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タイタニックで最後の米国人生存者が死去

 
 映画「タイタニック」は悲劇の恋愛ストーリーを描いてもいた。この話では、わずか3日ほどの男女の出会いを永遠に覚えていた女性の記憶を映画としていた。たった3日の恋愛を大事にしているなんていい話ではある。そんな大恋愛が羨ましいところである。
 
 本当のタイタニックは、映画と同様に悲惨な事態になった。多くの乗客が死亡し、生存者もそれぞれに悲しい思いを引きずって生きてこられたことと思う。
 
 先日、福知山線の脱線事故の1周忌で遺族の女性が「私も一緒に死ねば良かった」と言っていたのは聞いていて辛かった。悲惨な事故に遭い、家族を失って自分だけが助かるというのはきっと理解を超える苦しみに違いない。
 
 タイタニック号で米国人最後の生存者である女性が亡くなった。事故では父親と3人の兄弟を失った。その後も事故については多くを語らなかったという。冷たい思い出からこれでこの女性は解放されたのだろうか。
 
 船は英語で女性名詞のように扱われる。長い航海を終えた彼女は米国の港で永遠の眠りについた。
 
 
☆ 宇宙をただ一人の者に縮め、ただ一人の者を神にまで広げること。それが恋愛である( ユゴー)
 
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★ タイタニック号の最後の米国人生存者が死去(Yahoo!ニュース・06/5/8)
 
 

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古畑vsイチロー

 
 ドラマ「古畑任三郎vsイチロー」の話。
 
 お馴染みのドラマ展開。最初から犯人は分かっていて、それを古畑任三郎がそのからくりを崩していく。
 
 犯人はイチロー。しかし、兄がイチローをかばうべく供述をする。頭脳戦を得意とする古畑は、いつもクールなイチローの平常心を「ヒートアップ」させることで、自供させようとする。
 
 ユーモラスな一面をものぞかせる冷静な古畑だが、根底にある正義感をあらわにすることがある。
 
 木村拓哉が演じた科学者が観覧車に爆弾を仕掛けた犯人だったとき。犯行動機を話す木村に古畑は平手打ちをした。
 
 フェアプレイを好むイチローに古畑は、
「私もフェアプレイでいきます。あなたが犯人ですか、とは聞かない。しかし必ず自供させてみせます」
と言い放つ。
 
 少し素敵な犯罪者たち。
  
 犯罪を心の底から憎んでいる古畑任三郎は銃を持たないが、理論武装で犯人と対峙する。
 
 ところでイチローだが、演技が上手いことに驚いた。俳優として充分やっていけるのではないか。いや、今回の話の中でリトルリーグの子供たちに野球を教えているシーンがある。これを見ていると、やはりイチローには野球の人生が似合っている。打って走って守って、ますます驚かせて欲しい。
 
 最後にもう一度、これはあくまでドラマでのお話し。
 
 
☆ 私はですねぇ、自分の手も汚さずにのうのうとしている犯人に我慢ができないんです。(古畑任三郎)
 
 

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ドラえもん最終話?再び

 ドラえもんの最終回を作ってしまった、当時愛知県在住の大学生のホームページがあった。その話を本ブログでも紹介した。当時は話題になったものである。著作物を勝手に貼り付けるのは気がひけたので、メールを送ろうと思ったのだが、数年前まで開設してあったHPも、その後の私の追跡では「すでにHPは存在しない」という結論に至った。
 
 そんな中、この話のまんが版(?)が出ている。
 
 まずは本ブログの「ドラえもん最終回」を読んでいただいた上で、その「まんが版」をどうぞ。
 
※原作者の当時愛知県内の大学生だったかた、お礼を言いたいので、もしこれをお読みであれば、コメントかメールを頂戴したく思います。
 
 
☆ のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことの出来る人だ。それが人間にとって大事なことなんだからね。彼なら間違いなく君を幸せにしてくれると僕は信じているよ (しずかちゃんのパパ・嫁いでいく娘へ『ドラえもん』 第25巻)
 
 
★ 本ブログ「ドラえもん最終回(?)」(04年11月20日)
★ ドラえもん最終話『のび太くん・・』(注:当時愛知県内大学生とは無関係と思われます) 
 
 

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第56回NHK紅白歌合戦

 
 紅白歌合戦の曲目が発表されました。いくつかピックアップ。
 
1.石川さゆり/天城越え
 
個人的には「津軽海峡冬景色」がよかったです。
 
2.倉木麻衣/Love,Day After Tomorrow
 
言わずと知れたデビュー曲。初登場の時には何故これを歌わなかった?
 
3.ゴリエ/Pecori ♥ Night
 
紅組に登場。今年のお笑い系はこの人か。
 
4.島谷ひとみ/亜麻色の髪の乙女
 
またこれか、と思いつつも、この人の声がたまらなく好き。
 
5.BoA/抱きしめる
 
歌もダンスもうまい彼女は若さ以外にもうらやましさ山盛り。
 
6.水森かおり
 
一瞬、水森亜土かと思った。
 
7.渡辺美里/My Revolution
 
革命だー!ここに来て初登場。
 
8.mflo と Akiko Wada/HEY!
 
和田アキ子がついに白組。。どうなるんでしょう。
 
9.細川たかし/北酒場
 
私が中一の時のヒット曲です。
 
10.美川憲一/愛の讃歌
 
もう派手な衣装はやらないんでしたっけ?
 
紅白マニアの私には楽しみですが、どうも物足りないですね・・・。何故?
 
