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’06 紅白で半井小絵が「天気予報」

 今年の紅白には賛否両論だが、ここにきて「NHKニュース7」の気象情報を担当している、気象予報士の半井小絵(なからいさえ)さんの「初出場」が決まった。NHKホールから天気予報を伝えるのだという。
 
 普段は月曜から金曜の同番組に2分間だけ出演。清楚な感じが視聴者に好評で、今年で3年目になる。いつもの型どおりの口調だけではなく、紅白のお祭りらしく意外な一面を見せてくれるかどうか楽しみだ。
 
 半井さんは昨年の大晦日、通常なら冬休みのところだが、ニュース7で特別に気象情報を伝えた。紅白直前のことだった。
 
 ところで54組の歌手はそうそうたる顔ぶれで、「目玉がない」というのも失礼な話である。半井さんの晴れ舞台もまたニュース7同様に全国区となる。衣装は紅白どちらか、大変楽しみである。
 
 
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★ 第57回NHK紅白歌合戦
★ 半井小絵(なからいさえ)オフィシャルブログ「Sae’s BLOG」
★ NHK史上最強の“おじさんキラー”半井小絵が紅白で天気予報(サンケイスポーツ・06/12/2)
★ 7時28分の恋人(本ブログ・06/10/30)
 
 

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NHKの7時28分の恋人

 NHKニュース7の気象情報を担当している、半井小絵(なからいさえ)さんという気象予報士がいる。気象予報士の人は多いと思うが、全国で最も有名な人といっても言い過ぎではないだろう。
 
 そんな彼女が最近「半井小絵のお天気彩時記」(かんき出版)という本を出版した。「春の章」の「新学期は天気も心もすがすがしく」というページに、
 
 「この季節、つい『さわやか』という言葉を使いたくなりますが、厳密に言えばそれは間違いです。俳句では『さわやか』は秋の季語なので、この時期は「すがすがしい」が正解です」「視聴者には俳句をたしなまれる方も多く、春に『明日はさわやかな陽気です』なんて言うと、たちまち『間違いですよ』とご連絡があるからです」。こうした言葉に注意を払って毎日原稿を作っているそうだ。
 
「焼きそばが好き」
「頑張れば夢は叶う」
「フィリピンには力がある。経済も人も」
 
 ネット上では彼女の容姿などについてずいぶんと酷い書き込みがある。出る杭は打たれるの例えで仕方ないかとは思うが、彼女の名誉のためにファンとしていいたい。
 
 努力を惜しまなかった人は聡明で綺麗であり、「さわやか」「すがすがしい」のどの言葉をあてがっても自然であり、「春の章」の似合う素朴な人なのである。
 
  
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★ 大ファンの人、半井小絵さん(本ブログ・2007/8/16)
★ 半井小絵さん(ひとインタビューFLASH版・朝日新聞「どらく」・06/10/25)
 
 
 

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たったひとつのたからもの

  明治安田生命のCMで、ダウン症の子の命に語りかけるものがあった。このCMは7回しか放映されていないそうだが、多くの反響を呼びドラマ化もされた。
 そのドラマの主演は松田聖子が母親役。本編では実際にダウン症の子を起用して撮影に臨んだ。本編の他にメイキングもあり、そちらも観た。「秋雪くん」が坂道を上がってきて、母親の所に来るというだけのシーン。
 このシーンでこの子は台本にはない行動に出た。
 坂道を駆け上がる途中で花を見つけ、それを摘んで聖子に「はい!」と渡したのだ。聖子はそれで泣いてしまった。「あ〜あ、泣いちゃった」とスタッフにからかわれる聖子。
 このドラマの制作発表では、会見の前にダイジェスト版を観た聖子が泣いてしまい、「今、聖子ちゃんが泣いてしまっているのでしばらくお待ち下さい」のアナウンスがあったほど。
 ダイジェスト版が終わったあとには、司会の日本テレビ女性アナも声を詰まらせてしまった。
 私たちは、小さな命や子どもの屈託のない行動に心を打たれることがよくある。それは自分の幼かった命を憶えていて愛おしいからだろう。
 
 
短い命も
長い命も
どちらも同じ
永遠の命
 
 
 
☆ わたしの赤ちゃんが生まれるんだもの。あしたは天気の悪いわけがない。鐘という鐘がいっせいに鳴らぬわけがない。(新川和江)
 
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★ 2003年度CM「あなたに会えて」シリーズ(明治安田生命)
 
★ たったひとつのたからもの(日本テレビ)
★ あなたに逢えてよかった(奇跡体験!アンビリバボー:2004.1.29放送分)
★ 宣伝文研究(本ブログ・04/10/9)
 
