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蛇口からポンジュース

 最近トイレや台所の蛇口に色々な種類があることに気付く。ぶっきらぼうな昔の蛇口は殆ど見られなくなり、公のトイレなどは手をかざせば自動的に水が出る。家の蛇口では上品に水が落ちてくるものもある。この蛇口からジュースが出てきたらびっくりである。
 
 えひめ飲料の「ポンジュース」が出る無料の蛇口が松山空港内に登場した。かねてからジョークとして「愛媛県内の家からは蛇口をひねればポンジュースが出る」と言われていたことが実現した。1日600~700杯、7日までの限定だ。
 
 これはちょっと考えると新しいビジネスにもなりそうだ。ひねったら色々なジュース、コーヒーやお茶が出てきたら楽しいだろう。押すと自動的に出てくるものはファミレスの「ドリンクバー」などに見られるが、蛇口をひねるというアクションが楽しい。水しか出てこないはずの所からポンジュースが出てくるのが楽しい。
 
 空気が乾燥することもあって、濃厚なポンジュースを飲みたくなってきた。しかし、蛇口の閉め忘れにはご注意ください。
 
 
☆ レモンを手に入れたらレモネードを作れ。すっぱいからといって捨ててしまうな(ジュリアス・ローザンヴォルド)
 
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★ 掘り出しニュース:出た!蛇口からポンジュース(毎日新聞・08/1/6)
 
 

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秋葉原で自殺志願の男性保護

 
 秋葉原というのは不思議なものがいっぱい売っている。通常の電化製品のみならず、これは誰が買うのかというようなジャンク品も多数見受けられる。以前、自宅の前にゴミを捨てられることが頻発したときに、早速秋葉原の電気街で防犯カメラと録画装置を購入。犯人検挙に成功したことがある。初めて買ったPCは富士通社製のものであったが、アキバで買った。
 
 その後は駅前の様子も一変し、電気街からオタク文化発祥の地となった。メイドカフェなどここから生まれたものも多い。オタクの聖地となったアキバで、兵庫県内の自殺志願の男性が警察に保護された。
 
 男性は「生きていても仕方ない」と書き置きを残して家を出て、秋葉原をさまよっていた。母親から連絡を受けた万世橋署員が男性を見つけた。「死のうと思って富士山の樹海をさまよったが死にきれなかった。好きな秋葉原で死のうと、(飛び降りるための)ビルを探していた」と話している。
 
 どんな苦悩があったかは分からない。生きていれば消えてしまいたいと思うこともあるかもしれない。誰でも人生の旅路を終え、お迎えが来るときが来る。どんなに辛くても、何となく存在しているだけでも生まれてきた価値はきっとあるはず。いつか人生を振り返ってみたときに、楽しかったことが少なくないことにきっと気付くはずである。自ら死に神を引き寄せてはいけない。
 
 
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★ 「好きなアキバで死にたい」 自殺志望のオタク男性保護(産経新聞・07/12/22)
 
 

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犬のお巡りさん

 沖縄県警那覇署地域課の仲田真吾巡査部長(28)が、拾得物として届けられた犬猫を毎日欠かさず世話をしている。拾得物として警察署に保管されるのは2週間。それを過ぎると保健所に連れて行かれる。多くの署員が「情が移るから嫌だ」という中で「少しでも動物のためになれば」という思いから世話をしているという。
 
 何らかの事情で家を抜け出てしまったのであれば飼い主に戻る確率も高いだろう。しかしこれが捨てられたとなると、行く末は動物にとってむごいこととなる。飼い主のかたで心当たりのあるかたは、那覇署に問い合わせていただきたい。
 
 野生動物は弱肉強食だ。強い動物がいる一方でそれに食べられてしまう弱い動物もいる。自然界の掟はなかなか厳しい。狩りの仕方を覚えるライオンやオオカミ、そして逃げる術を身につけるべく目が両端についている草食動物。
 
 ペットは、特に犬は交配させることが容易であることもあり、さまざまな犬種が存在する。それだけ人間と歴史の深い犬に対する人間の愛着が想像できる。しかし捨てる人も後を絶たない。命を粗末にする者は、そのうち運命に捨てられる、そんな気がする。
 
