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先生

 30代に入ってから多くの「先生」と接することになるとは思わなかった。
 
 まず、大学入学したので当然最初の先生に会うはずだったが、大学の最初の授業の直前に病気の宣告をされ、先日エントリした心療内科の先生が最初の「先生」となった。
 
 大学ではそれまで自分が考えていた事が覆され、知識の浅はかさを知らされることとなり、先生ってのはすごいな、と考えたものである。
 
 習い事では二人の先生に出会い、大学とは違った専門的なイメージというものを教えられた。専門知識に長けている先生というのは、何を質問しても明快な答えが返ってきて、かつ納得できてしまうから不思議である。それは単に専門分野を学んだ先生だから、というだけではなく、「一本筋が通っている」ことが分かるからこちらも素直に納得ができるのである。
 
 それにしてもここに来て、いい先生ばかりに巡り逢うことができたのは幸運である。いい先生に出会ったら、あとは愚直なまでに純粋な生徒でいなければいけない。先生に限ったことではないが、いい人に出会ったのに「いい人だ」と気がつかなかったとしたら、それは大変愚かなことである。
 
 先生からの「ダメ出し」はまだまだ続く。
 
 
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カタカナ語の氾濫

 文章を書く上で気をつけていることがいくつかある。その一つが「カタカナ語は極力避ける」ということだ。
 何故避けているかというと、特に抽象語を多用した場合、高等教育を受けて英語能力に長けている人はその意味が分かるかもしれない。しかしそうでない場合、そのカタカナ語を知らない人を読み手から排除してしまう恐れがあるからだ。
 
 だからといってラジオのことを正式名称である「放送無線電話」と言えというのではない。日本語として一般名詞化したものは使った方が利便性が高い。
 
 その日本語化したカタカナ語とそうではない専門用語の区別が難しい。本ブログではその線引きは経験と周りの空気を読むことで決めている。
 
 もっとも、その日本語化したカタカナ語の中にも本来の外国語の意味から離れているものもある。たとえば「about」。もともとは「およそ、約」などといった前置詞などがあるが、日本語では「いい加減な」といった否定的な意味で使われている。
 
 2つの意味を持つ言葉も多い。「default(デフォルト)」も本来は「債務不履行」という意味だが、同時にパソコン用語としては「初期設定」といった意味だ。
 
 日本語に外来語を取り込むのは悪いことではない。理由は「日本語にすると難しく、長くなってしまうから」である。大切なのは、本来の言葉の意味を尊重すること。尊重しないのであれば、その本来の意味を離れたカタカナ語は言葉ではなく、流行語のような一過性のような単語になってしまうからだ。
 
 ちなみに座右の銘は「あばうと」です。
  
 
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敬語を敬え

 
 文科省の諮問機関が、敬語の適切な使用文例集を作ることにした。若者の不適切な敬語の使い方に危機感を募らせているのだろう。
 
 言葉の乱れといえば、「ら抜き・い抜き言葉」が有名だが、今回は過剰な敬語表現が氾濫している事を受けての事であろう。
 
 例えば「見させていただきます」といった、「さ入れ表現」、「いる」の謙譲語「おる」と敬語の「れる」を合体させた「おられる」といった使い方がされている。
 
 言葉は時代によって変わる生き物であるし、ら抜き言葉は市民権を得ているから良い。ただ、「食べられる」と「ら」を入れたほうが音の響きとしては美しいと感じる。
 
 世界で日本語を学ぶ人が増えており、その数は240万人と20年前の20倍にもなった。日本語を学ぶ外国人に「その敬語は間違っておられる。」と言われる日もそう遠くはないのではないかと考えると憂鬱である。
 
 
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「普通に」はフツーにあり得ない

 
 最近、若者の間で流行っている言葉、「あり得ない」「普通に」。
 
 若者言葉というのは、その時の時代に合わせて登場し、消えていった。若者言葉は所詮若者言葉。そんなに目くじらを立てることはないと思うが、これをいい歳ぶっこいた大人が使っていると呆れてしまう。
 
 身内の恥さらしになるが、妹が夜、街を歩いていたら男性に声をかけられた。一緒に飲みませんか、というお誘いだった。悪い人ではなさそうだし、飲みたい気分だったのでその人について行こうと思い、何気なくその男性の足元を見ると、「フツーに裸足だった。」というのである。
 
 このような「フツー」の使い方はフツーにあり得ない、ということになる。私も同じ民族なので、「フツーに」と言われればその意味は何となく分かるが、やはりここは「当然のように」「何事もなかったように」と言い換えた方がいいだろう。
 