 
 
 
 

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スーパーマンのような人

 
 スーパーマンリターンズではなく、クリストファーリーブ主演の「スーパーマン2」を観た。
 
 この中で、クラークケントは自身がスーパーマンであることを恋人に告白する。しかしそれは、スーパーマンを捨てて普通の人間になることと引き替えであった。
 
 超人的な力を失ったあと、バーガーショップにて恋人の前でケンカをするが負けてしまう。そんな無力感を覚えているときに、彼の敵が地球で大暴れをする。もう一度スーパーマンに戻ることとなった。
 
 クラークケントがスーパーマンになるとき、周りに誰も観ていないかを確認して、ある時は電話ボックスの中、時間がないときは走りながら変身する。
 
 私たちの周りにもスーパーマンのような存在の1人や2人はいる。彼らはクラークケント同様に普段はおとなしいが、困っている人を目の前にすると「変身」する。
 
 飛ぶこともできないし、服装も普段のままだが、私たちの周りにいるクラークケントに助けられたことはないだろうか。
 
 映画本編で、スーパーマンに戻った彼は、バーガーショップでのケンカで負けた相手に再会する。緊張する店員と客たち。しかし今度は相手を吹っ飛ばすこととなった。バーガーショップの店主にクラークケントは言う。「ちょっと鍛えたんです」。
 
 そんな周りにいる控えめな人が、スーパーマンになったときを忘れてはいませんか。
 
 
☆ 敵か、それとも味方か。私が攻撃すれば、敵になる。私がなんの恐れもいだかず、微笑してみせれば味方になる(アラン「人間論」)
 
 
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★ スーパーマンリターンズ
 
 

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マイ✫ボス✫マイ✫ヒーロー 先生に憧れたとき、そして今は・・

 長瀬智也主演のドラマ 「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」が面白い。 
 
 長瀬演じるヤクザの組の「若」が高校生になって戸惑いながらも成長してゆく。学校なんてくだらねえ、とやる気がなかったが、クラスメートである梅村ひかり(新垣結衣)に心をときめかしたり、親友となった「桜なんとか」(手越祐也)の忠告を聞いたり無視したりしながら友情を深めていく。
 
 「アグネスプリン」の争奪戦はくだらなくて笑ってしまう。
 
 「ヤクザみたいな人が家に来たことがある。私は暴力振るう人は嫌い。許せない」。そういうひかりにとまどう「若」は、ひかりがチンピラに絡まれたときも手を出すことを止めてボコボコにやられてしまう。
 
 私が若い頃は、水谷豊、武田鉄矢、そして田原俊彦のような先生が憧れだった。でも今は若い生徒たちが羨ましくみえる。
 
 「大人になったらクラスメートなんかいねえぞ。だましだまされ駆け引きして、しゃらくせえしがらみばっかりだ!でも俺たちは一緒に青春を楽しむクラスメートだ。そんなオレたちがせっかくの今を楽しまねえで、どうすんだこの野郎!」
 
 無防備な若者の主張には、未来への可能性が見えて聞こえる。冷めている若者、熱い青年、恋でいっぱいの鮮やかな心。
 
 青春の若さの時計にはストップウォッチがついていない。なぜなら、若い時間は無限に時を刻もうとするからである。
 
 
☆ 先生、こんなに苦しむんだったら青春なんて知らなきゃよかった。(「若=榊真喜男」・長瀬智也)
 
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爆笑問題×東大

 深夜、テレビをザッピングしていたら爆笑問題が出ていた。場所は東京大学駒場キャンパスだ。東大の先生がたと「教養とは何か」といった内容でのシンポジウムだ。
 
 爆笑問題の太田光が言っていたのは、
 
1.「大学の先生は社会との接点がないので、守られている」
2.「東大で学んでいれば安心という姿勢は間違い。東大を疑った方がいい」
3.「東大の研究著書など読んでも分かりにくい。表現力がない。立花隆さんの方が分かりやすく面白い」
 
といったことだ。
 
 学問というのは道楽だと思っていたので「1」の太田発言は昔なら賛成していたが今は違う。その社会との接点を削ってまでする道楽のおかげで、新薬が開発されたり、文化の深層部分が解明されたり、そして「3」の分かりにくい研究著書を分かりやすくしてくれる。
 
 「2」には賛成。教養は受動的な姿勢でなく、常に攻撃的であるべきだからだ。受け身の姿勢で学ぶのは高校までだ。
 
 「3」だが、一般的な語彙を用いて文を書くのは平易で理解されやすいが、端的に専門的なことについて語るとき、専門用語を用いた方が早い場合がある。このバランスが難しいのだが、専門的であればあるほどマニアっぽい文体になってしまうのは仕方のないことであろう。
 
