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四国、九州などが梅雨明け(2007.7.23)

 
 四国・九州北部地方が梅雨明けした。平年より5日ほど遅いという。その他の地方ではまだであるが関東地方に限っていうと、例年夏休みの始まる20日頃には梅雨明けというイメージがあり遅い感がある。
 
 あまり遅いと93年の冷夏が頭をよぎる。この年は9月になっても梅雨明けが宣言されないまま夏を終え、Tシャツ一枚でも寒い日照不足のひどい年で、コメの不作が全国的に起こり、タイ米などを輸入する事態になった。
 
 翌94年には気象予報士の第一回試験が実施され、それまでお天気キャスターだった人(主に日本気象協会所属、またはフリーのタレント)だった人と差別化されることになった。
 
 天気の話題は全世界共通のことであるが、これを分かりやすく伝えてくれる天気キャスターの存在は身近である。オリコンによれば、「好きなお天気キャスター、気象予報士」のランキング総合第1位は石原良純、2位は皆藤愛子であるという。
 
 人柄もよいが、気象キャスターの方には的確な予報をお願いしたい。自然のことではあり、予報が外れても彼らのせいではないが、天気が崩れれば気分も曇る。天気が晴れれば、心は快晴だ。
 
 
☆ かつて天気予報のない不幸な時代がありました。戦争中です。予報は軍事秘密だったんですね。こうしてお天気を伝えられることが平和だと思っています。(半井小絵)
 
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★ 好きなお天気お姉さん1位は、皆籐愛子(オリコンランキング)
★ 四国と九州北部・山口地方が梅雨明け、昨年より3日早く(読売新聞・07/7/23)
 
 

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食料以外の救援物資断る 保管できず 新潟

 新潟県中越沖地震で、柏崎市の災害対策本部は食料以外の救援物資の受け入れ全てを一時的に断ると発表している。保管場所が満杯になり、その搬入出作業に人手が回らないことが原因だ。
 
 これまでの被災地でもそうであったが、救援物資はありがたいことである反面、その整理まで手が回らないというのが本音である。こういうときに一番助かる援助は、お金である。お金があれば、物資も人も調達できる。
 
 新潟県などでは義援金を募っている。管理がしやすく、一番スマートな援助はこれにつきるのである。現在のYahoo!ボランティアでは日本赤十字あての募金をネット上で実施している。善意のある方は、こうしたものも利用できるであろう。
 
 
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★ 平成19年新潟県中越沖地震義援金の受け入れ(新潟県)
★ 食料以外の救援物資断る 保管施設が満杯 柏崎市(朝日新聞・07/7/19)
★ Yahoo! ボランティア募金
 
 

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悪夢再び 新潟中越沖地震

 今から3年前の2004年10月23日の午後、新潟県小千谷市を震源とする大地震が発生したことは記憶に新しい。土曜日の夕方を直撃した「新潟県中越大震災(正式名称:新潟県中越地震)」だった。
 
 そして今日午前10時過ぎ、マグニチュード6.8の大きな地震がまた新潟を襲った。
大規模な地震がこんな立て続けに起こってしまうのか。
 
 日本は火山によってその国土を形成し、温泉などの恩恵を受ける一方で、有感地震は毎日どこかで起きている地震の国である。それを分かっていても、自然の猛威になすすべがない。
 
 雪国である新潟は、大雪対策としての上からの圧力には強い家屋がある一方、地震のような横揺れには一般に強くない。
 
「うちがやられちゃった」
「命があっただけ頑張ろう。みんな同じだから」
 
 避難所での会話である。
 
 余震がこれ以上の被害を出さないように、そして、被災者の皆さまの無事を切に祈る。
 
 
★  中越沖地震(読売新聞)
★ 災害事故の一覧(産経新聞)
 
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強制退去のイラン人一家

 
 長年にわたり不法残留状態が続き、強制退去処分が決まったイラン人家族4人が、群馬県高崎市内で、交流のあった地域住民などを招いて感謝の集いを開いた。短大に進学が決まった長女(18)は在留特別許可を取得、両親と次女は出国となった。
 
