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卒論代行業

 
 迷惑メールの中に、海外からの「卒業証書作成」を唱ったものがあるが、国内では卒業論文やレポートを代行作成する業者が登場し、問題となっている。
 
 通っている学内でも掲示板に「レポート作成時における、インターネットを利用したコピーペーストは不正行為とみなし、厳正なる処分をする」とある。コピー&ペースト(コピペ)は検索エンジンで探せば見つかるであろうし、そもそもそんなことをして文章を作成すること自体がかなり面倒だ。
 
 こうなればPCを使用させないために、レポートではなく教場筆記試験を課した方がよいのではないか。
 
 卒論代行もアドバイスであれば、塾や予備校の類と一緒で問題はないが、完全に丸投げされたものを作成するとなれば、刑法に触れる。
 
 文章は人の思想形態を担う表現手段である。卒論はその集大成であるのに、それを他人に依頼することに躊躇はないのか。大学というのは最高学府である。最後の達成感を得たいとは考えないのだろうか。
 
 卒論は卒業認定する重要な書類である。他人がそれを作成すれば私文書偽造罪、コピペが伴えば著作権法違反にも問われる重大な犯罪行為だ。
 
 
☆ あなたのエッセイはよく書けていて独創的だと思った。しかし、独創的な部分は上手く書けていないし、上手く書けている部分に独創性はなかった(Samuel Johnson)
 
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★ 1文字5円、卒論に代行業者…大学は「見つけたら除籍」(読売新聞・07/8/18)
 
 
 

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人間の罪、ここにひとつ

 関西の山あいにあるNPOの施設。スペックル(オス・推定10歳以上)は好物のおやつをもらい、しっぽを千切れんばかりに振っていた。女性職員が抱きかかえて「いい子だったね、しんどかったね」と頭をなでた。
 獣医師は安心しきったスペックルの前足に注射針を差した。職員たちは笑顔を絶やさず、最後まで語りかける。獣医師の親指がすっと押し込まれ薬が入ると、頭がぐらりと前に倒れた。見開いた瞳に苦しみの影はない。静かな最期だった。

 
 60億もの人間がひしめくこの星は60億通りの考え方がある。それを争いにならないように、うまく調整して平和を維持している。
 
 人間は60億だが、それ以外の動植物を含めた生命体は1000万以上あるとされる。我々はそれらを食し、時として眺めて楽しみ、住居を同じにして家族のように過ごすことになる。
 
 ペットブームは結構だが、無責任な飼い主が後を絶つことはない。虐待、放置などは昔から続いていることではあるが、近年そうしたブームも手伝ってか数が多い。
 
 生を色にするのならば、華やかな赤か晴れ晴れとした青か。対して、死を色に例えるならば黒であることに異論はないだろう。犬はその視覚が白と黒でしかない。1000万分の1である生命体の人間が、抵抗できない生命体に「黒」を押しつける愚行があまりに多い。彼らの本当の純粋さは限りなく「シロ」であるのに。
 
 
☆ 井戸に唾を吐く者は、いつかその水を飲まなければならない。(ユダヤ格言)
 
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★ 無責任飼い主の罪 ズームアップ・ウィークリー(読売新聞・07/7/4)
 
 

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冤罪の男性

 富山県で強姦と同未遂罪で逮捕され服役していた男性が、のちに真犯人が現れたことにより無罪となった事件の再審初公判が富山地裁高岡支部であった。弁護側は、富山県警の犯人のでっち上げについて追求すべく、当時の取調官の証人尋問を申請したが、裁判長は却下した。
 
 男性は「冤罪が晴れたとは思っていない」とし、弁護団は「不当な捜査が闇に葬られた」と批判している。
 
 鳥取県警が逮捕した男の供述から真犯人が明らかになったが、もし、この男が捕まっていなければ、男性は言われなき罪を背負って生きていかなくてはならなかった。
 
 刑事裁判は被告を裁くことに重きが置かれ、事件の被害者や被冤罪者を救済する主旨ではないのが残念だ。しかしこれでは男性は救われない。今後は富山県を相手に国家賠償責任を問うことになるだろう。
 
 性的暴行事件は後を絶たない。しっかりと犯人を補足すべき重要な事件の1つである。本来であれば、1被害者と1加害者が公になればよかったのに、2つの被害者だけを出し、男性の人生を歪ませた富山県警と検察の幼稚な捜査であった。
 
