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ティアラ

 
 初めてエイズ患者と握手をした有名人というのが、ダイアナ元皇太子妃であった。エイズ患者に対する偏見があった80年代後半、施設を訪れたダイアナは躊躇することなく手を差し伸べた。その写真は世界を駆け巡った。
 
 地雷で足を失った人のいる病院も訪れる。それからは地雷除去の活動にも熱心になった。実際にサラエボの地雷の残る地域に足を運んでいる。
 
 ダイアナは「世界で一番不幸な病気は『愛されていない』ということです」と語っていたが、そのダイアナもチャールズ皇太子の不倫関係に気を揉んでいた。腹いせに男性と関係を持つことにもなる。ストレスから摂食障害、自傷行為もしている。
 
 97年にパリにおいて不慮の事故により急逝したプリンセス・オブ・ウェールズ。イギリス国内は悲しみに包まれ、宮殿前には数え切れないほどの花が置かれた。10年たった今、残されたウィリアム王子らはダイアナの活動を継いでいるという。
 
 ティアラの似合う女性はそれほど多く存在しないことを知らされた。
 
 
☆ 私はみなさんの心の王妃になりたいのです。(ダイアナ皇太子妃)
 
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節水で温暖化阻止

 
 クールビズの認知度が高まったようだが、節電効果があったかというとそうでもないという内閣府の調査が出た。エアコンの温度設定も、高いわけでもないという。
 
 電気を極力使わないように、という一方で「水」が温暖化防止のポイントでもあるという。水を利用するには、浄水場で処理をし、水をくみ上げ、下水処理する。これだけでも多くの電力が使われていることになり、節水を心がければ、二酸化炭素削減になるというわけだ。
 
 地球温暖化に向けて試行錯誤が続いているが、水没の危機が切迫している国がある。南国の小国ツバルである。海抜最大5メートルのこの国の人口は約1万人。島の土地からは海水がしみ出し、空港などの施設は使用できなくなっている。ツバルでは移住計画をも打ち出され、近隣諸国が受け入れを進行中だ。
 
 もちろん、ツバル国民は移住など望んでいない。祖国が水没するなんて悲しいことである上に、二酸化炭素を排出している国を快く思っていないはずである。
 
 節水は夏じゃなくてもできる。些細なことが反温暖化に貢献できることは間違いなさそうだ。地球が汗をかきすぎている。その汗を最初に拭わされているのは、何故かツバルの人たちだ。
 
 
☆ 納得しなければ行動しない人は活動家ではない。呼吸するように行動すべきなのだ。(Georges Clemenceau)
 
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★ みんなのニュース:温暖化防止「水」がポイント(毎日新聞・07/7/31)
★ クールビズ、節電効果にはつながらず 内閣府世論調査(産経新聞・07/8/2)
★ 変換キー:地球温暖化で環礁島国 観光ブーム痛しかゆし(毎日新聞・07/7/24)
 
 

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公用語に日本語がある 唯一の場所

 ネットサーフィンをしていたら、パラオ共和国という国を見つけた。人口20000人ほどの小国で海のきれいな島国。 場所は小笠原諸島から南下し、グアムとフィリピンの間にある200の島からなる国である。
 
 ここの面白いところは、アンガウル州(人口200人)というところの公用語が、パラオ語、英語、そしてなんと日本語があるということだ。世界で唯一、日本語の公用語指定のある場所。ちなみに日本に「公用語を日本語とする」というような規定はなく、裁判所法で「法廷では日本語を用いる」とあるだけだ。
 
 日本が統治していた歴史的背景からそうなっており、日本人の移住の結果、昭和18年には国内の4分の3が日本人となった。1964年から選択科目として日本語を取り入れ、パラオ語の中にも「ベントウ」「アブナイ」「ヤクソク」などは現地語として使われているとか。
 
 しかし、近年の国勢調査では同州の日本語話者はゼロ。ただ、パラオ国内では年配のかたで日本語を流暢に話す人がいるようだ。 そして日本人のような名前や、日本に関係する施設があったりし、親日国家であることは間違いなさそうだ。
 
