和歌山県警交通指導課と橋本署は、道路交通法違反(速度超過)などの疑いで、同県紀の川市内の会社員の男(42)を逮捕した。男は容疑を認めている。
男は09年8月16日午前、同県かつらぎ町の高野龍神スカイライン(国道371号)で、制限速度が50キロであるにもかかわらず、138キロ超過の188キロで走行するなどした疑い。知人の国産バイク「ハヤブサ(1300cc)」で約20キロを走行した。
県警は「猛スピードで走っているバイクの動画がある」との通報を受け、この動画を警察庁科学警察研究所に鑑定依頼。同所が動画の風景の流れや走行時間などから速度を割り出した。その後、投稿者であるバイクの持ち主である知人を割り出し、運転していた男を突き止めた。
わざわざ違反である証拠をネットに公開する意図が分からないが、男は免許取り消しになり、バイクは押収されることになるだろう。いうまでもなく、一般道は高速走行に絶えうるように作られているわけではない。事故を起こさなかったことが幸いである。次回投稿することがあれば、同スカイラインを知らない人が旅情風景でも味わえるような動画のネット公開を希望したい。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ ユーチューブ投稿を解析、時速188キロばれた(読売新聞・10/3/5)
タグ: 交通
鉄道撮影の鉄道ファンを捜査へ 大阪府警
「撮り鉄」と呼ばれる鉄道を撮影する鉄道ファンが捜査対象となる。大阪府柏原市のJR関西線で14日、鉄道ファンが線路内に入ってお座敷列車「あすか」を撮影しようとした。運転士が気付いて停止したが幸い大きな事故にはならなかった。この時にJR西日本の社員が立ち退くように説得して数人いた鉄道ファンは説得に応じた。この時は府警柏原署員も出動したが、列車を止める意図はなかったと判断して引き上げた。
しかし大阪府警柏原署では、列車のダイヤが乱れたことなどを重視、鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)や、威力業務妨害、列車往来危険容疑などの適用も検討している。14日の時には午前10時半から1時間ほどにかけて約50人の鉄道ファンが河内竪上駅付近に集まり、うち数人が線路内に立ち入った。
敷地内に入れば不法侵入にもなりうる上、列車と接触すれば大変なことになる。鉄道事故は多数の乗客を危険にさらし、また迷惑をかけることになる。趣味も過ぎると命取りになることを考えなくてはならない。
列車は遊園地のアトラクションではない。多くの命を乗せたインフラの一つであることを肝に銘じて欲しい。想像力の欠如が楽しいはずの趣味を一転、犯罪に変えてしまうこともあるのだ。
★ 「撮り鉄」の”脱線”問題 大阪府警が捜査へ(産経新聞・10/2/20)
★ また「撮り鉄」?お座敷列車止める 滋賀(読売新聞・10/2/20)
★ 鉄ちゃんよ、”鉄道マニア”になれ。(本ブログ・10/2/15)
鉄ちゃんよ、”鉄道マニア”になれ。
マニアとかオタクと呼ばれるといい気はしないと思うが、そう呼ばれることによって世間からある意味において放置されるため、世間の誰にも邪魔されずに自分の趣味に没頭できることがある。かつてパソコンはそれこそ”マニア”ではないと操作できないような感があった。かつてパソコン部に在籍していた私だが、男ばかりの空間であり、女の子が来ると言ったら唯一、文化祭の時にパソコンで占いをやったときであった。
パソコン以外でも、一般の人では興味を持つことのないような代物についての情報を専門誌で得る。そうして”独学”したら、秋葉原に行って店員さんに確認をする。ここで重要なことは、アンダーグラウンドなものであればあるほど、事前に学習していくことがルールであるということだ。店員さんに一から十まで聞くのはルール違反だという暗黙の了解が存在したのである。「これって俗に言う○○ですよね」、「ああ、いわゆる○○ですねぇ(笑)」というように、数少ない言葉のやりとりで大意はつかめたものである。
マニアという言葉と関係はないが、ヤフーオークションもかつては無料で出品・落札ができた。相手とはメールでのやりとりをするので、真摯なやりとりが行われて実にほのぼのした時期であった。しかし利用者が増加してくると、そこには必ず悪のニッチ産業(すき間産業)が栄える。その一つがネットオークション詐欺の出現である。今では当初と比べるとかなり厳格なオークションとなってしまった。
閑話休題。
