日立のコマーシャルで登場する大きな大木、これが伐採の危機にあったが、日立側が地元の所有者と宣伝で独占契約を結んだことが分かった。
ハワイにいったとき、ガイドさんから「あの大きな木、みたことありますか?テレビのCMでやっているあの木ですよ」
そう、紛れもなく「この木何の木、気になる木」の大樹であった。あまりの大きさに感動したものである。
この大木はハワイのオワフ島にあり、オーナーの死去に伴って伐採の危機が浮上した。結局はオーナーの親族がこの大木のあるパークを買収し、広く開放することとなった。
一本の木の伐採など、大きなニュースには成り得ない。それでも日本人から見たら「どこかで見たことのある木」であり、日立も放っておけなかったのだろう。どこの国でも、所有者の死に伴ってその土地の行方が赤の他人に移ることがある。それは仕方のないことだが、こういう些細なニュースから森林保護、環境保護の意識というのは根付くものである。
大きな大樹は今も順調に育っている。ハワイに行ったときは必ず目にしておきたいものだ。伐採から逃れることのでき、自然に対して放棄することの無かった意識の集まりが青々としていることが根幹にあることに気付くだろう。
☆ 大きいなんて言葉、空には小さすぎるわ 。(ピーター・ヘッジス)
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★日立の大樹、CM独占契約結び伐採の危機脱出(サンケイスポーツ・07/1/31)
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「ブログ流行語大賞」
ネット上でこっそりと盛り上がっている「ブログ界流行語大賞」なるものがあるそうだ。向井亜紀さんの代理母出産を暗に批判した「ここはどこだろう、まっくらだ」の朝日新聞天声人語、脱線事故のことについて書いた東京新聞コラム「風の息づかいを感じていれば事前に気配があったはずだ」など、読者の心をちょっとくすぐる逸品ばかりだ。
新聞の社説やコラムというのは、「I(私)」という主語が見えてはいけないという不文律があるはずだが、こうした文章には中立性よりも、書き手の「個」が目立ってしまっている。読んでもらいたいというよりも、影響を及ぼしたいという「息づかい」も感じてしまう。
新聞がペン1つで社会に及ぼす影響は大きい。違法な物事を糾弾するのは大切だとしても、社説やコラムは新聞の顔となるだけに、その品格を保つバランスが大切だ。紙面というのは記録として半永久的に残るのだから。
あなたの気になったブログ流行語はなんですか?
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★ ひっそりと盛り上がる「ブログ流行語大賞」(産経新聞・06/12/21)
★ 風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。(TERRAZINE)
今年も流行語大賞が決まった。ジンジラレナ~イ、エロかっこいいイナバウアーは品格すら感じたし、ハンカチ王子の若さを羨む人は脳トレで鍛え、ミクシィばかりやっているとメタボリックシンドロームの心配がある。
流行語は時代を反映して来年には廃れる運命にある。その一方で廃れた方がいいのに間違った言葉が流行語としてではなく、日常語として虚勢を張っていることが杞憂だ。
「全然OK」だとか、「普通に」だとか、「よろしかったでしょうか」などは日本語としておかしい。これらを「流行語」に認定して早く廃れさせた方がいい。
「全然」の後に続くのは基本的には否定語がくる。俗に強調語としての意味が知られている。「普通に」などという副詞は日本語に存在しないし、程度や頻度がさっぱり分からない。初対面でいきなり「こちらでお召し上がりでよろしかったでしょうか」との過去形を使っていることに違和感はないのか。ボーッと聞いていても何故か頭に残る「たらこ・たらこ・たらこ」のほうがまだ品格があるというものだ。
相手の心に残るような流行語を発することができたら、それは流行語ではなく名言として相手の記憶に残ることだろう。
☆ 自分の欠点が気になり出したら、その劣等感を直してくれる人間がこの世に一人だけいる。つまり、あなた自身だ。 (デール・カーネギー)
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★ 新語・流行語大賞
「漏洩の心配」7割 内閣府調査
小学校の時に緊急連絡網が毎年作られていて、遠足などの実施の可否について当日の朝に連絡を回したりしていた。しかし最近では個人情報の意識の高さから、名簿の作成を中止するところも多いようだ。
内閣府の世論調査で、7割の人が行政や企業の個人情報の扱いに不安を感じていることが分かった。銀行口座やクレジットカードなどの財産情報、顔や身体の画像の流出などだ。不安の一方で、「緊急連絡網などの名簿作成ができなくて不便」とする考えも多いという。
情報漏洩の危険で今と昔で違うのは、IT技術の進歩で簡単に情報が流せたり流れたり持ち運べるようになったからであろう。ネットや携帯がなかった頃は、友人宅、学校などの電話番号や住所をある程度覚えていたものである。だから、わざわざ情報を漏らすというのは手間のかかる行為だったし、うっかり漏れる心配など無かった。
最近、人に「どこに住んでいるの?」と聞くと、男性は「○○のほう」と曖昧な言い方をするが、女性のほうは最寄り駅や具体的な目標物まで教えてくれることが多い。あくまでも経験則でしかないが、男性のほうがなぜか個人情報を出し渋る傾向を肌で感じる。
見えない相手に情報が伝わるのは気味が悪いが、面識がある相手の連絡先も分からないというのはもっと気味が悪い。こういう事は、相手との信頼関係が大切なことである。いざというときはあの人に電話しよう、という「あの人」があまり思いつかなかったら、人間関係を構築する上での怠慢なのかもしれない。大切なのは電話番号やメールアドレスではなく、相手の顔を覚えているかどうかではないか。