 パラオは観光が国の財源になっている。きれいな海、青い空、珊瑚礁、照りつける太陽は遮るものはないだろう。きっと東京の太陽とは色が違うはずだ。
  
 
☆ 私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、理性は羅針盤、情熱は疾風(A・ポープ)
  
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★ Constitution of the State of Angaur
★ パラオ政府観光局
★ パラオ(Wikipedia)
 
2011年2月22日追記:
 アメリカCIAのサイトにパラオ共和国の公用語としてアンガウル州は、「アンガウル語、日本語、そして英語が公用語である」と書かれており、「Ethnologue」というサイトにも同州公用語に日本語があることが書かれています。
 
★ World Fact Book :Languages(CIA)
 

Source: memepix.com via MemePix on Pinterest

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特攻時の日米元軍人が対面へ

 
 日系アメリカ人、リサ・モリモト監督がメガホンをとった「特攻」という映画が21日から上映される。この映画を撮るに当たって、元特攻隊員4人と米国元軍人5人が監督からインタビューを受けている。
 
 元米兵は駆逐艦に特攻隊が衝突する瞬間、「日の丸の鉢巻きが見えて、死ぬほど怖かった」という。そんな元米兵が完成した映画を見て「同じ人間として(特攻隊員に)あってみたい」と思うようになった。
 
 話を聞いたモリモト監督が、元特攻隊員に話を持ちかけたところ、同じ心境であったと快諾。元特攻隊員は鹿児島市の浜園重義さん、川崎市在住の江名武彦さん(ともに83)。「80歳まで生きられたことに感謝し、平和の実現に少しでも役立ちたい」という浜園さん。
 
 平和のため、という大義名分のために行われる戦争は、悲惨な結果を常に残すことになるが、世界ではそうした戦闘や紛争が後を絶つことはない。
 
 元米兵のユージーン・プリックさんとフレッド・ミッチェルさん。ユージーンさんは「友人」とも読め、フレッドさんは「フレンド」みたいだ。命をかけて敵対していた日米の元軍人は、平和を願い友達として再会する。
 
 「二度と戦争を起こしてはならない」という言葉は、命をかけて闘ってきた人たちから頂いた金言であり、歴史の教科書そのものである。
 
 
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★ 特攻62年後、元隊員・米艦乗組員が対面へ(読売新聞・07/7/10)以下一部引用

 太平洋戦争末期の1945年5月、沖縄戦で特攻機の攻撃を受けて沈没した米駆逐艦の乗組員だった元米兵2人が、今月末に来日し、鹿児島市在住の浜園重義さん(83)ら元特攻隊員と対面する。同じ時代に、家族を愛する気持ちと、死の恐怖をともに感じながら戦った日米の元軍人。戦後62年を経て初めて対面することになったきっかけは、「特攻」をテーマに日系2世の女性監督がメガホンを握った映画にお互いが出演したことだった。
(中略)
 映画では、2人を含む元米兵5人と浜園さんら元特攻隊員4人に、監督のリサ・モリモトさん(39)(ニューヨーク在住)がインタビュー。特攻機激突の瞬間を記録した貴重な映像にアニメーションを加え、「特攻」とは何だったかを考えさせる作品に仕上げている。

 
 
 

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ミス・ユニバース、48年ぶり日本人優勝

 メキシコシティで行われた、2007年ミス・ユニバース世界大会で、日本代表の森理世さん(20・静岡出身)が優勝した。日本人としては48年ぶり2人目。
 
 いわゆるミスコンの類は賛否両論ある。それでも、女性が美を競う大会は洋の東西を問わず行われている。
 
 森さんは4歳からバレエを始めて現在もインストラクターとして活躍しているという。バレエを通して、人の持つ美しさを追求していることだろう。そしてそれを披露する場が、バレエステージではなく、今回はミス・ユニバースであった。
 
 女性が美を追究しなくなったら、男性はつまらない。否定的な意見もあろうが、ミスコンの類は男性を楽しませてくれるものになっているし、なってきた。世界の頂点に立ったその人が日本人であることは素直に嬉しいことだ。
 