マニアやオタクであったがゆえに、ある種の趣味を堪能できたのである。ところが最近では”オタク”が一般的になってしまい、守られていたはずの様式や良識がおざなりになっていることが残念である。その一例がかつて”鉄道マニア”と呼ばれ、今は”鉄ちゃん”と呼ばれている人たちであり、その一部が暴走して脱線しているというものだ。
大阪府柏原市のJR関西線で14日、線路脇にカメラの三脚を立てた4、5人がいるのを運転士が発見し、50メートル手前で電車を止めた。事なきを得たが、JR西日本の社員が行った”鉄ちゃん”への説得は30分に及んだ。別の場所では同様の内容で死亡事故も起きている。このほかにも駅構内で列車の写真撮影をするために、ホームに人があふれたり一般客が迷惑したりと不穏な空気が漂っている昨今であるという。
列車に近づくという行為は危険であり、ひとたび事故が起きれば取り返しの付かないことになる。だから鉄ちゃんに言いたい。プライドのある鉄道マニアであれ、と。
☆ 床の上で自分の子供の電気機関車をいじくって三十分を空費することのできる男は、どんな男でも実際は悪い人間ではない(シメオン・ストランスキー)
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 暴走鉄道ファン、列車止める 線路脇で撮影(読売新聞・10/2/15)
1月2日に北海道美唄市で無職男性(80)が車にはねられて20キロ引きずられ死亡した事件で、北海道警美唄署は、月形町の左官工の男(47)を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
男は「雪の塊にぶつかったが、頭が真っ白になり、あとはよく覚えていない」と、容疑を否認している一方で、人をひいた認識があったこともほのめかしているという。「止まって確認すればよかった」と話している。
同署によると、美唄市内で男性をはねた後、奈井江町の奈井江大橋まで男性を引きずった疑い。男の車の底部には肉片や毛髪が付いていることから、被害者男性のDNAと照合して調べる。
この事件は目撃情報が乏しく捜査は困難を極めた。事件現場が地元住民しか通らない道路であることから、近隣約千戸を訪れて車を確認する「車当たり捜査」を実施した。その結果、男の車から血痕や毛髪が付いているのを発見した。
DNA鑑定をして容疑車両と特定するのは当然であるが、同時にDNA鑑定をしなければならないほど遺体の損傷は激しかったと想像できる。20キロ以上にわたって引きずられた遺体の状況を考えると、家族でも本人とは確認できなかったのではないだろうか。亡くなった男性はさぞかし無念であったことだろう。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 「雪の塊かと…」お年寄りを24キロ引きずり死なせた左官逮捕 北海道・美唄(産経新聞・10/1/25)
かつて日本航空の旅客機には赤くて丸い鶴のマークが付いていた。鶴はタンチョウヅルをモチーフにしたものだろうか。”丹頂鶴”は「丹=赤い」「頂の」「鶴」という意味である。08年に鶴のマークは消えて現在のデザインに変わった。
高度成長期に数多く大空を舞った、そんな日本の空の長い歴史を担ってきた日本航空が2兆3千億円もの負債を抱えて経営破綻し、会社再生法の適用を受けることとなった。今後は企業再生支援機構の手を借りて経営再建を目指すことになる。金融機関の債権放棄、そして公的資金は1兆円ほどが投入されるとも言われている。つまり税金だ。
「税金を投入する以上、失敗は許されない」と前原国土交通大臣は会見で述べた。さらに大臣は「2社体制の維持ではなく1社体制もあり得る」と述べたが、現実的には独占禁止法に抵触する可能性もあり、1社が空を独占することはなさそうだ。そもそも日航も親方日の丸体質が経営破綻を招いたと言われる。かつて半官半民であった公営企業が左うちわで経営をしていたから戦後最大規模と言われる”倒産”を招いたのかもしれない。
運輸業界は客そのものが売り上げの対象となる。従って、世界情勢に不安材料があればたちまち経営が危機に陥る。一昨年の燃料高騰や新型インフルエンザなどで渡航客の減少を招いた。機内にある機関誌や食器の重さをグラム単位で減らしたりするなどの涙ぐましい努力もした。それも日航社員がJALブランドを誇りにして働いてきたことゆえの努力である。
今後は少子高齢化で人そのものの数が減っていき、日航のみならず運輸業界は苦戦を強いられることになるだろう。今後は空路のみならず、空港まで誘導する陸路のサービスをも模索すべきである。各種電鉄会社との業務提携や、飲食などのサービス事業者との連携で、空の旅が楽しくなるようなイメージ戦略が不可欠となる。