 
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参考= 迷い犬や猫をせっせと世話 古波蔵交番の「犬のお巡りさん」(琉球新報・07/11/20)
 

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捨て犬ネコ天国 四国汚名返上へ

 以前「崖っぷち犬」が話題になったのは徳島県であった。その徳島では平成17年度に2754匹の犬が捕獲された。捨て犬としてである。東京で捕獲される犬よりその数字は多かった。
 
 「動物たちのレクイエム」という本がある。収容所のオリに入れられた犬猫たちは、その運命を知っているかのような眼差しだ。悲痛な叫び声を上げている写真から、我々は感じ取らなくてはならないことがたくさんある。
 
 一度は愛されたかも知れない命。この世に生を授かった小さい命。人間よりも先に逝くその短い歴史を最後まで見届けなくてはならない。以前、ゴミの不法投棄がされているところに取材に行ったテレビカメラが写したものは、白い子犬5匹だった。段ボールに入れられていた。人通りなどない林の中。
 
 ペットブームは命と対峙する良い機会になる反面、いい加減な飼い方をする飼い主をも生み出す。そして計画的に繁殖されずに量産される小さい命たち。売れ残ってしまった小さい命を思うと心が痛む。犬やネコが何をしたかといえば、人間の醜い部分を露呈させたこと。
 
 
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★ 捨て犬猫だらけの四国 汚名返上に動き出す(産経新聞・07/10/30)
★ 動物たちのレクイエム
 
 

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加古川女児殺害 悲しみの通夜(2007.10.19)

 兵庫県加古川市で小学校1年生の女児(7)が自宅前で刺殺された事件。通夜が営まれた。参列者は「女の子は歯を食いしばるような表情だった。苦しかったのだろう」と述べていた。祖父は「警察が犯人を見つける前に見つけて殺してやりたい」と心境を述べた。被害者遺族としては当然の心境だろう。
 
 加古川市内では今年8月までに、市内の不審者情報が50件近く加古川署に寄せられている。同署ではハザードマップを作り、市民に注意を呼びかけていた。また、事件が起きた周辺でも自主的な町内パトロールがされていた。それなのに事件は起きた。
 
 現在、事件に関わる不審者情報が捜査本部に寄せられている。近所の人が普段見ない男達が情報として存在する。被害者の女児は薄れ行く意識の中で、救急隊員に「大人の男の人」と答えている。何の落ち度もない女児の無念を晴らすべく、犯人が逮捕されなくてはならない。
 
 子供が被害者になる事件は後を絶たない。幼い子供が誘拐されて殺害される事件は珍しくなくなってしまった。しかし、抵抗もできない小さい子供をあやめる行為は許すことができない。どんな些細なことでも、近所の方は警察に通報して欲しいと思う。不審者か否かの判断が難しいときは、とりあえず通報してしまうことだ。何もなければそれでいいのだから。
 
 ついでながら、おこさんが身を守る方法を1つご紹介します。残念ながら加古川の事件では役に立たないことですが、連れて行かれそうになったときに、その場でしゃがんで自分を抱きしめ、うずくまることです。こうすることで一時的に重くなり、不審者が子供を連れ去るのが困難になります。
 
 
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★ 兵庫県警察本部
★ 兵庫・女児刺殺:目撃された作業服男、付近に土地勘か(毎日新聞・07/10/19)
★ 姉妹、直前に姿確認 女児、一瞬死角に 加古川刺殺事件(朝日新聞・07/10/19)
★ 「なんであの子が」言葉詰まらせる祖父母(産経新聞・07/10/18)
 
 
 

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色彩の暴力? 楳図かずおさん宅

 東京・武蔵野市の人口密度は12,916人/キロ平方メートルで全国3位である。住民1人当たりの個人市民税額ランキングは全国の市で2位、全国の自治体として珍しく、町内会や自治会がない。無いといえば、景観条例もない。
 
 武蔵野市に住居を構える、漫画家の楳図かずおさんの建築中の住宅について、周辺住民から抗議の声が上がっている。家の塗装を赤と白のしま模様にするということから問題となった。
 