 父は「また日本に帰ってきたい。みなさんの支援は一生忘れない」と頭を下げ、長女は「私が頑張ることが、皆さんの期待に応えることになる」と涙を浮かべた。
 
 平成2年頃から短期滞在ビザで来日した一家は、不法滞在状態が続いたままで過ごしてきた。次女は日本で誕生、12年に強制退去処分を受け、取り消しの提訴をするも最高裁で敗訴した。
 
 外国人の違法滞在はどこの国でも許されない。それを守らなければ、法律の存在が意味を成さない。次女が日本語しか話せなくても、イランに帰さなくてはならない。日本で真面目に生活してきたという既成事実を作ってしまったからといって許されることではない。情けは介入してはならないのだ。
 
 万引きをした者がその後真面目に生活したからといって、罪を償わない限り、それは消えない。法律というのは断固として守られるべきである。
 
 交流のあった地域住民との別れは辛かったに違いない。父親が述べた「また日本に帰ってきたい」という言葉は、かけがえのない既成事実を作った証拠である。法律とは関係のないところで残った重要な人間関係が、そこにはあった。
 
 
☆ 一緒に泣いた時に、はじめてお互いがどんなに愛し合っているのかが分かるものだ(エミール・デシャン)
 
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★ 「支援忘れない」強制退去のイラン人一家、感謝の集い(産経新聞・07/4/15)
 
 

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「湾岸署」誕生へ

 東京・臨海副都心地区に「東京湾岸警察署」が来年2月に誕生することとなった。同地区は埋立地であるが、いろいろな区が入り組んでおり、東京水上署、深川署、城東署などが管轄してきた。いずれも臨海地区から本署が離れており、人口急増に伴う措置として「湾岸署」の誕生となった。これら埋め立て地区を一気に管轄するもので、23区内では最も広い面積を担当することとなる。ちなみにお台場地区にある東京水上署の「お台場海浜公園駅前交番」は日本一長い交番名となっている。
 
 当初、仮称として「臨港警察署」としていたが、地域住民の要望に応える形で「湾岸」の文字を取り入れた。ただ「湾岸署」の場合、フジテレビ系のドラマ「踊る大捜査線」に登場する「湾岸署」と同じになり、同名を登録商標としているフジテレビとの兼ね合いもあったため回避策として「東京」の文字を入れた。
 
 警察署の名前は地域に根ざしたものを取り入れられるものとなっている。警視庁の場合、かつて葛飾区に本田署があったが、本田という町名がすでに消滅していることなどから、葛飾署と名称変更された。かつて大田区田園調布地区を管轄していた東調布署も、調布市を管轄する調布署と紛らわしいことから、田園調布署に名称変更された経緯がある。
 
 交番が地域に根付いているように、警察署もそうであった。大阪・あいりん地区を管轄する西成署は同地区のど真ん中にあり、労働者が気軽に訪れる場所でもあった。頼れる場所の象徴でもあったに違いない。新宿の繁華街を担当する新宿署もかつては旧地区名「ヨドバシ」と言われて親しまれた。
 
 地域住民との距離が近いことで、防犯や捜査の障壁が少なくなるだろう。それは町が一体となって犯罪を追い出すことができるからである。
 
 
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★ 東京湾岸署:来春、臨海副都心に誕生 お台場など管轄(毎日新聞・07/6/28)
 
 

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田舎の異変

 物騒な事件というのは、大都市だというのが半ば当然となっていた。地方で起こる事件というのは滅多にないこと、そういう時期のほうが長かった。昨年の秋田児童連続殺人事件もそうだが、平和で事件など起こるはずもないとされてきた地方に異変が起きている。
 
 長野県諏訪市で、男(62)が近所の犬の鳴き声に立腹し、絞め殺してしまった。男は動物愛護法違反(愛護動物殺傷)と器物損壊の容疑で書類送検された。
 
 大学の先生が面白いことを言った。「地元の絆が強いところはコンビニがない」。
昔からある商店で買い物をする、そんな近所づきあいが長いところには、不特定多数が利用するコンビニはない、というものだ。
 
