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捨て犬ネコ天国 四国汚名返上へ

 以前「崖っぷち犬」が話題になったのは徳島県であった。その徳島では平成17年度に2754匹の犬が捕獲された。捨て犬としてである。東京で捕獲される犬よりその数字は多かった。
 
 「動物たちのレクイエム」という本がある。収容所のオリに入れられた犬猫たちは、その運命を知っているかのような眼差しだ。悲痛な叫び声を上げている写真から、我々は感じ取らなくてはならないことがたくさんある。
 
 一度は愛されたかも知れない命。この世に生を授かった小さい命。人間よりも先に逝くその短い歴史を最後まで見届けなくてはならない。以前、ゴミの不法投棄がされているところに取材に行ったテレビカメラが写したものは、白い子犬5匹だった。段ボールに入れられていた。人通りなどない林の中。
 
 ペットブームは命と対峙する良い機会になる反面、いい加減な飼い方をする飼い主をも生み出す。そして計画的に繁殖されずに量産される小さい命たち。売れ残ってしまった小さい命を思うと心が痛む。犬やネコが何をしたかといえば、人間の醜い部分を露呈させたこと。
 
 
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★ 捨て犬猫だらけの四国 汚名返上に動き出す(産経新聞・07/10/30)
★ 動物たちのレクイエム
 
 

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