 閑静な住宅地であるゆえ「色彩の暴力だ」という声がある一方で、「街のシンボルとなっていい」という容認する声もある。反対派住民は東京地裁に建築差し止めの仮処分を申し立てている。
 
 景観条例があれば、それに従って判断されることになるが、この場合は公序良俗に反するかが焦点となる。
 
 一般に赤は落ち着かない心理状態を作用させる。活気を出したいときの店内内装などは赤が使われる。心理的に落ち着く色は緑や茶色だ。だが、家の塗装に決まりなど存在しない。これは住民同士話し合った上で和解決着を図るのが妥当だろう。
 
 とりあえず紅白しま模様にしてみてはどうだろうか。一定の期間を経て再度話し合いの場を設ける。そこでやはり「景観利益」を求める声が多いのなら、塗り直せばいい。ご近所さん同士の話である。白黒はっきりさせるだけでなく、中間色の考え方も必要だ。
 
 
☆ 他人はあなたに反対なのではなく、自分に賛成なだけです(ジーン・ファウラー)
 
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★ 赤白外壁、公序良俗に反する? 楳図さん住宅問題(産経新聞・7/8/20)
 

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全国で梅雨明け(2007.8.5)

 
 梅雨のない北海道を除き、全国で梅雨明けとなった。
ようやく東京の雲も、綿あめをちぎったような陽気な雲が出現。夏本番を迎えることとなった。
 
 東北の短い夏の祭が本番になっている。青森の「ねぶた祭」、秋田の「竿燈(かんとう)まつり」は五穀豊穣を願って始まったそうだ。山形では「花笠まつり」だ。
 
 「祭」は本来、「神を祀る」というところから来ている。目的は厄除けや豊作など、それを神に祈願するのがどの祭にでも共通する点であろう。そして祭は町の活性化を担っている。日常生活の近くにある非日常がこの祭なのだ。老いも若きも関係なく、一体となって祭を盛り上げる。
 
 今年の夏はもう二度と来ない。夏は暑いが、暑ければ暑いほど、人が熱くなれるものである。
 
 
☆ 死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の生地は麻であった。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。(太宰治)
 
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★ 東北・北陸地方も梅雨明け…日本全国「夏本番」に(読売新聞・07/8/1)
★ 「ヤッショ、マカショ」夏を彩る花笠まつりが開幕(読売新聞・07*/8/5)
★ 秋田の夜空に黄金の稲穂、五穀豊穣祈って「竿燈まつり」(読売新聞・07/8/3)
★ 台風も避けて通れ、軽快なリズムで「青森ねぶた祭」が開幕(読売新聞・07/8/2)
 
 

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自転車泥棒、お礼と謝罪の手紙送る(2007.7.27)

 自転車泥棒は状況により「窃盗罪」と「占有離脱物横領罪」のどちらか2つに分かれる。
 
 所有者の占有範囲から盗めば窃盗罪になる。占有範囲とは、自宅、知人の家、コンビニの前など所有者が自転車を置いていると認識している場所のことである。
 
 一方で、盗まれて放置された自転車、干してあった服が風に飛ばされて路上に落ちたなど、その占有範囲から何らかの理由で離れてしまったものを盗めば「占有離脱物横領罪」となる。
 
 いずれもドロボーであることにはかわりがないが、岐阜県内でそのドロボーから、盗んだ自転車の持ち主に「お礼と謝罪の手紙」が送られたことが分かった。
 
 手紙の内容は「勝手に自転車を持って行ってしまってすみませんでした。おかげで祖父の臨終に間に合った」との内容で、自転車のカギも同封され、自転車の置いてある場所も記されており、無事に所有者に戻った。
 
 以前には埼玉県内の電車内で、痴漢にあった女性が犯人の携帯を取り、それが犯人逮捕に繋がったことがある。女性は窃盗罪には問われなかった。警察は「盗む意思はなかった」と判断したのだ。
 
 上記2つの話は、盗むことが目的ではなかったという例である。
 
 
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