 「フツーにおいしい。」もよく分からない。おいしいんだか、まずいんだか。可もなく不可もなく、ということなんだろうが。
 
 要するに、てかそれってぶっちゃけちょーふつーにありえないってかんじぃ?みたいな、である。
  
 
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子供の学力低下

 
 太陽がどちらの方角から昇るか答えられない小学生が35%という調査があった。さらには、「憂える」を「喜ぶ」という意味だと思っている大学生も多くいるという。
 
 学力低下が懸念されている状況だが、全く勉強をしない中学生も3割いるという。アジアの学力では日本の若者は下位にランクしているという非常に「憂う」べき問題だ。
 
 私もどちらかというと勉強はしないほうであった。しかし、偏差値教育時代、周りが着々と学力を上げていく中で、「取り残される」と危機感を抱いた私は勉強をした。
 
 今の子は自由度が高く、勉強する環境の選択肢も多い。しかし彼らはまだ未熟で、本当は我々「偏差値教育」のように、レールを敷いてあげたほうがよいのではないか。
 
 前述の「勉強をしない中学生」とは対照的に「勉強をする中学生」になぜ勉強をするかを聞いたところ、「親が本や新聞を見ているから。」と答えている。なるほど、である。やはり子供達はいつも親を見ているのである。だったら我々は本を読み、新聞を読み、外に出たらゴミのポイ捨てなどしない、そうした姿勢を「見せつける」事も必要ではないのか。ふりでもいいのである。
 
 
☆ 子供は大人のいうことを聞くのは得意じゃない。だけど、まねをするのは抜群にうまい。(ジェームズ・ボールドウィン)
 
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私の好きな言葉・7

 
少年は最初、自由に向かって溜め息をつく(ヴォルヴナルグ)
 
転んだ人を笑うな。彼らは歩こうとしたのだ(米倉 誠一郎)
 
みんなが戦争は避けられないって言う。 平和が避けられないってどうして言えないの?(『海外特派員』)
 
アダムはリンゴが欲しかったから食べたのではない。禁じられていたから食べたのだ(マーク・トゥエイン)
 
決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ(エジソン)
 
今私の一番好きな仕事といえば、夜星空を眺めることです。なぜといって、この地上から、また人生から眼をそらすのに、これほど好い方法があるでしょうか(トーマス・マン)
 
噛みつく勇気がないなら歯を見せるな (フランスのことわざ)
 
笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである(ニーチェ)
 
大地が欲しがるのは戦士の血ではなく、人間の汗だ(フランスのことわざ)
 
イヴがアダムにリンゴをあげて以来、男女間では贈り物をめぐって誤解が続いている(アンナ・ロバートソン)
 
ハイヒールというのは、おでこにキスされた女性が発明したもの。(クリストファー・モーレー)
 
どんな用件でも午前4時に呼び出せるのが、親友です。(マレーネ・ディートリッヒ ドイツの女優)
 
会話の名手とは、相手の言ったことを覚えている人ではなく、相手が覚えておきたいことを言う人である。(ジョン・M・ブラウン)
 
勇気は感染します。勇気ある人が毅然とした態度を取れば、他の人も姿勢を正すのです。(ビリー・グラハム)
 
男がレディ・ファーストを考えついたのは、きっと階段を上がる時ね。(ジェーン・フォンダ)
 
虹が見たいなら、雨を我慢しなくちゃね(米国歌手・ドリー・バートン)
 
切手のようであれ。目的地に達するまで、一つのものにくっついていよ(Josh Billings)
 
涙は口をきかない悲しみの言葉である(ヴォルテール)
 
どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか(アインシュタイン)
 
 
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私の好きな言葉・6

人は、不確実なものを求める間、確実なものを見失う(出典不明)
音楽は空気の詩である(ジョン・パウル)
人生は落丁の多い書物に似ている。一部を成すとは称しがたい。しかし、とにかく一部を成している(芥川龍之介)
レモンを手に入れたらレモネードを作れ。すっぱいからといって捨ててしまうな(ジュリアス・ローザンヴォルド)
この世界は美であふれているから怒りは長続きしない(アメリカン・ビューティー)
世の中には、噂されることより悪いことがある。それは噂すらされないことだ(オスカー・ワイルド)
 
子供はだれでもファンタジーの分かる魔法使いになる時期があるんだ (オトフリート・プロイスラー)
 
解かれることを望まない秘密だってあるさ (エドガー・アラン・ポー)
 
運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する(ショーペンハウエル)
 
ぼくには空を飛ぶちからも十万馬力もない。あるのは戦う勇気だけだ(『鉄腕アトム』・手塚治虫)
 
 
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私の好きな言葉・5

 
・うちの子死んでも構いませんから、サッカーさして下さい (清水圭の母・「サッカーやめるんやったら、死んだ方がマシや」と言う心臓の弱い息子を連れ、校長室へ頭を下げに行った)
 
・ 楽しい顔で食べれば、皿一つでも宴会だ(ブルデンチウス)
 
・「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう」おそらくあなたは永遠に登らないでしょう(レオ・ブスカリア)
 
・遠慮しないで生きてたら良い事あるよ(t.A.T.u.)
 
・人生は往復切符を発行していません。ひとたび出立したら再び帰ってきません(ローラン)
 
・ 私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、理性は羅針盤、情熱は疾風(A・ポープ)
 
・ 剣は折れた。だが私は折れた剣の端を握ってあくまで戦うつもりだ(ド・ゴール)
 
・ 宇宙をただ一人の者に縮め、ただ一人の者を神にまで広げること。それが恋愛である( ユゴー)
 
・楽しく生きていきたいなら、与えるための袋と、受け取るために袋を持って行け。(ゲーテ)
 
・考えるな、感じろ(『燃えよドラゴン』)
 
 
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