確かに昔は本名とはほど遠いあだ名が存在した。小太りだった私は「タヌキ」と呼ばれたこともあったし、高野君は歴史上の人物、高野長英から「ちょうえい」と呼ばれていた。土屋君は「どや」と呼ばれた。ペコちゃんと呼ばれた女の子もいた。
あだ名を研究している椙山女学園大学教授・加藤主税さんは「ジーパンやマカロニといった、『太陽にほえろ!』式のあだ名が減っている。かっこよくないイメージが浸透しているようだ」と言っている。
あえて名前から離れたあだ名を付ける、つけられることで友人間のコミュニケーションは親密になる。親しい間柄だけのコードネームのようなものであるからだ。最近はそうした古風なあだ名は衰退し、「ちゃん」「ちん」「っち」を名前のあとにつけるのが主流だ。
昔のような特殊なあだ名はハンドルネームとなって、ネット上の世界に存在している。コミュニケーションが取られているようであっても、ネット世界から離れて実際に会うときは、ハンドルネームは使われない。ネットという、親密な関係を築ける副次的な場所ができても、それを実際に使わないのは人間関係を構築する上でもったいないような気がする。そしてちょっと奇妙だ。
さらに奇妙なのは、ハンドルネームやあだ名が分かっていても、友人の本名を知らない、書けない、そうした若者が多くなっていることである。
☆ 多くの友を有する者は、一人の友をも得ず。(アリストテレス)
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★ 現代「あだ名」事情 「太陽にほえろ!」式は衰退(産経新聞・07/5/18)
年: 2007年
俳優の石立鉄男さんは「俳優は夢を売る仕事だから、素顔は見せない」とコメントしていた。だから取材の類も一切受けなかった。記者が撮影所に押しかけて質問をしようとしたところ、「取材は受けないといっているだろう」とすごみをきかせた。
飲みに行ったとき、北の富士が女性と酒を飲んでいた。それを見た石立さんは、「そんなちゃらちゃらしているから勝てないんだ」などとかなりぼろぼろに北の富士を批判した。しかし北の富士は反論することなく涙堪えてじっと耐えていた。石立さんはその姿に感心して友人になった。
親友の北の富士の引退をかけた相撲をドラマの撮影を中断して観る。負けたことが分かると、スタジオから消えた。鈴木ヒロミツが探しにいくと、階段の陰で男泣きをしていた。
アドリブが得意であった石立氏の台本には「あとは、てっちゃんよろしく」と書かれていた。そうした伝説が数多く残されている。
「奥様は18歳」「パパと呼ばないで」「天まであがれ」「赤い激流」「噂の刑事・トミーとマツ」「スチュワーデス物語」「少女に何が起こったか」など、枚挙にいとまがないほどの作品に登場、そのアフロヘアや独特の口調を視聴者に印象づけた。
石立さんは1日朝、熱海市の自宅で倒れているところを発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。享年64歳である。現役引退するにはまだまだ早い年齢である。
俳優の「俳」は、人にあらずと書く。だから「素顔は見せない」を貫き通したのかも知れない。そして俳優の「優」は、義理人情に厚い石立さんの人柄を象徴していた。
☆ 「世の中のやつがあいつを信じなくても、俺はあいつを信じる。友達だからな」(相模管理官=石立鉄男「噂の刑事・トミーとマツ」)
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★ 訃報:俳優の石立鉄男さん、64歳(毎日新聞・07/6/1)
★ 鉄王☆石立鉄男 オフィシャルウエブサイト(本エントリの一部はこちらから引用しました)
「その仕事は任せたんだから、好きなようにやりなさい」
近年、叱れない上司というのが増えている。叱れば若い社員は辞めてしまうので、それを恐れてのこともある。もっとも、叱るべきところは叱らなくてはいけないが、それができない。叱り方が分からないばかりでなく、そのあとのフォローの仕方も分からないのである。
若い社員は怒られると、ショックを受けるか、ふて腐れたりする。それも置かれている状況・立場がまだ分からないから仕方のないことだ。それを諭し、フォローするのが上司の役目だ。アメとムチが上手く使えないのである。
激しく怒っても、そのあとに「飲みに行くか」といったコミュニケーションが図られるべきだが、最近の会社組織というのは「人的交流の過疎化」が進んでいるようだ。
会社という名の「自治体」が存在しても、その中味は少子高齢化。ひとり当たりの労働力に負担がかかり、個人でできる仕事の許容量を超えている。その結果、負担増の社員は何らかの疾患を抱えて倒れてしまう。
「過疎化した自治体」にはその長のバックアップが必要となる。人間関係が円滑にいかない挙げ句、社員が辞めてしまったりするのは、絶対に長の責任である。
エサを与えておけば飛び立とうとするのは、雛のうちである。自分から飛び立てるようになった成鳥はきちんとエサの管理をしなくてはやがて死んでしまうのである。
