以前、妹が友人と海外旅行をしたときの話。
アジア系の航空機に乗ったときに、操縦室に入れてもらい、操縦かんを握らせてもらうということをしてもらった。
その時の様子はビデオカメラに記録されていて驚いたことがある。機長はタバコを吸い、酒を飲みながら妹たちを歓迎していた様子だった。もちろん自動操縦状態で危険はなかったのだろうが、この航空会社を利用するのはやめようと思った。
日航機で女性客室乗務員を操縦室で座らせ、記念撮影をしたとして機長と乗務員が口頭で厳重注意を受けた。些細なことが良く発覚したと思うが、こうした自浄作用が社内に残っているのは大事なことだ。
特に操縦室はテロの標的になったら一大事であり、乗務員らの危機に対するモラルが大切な場所である。エアーマーシャル(航空警察官)も搭乗しているかもしれないのに、何とも危機意識が乏しい。
大したことではない話ではあるが、大ごとというのは、こういう隙をついて始まるものだ。地に足の着いていない軽率な行動だった。
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★ 日航機長が飛行中に操縦席で客室乗務員を記念撮影(スポーツ報知・07/3/12)
タグ: 倫理
熊本市内の慈恵病院が設置を検討している「赤ちゃんポスト」計画について、厚生労働省は口頭では「認めないという合理的理由がない」としながらも、文書での回答はしない方針を出した。懸念材料も多く、厚労省も困惑している様子がうかがえる。
病院側は、赤ちゃんがポストに置かれた時点ですぐに処置ができるよう万全の体制を整える、相談窓口の電話番号をポスト横に掲示する、などとした。
気になるのは、刑法の保護責任者遺棄罪への抵触だ。子供を捨てる親は間違いなく子供を遺棄するわけである。病院側が万全の体制を取っていても、捨てた行為が美化されるわけでもない。
例えば、万引き犯が保安係に捕まる。身元保証人が犯人に代わって弁済する。それで軽微な事案なら無罪放免となるかもしれないが、窃盗をしたという犯罪行為は消えることなく間違いなく発生しているわけだ。
犯罪はその行為をするから罪になる。命を捨てていいわけがない。それが保護をしてくれる病院の赤ちゃんポストでもだ。こうしたことは対処的に行うことではなく、不本意な命を作らない意識であり、根底にある規範だ。その教育をしっかりしていなければ不幸な命は減らない。
かつて住んでいた家の近くには児童養護施設があり、年に一度はこの施設の前に赤ちゃんが捨てられていた。こうした赤ちゃんのことを施設の子供たちがどう思って迎えたかを考えると心が痛む。
赤ちゃんはコウノトリが運んでくるのではない。間違いなく、私たち人間が、授かってきた育みであることを忘れてはならない。
☆ 女の人は、赤ちゃん生む時にすごく苦しい思いをするから、その分好きなことをしてもいい。男に甘えてもいいのだ。(出典不明)
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★ 赤ちゃんポスト 厚労省、文書回答せず(産経新聞・07/3/9)
早稲田大学の中央図書館は多くの蔵書を保有しており、専門書を探すのに苦労しない。本屋になければ、ここで見つけることができる。以前のエントリで本に線を引いたり切ったりする公立図書館の事を書いた。大学ではそうしたモラルの低下はないであろうと思っていた。
ところが全国の大学の図書館で、借りた本を未返却のまま卒業する学生が多いという。大学側はそれに対抗し、本の返却を卒業条件にするなどの措置をとるところが増えている。
早大でも未返却図書があれば、卒業証書を渡さないという措置に出た。
借りたら返す、空けたら閉める、点けたら消す、という当たり前のことができない者が多くなっている。報道では「強行策に訴える」となっていたが、強行策でも何でもない。これも当然の措置である。
一事が万事。こんな簡単なことも履行せずに、したり顔で「卒業しました」とは、4月からの社会人生活も甘く考えていることなのだろう。
本を返していない早稲田の学生さん、泥棒ですよ。
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★ 「本の借り逃げ、卒業させず」強硬策の大学相次ぐ(読売新聞・07/3/2)
