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緊急地震速報開始

 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という体験型アートなるものがある。これを体験した記者氏によれば、視覚以外の感覚を使って暗闇を進む。視覚に障害を持つ女性が案内役となり、渡された杖で床を叩きながら進んでいくのだという。
 
 大学で似たような体験をしたことがある。カウンセリングの授業。外に出て目をつぶり歩くのだが、エスコートする人に依存して歩く。夜間であり、目をつぶると本当に真っ暗だ。
 
 そして歩くところの最大の難関は階段だった。付き添いがいたにもかかわらず、怖かった。逆に私もエスコート。相手を思いやり、注意を払う。人を思いやる大切さが身に染みたのである。
 
 今日から10月が始まり、気象庁の緊急地震速報もスタートする。テレビなどを通じて数秒~数十秒前に速報が流れることになる。緊急時にどうするかを考えておく必要があるだろう。
 
 家では、会社では、屋外ではどうするか。自分を守り、家族を守り、場合によっては他人に手を差し伸べる必要がある。これは地震の国で生きる者としての責務だ。
 
 地震は昼夜問わず襲ってくる。暗闇でも日中でも、”杖”となりうるのは自分自身の冷静な知覚判断であることを忘れてはならない。
 
 
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★ 【勿忘草】(SANKEI EXPRESS・07/10/1)
★ 緊急地震速報の入手方法について(気象庁)
★ 緊急地震速報(NHK・チャイム音がきけます)
 
 

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国道下の駐車場 常にガラガラ

 
 全国14カ所の国道下に建設した地下駐車場が常にガラガラ状態が続いているそうである。国道は国交省の管轄であるがゆえに、天下り先の財団が運営している。しかし、駅から遠いという理由でほとんど利用されていない。
 
 東京・渋谷区も数年前に区役所前に地下駐車場を設けたが、入り口が繁華街側にはなく、車の通行が限定されているNHK側にしかなかったことから、通行量のある公園通り側に入り口を追加した経緯がある。それでもここも満車になるところを見たことがない。
 
 提案であるが、普通車のみならず二輪車の駐車も可能にしてはどうだろうか。二輪車専用の駐車場も増えてきてはいるが、探すのは至難の業だ。駐車場側では「倒れたら危険」との理由もあるらしいが、大型二輪に乗る友人いわく「ちょっとやそっとでは倒れない」「駐車場があれば普通車料金でも喜んで入れる」といっている。
 
 駐車場がない二輪自動車は路上のみならず歩道にも違法駐車されている。こちらのほうが危険度は増す。ライダーにとっても、路上でいたずらされるよりかは防犯カメラがあるであろう地下駐車場のほうが安心だ。
 
 採算が取れなくて困っている駐車場は自動二輪車への利用促進も考えたほうがいい。助かるライダーはたくさんいるはずだ。
 
 
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★ 国道下駐車場、ガラガラ 建設に巨費 遠い採算(朝日新聞・07/9/17)
 
 

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呆れた社保庁の言い訳 年金問題

 社保庁の年金着服問題で、社保庁職員がテレビの電話インタビューに応じていた。怒りを通り越して呆れてしまった。それによれば、「年金を振り込みではなく、窓口に納付するかたもいる。それを袖に入れてしまう者がいることまで監視ができない」というのだ。窓口で納付することに問題があるかのような言い訳。
 
 では郵便局は?銀行は?現金を扱うあらゆる人たちが嫌疑の対象になってしまう。確かに民間でも着服・横領の問題はあるが、本末転倒な論理は完全に破綻していた。
 
 長期に渡ってPCを不正に操作し、記録の改ざんを行っていた職員もいる。年金納付者記録をごまかし着服。穴埋めに別の納付者をあてがう。その穴埋めにはまた別の納付者をあてがう・・。これでは真実が闇から闇へ葬られてしまう。
 
 少子高齢化で年金システムは破綻すると見られていたが、それ以前に社会保険庁という組織が破綻していた。その中で働く一部の職員も破綻していた。そうしたもののせいで、年金の将来には明るい未来がない。
 
 人の将来を考えるという責務認識がまるでなかった国の組織。当てにできない年金システムを補填する光は一向に射してこない。年金を納めるどころか、働くことすら馬鹿馬鹿しくなってくる。
 
 
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★ 社保庁職員、懲戒受けても「A評価」…不正免除の26人(読売新聞・07/9/7)
 
 
 

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怒りの厚労相 年金問題

 「横領したような連中はきちんと牢屋に入ってもらいます」。
 社保庁や市区町村職員による横領問題で、記者会見に臨んだ桝添厚労相は怒った。横領額は3億4千万円にも上る。刑事告発有無の実態が分かっていない市区町村職員に対しては、増田総務相に協力を仰いだ。
 
 日本に治外法権があるとは思わなかったほどずさんな年金問題。年金を管理する社保庁職員のみならず、収納代行していた市区町村職員もネコババしていた実態が明らかになった。厚労相は「今からでも刑事告発してやろうかと思って」「泥棒したやつがぬけぬけと役場で仕事をしていていいんですか」と収まらない。
 
 とりあえず国民の意をくんだ発言ですっきりもするが、これから本格的に横領犯の調査は始まることであろう。そして刑事訴追されることであろう。さらには収監されるであろう。最後には弁済しなくてはならないであろう。
 
 以前、JRの職員が切符の自販機の中にある数百円を盗み、懲戒免職となった。退職間際であったが当然退職金は出なかった。小銭や紙幣を見ると思う。どれも汚れている。それだけ多くの人が働き、消費した証拠である。それを人の目を盗んで横取りしてしまう人間はもっと汚れている。老後の糧となる生活の一部を予め奪ってしまっているのである。
 