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★ 【溶けゆく日本人】 孤独な職場 成果主義…責任回避する上司(産経新聞・07/5/30)
ミス・ユニバース、48年ぶり日本人優勝
メキシコシティで行われた、2007年ミス・ユニバース世界大会で、日本代表の森理世さん(20・静岡出身)が優勝した。日本人としては48年ぶり2人目。
いわゆるミスコンの類は賛否両論ある。それでも、女性が美を競う大会は洋の東西を問わず行われている。
森さんは4歳からバレエを始めて現在もインストラクターとして活躍しているという。バレエを通して、人の持つ美しさを追求していることだろう。そしてそれを披露する場が、バレエステージではなく、今回はミス・ユニバースであった。
女性が美を追究しなくなったら、男性はつまらない。否定的な意見もあろうが、ミスコンの類は男性を楽しませてくれるものになっているし、なってきた。世界の頂点に立ったその人が日本人であることは素直に嬉しいことだ。
美を追究している人というのは、老若男女問わず美しい。見た目を追求している人というのは、そのまえに心の美しさを研究している。世界の晴れ舞台に立つ前には、日常の地味な努力があったに違いない。
☆ 十六歳で美しいのは自慢にはならない。 でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ(M.ストープス)
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★ ミス・ユニバースに森理世さん、48年ぶり日本人が優勝(読売新聞・07/5/29)
東京の慶應大学付属病院で訃報が相次いだ。
1つは、松岡農水大臣が赤坂の議員宿舎で首をつり自殺を図った。同病院に搬送されたが、28日午後2時に死亡が確認された。
農相はいわゆる「何とか還元水」問題など、「金との癒着」が立て続けに取りざたされ、国民に不信感を抱かせた。現職大臣の自殺は例がない。この問題の時に安倍総理が辞めさせておけばこんな事にはならなかっただろう。対応が遅すぎる事態となった。
2つ目の訃報は、ZARDのボーカル、坂井泉水さんが40歳の若さでなくなっていることが分かった。子宮頸ガンの治療を受けていたが、日課としている散歩のコースである、同病院内のスロープから転落した。自殺の可能性もあるという。90年代からスタートした魅惑のボーカリストの突然の死にファンは動揺を隠せないでいる。
3つ目は、こうした訃報に触れた家族や関係者、そしてファンの人たちの心が殺された。現職大臣、現役で活躍しているアーティストの死、あまりにも突然の知らせに茫然自失となった人たちが多い。魂がもぎ取られたことだろう。
大物になるということは、孤独になることである。一般の感覚では理解できないところまで上り詰めることができるのは、そうした孤独に耐えられる者だ。大物ゆえの苦渋の決断なのかも知れない。
自殺は生きる上での選択肢にならない。死は自分で選んではいけないのだ。生まれることと同様、死は自分以外の運命にそれを託さなければならない。両氏とも自然死でないことが非常に残念だ。
ご冥福をお祈りします。
☆ ツライけど、人はね、神様が許してくれるまで、何があっても生きなくちゃいけない(西原理恵子)
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★ ニュース特集:松岡農相自殺(産経新聞)
★ 坂井さん死去、突然の悲報にファン沈痛(読売新聞・07/5/28)
教え子と性的関係 滋賀・大津(07.5.25)
妹は女子校に通っていたが、男性教師と女生徒の結婚というのはよくあることだと言っていた。師弟関係が信頼関係になれば、男女の仲になることも不自然ではない。しかしそれは純粋な恋愛関係の必要性が絶対にある。
友人は都内の私立高校に通っていた。そこは中学も併設されていたが、そこの男性教師が中学1年の女子生徒をレイプした。友人が先生にその事を問いただしても無視され、PTA組織もなかったことから、「事件」はうやむやにされた。
まさか教師と中学1年の女の子の「純粋な恋愛関係」が存在するはずもない。力関係を利用した卑劣な犯罪は、表沙汰になっていないものも含めれば数は多いのだろう。
滋賀県大津市で男性教師が受け持ちの女生徒と性的関係を持ったことが分かり、自宅謹慎処分となっている。こういう報道を知るたびに思う。世の先生がた、生徒や学生に「あの学校に行っていて良かった」、そう思わせるような青春時代を作ってあげてください。
そして、「あの先生に受け持ってもらって最高だった」と。
☆ 平凡な教師は言って聞かせる。良い教師は説明する。優れた教師は立証してみせる。偉大な教師は触発する。(氏名不詳)
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★ 相談受けるうちに…教え子と性的関係 男性教諭を謹慎処分(産経新聞・07/5/25)
★「真剣に交際」と無罪 女子高生と性行為の男性 名古屋簡裁(産経新聞・07/5/23)
