認知症の親族を殺してしまうという痛ましい事件が多い。認知症の介護は大変だ。時間やお金、体力に精神力を費やす必要がある。施設に入所させるのにもお金がかかるし、順番待ちの所も多い。
こうした事件が起こる前に、自治体レベル、国レベルで救済することはままならないことなのか。日本人の長寿命は世界トップレベルだが、長生きすることは幸せなことなのか、こういう事件に遭遇するたびに考えてしまう。
東京・調布市で認知症の母親を撲殺したとして逮捕された会社員の男(51)は11人兄弟の長男。11人を育て上げた母親の最期はあまりにも。
☆ こんな明るい日なぞ 私の心は美しくなってしまって お母さんをこの胸へ飾り 威張ってやりたいような気がします(八木重吉)
★ 認知症の母親を殴り殺す 51歳会社員逮捕(産経新聞・06/5/28)
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障害者の就職件数も過去最高の38882件だという。専門、技術分野の雇用が拡大している。就職難だった少し前は、障害者の就職も困難を極めていた。未だに容易ではないだろうが、IT関連などがそれを牽引しているのなら喜ばしいことである。
IT関連会社は若い人の雇用を後押しした。アイディアと瞬発力、PCの技術に長けている青年が多くの会社を立ち上げた。PCのモニタでしかその内容を把握できないものだとしても、雇用を生み出し、地域相手にしかできなかった商売を、全国のお客さんを相手に商売ができるようになったのは今までになかった流れである。
障害のある人もそうでない人も、置かれている環境を受け入れて、その中で頑張って生きていくしかないのだろう。周辺環境が個人個人違う。しかし、生まれてきたときというスタートライン、人生の終わりであるゴールはその身分に関係なく平等である。
☆ 炎が上に広がり、小石が下に落ちるごとく、人間は行動するために生まれついている。 何の仕事にも携わっていないのは、人間にとって存在してないことと同じである。(ヴォルテール )
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★ 景気回復「バブル期」抜く公算 庶民に実感、なお時間 (産経新聞・06/5/1)
★ 障がい者専門の総合就職・転職サイトはゼネラルパートナーズ
国内の自殺者が3万人を超えるかもしれない、という時にならないとなかなか国というのは動かないものだ。そもそも動くかどうかも分からない。
自殺者を直接見ることになるのが警察庁、その数字を集めるのが厚生労働省だ。省庁というのは統計を取るのが好きなようだが、その割には数が1つでも出たときに対策に乗り出すということはなかなかなく、増え続けてようやく対策に乗り出すというパターンが多い。自殺は社会問題。経済問題のような扱われかたが悲しい。
平成景気(バブル景気)だった頃、世間は景気に酔いしれて浮かれていた。当時はネットなど無かったが、買ってすぐ売る株取引も盛んだった。しかし、その時も好景気の裏では命を絶つ者がいても問題にはならなかった。
実力のある者が世の中を先導していくことは悪いことではない。しかし、実力のある者が世の中ではない。戦争もしていないのに、戦死する人が多い不思議な国である。
☆ 金持ちになりたい人は5時に起きなきゃなりません。もう金持ちになっている人は7時まで寝てていい。金持ちなんてガラじゃなければ11時まで寝てられる(『マザー・グース』)
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★ 自殺者:8年連続で3万人超 「格差社会の影響」か(毎日新聞・06/5/10)
★ やはり命は軽くない(本ブログ・05/2/16)
★ リラックスビズ(本ブログ・05/7/9)
タイタニックで最後の米国人生存者が死去
映画「タイタニック」は悲劇の恋愛ストーリーを描いてもいた。この話では、わずか3日ほどの男女の出会いを永遠に覚えていた女性の記憶を映画としていた。たった3日の恋愛を大事にしているなんていい話ではある。そんな大恋愛が羨ましいところである。
本当のタイタニックは、映画と同様に悲惨な事態になった。多くの乗客が死亡し、生存者もそれぞれに悲しい思いを引きずって生きてこられたことと思う。
先日、福知山線の脱線事故の1周忌で遺族の女性が「私も一緒に死ねば良かった」と言っていたのは聞いていて辛かった。悲惨な事故に遭い、家族を失って自分だけが助かるというのはきっと理解を超える苦しみに違いない。
タイタニック号で米国人最後の生存者である女性が亡くなった。事故では父親と3人の兄弟を失った。その後も事故については多くを語らなかったという。冷たい思い出からこれでこの女性は解放されたのだろうか。
船は英語で女性名詞のように扱われる。長い航海を終えた彼女は米国の港で永遠の眠りについた。
☆ 宇宙をただ一人の者に縮め、ただ一人の者を神にまで広げること。それが恋愛である( ユゴー)
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★ タイタニック号の最後の米国人生存者が死去(Yahoo!ニュース・06/5/8)
都内の美術大学に通う韓国人留学生が、学費を払えずに退学になるという記事が4月14日の読売新聞夕刊に掲載された。