☆ 外から聞こえてくる何千の声も、あなたを脇道へそらせるだけである。 ただあなたの内部から聞こえてくる良心のかすかな声だけが、あなたの信頼すべき案内者となり得るのだ。 (ジョージ・マロリー)
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★ 個人情報 「漏洩の不安ある」7割 「保護法で不便」も半数(産経新聞・06/11/26)
ガラス製CD 1枚98,700円
ガラス製のCDが開発された。現在のCDは高温多湿に弱く、寿命が20~30年ということだが、ガラスCDはこうした影響も受けずに音の劣化もない。
現在は1枚98,700円ということで、まだまだ手の届く額ではないが、普及すれば音楽プレーヤーに押されて停滞しているCD業界に活況をもたらしそうだ。
しかし疑問がある。
ガラス製ということで割れたりしないだろうか。重いのではないか。そして、我々の寿命より、ガラスCDのほうが寿命が長いのではないかということだ。
☆ ダイヤモンドの行商人がやってきて、このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうのって言うとるけど、せいぜい百年しか生きられん人間に、永遠の輝きをうりつけてどうするんじゃ。俺らが欲しいのは今だけです。(甲本 ヒロト)
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★ 夢のCD:ガラス製「音」劣化しない 1枚9万8700円(毎日新聞・06/10/21)
小学校のときのお話し。厳しく優しく接してくれた先生たちがたくさんいました。
「小学校二年生にしてはきれいな絵を描く」「造りは雑だがアイディアはいい」と褒めてくれた図画の先生。マイムマイムを学年で踊ったとき、「Nonoを見習いなさい」と手を引いて褒めてくれた先生。
怖かった先生。給食を食べるのが遅かったので、わざと残すと平手打ちをした担任の先生。泣きながら食べました。みんなが食べ終わった後に残って食べていた時、最後に食べたプリンだけは美味しかった。
残すのは悪いこと、残さなければプリンは美味しかったこと。
放課後は、三日でやめたお絵かき教室、半年続いたスイミング、二年半通ったおかげで算数の時間はヒーローになった公文式。幼い頃に習ったといえばこれくらい。長く続いたことがなく、飽きっぽかったのです。
良いことも悪いことも満足に分からないから、幼い心は常に興味とナゾに包まれているものです。学校の中の不思議と放課後の関心。それに対して惜しむことなくお金を出してくれた両親には感謝の気持ちで一杯なんです。
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★ 給食費払わぬ親たち お金あっても「頼んだ覚えない」(産経新聞・06/10/1)
★ いただきます(本ブログ・06/1/23)
★ 惜別(本ブログ・04/9/26)
総務省 ネットの「ウソ発見器」開発へ
総務省がネット上にある、ウソや間違いらしい情報を見分ける「ウソ発見器」なるシステムの開発に乗り出すことになった。
ネットは便利であるが、本のように査読を通っていないために、真偽の程は怪しい部分もある。個人が自由に発言できるネット空間は世論を情報操作するのにはもってこいという部分がある。これを識別しようというものだ。
ネットでニュースを読んでいると「○○のブログ炎上」とか、「ネット上で騒然」という特有の言い回しが登場する。何を持ってして「騒然」と断定しているのかは疑問だ。新聞サイトも「狂言」とは言わずに「自作自演」という言葉遣いをしているのには閉口する。記者達もすでにネット空間に染まっているのだろうか。
噂の類というのは真偽を見極める冷静さが必要だ。冷静さを欠くと、ウソの情報に踊らされることになる。ネットだけならともかく、災害時に役立つのはこの冷静に情報を読み取る力だ。
総務省の「ウソ発見器」は2010年までの開発を目指している。しかし、これとて機械がやることであるから100%の判別は不可能と思われるが指針とは成り得るだろう。これが全てではなく、受け手自身が全ての指針とならなくてはいけない。
☆ 安全な道を選んで偉業を達成した人はいない。 (ハリー・グレイ )
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★ ネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へ(朝日新聞・06/8/26)
★ マスコミの言葉遣い(本ブログ・06/1/25)
昭和の時代の写真を目にした。
舗装されているかどうかも分からない、道路の白黒写真。後ろには団地が連なり、その前では子供たちが当時はやっていた「フラフープ」をしている。電柱は木製でどこか懐かしさを感じる。竹垣や木製の塀は地震が起きても危険ではない。
手書きの看板や「公衆電話」と記されている電話ボックス。
きっと、あの時代にインターネットや携帯電話があったらさぞかし便利だったことだろう。ただ、そうした発想自体の存在がなく、なくても不便を感じずに生活していた。
平成も18年を迎えて周辺の環境は当時に比べるとだいぶ便利になった。携帯があればどこにでも電話ができるし、メールで手軽にコミュニケーションをとれるようになった。
生活が便利になったおかげで、また不便にもなった。
☆ 発明する方法は一つしかない。それは模倣することだ。正しく考える方法は一つしかない。それは古くからの、試練を経た、何らかの思想を継承することだ(エミール・アラン)
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★ 昭和チック秘宝館