 太田光がほとんどしゃべっていて、先生方に対して失礼な発言もあったが、よくいろいろ考えているものだと感心した。学生の質問にも真摯に答えていた。
 
 チンパンジーの研究をしている教授がいた。「チンパンジーはすぐ切れる。しかし、人間はお節介なほど他人に優しい部分がある」。
 
 イモリの研究をしている教授は、「人間の遺伝子はイモリの40分の1しかない。イモリは人間にはない進化した部分を持っている」。手足を切っても再生するイモリ。その遺伝子研究を人の医学に応用すべく研究しているという。
 
 果たして我々人間は自分たちで思っているほど高等な動物なのだろうか。他の動物は平和に暮らしているが、時に人間は歴史に汚点を残すほど暴走する。そんな人間を他の動物はどんな教養を持って見ていることだろう。
 
 教養とは、知的好奇心を尊い、慕って、一生追い求める恋の対象のようなものである。
 
 
☆ 学校で教えることも必要だけれども、教えているのは過去のことなんだ。ほんとに問題なのは、未来なんだな。(本田宗一郎)
 
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スカート盗撮のテレビ局

 今年の漢字大賞は「盗」じゃないかと思うほど、盗撮事件が続いている。リスクを冒してまで、何故そんなにパンツが見たいのだろうか。携帯電話は便利だが、新しい文化が普及すると必ずそのすき間に犯罪が生まれてくるのは古今東西不変だ。
 
 ついでながら、制服のミニスカートはやめたほうがいいのではないか。少子化対策で多くの女子高でこれを導入をしているが、これだけ盗撮被害の対象となっている状況に、危機感を抱いた方が学校関係者はいいだろう。「我が校は生徒を守るために制服を変えます」と唱った方がイメージがよくなる。子どもが被害にある事件が毎日毎日報道されて、ショックを受けている子どもが多いかと思うとかわいそうである。
 
 ところで、盗撮をして捕まった日テレのアナウンサーについて、日本テレビは「プライバシーに関わることなのでコメントできない」とした。被害者加害者のおおよそいらないプライバシーまでいちいち報道する割には、こんな理由で自社員の不祥事に対して、まともなコメントの一つもできないのか。
 
 犯罪者に対して頼りない姿勢の報道機関なんて無力である。今後、加害者のプライバシーを伝えれば、その姿勢は胡散臭い。被害者の感情というプライバシーをないがしろにした、いい加減な電波資源の無駄遣いである。
 
  
☆ 失敗の言い訳をすれば、その失敗がどんどん目立っていくだけです。(シェイクスピア)
 
 
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★ スカートめくりを知らない男達(本ブログ・05/3/28)
 
 

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笑点40周年

 
 笑点が40周年記念という番組をやっていた。
昔の懐かしい映像もよみがえった。三波伸介さんや松崎真さんも懐かしい。三波伸介さんは円楽さんとは違ってよく怒鳴る。「おい、座布団全部取れ!」というのも覚えている。
 
 その三波さんの急逝から23年間番組の司会を務めた、三遊亭円楽さんが最後の出演となった。病気を患っていてのことだが、もう23年もやっていらしたのかと思うと時の流れを感じる。
 
 大御所や重鎮と呼ばれる人がどっしり構えていると、その下にいる人たちは安心して寄り添ってしまう。そこにいるのが当たり前なので、突然の卒業にはぽっかり空いてしまうものもある。
 
 円楽さんともう1人、笑点を降板することとなった林家こん平さんがコメントを寄せた。40周年の節目にこんな形で申し訳ない、林家たい平をよろしくお願いいたします、とのコメントにたい平さんは目を赤くしていた。
 
 お疲れさまでした。今後は静養なさって、ゆっくり日曜の夜をテレビの前で過ごしてください。座布団を高くして。
 
 
 
☆ 才能の世界に、芸大卒なんかクソの役にもたちまへんがな。とにかくワシはアシスタント達を見てて、これから漫画家を目指す人は最低四つのことを心がけて欲しいと思うた。一つは、基本的には師匠につかんこと。才能は独学でしか開発されんもんや。二つ目は、絵の先生になるんやなかったら、学歴なんかいらんいうこっちゃ。ほんまの超一流を目指すんなら、学校ほど無駄なとこないで。三つ目は、あくまで自分や自分の身の周りの人間関係やゼニの流れなんかを、よーく観察すること。そして一等大事なのは、働いて家へ戻ったら、毎日二時間でもコツコツ描き続けることや。温室育ちはあきまへんで。(青木雄二)
 
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