★ モラルの低下(本ブログ・07/1/12)
★ 図書館で「切り抜き」「線引き」横行(本ブログ・06/12/12)
マインドコントロール
自己啓発セミナーに参加した女性が、マインドコントロールによって金銭を払わされたとしてセミナー主催者などを相手に損害賠償を求めた訴訟判決に、東京地裁は被告に1500万円の支払を命じた。長時間の脅しや罵倒、それによって女性は判断力を失い商品購入を強いられて自己破産にまで至った。
人の思想を歪める行為は断罪されなくてはならない。特に私生活に土足で踏み込むような行為は個人の思想に対する暴行行為だ。こうした直接的な思想操作だけではなく、マインドコントロールをかけられているのか分からないような巧妙なものもあるので注意が必要だ。笑顔で近づいている善意とおぼしきものが、妙な商品購入につながっていることもある。
自己啓発というのは、他人から教授するものではなく、自らそれをすることに価値がある。自発的な啓発活動が自分を高めることになるのだ。長期に他人からうけるものではなく、瞬間的なきっかけであればそれでいいのである。
マインドコントロールというのは、多かれ少なかれ日常的に行われている。商談で取引先に納得して貰うための戦術もそれであるし、恋愛もそうである。
好きな相手を自分の空気の中に取り込むためのマインドコントロールは、全世界で億を超える回数が行われてきたことだろう。平和を訴える行為もマインドコントロールだ。こういうものなら、自分もコントロールされたいし、是非したいものだ。
☆ あのね、立派な人にならなくてもいいの。どうか、感じの良い人になって下さい。(3年B組金八先生)
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★ マインドコントロール断罪 ホームオブハート賠償命令(産経新聞・07/2/27)
★ 自己啓発セミナーの類(本ブログ・07/2/4)
モラルを辞書で引くと「道徳」とある。道徳を辞書で引くと「人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く」(大辞泉)とある。
この一文最後にある「自発的に」というところがポイントであろう。良いことも悪いことも自発的に行われる。
朝日新聞の記者が読売新聞の記事を盗用した。足で稼ぐであろう記事のソースは何のことはない、他社の記事を参考に作られただけであった。公に向かって発信する側の倫理観が完全になかった。
学校で道徳の時間が削られていくということは、子供だけの問題のみならず、それを教える大人がそれを考えるきっかけを失ってしまった。しかし、番組のねつ造問題も同じであるが、公に発信するという意識が低すぎる。
視聴率や数字などを仕事の目的にするようになっては、マスコミの存在意義はなくなる。それでいて、どうして本来の悪漢と電波やペンで闘おうというのだろうか。それとも法律で一から十まで縛られなくては何もできないだろうか。じつに、実に情けない話が一つや二つではないことに愕然とする。
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★ 記事盗用の本社記者を解雇 東京編集局長ら解職(朝日新聞・07/2/6)
★ 【溶けゆく日本人】読者の声 子の前に親の教育を(産経新聞・07/2/7)
★ モラルの低下(本ブログ・07/1/12)
自己啓発セミナーの類
以前、バイト先の先輩にいわゆる自己啓発セミナーのようなものに誘われたことがある。「こうすれば幸せになれる」「夢を実現させよう」というものである。参加は断った。
夢というのは、自らが腐心し、苦悩し、行動し、達成感の骨頂にあるものである。決して人から勧められたり、ましてや押しつけられたりするものではないはずである。
昔から○○商法などといった詐欺の被害者がいるが、楽して稼げる話などあるはずもない。周りを見ていただきたい。深夜残業で頑張っている人、休日返上で働いている人、体力を酷使してみんなが頑張って生きている。そんな人たちを見て感じるところはないのだろうか。
日本国憲法には国民に3つの義務を課している。教育の義務、納税の義務、そして勤労の義務だ。