この反響が読者からあり、支援の申し出が相次ぎ留学生は卒業証書を手にすることができた。来年は東京芸術大学大学院への進学を果たすという。この留学生は「夢みたい。日本の人たちの温かい気持ちを韓国に伝えます」と涙を拭ったという。
「この留学生の絵を買いたい」
「大学職員で留学生担当だった。みんな住まいやアルバイト探しに苦労していた。何とかしなければと思った」
「援助ではなく絵に興味があった」
「個人ギャラリーを持つのが夢。そこに飾らせて欲しい」
「戦争であなたの国には迷惑をかけました。日本へ来て勉強していらっしゃることを知り胸が熱くなりました」
「返すのは出世払いでいい」
96万円が集まった。とかくぎくしゃくしがちな日本と韓国だが、文化面では活発な交流が行われている。この留学生はこれからどんな絵を描くことになるのだろう。新しい感性が一つ培われたにちがいない。
(読売新聞06年5月6日夕刊より一部抜粋)
☆ 私達は今までなんと素晴らしい生活を送っていたことか!そのことにもっと早く気がつけばよかった(シドニー・ガブリエル・コレット)
★ 東京芸術大学
沖縄市の泡瀬というところで、女児(11)が川に転落し危険な状態であったところを沖縄県警交通機動隊の巡査部長に助けられた。巡査部長は救助後に女児を帰宅させると通常業務に戻ったという。
女児はその後、小学校校長とこの巡査部長の所在を探し、お礼の手紙を書いて送った。
「私は足がつかなくてこわかったです」
「この恩をわすれず、いっしょうけんめい勉強やスポーツをがんばりたいとおもいます」
警察官が目の前で困っている人を助けるのは当然だし、警察官でなくてもそうするだろう。この巡査部長の功績は命を救ったことだけではなく、人を助けるということを身をもって女児に教えたことにある。女児にとってこの経験は、困っている人を助けるということを知った、かけがえのない経験をしたことになる。
子ども(15歳未満)の人口は25年連続減少し、前年比18万人減の1747万人。子どもの割合が高いのは沖縄県であるという。こどもの日にちなんで総務省が発表した子どもの数である。
☆ 青春の持つエネルギーは、傷つく事を怖れているようでは、何事も成しえない(田宮虎彦)
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★ 手紙が職務の励みに 水難救助で女児からお礼(琉球新報・06/5/5)
★ 子どもの人口、25年連続低下(朝日新聞・06/5/4)
一時期、年度のサイクルを4月からではなく、諸外国と同じように9月からにしてはどうかという論議があった。受験も寒い冬に経験するのは酷である、という理由もあった。
ソメイヨシノの開花とともに人は別れを告げることになる。これまでの年度と別れ、仕事と別れ、学業と別れ、友人と別れ、恋人と別れる。別れはさみしいことではあるが、桜が散ったあとは新しい芽が息吹く。別れは出会いとの出会いであり、桜が舞っているのは、そうした切ない気持ちをどさくさに紛らわせてくれる。ゆえにこの年度末は好きである。
ハンディキャップを背負っている元ラガーマンが大学を卒業した。一時は落ち込んでいたというご本人も、本当の自分ではない、と前向きにリハビリを続けていたそうである。こうした人がいることを考えると、だらだら時間を空費していることを情けなく感じることもある。
悔いのない人生はだれにでもある。桜リセットして、新しい年度を迎えたい。もし意気消沈していたら、青いキャンバスにピンクの足跡が付いている空を眺めれば、桜がなぐさめてくれるだろう。
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★ 桜 花見 春丸ごと特集(goo季節特集)
★ 前へ 車椅子の元ラガーマン3年遅れ卒業式(産経新聞・06/3/27)
インターネット上で無名の人が一躍脚光を浴びることが珍しくなくなった。今年度の話題をさらった1人が「生協の白石さん」であろう。
大学生協にある学生の書く「ひとことカード」に、ほとんど冗談だと思われるリクエストがかかれる。白石さんはこうした要望に対して「真摯に」答えた。その絶妙なやりとりがネット上で公開され、それが出版されてサイン会も開かれたことは記憶に新しい。
「愛は売っていないのですか」
「どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠(わな)かと思われます」
(以上、asahi.com・06/3/11より)
大学生協東京事業連合の採用説明会に前年を上回る学生が参加したという。白石さんのような温かい人が働いている職場を、ということらしい。
ネットは情報が渦巻いているが、逐一上がってくる情報に混乱したりなんでも鵜呑みにすることは危険が伴う。早さを追求するあまりに、放り投げられた情報が暴走することがあるからだ。
ひとことカードのやりとりはなんともアナログではあるが、書いて掲示するという方法は信憑性が高い。大震災の時、ライフラインが寸断されて、被災者の頼りになったのは掲示板であった。
サイン会では「みなさんをがっかりさせると悪いので」と、メディアに顔を伏せた白石さん。大学全入時代に、構内の生協を狭き門にした立役者である。
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★ 生協の採用説明会に学生3割増 「白石さん」人気で(asahi.com・06/3/11)