 
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★ 冤罪男性、証人却下に怒り 検察側、無罪を立証(産経新聞・07/6/20)
 
 

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いのちの電話、相談員減少

 子供のころ、TBS系列ラジオの「全国子供電話相談室」に電話したことがある。
 
 質問は、「どうしてチーターは足が速いんですか?」というもので、放送はされなかったが、数十分後に調査担当者から丁寧な電話を頂いた。答えは「厳しいアフリカの地で動物を捕まえて食べるのに、速い足が必要だったから」である。これだけのことだったが、聞いてもらえたこと、答えてもらえたことが嬉しかった。
 
 聞いてもらえるだけで、そのほとんどが解決に導かれる方がむしろ多い。自殺予防ホットラインとして1971年から存在している「いのちの電話」。この相談員が減少傾向にあるという。プロの相談員の高齢化により、家庭の事情でやめる人が多くなったことがある。寄付金なども少なくなり、運営が困難な場所も多い。
 
 相談員になるための研修にかかる約10万円は自己負担だ。そして相談員はボランティアである。政府は自殺対策基本法を施行したが、こうしたボランティア活動を円滑にする支援策も検討すべきだろう。
 
 こうした話を聞いてあげる人たちの存在はこの相談員だけに任せるだけではいけない。悩みを持っている人の多くは誰にも話せずに独り苦しんでいるのである。本来は近くにいる、上司、同僚、友人、知人、そして家族が苦しみに寄り添ってあげる必要があるのだ。
 
 だれでも悩んで落ち込むことがある。自力で立ち直ることの方が多いと思われるが、もしそれができない人に声をかけられるのは、無名のボランティアだけでは決してない。肩を落としている友人を見かけたら、声をかけてみてはいかがだろう。人を救うことのできるボランティアは周りにいっぱいいるはずである。
 
 
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★ 「いのちの電話」相談員6年で11%減、自殺予防に影響も(読売新聞・07/6/13)
 
 

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「不正、故意ではない」

 企業の求心力となるのは、その長である。ホンダの創業者である本田宗一郎氏はかつて「土地や紙を売り買いしているのは、会社とは言えない。ものを作らないやつはだめだよ」「学校で教えることも必要だけれども、教えているのは過去のことなんだ。ほんとに問題なのは、未来なんだな」という言葉を残した。
 
 テレビ出演したグッドウィル・グループの会長(45)は「事務処理をきちっと行っていなかったケースが多く、故意ではない」と述べた。田原総一朗が「会長がしらないことを野口社長がしていたのであれば、背信行為。社長を訴えれば良いではないか」「関西テレビの社長も最終的には辞任した。あなたは責任を取らないのか」との激しい追求にも「誠に申し訳なく・・」と歯切れが悪い。田原氏の追求に知らないことも多すぎ、会長というよりは、広報担当者がテレビ出演しているようにも見えた。会長というのはなんでも知っていて、なんでもできるスーパーマンのような存在ではいけないはずだ。
 
 介護は絵空事ではない。2055年には国民の2人に1人が高齢者になる。100人に1人は認知症になるともいわれており、介護事業はその重要な社会的役割を担っている。グッドウィルというのは「善意」という英語の意味があるが、末端の介護士、そしてサービスを必要としている顧客にその善意は伝わっているのかは甚だ疑問だ。
 
 介護サービスは介護保険も絡んでくる。すなわち、税金を食い物にしたこの会社にその資質があるのか。未来を見据えた本田氏のように、会社は社会に貢献してなんぼのものである。介護サービスというモノを作る先駆者に成り得たのに、この会長の残せる言葉は「申し訳ありませんでした」でしかないところが情けない。
 
  
☆ 飛躍的に金持ちになった人が、善良であったためしがない。(シルス)
 
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教え子と性的関係 滋賀・大津(07.5.25)

 妹は女子校に通っていたが、男性教師と女生徒の結婚というのはよくあることだと言っていた。師弟関係が信頼関係になれば、男女の仲になることも不自然ではない。しかしそれは純粋な恋愛関係の必要性が絶対にある。
 
 友人は都内の私立高校に通っていた。そこは中学も併設されていたが、そこの男性教師が中学1年の女子生徒をレイプした。友人が先生にその事を問いただしても無視され、PTA組織もなかったことから、「事件」はうやむやにされた。
 