今年は85年8月に起きた史上最悪の航空機事故である「日航123便墜落事故」から25年という節目の年になる。この時も親方日の丸体質が事故を招いたと言われた。四半世紀に渡り、これまで国内では大きな事故は起きていないが、安全運行が何よりも客にとって大切なサービスであることを忘れてはならない。今後必要となるのは、客がJALブランドを認識するように誘導する経営の管制塔が必要となる。つまり、あぐらをかいた企業ではなく、”親方鶴丸=空なら日本航空”と客に認識させることが大事なのである。
☆ 好機は、逆境や一時的な失敗の中によく隠れている。 (ナポレオン・ヒル )
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 日本航空:整備は、サービスは 利用者は不安と激励(毎日新聞・10/1/19)
2日午後6時半ごろ、北海道美唄市の道道から「道で倒れている人を見かけて車で引き返したが、いなくなっていた」と道警美唄署に通報があった。同署で調べたところ、路上には血痕が残っていたため、道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで捜査を始めた。
その20分後、15キロ北東の奈井江町の奈井江大橋の車道で男性の変死体が見つかった。道警砂川署で調べたところ、血痕が50メートルに渡り残っており、頭部の骨などが見つかった。背中はすり切れている状態で発見されており、美唄市内ではねられた男性が現場まで引きずられた可能性もあると見て、死亡ひき逃げ事件として捜査を始めた。
正月早々いやなニュースである。死亡した男性は美唄ではねられて、別の車に引きずられた可能性もある。また同一車両にそれをなされた可能性もある。いずれにせよ、15キロもの距離を引きずるという悪質な事件である。男性は上下ともに下着のような姿であったという。男性の衣類にはねた車や引きずった車の痕跡が残っている可能性が高い。その時間の美唄市内は乾いた雪が降っていたが、後に晴れている。道警は15キロも逃げたかもしれない車両を特定してほしい。
交通捜査は車両が特定できた後に、該当車両を1台ずつしらみつぶしに当たっていく「車当たり」という方法が採られる。そして何といっても該当車両を割り出すには科学捜査がものをいう。割れたウインカーの一部がミリ単位で残っていても車種を特定することができるのだ。
日本警察の鑑識技術は世界でもトップレベルである。そのため、日本警察の鑑識技術を学ぶために、東南アジア諸国から警察官が研修のために来日する。指紋や掌紋、足跡の採り方などを学んで帰る。犯罪者を逮捕したいという思いは同じだ。そして、科学捜査が進歩すればするほど思うことがある。それだけ罪を犯した者が出頭することなく卑怯になっているということである。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 引きずり跡:ひき逃げ?の跡 15キロ先に遺体 北海道(毎日新聞・10/1/2)
都会の死角で起きた暴行事件
女子高校生が東京の私鉄車内で痴漢行為の被害に遭ったあと、終点の新宿駅近くの公衆トイレで暴行された事件は、痴漢・強姦という女性を辱める犯罪がエスカレートしただけではなく、多くの人が行き交う都会の中の”死角”で起きた事件であった。
犯罪心理に詳しい新潟青陵大学大学院の碓井真史教授は「人が大勢いることで、責任が分散してしまい、逆にマイナスに働くことがある。他人が危険な目に遭っているのにもかかわらず、助けを出さない、援助行動をしない『冷淡な傍観者』になってしまう」と指摘する。さらに、「都会ではさまざまな現象が起きているため、他人のことには首をつっこまず、トラブルに巻き込まれないようにする『都会のマナー』が存在する」と語る。
過去にも同様の犯罪は起きている。06年8月、JR西日本の特急車内で、解体業の男(36)が20代女性の隣に座り、「声を出すな。殺すぞ」と脅してわいせつ行為に及んだ。さらに男子トイレに女性を連れ込み乱暴した。新宿の事件同様に犯行態様がエスカレートした。それだけではなく、他の乗客約40人がいたにもかかわらず、男が「何を見とるんじゃ」と怒鳴ると、男を制止するなどした人はいなかった。男は別の強姦事件で滋賀県警に逮捕されたが、この事件で採取されたDNAが一致したことから大阪府警にも逮捕された。直接注意できなくてもこのご時世、携帯電話で通報するなど方法があったはずであるが無理だったのか。
04年10月、電車内で女子生徒を取り囲んで体を触るなどしたとして、男子高校生ら4人が大阪府警に強制わいせつ容疑で逮捕された。車内には数人の大人がいたが、被害の女子生徒によると「怖くて声も出なかった。気づいていたのに誰も止めてくれなかった」と泣きながら話した。