妙なうまい話というのは、人のバイオリズムが落ちているすき間を狙ってやってくる。「儲」という字は「信者」と書く。怪しい商法で儲けようとしている者は、この勤労の義務を果たさずに、夢や幸せをあまりにも安値で売りさばいている。そういう「人」たちの「夢」はあまりに「儚」い。
☆ おまえさん、あんまりおまえさんが誰かを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ(「ムーミン物語」)
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日立のコマーシャルで登場する大きな大木、これが伐採の危機にあったが、日立側が地元の所有者と宣伝で独占契約を結んだことが分かった。
ハワイにいったとき、ガイドさんから「あの大きな木、みたことありますか?テレビのCMでやっているあの木ですよ」
そう、紛れもなく「この木何の木、気になる木」の大樹であった。あまりの大きさに感動したものである。
この大木はハワイのオワフ島にあり、オーナーの死去に伴って伐採の危機が浮上した。結局はオーナーの親族がこの大木のあるパークを買収し、広く開放することとなった。
一本の木の伐採など、大きなニュースには成り得ない。それでも日本人から見たら「どこかで見たことのある木」であり、日立も放っておけなかったのだろう。どこの国でも、所有者の死に伴ってその土地の行方が赤の他人に移ることがある。それは仕方のないことだが、こういう些細なニュースから森林保護、環境保護の意識というのは根付くものである。
大きな大樹は今も順調に育っている。ハワイに行ったときは必ず目にしておきたいものだ。伐採から逃れることのでき、自然に対して放棄することの無かった意識の集まりが青々としていることが根幹にあることに気付くだろう。
☆ 大きいなんて言葉、空には小さすぎるわ 。(ピーター・ヘッジス)
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★日立の大樹、CM独占契約結び伐採の危機脱出(サンケイスポーツ・07/1/31)
東京のLEC東京リーガルマインド大学が、専任教員173人と公表しておきながら、106人の勤務実態がないことが分かった。勤務していないのが1人だったら問題ではなかったか。
世界最高齢の男性が亡くなり、その後2番目の長寿女性もなくなった。115歳と114歳だった。人は何年生きれば幸せか。
気象庁の3ヶ月予報、34月は平年並みだという。暖かいと嬉しいが、暖冬は各地のスキー場や漁猟に大きな打撃を与えている。
2006年に懲戒処分を受けた警察官数が361人になり、前年比で20人の増だという。1人だったら記事にはならなかったか。
「離婚から300日以内に誕生した子は前夫の子」という民法の規定により、現在の夫の子供が前夫の子供になってしまった事例。301日なら、途端に本来の夫の子になる。
数字は大切な記号として生活に根付いている。売り上げ目標、学校の成績、所有資産の総額や株価。杓子定規に解釈するのは数字のせいだが、この数字が無くなるととりつく島が無くなってしまう。
小さな数字に一喜一憂するのは生活の根底にある心理。しかし、大きな数字の流れには無頓着になりがちだ。「今年は○○をがんばろう」と1月に誓っても、もう2月であることに、はたと気付く。世界の人口が爆発的に増えてもその実感はなく、いつも自分、すなわち「1」にしか興味がないのである。
数字は増えたり減ったりするが、それは数字という記号の持つ性格を知っているだけで、本当は並んでいるだけのことを冷静に考えられないでいる。
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★ 勤務実態ない教員が106人、LEC大学に改善勧告(読売新聞・07/1/25)
★ 世界最高齢 115歳男性死亡(産経新聞・07/1/25)
★ 3カ月予報:3~4月気温は平年並み 気象庁(毎日新聞・07/1/25)
★ 警察の懲戒20人増 業務上の処分が増加(朝日新聞・07/1/25)
★ 民法772条:出生届不受理でNPOが法務省などに陳情(毎日新聞・07/1/25)