 
☆ 音楽だけが世界語であって、翻訳される必要がない。そこでは魂が魂に話しかける(アウエルバッハ)
 
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★  第56回NHK紅白歌合戦 出場歌手/曲名  
 
 

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「ベスト・キッド」の「ミスターミヤギ」、死去

 
 
 ”I promise teach Karate.” (カラテを教えてあげよう)
 80年代にヒットした映画「ベストキッド」シリーズの空手のセンセイ役「ミスターミヤギ」を演じた、ノリユキ・パット・モリタ氏がラスベガスの自宅で亡くなった。73歳。
 「ワックスオン」「ワックスオフ」(wax on, wax off)は、この映画ファンの流行語にもなった。
 いじめられっ子のダニエル(ラルフ・マッチオ)に空手を教えるミヤギ。その内容は車のワックス掛けや壁のペンキ塗りなど、おおよそ空手の訓練とはかけ離れたものだが、その中で基本技術を習得させていく。ミヤギが教えたのは、カラテのみならず、武道のココロでもあった。
ミヤギ 「何故、カラテを学ぶ?」
ダニエル「敵と戦うためだ」
ミヤギ 「本当にそう思うかね?」
ダニエル「・・・戦わなくてもすむようにです」
ミヤギ 「それでいい」
 本編の中で、ミヤギは戦時中は収容所で過ごし、妻の出産を知る。しかし、合併症により母子共に死んでしまったことを酔いながらダニエルに漏らす。ノリユキ・パット・モリタ自身も日系人収容所で過ごしている。日米戦時中の暗部を描写した部分でもある。
 モリタ氏は戦後にスタンダップコメディアン(マイク1つで観客を笑わせる芸人)として活躍、その後俳優デビューした。
 
 モリタ氏の死因は老衰だという。この映画は青春時代のちょっとした思い出ではあるが、その記憶の断片がもぎ取られていくようで切ない。この時期の訃報は寂しい。春ならば桜が、初夏ならば新緑が、真夏ならば青い空が気を紛らわせてくれるものだ。 
 
 氏の最期の場所である、ラスベガスの明日の天気は「晴れ時々曇り」、最高気温は21度と温暖なところである。
 
 
☆ ”Karate is defense only.” (カラテは防御のみ)ー ミスターミヤギ
 
 
★ 「ベスト・キッド」のミヤギ役、パット・モリタが死去(eiga.com)
★ ノリユキ・パット・モリタ(allcinema)
★ ラルフ・マッチオ(allcinema)
★ タムリン・トミタ(allcinema)
 

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円楽さん、入院

 
 人気番組「笑点」の司会、三遊亭円楽さんが脳こうそくで入院した。
前司会者の三波伸介氏(故人)のあとを継いで、20年になるという。
 
 思えば幼い頃、日曜の夕方といえば家族で夕食を食べる時間。観る番組と言ったら、笑点だった。漫才ブームにバイオリズムがあっても、この番組だけは安定した視聴率を誇り、落語界の一端を担っている番組と言っていいだろう。
 
 こうした長寿人気番組の司会者というのは大変である。円楽さんは腎臓を患って週に数回、人工透析をしている。円楽さんのみならず、笑点のメンバーは高齢であるものの、その衰えを全く感じさせない。
 
 笑いには毒があるという。チャップリンも自分の滑稽な姿を見せることで観客を魅了する。我々はどこか人を小ばかにすることで、笑う。小ばかに見せることで、笑わせる。芸人のプロ達は、小ばかに「魅せる」ことで笑わせる高度な技術を持っている。
 
 円楽さんから病気の毒が早く抜けますように。
 
 
☆ 人の夢の話をニコニコ聞ける人は、その人自身が夢を持っている人だ(中谷彰宏)
 
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家政婦は見た、そうな

 
「まんが日本昔ばなし」が復活することとなった。
 
94年に終了してからも、局には「是非再開を」の声が多数寄せられた。
 
テレビには魅力が3つある。
 
テレビを観て情報を記憶に焼き付ける魅力。
 
テレビを聴いて情報を得る魅力。
 
テレビを家族で観て一緒にいる時間を共有する魅力。
 
テレビは良質な番組があって、初めて効き目が現れる。
 
 良質な番組を家族で共有できるのはいいことである。こういう番組は堂々とゴールデンタイムに登場すべきであり、登場するそうだ。
  
 気になったのは声優さん。ドラえもんの一件でブロガーさんが大騒ぎとなった。しかし、心配は無用で、市原悦子さんと常田富士男さんの変わらぬコンビで再登場する。
 
 
☆ 充実した一時間は忘却と不注意の数世紀より価値がある(イオネスコ)
 
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黒人差別でCM中止

 
 マンダムのCMが黒人差別を思わせる表現があったとして、このCMの放映を中止した、という記事があった。人権擁護団体が「黒人を類人猿と同等に見なしている」と指摘したというのである。
 
 この「人権擁護団体」というのがどういう団体か知らないし、このCMを見たこともないが、果たして本当に差別なのだろうか。黒人さんからの訴えがあるのならともかく、差別に過剰に反応するのも差別意識が高すぎることはないだろうか。
 
 当事者が差別されていると感じれば差別だが、そうでなければ差別ではない。それを「差別だ」と当事者でない者が声を高らかに訴えるのは疑問を感じる。
 
 総じて我々は知らぬ間に差別されている。性別で差別され、年齢で差別され、学歴で差別され、職業でも差別される。肌の色でも差別され、言語で差別され、文化や習慣で差別される。
 
 区別と差別は違うと言われることがあるが、「区別は差別の始まり」というのは大学の先生の弁である。
 
 
☆ 皮膚の色が裁判の判断材料になるなら、裁かれるべきなのは法廷だ(『バッファロー大隊』)
 
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★ 黒人差別の指摘でCM中止 マンダム(共同通信)
 
★ マンダム ホームページ
 
 

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