94年10月、岡山県立高校の女子生徒2人が下校中のJR車内で酔っぱらいにからまれて、スカートをめくられたり顔を殴られたりした。女生徒2人は泣きながら途中下車した。この時も車内に50〜60人の乗客がいたが誰も男を制止することはなかった。
しかも驚くべきことに、車内に乗り合わせた客の中には女生徒の通う高校の校長と教頭がいたことが判明、「背もたれがあって何が起こっているのかわからなかった」と話し、「自分の学校の生徒がからまれているとは考えてもみなかった。生徒を守ってやれなかったことは残念で、本人らには謝った」と釈明した。「下校中」は先生でもなく、正義ある大人でもなくなっていた。(※1)
80年から90年にかけて「車内暴力」という言葉が頻繁に使われて報道された。そして今、周りに人が大勢いる衆人環視の元で行われる犯罪が増えてきているような気がする。それはこうしたわいせつ事件のみならず、暴行や窃盗、そして強盗が堂々と行われている。新宿の暴行事件で逮捕された会社員には高校に通う娘さんがいるそうである。同じ年頃の子供を持つ親として、犯意がひるむことはなかったのだろうか。
冒頭で”死角”と書いたが、死角となっていたのは公衆トイレという物理的なものではない。危険に対して無知であり、他人に対して無関心な我々が”死角”そのものであった。
93年3月、千葉県船橋市内を走行中の私鉄車内で、前に座っていた暴力団員風の男の指の入れ墨を何気なく見ていた男子高校生が、「何を見ているんだ。はっきり言え」と、本をぶつけられ、土下座を強要されるなどの暴力をうけた。高校生は泣きながら土下座をして謝り続けた。
すると、乗り合わせたパートの主婦(48)が「学生さんが泣きながら謝っているのにひどい」と口を開いた。「あんたのような格好をしていれば、誰だって見るわよ」と、男を一喝。男は「分かりました。もう二度としない」と頭を下げて下車した。他の乗客からは「よかった」「勇気がありますね」と歓声が上がった。主婦は「ぶたれる覚悟はできていたけど、怖かった。当たり前のことをしただけです」。(※2)
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 4人で痴漢、周りは知らぬふり(本ブログ・04/11/30)
★ 【衝撃事件の核心】痴漢→婦女暴行 巨大ターミナルで”見殺し”にされた女子高生の悲劇(産経新聞・09/11/14)
★ 電車で痴漢の後に公衆トイレで暴行 強姦容疑で49歳会社員を逮捕(本ブログ・09/10/31)
※ 参考
(※1=読売新聞・大阪朝刊・94/10/20)
(※2=読売新聞・東京朝刊・93/3/5)
検察側は禁固6年を求刑し、弁護側は寛大な刑を求めた。自動車運転過失致死罪に問われた、元アルバイト店員の女性被告(当時19)は、平成20年8月、松江市の国道で乗用車を仮免許中に運転、時速約100キロを出して街路樹に激突。後部座席の10〜20代の3人を死亡させた。助手席に乗っていた車の所有者の男性(24)は過失致死罪で松江簡裁に略式起訴されている。
「本当に申し訳ない」「悔やんでも悔やみきれない」。事故直後に女性被告と助手席の男性が発した言葉である。「深夜で車や人通りが少ないから、運転の練習をしたかった」と言った女性被告。男性は「スピードが出すぎだ」と注意したが、それをよく聞いていなかった女性は彼のほうを見てすぐに視線を前方に移したが、車が左に寄っているのに気づき、ハンドル操作を誤り中央分離帯に衝突した。冒頭の2人の言葉に嘘偽りはなかったようだ。(※)
5日に松江地裁で行われた公判では、結婚後間もない夫を亡くした妻が「生きる希望をなくした」と号泣しながら意見陳述。その後の論告求刑で検察官が、「遺族の方々の心中は察するに余りある」と涙を流しながら発言すると、傍聴席からもすすり泣きが漏れた。
検察官は「遺族からずっと話を聞いていたので感極まった。お恥ずかしい」と記者の問いかけに対して述べた。
恥ずかしいことはない。
人はなぜ悲しくなって涙が出るのだろう。それは単に悲しい経験をしたことがあり、またはそんな人が身近にいるからということではない。
本当に悲しい経験をした人というのは、快晴で、穏やかな陽気の中、下を向けばきれいな花が咲いているにもかかわらず、涙をぽたぽたと落とさなければならなかったほどの経験をした人であるに違いない。
☆ 人気ブログランキングに参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 松江地裁で検察官が涙の求刑 「感極まった」(産経新聞・09/11/5)
(※参考=読売新聞大阪朝刊・08/11/23)