきの若者は・・・という文言は昔から繰り返されている。それが今どきの大人になり、今どきの社会を形成し、今どきの日本があり、今どきの世界を作っている。
 
 出世意欲のある若者が8%しかいないのではない。
 
「出世意欲をかき立てる大人の存在が近くにない・・日本92%」
 
 
☆ 目標があって、それに向かっていれば、どんな経験もカモン、カモンですよ 。(篠原ともえ)
 
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★ 高校生意欲調査:「出世意欲」、日本は断トツ最下位(毎日新聞・07/4/24)
 
 

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モスキート音

 最近話題のモスキート音。もともとは、店の前にたむろする若者を追い払う目的で作られた音。若者にしか聞こえない高周波帯の音を発射。不快な音で逃げてしまうとか。
 
 ところが、欧米ではこれを携帯の着信音にして授業中にやりとりをする若者が増えている。音の聞こえない教授は何が起こっているのか分からずにキョトンとしているそうです。
 
 概ね、20代前半なら聞こえるとか。
 試しに聞いてみました。
 

 
??
 
???
 
 PCのボリュームを上げるも、さっぱり聞こえず。
 
 聞こえたら、こういう音だった、と書けるのに。
 
 あなたは聞こえますか??
 
 若いっていいな。。
 
 
☆ 容器は、それが空っぽのときに一番大きな音をたてる(ジューウェル)
 
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本の借り逃げ

 早稲田大学の中央図書館は多くの蔵書を保有しており、専門書を探すのに苦労しない。本屋になければ、ここで見つけることができる。以前のエントリで本に線を引いたり切ったりする公立図書館の事を書いた。大学ではそうしたモラルの低下はないであろうと思っていた。
 
 ところが全国の大学の図書館で、借りた本を未返却のまま卒業する学生が多いという。大学側はそれに対抗し、本の返却を卒業条件にするなどの措置をとるところが増えている。
 
 早大でも未返却図書があれば、卒業証書を渡さないという措置に出た。
 
 借りたら返す、空けたら閉める、点けたら消す、という当たり前のことができない者が多くなっている。報道では「強行策に訴える」となっていたが、強行策でも何でもない。これも当然の措置である。
 
 一事が万事。こんな簡単なことも履行せずに、したり顔で「卒業しました」とは、4月からの社会人生活も甘く考えていることなのだろう。
 
 本を返していない早稲田の学生さん、泥棒ですよ。
 
 
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★ 「本の借り逃げ、卒業させず」強硬策の大学相次ぐ(読売新聞・07/3/2)
★ モラルの低下(本ブログ・07/1/12)
★ 図書館で「切り抜き」「線引き」横行(本ブログ・06/12/12)
 
 

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夕張の成人式

 7日に北海道夕張市で成人祭が行われた。4月に再建団体になる同市には新成人91人が集まった。
 
 昨年は市側から60万円の予算が組まれていたが、経費節減のために今年はたったの1万円。「なんとかしよう」と立ち上がったのは夕張の新成人だった。
 
 19歳の女性専門学校生は実行委員になる旨を市側に伝え、手作りの成人祭を完成させた。一任された当初、市側からはなんの連絡もなく、「どうして協力してくれないんですか?」と涙ながらに訴えた。
 
 その後、市の担当者も前向きに開催会場などに協力してくれるようになった。女性のバイト先のコンビニに募金箱を設置、また、全国からも200万円を超えるカンパが集まった。
 
 成人祭には現在夕張に住んでいない若者も戻ってきた。91人の若者は20歳の節目を自ら立ち上げた。こうした若い力が明日を動かし、今年を動かして、将来を形成していく。夕張にはこういう体力が残っていた。成人の節目を与えられることなく自ら作ったのである。
 