 母の田舎である秋田県大館市も、以前は大町と呼ばれる商店街が賑わっていた。しかし、一昔前からチェーン店が進出。大型スーパーも出現し、それまであった大町は閑古鳥すら鳴かない状態になってしまった。都心でもお馴染みのコンビニが散見できる状況。
 
 田舎というのは、都会に住むものにとって安らぎの場所であった。不便さがまた便利な空間であった。しかし、地方の財政状況は悪化し、地元の力だけではどうにもならなくなってきた。都会的な経営手腕が軒を連ねるようになったのは残念でならない。
 
 生活ストレスが地方に波及している。この国のどこが美しい国なのか、怪しくなってきた。
 
 
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★ 隣家の飼い犬:「鳴き声うるさい」と殺す 長野で書類送検(毎日新聞・07/5/23)
 
 

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SAT隊員射殺の元組員逮捕へ

 愛知県長久手町で起きた、発砲立てこもり事件の容疑者である元組員の身柄が拘束された。この事件では、「家族が暴れている」との通報を受けて駆けつけた県警愛知署員が銃撃され重傷、それを救出しようとした県警特殊部隊(SAT)の林一歩警部(23=2階級特進)が狙撃され殉職した。SAT創設以来隊員の殉職者は初めてだ。
 
 確保されたのは元組員だが、暴力団がドンパチをやるのは、その相手が抗争相手の他の組であるということが多かった。一般人や警察官を狙えば、たちまち組は潰される。東京は皇居があることから、組員による発砲事案は暗に封じ込められてきた。
 
 それでも、長崎市長射殺事件、東京・町田の立てこもり事件など、発砲事件が多発している。銃が身近に蔓延していることをしることとなった。
 
 かつて福岡県警に捜査四課長(暴力団等を扱う部署)をも務めた古賀利治(故人)という人がいた。「福岡方式」と呼ばれた捜査手法は、あらゆる法令を適用し、小さな犯罪でも組員を逮捕した。
 
 「ヤクザというのは、暴力団というのは、所詮アウトローなんです。定職にも就かず、善良な市民から金を巻き上げる。いいところはひとつもないんです」。
 
 捜査当局にも期待したい銃の摘発だが、それと同時に違法行為はなんとしても許さない、そういう空気をつくることに協力するのは我々でもできる。
 
 県警本庁舎や県内警察署には半旗が掲げられた。事件の無事解決を祈っていた全国の人の心中も、半旗が掲げられていることだろう。
 
 若くして亡くなった、林警部のご冥福を心よりお祈りいたします。
 
 
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★ 籠城29時間、愛知の立てこもり・容疑者を緊急逮捕(読売新聞・07/5/18)
★ 元組員、両手挙げ自宅前に 捜査員、素早く取り囲む(朝日新聞・07/5/18)
 
 

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東京タワー伝説

 初めて東京タワーに行ったのが19歳の時であった。育ちが東京の割には、かなり遅いデビューだ。近年、東京タワーの明かりが消える瞬間を、カップルが一緒に見つめると永遠の幸せが手に入る、という都市伝説があるそうだ。
 
 都市伝説には他にもいろいろある。○○公園池のボートにカップルが乗ると別れてしまう、富士樹海では方位磁石が正常に機能しない、コアラのマーチで眉毛のあるコアラを発見すると幸せになれる、口裂け女、ドラえもんの最終回の存在、「かごめかごめ」は殺人事件を歌った歌、などなど。
 
 こうしたものは全て噂が流布したものであるが、噂は言う方も聞く方も楽しい。特異な体験をするのは「友達の友達」であり、実際に会うことはないのも不思議だ。
 
 ネットの普及でいろいろな情報が手にはいる。しかし、根拠が明確でないものは疑ってかかる心構えが必要だ。しかし、あえてこうした流行りにのってみるのも楽しいのかもしれない。ゴールデンウイークは、自分の目で、肌で、いろいろな真実を体験するには良い時期である。
 
 
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★ 深夜0時に照明が消えない日があった 東京タワー伝説(朝日新聞・07/4/5)
 
 

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