 ところで、こんな状態で本当に年金は支払ってもらえるのだろうか。これならばタンス預金のほうが安心だ。タンスを買ったほうが安全かも知れない。
 
 
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★ 「きちんと牢屋に入ってもらう」 年金横領で舛添厚労相(朝日新聞・07/9/5)
 
 

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消える公園遊具

 高いところが苦手なので、ジャングルジムが怖かった。ゆりかごブランコは、女の子を乗せていかに速く動かすかが面白かった。ぐるぐる回る回転塔は速く回しすぎて気持ち悪くなった。
 
 各地で相次ぐ公園内の遊具事故。危険なものと判断されて昔からある遊具が撤去されている。その代わりに「コンビネーション遊具」なるものが登場している。滑り台やはしごなどが1つになった、アスレチック感覚のものだ。素材もゴムなどを利用した安全なものになっている。
 
 危険と認められてしまった遊具のどこが危険なのか。慣れ親しんだ世代としては分からないが、事故が起きている以上放置できないのであろう。
 
 ブランコを思いっきりこいで、その加速を使って前に飛び降りるということを見たりやったりした経験のある方も多いと思う。きまって失敗し、ケガをするこどもがたくさんいた。
 
 そうしたこどもに対して、「バカね、気をつけなさい」と親に注意され、またはそういうところを見て育った。今の親御さんは事故が起きると、こどもを注意せずに公園管理者を訴える傾向にあるようだ。これでは、公園が萎縮する。
 
 勇気を出して登った、ジャングルジムから見た夕日が綺麗だったのを覚えている。
  
 
☆ 子供はだれでもファンタジーの分かる魔法使いになる時期があるんだ (オトフリート・プロイスラー)
 
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★ 変わる公園の遊具 楽しさと安全 消えゆく定番(産経新聞・07/4/6)
 
 

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強制退去のイラン人一家

 
 長年にわたり不法残留状態が続き、強制退去処分が決まったイラン人家族4人が、群馬県高崎市内で、交流のあった地域住民などを招いて感謝の集いを開いた。短大に進学が決まった長女(18)は在留特別許可を取得、両親と次女は出国となった。
 
 父は「また日本に帰ってきたい。みなさんの支援は一生忘れない」と頭を下げ、長女は「私が頑張ることが、皆さんの期待に応えることになる」と涙を浮かべた。
 
 平成2年頃から短期滞在ビザで来日した一家は、不法滞在状態が続いたままで過ごしてきた。次女は日本で誕生、12年に強制退去処分を受け、取り消しの提訴をするも最高裁で敗訴した。
 
 外国人の違法滞在はどこの国でも許されない。それを守らなければ、法律の存在が意味を成さない。次女が日本語しか話せなくても、イランに帰さなくてはならない。日本で真面目に生活してきたという既成事実を作ってしまったからといって許されることではない。情けは介入してはならないのだ。
 
 万引きをした者がその後真面目に生活したからといって、罪を償わない限り、それは消えない。法律というのは断固として守られるべきである。
 
 交流のあった地域住民との別れは辛かったに違いない。父親が述べた「また日本に帰ってきたい」という言葉は、かけがえのない既成事実を作った証拠である。法律とは関係のないところで残った重要な人間関係が、そこにはあった。
 
 
☆ 一緒に泣いた時に、はじめてお互いがどんなに愛し合っているのかが分かるものだ(エミール・デシャン)
 
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★ 「支援忘れない」強制退去のイラン人一家、感謝の集い(産経新聞・07/4/15)
 
 

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テレビ番組二次利用の権利情報公開へ

 動画サイトで有名なYou Tubeの楽しみのひとつが、昔のテレビ映像を見られることである。もう二度と見ることが出来ないだろうと思っていた瞬間映像に出会うと感動する。投稿者には感謝したいところだ。
 
 しかし、この手の投稿は著作権の侵害である。多くの人はこうした投稿が違法であることを認識している。それでも人気があるのであるから、それを逆手に取ったビジネスが期待できるというものだ。
 
 すなわち、視聴者が求めている「かゆいところに手が届くような」番組内容を積極的に放映・配信すれば商業的に成り立つ。ところが、昔の映像を二次利用することは、出演者や制作者などの権利関係が複雑なところから困難であった。
 
 こうした事態に対して、総務省は過去の放送番組の二次利用を促進するための「コンテンツ取引市場」を新設する方針を固めた。放送局に情報提供を求める権限を持たせ、買い手と売り手の仲介役をすることになる。
 
 日本のアニメなどは海外でも人気が高い。こうした制度がクリエーターの士気をも高めることになり、埋もれている需要の高い番組を配信しやすくなるだろう。
 
 
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★ TV番組の二次利用仲介、権利情報公開へ…総務省が新市場(読売新聞・07/6/24)
 
 

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「昭和生まれ1億人割れ」推計の数字

 平成生まれが2000万人を初めて突破したことが総務省の統計で明らかになった。一方で昭和生まれは1億人を割った。
 
 この手の報道で分かりづらいのが数字の扱い。リンクしてある記事文中に「56年」とあるが、初見で1956年なのか、昭和56年なのかが分かりにくい。西暦と元号はある程度の統一ができないものだろうか。特に、こうした統計の類は年月日、人口、比率、順位と片っ端から数字の羅列が見られる。
 
 数字に明るくない負け惜しみではないが、表やグラフにするなどの工夫が欲しい。これが縦書きの新聞紙面になると、さらに分かりにくくなる。横書きの、速報性を重視するネット報道らしい。
 
 かつて、こうした報道では算用数字ではなく、漢数字が使われていた。読みやすい算用数字に置き換えられるようになったのは、昭和から平成に移ったときであった。
 
 
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★ 推計人口:昭和生まれ1億人割れ 人口増加率は愛知1位に(毎日新聞・07/4/16)
 
 

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