物騒な事件というのは、大都市だというのが半ば当然となっていた。地方で起こる事件というのは滅多にないこと、そういう時期のほうが長かった。昨年の秋田児童連続殺人事件もそうだが、平和で事件など起こるはずもないとされてきた地方に異変が起きている。
長野県諏訪市で、男(62)が近所の犬の鳴き声に立腹し、絞め殺してしまった。男は動物愛護法違反(愛護動物殺傷)と器物損壊の容疑で書類送検された。
大学の先生が面白いことを言った。「地元の絆が強いところはコンビニがない」。
昔からある商店で買い物をする、そんな近所づきあいが長いところには、不特定多数が利用するコンビニはない、というものだ。
母の田舎である秋田県大館市も、以前は大町と呼ばれる商店街が賑わっていた。しかし、一昔前からチェーン店が進出。大型スーパーも出現し、それまであった大町は閑古鳥すら鳴かない状態になってしまった。都心でもお馴染みのコンビニが散見できる状況。
田舎というのは、都会に住むものにとって安らぎの場所であった。不便さがまた便利な空間であった。しかし、地方の財政状況は悪化し、地元の力だけではどうにもならなくなってきた。都会的な経営手腕が軒を連ねるようになったのは残念でならない。
生活ストレスが地方に波及している。この国のどこが美しい国なのか、怪しくなってきた。
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★ 隣家の飼い犬:「鳴き声うるさい」と殺す 長野で書類送検(毎日新聞・07/5/23)
長いことブログを書いているうちに、エントリ本文末に名言・格言の類を載せるようになった。自分の言葉ではないし、やめてしまおうかと思ったが、友人が「楽しみにしている」と言ってくれたので続けている。
偉業を達成した人の言葉というのは重みがある。歌詞に癒されたりすることもある。しかし、名も無き人たちの言葉にもハッとさせられることがある。それは外から見たら他人でも、自分から見たらとっても身近な存在であったりするのだ。
本日は特別サービス。いっぱいどうぞ。
・努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。(井上靖)
・たった一度笑うために、何度でも泣いたっていいや。(藤原基央)
・大人ぶってかっこつけてさ、言いたいことも言えないなんて絶対にいやだ!
そんなんじゃ何も変えられない!(ティーダ「ファイナルファンタジーX」)
・人生にリハーサルなんて無い。毎日が本番なんだ。(鬼塚英吉「GTO」)
・過去から学び、今日のために生き、未来に希望を持て。(アインシュタイン)
・自分の夢まで、自己採点しないでください。(某予備校講師)
・傷のない過去なんて存在しない。不安のない将来なんてあるはずもない。痕がない綺麗な心なんて、ありもしない。(作者不明「2ちゃんねる」)
・伝えることをあきらめちゃいけない。聞く気持ちがある人には、必ず伝わるから。(「1リットルの涙」)
・「俺の人生終わった」「まだはじまっちゃいねぇよ」(作者不明「2ちゃんねる」)
・あそびにんも努力してレベルを上げれば、けんじゃになれる(作者不明「2ちゃんねる」)
・泣いて過ごすも、笑って過ごすも、同じ長さの人生だから(作者不明「2ちゃんねる」)
・自分ひとりで大人になった気でいるやつは、大人になる資格なんて無い(劇場版クレヨンしんちゃん)
・生まれたときから目が見えない人に、空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?こんな簡単なことさえ言葉にできない。だから俺、もっと頑張るよ(江頭2:50)
・この世で人を疲れ果てさせるものは、自分を偽る心です。(アン・リンドバーグ)
・愚者は景色が汚いと文句を言うが、賢者は自分から見たい景色を見に行く(作者不明)
・惨めな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて、考える暇を持つことだ。(バーナード・ショー)
・人生の悲劇は、まだ生きているのに心が死んでいるということである(アルベルト・シュバイツァー)
・世界に変化を望むのであれば、みずからがその変化となれ(マハトマ・ガンジー)
・四つ葉のクローバーを見つけるために、三つ葉のクローバーを踏みにじってはいけない。幸せはそんな風に探すものじゃない。(作者不明「2ちゃんねる」)
・なくしたものを取り戻すことはできないけど、忘れていたものなら思い出せますよね。(上杉達也「タッチ」)
・10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう。今やり直せよ。未来を。10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ今。(作者不明「2ちゃんねる」)
☆ 名言集が完成されることはない。(ハミルトン)
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