 おぼつかない足取りの振り袖もご愛嬌。でも、大人の第一歩はみんながそうだった。
 
 困難も多いと思いますが、頑張ってください。そして全国の新成人のかた達、おめでとうございます。人生のキリ番を踏みましたね。
 
 
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★ 夕張市:成人祭に新成人91人出席 全国から励まし(毎日新聞・07/1/7)
★ 北海道夕張市(本ブログ・06/12/30)
★ TDLに行ったことのない「辛口」コラム(本ブログ・06/1/14)
★ 新・成人(本ブログ・06/1/8)
 
 

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いじめ自殺「予告」 文科省に届く

 二十歳の青年の主張するところや怒りの沸点というのは、往々にして間違っていることが多い。若者特有の正義感というものが働く。しかしそうした主張をすることで大人に成長していく。
 
 たちが悪いのは、そうした若者をひきずって大人になってしまった場合である。大人が逆ギレをし、大人が万引きをし、大人が子供の見ている前で赤信号を渡る。
 
 人というのは考える足だと言われるが、考えることを放棄したら四本足の下等動物と大差が無くなる。いや、もしかすると社会を混乱させない四本足の動物のほうがシンプルに進化しているのかもしれない。
 
 文部科学省に「いじめが原因で自殺する」という内容の手紙が届いた。差出人は男の子と見られるという。文科省は消印を手がかりに、該当する全国39市町村の教育委員会に調査を指示した。
 
 発展途上の若者は謙虚でいることが大切だ。好奇心があったら聞けばいい。聞いて分からなかったら努力する。努力してもだめなら従ってほしい。
 
 もし命を絶っても、加害者側はいつか手紙の差出人のことは忘れる可能性がある。
 
 そして残された家族は一生悲しみに暮れることになる。一生だ。
 
 謙虚でいたためにいじめられた、先生に相談してもだめだった、我慢するように努力した。だから従って欲しい。嫌ならば学校から逃げてください。嫌な学校で死を選ぶよりも、そこから逃げて命を守ることの方が大切なことです。死は生きていくのに必要な選択肢ではなくて、自然と訪れることなのです。
 
 昭和生まれが、平成生まれの君たちの訃報を聞くのは非常に悲しいのです。
 
 
☆ 言葉というものがあるのを初めて悟った日の晩、ベットの中で私は嬉しくて嬉しくて、この時はじめて早く明日になればいいと思いました 。(ヘレンケラー)
 
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オノ・ヨーコ「いじめに負けないで」

 
 来日中の故・ジョンレノンの妻、オノ・ヨーコさんが日本国内で起きている「いじめ問題」に言及した。
 
 ジョンレノンをビートルズから引き離した、として当時は「世界全体からいじめられた」「(いじめは)非常に程度が低いこと。他に面白いことができればいじめることに面白さを感じなくなる」。いじめの被害者には「一生懸命になれることを探すことが大事。頑張ってください」とコメントしている。
 
 いじめが社会問題化してから、いじめ防止対策に取り組んでいる学校もあるが、悲しい事件は後を絶たない。昔は「いじめられる側にも非がある」などといった見当違いの意見も出ていた。いじめを制圧できない者の短絡的な意見だった。
 
 そして「いじめ」というとどうも生ぬるい感覚が拭いきれない。直接的・間接的暴力がいじめである。以前のエントリで「ストーカーなんて『変質者』で十分だ」という主旨の事を書いた。ひらがなで「いじめ」とくくるよりも「暴力」という認識を持った方がいい。いじめというのは暴力沙汰なのである。
 
 人をいじめる原因は、いじめる側が自分を先に優位に立たせる防御策なのかもしれない。一時期は加害者が優位に立っても、後からついてくる人もいなければ、何も残らないのが「暴力」である。なぜなら、民主的に解決した方がいい、心の中でそう思っている人のほうが多数派だからだ。
 
 命を絶とうと考えている人がいるならば、近くにいる「オノ・ヨーコ」さんを必死になって探してください。まずやらなくてはいけないのはそういうことです。
 
 
☆ 目を閉じれば生きるのは簡単。目にするモノは誤解だらけ。(ジョンレノン)
 
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★ ヨーコさん:いじめに負けないで!(毎日新聞・06/11/3)
 
 

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