 まさか教師と中学1年の女の子の「純粋な恋愛関係」が存在するはずもない。力関係を利用した卑劣な犯罪は、表沙汰になっていないものも含めれば数は多いのだろう。
 
 滋賀県大津市で男性教師が受け持ちの女生徒と性的関係を持ったことが分かり、自宅謹慎処分となっている。こういう報道を知るたびに思う。世の先生がた、生徒や学生に「あの学校に行っていて良かった」、そう思わせるような青春時代を作ってあげてください。
 
 そして、「あの先生に受け持ってもらって最高だった」と。
  
  
☆ 平凡な教師は言って聞かせる。良い教師は説明する。優れた教師は立証してみせる。偉大な教師は触発する。(氏名不詳)
  
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★ 相談受けるうちに…教え子と性的関係 男性教諭を謹慎処分(産経新聞・07/5/25)
★「真剣に交際」と無罪 女子高生と性行為の男性 名古屋簡裁(産経新聞・07/5/23)
 
 

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保育料滞納の保護者

 
 不動産屋に身を置いていたときのこと。気の重い仕事が「督促」だった。
立体駐車場の家賃2万円ばかりを納めてくれない女性がいた。自宅の留守電に要件を入れても、同居の母親に伝言を伝えても振込をしてくれない。
 
 したくはなかったが、国内でも有名な会社に勤める彼女の職場に督促の電話を入れた。すると、「分かりました。ただ、職場に電話するのはやめてください」と逆ギレされてしまった。
 
 保育園の料金を滞納する保護者が後を絶たず、全国の主要都市だけで総額34億円にものぼるという。督促に向かうと居留守を使ったり、すごむ者もいるという。子供を預けるだけ預けて、本当に自分の子供を教育をしているという意識が希薄になっている。
 
 給食費滞納問題でもそうであったが、生活困窮者は毎月1000円でも支払っているケースもあるのに、外車を二台所有するような家が支払いに応じないケースがある。
 
 こどもの日の定義は祝日法で以下のように定められている。
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」。
 
 教育を受けさせることのできる環境に感謝していれば、こうした滞納問題など起こりえない。定義の一文にある「母に感謝する」という定義に当てはまっていない保護者が少なくないことに愕然とする。
 
 PCは買うがソフトはコピーする、車は買うが駐車場には入れない、子供は預けるが、保育費は払わない。お金の使い道の偏りを考えると、生活に現実味を帯びていない大人があまりに多い。
 
 
☆ 男性あるいは女性の育ちが分かるのは、喧嘩の際にどういった振る舞いをするかによってである。 (ジョージ・ショー)
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★ 保育料滞納34億円、悪質例多く差し押さえも…読売調査(読売新聞・07/5/5)
 
 

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甘い親

 
「こんな事を朝の朝礼で言えば、近所の人は不快に思うかもしれない。しかしあえて言わなくてはならない。トイレの使い方が酷い。使ったら流さない。それどころか、ウ○チを使って、落書きまでしている」
 
 中学校の朝礼で、学年主任の先生が怒っていた。マイクを使っていたから、近所の人にも聞こえたことだろう。やったのは悪ガキどもであった。
 
 最近の小学校では、子供の、そして親の「訴え」に応える形でウォシュレットなどをわざわざ導入する学校もあるそうだ。「汚いから子供が学校のトイレに行けない」などという訴えだ。
 
 子供に辛抱することを教えずに、甘やかす親。叱ることすらできない。正々堂々と叱ることができるのは、他人ではなく親のはずである。喜怒哀楽を形成するのには、何でも与えることではない。あえて与えないのもしつけだ。社会に出たら自分の思い通りにならないことだらけだ。それに耐えたり、解決すべく道を探る。大人はそういう機会を失わせてはいないだろうか。
 
 ファミレスなどで走り回っている子供を注意できない親。歪んだ愛情が歪んだ人間を成長させることにはなっている。アメとムチは非常に大切な技術。子供だけではない。大人の社会でも必要であり、コミュニケーションの潤滑油になることを忘れてはならないが、何かに恐れてその腰は重い。
 
 
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★ 【溶けゆく日本人】「安全」という保身 成長阻む逃げの姿勢(産経新聞・07/3/20)
 
 

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