 美を追究している人というのは、老若男女問わず美しい。見た目を追求している人というのは、そのまえに心の美しさを研究している。世界の晴れ舞台に立つ前には、日常の地味な努力があったに違いない。
 
 
☆ 十六歳で美しいのは自慢にはならない。 でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ(M.ストープス)
 
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★ ミス・ユニバースに森理世さん、48年ぶり日本人が優勝(読売新聞・07/5/29)
 
 

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人工呼吸で愛犬救う 米国

 
 昔、保健体育の教科書で人工呼吸の方法を読んだことがあるが、実際にその場で居合わせたらうまくできるかどうかの自信はない。119番するのが関の山だろう。しかし、人工呼吸術を知っていれば、救急隊の到着を待つことなく、救える命も多いに違いない。
  
 アメリカ・ネブラスカ州の男性が軍隊の経験を生かし、おぼれて意識を失っていた愛犬を救った。妻は「これまで一度も犬を愛しているなんて言ったことはなかったのに」と喜んでいるという。
 
 男性は戦争でイラクなどの空を飛んでいたが、05年に負傷し引退、杖をついて歩く生活を送っている。軍隊での応急処置の経験を生かし、愛犬に人工呼吸を試みたのだった。
 
 戦争は国と国をいびつな関係にするが、それに参加する個人の受け止め方はそれぞれ違う。守りたい対象というのは国ではなく、実は非常に身近なものであるのだ。
 
 
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★ 愛犬に人工呼吸 一命救う(スポーツ報知・07/3/12)
 
 

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反温暖化、エッフェル塔などを消灯

 
 フランスで、パリの名所であるエッフェル塔などを消灯するアピールが行われた。環境団体「地球のための協定」などの呼びかけによるものだ。
 
 1000万人の市民が5分間、電気の消費を中止すると仏での消費電力1.5%が節約できるらしい。これは大きな数字である。5分間なら誰でもできそうだ。
 
 電気に依存する生活を送っているのは、いま目の前にあるPCのみならず、多様化した電化製品やオートロックなどの防犯設備などさまざまなものがある。携帯電話を手放すことができないように、無駄な電気は使わないという考え方が必要なのだろう。
 
 イルミネーションはきれいだが、華美な装飾のない街もスッピン美人でまんざらでもない。数十年前の深夜といえば、街も人もぐっすり眠っていた。
 
 
☆ 過去に生きてはいけない、未来を夢見みてもいけない、今この瞬間に集中しなさい(仏陀)
 
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★ 反温暖化、エッフェル塔などを消灯(産経新聞・07/2/2)
 
 

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この木何の木?

 日立のコマーシャルで登場する大きな大木、これが伐採の危機にあったが、日立側が地元の所有者と宣伝で独占契約を結んだことが分かった。
 
 ハワイにいったとき、ガイドさんから「あの大きな木、みたことありますか?テレビのCMでやっているあの木ですよ」
 
 そう、紛れもなく「この木何の木、気になる木」の大樹であった。あまりの大きさに感動したものである。
 
 この大木はハワイのオワフ島にあり、オーナーの死去に伴って伐採の危機が浮上した。結局はオーナーの親族がこの大木のあるパークを買収し、広く開放することとなった。
 
 一本の木の伐採など、大きなニュースには成り得ない。それでも日本人から見たら「どこかで見たことのある木」であり、日立も放っておけなかったのだろう。どこの国でも、所有者の死に伴ってその土地の行方が赤の他人に移ることがある。それは仕方のないことだが、こういう些細なニュースから森林保護、環境保護の意識というのは根付くものである。
 
 大きな大樹は今も順調に育っている。ハワイに行ったときは必ず目にしておきたいものだ。伐採から逃れることのでき、自然に対して放棄することの無かった意識の集まりが青々としていることが根幹にあることに気付くだろう。
 
 
☆ 大きいなんて言葉、空には小さすぎるわ 。(ピーター・ヘッジス)
 
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★日立の大樹、CM独占契約結び伐採の危機脱出(サンケイスポーツ・07/1/31)
 
 

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