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タクシー運転手に講習義務化

 
 最近のタクシー運転手の方々は道を知らない。昔であれば、目標の駅でも言えばそれで済んだが、その駅までの行き方が分からない。道路を知っているので案内するが、まったく不便な感が否めなくなった。ナビ搭載のタクシーも多く、操作しつつ走行するタクシーもあった。ベテランだったら、目標物も道路名も全て頭に入っているのに何とも歯がゆい。
 
 国土交通省は政令市の運転手に地理や接客の講習の義務づけを決めた。狭い空間をしばらく過ごすわけである。互いが安心して乗車していられるためにも、接客のよい運転手さんが増えればよい。何といっても地理不案内なのは勘弁して欲しい。これだとタクシーに乗る意味が無くなる。
 
 「最近、景気がいいとニュースでタクシーの運転手さんが言っていましたけど、どうですか?」
 
 「とんでもないよ。あんな事言っているのはバカな運転手ばかりだよ。景気の回復なんて感じないね!」
 
 あああ、そうですか。でもそんなに興奮しないで。目的地を過ぎてしまったんですが・・。
 
 副業や脱サラでタクシーに転向する人も増えてのことかもしれない。しかし態様はどうであれ、一番居心地のいいタクシーは安全第一の看板を隠し持ったドライバーだ。
 
 
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★ 「安全・接客・地理」 タクシー運転手に講習義務化(産経新聞・07/2/26)
 
 

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ウソ読み辞典

 
 昔、バイト先で「汁そばセット」というのがあり、これを外国人の客が「じゅうそばセットください」といったことがある。読み方は違うけれども、よく「じゅう」とよめたな、と感心した。(正解は「しるそば」)
 
 そう、確かにある。難しい字に遭遇したときに、とりあえず「ウソ読み」で漢字変換して、その漢字をこっそり調べるという技。漢和辞典を引くと部首などから調べなくてはならないので、「ウソ読み引き」のほうがPCがあるならば効率的というもの。
 
 この「ウソ読みで引ける難読語辞典」が作られた。「灰汁」を「あく」だと分からない場合に「はいじる」で変換するわけだが、この「はいじる」で「灰汁」が引けるというわけだ。
 
 ブログや日記サイトをみていて思うことがある。この人は本当に日常的にこんな難しい漢字を使う・書くのだろうか、ということ。やたら難しい言い回しを使いたがる。意地悪な私はそういう人に質問する。
 
「○○って漢字でどうやって書くんだっけ?」
 
 PCに何でも頼ってはいけないが、知らないことを簡単に調べられるのがネットのいいところ。しかし、ネットの情報も100%正しいことばかりではないので、真偽の見極め変換は個人の責任で。
 
  
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★ 「不知火=ふちび」の『ウソ読み辞典』って何だ?(R25・07/3/1)
 
 

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ハイテク貯金箱が人気

 
 貯金箱の類を満タンにしたことがないので、こういう商品は飛びつきたくなる。
 
 タカラトミーが発売した貯金箱は、最初3畳ひと間が液晶画面に現れ、貯金額に応じて高級住宅にまでなる、というもの。たまごっちの貯金箱版のようなものだ。貯金が滞ると催促もあるようで、お金を出してしまうと三畳ひと間に戻ってしまう。
 
 最初に買った貯金箱といったら、3ケタの暗証番号を設定した金庫式プラスティック製のものだった。が、数千円の所で挫折してしまった。
 
 公的な機関への預け入れが不安要素が多い中、じつはこうしたタンス預金のような物のほうが確実にお金を貯められるような気がする。結局、どこに貯金をするのも続けるのも自分の強い意志が求められるのだろう。貯金が貯まったら何に使うか決めていないから多くは挫折するのかもしれない。
 
 
☆ 老後のために貯金します(成田キン・CM出演料を何に使うか尋ねられ)
 
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★ ヘソクリも安心 ハイテク貯金箱、大人に人気(産経新聞・07/1/11)
 
 

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夕張の成人式

 7日に北海道夕張市で成人祭が行われた。4月に再建団体になる同市には新成人91人が集まった。
 
 昨年は市側から60万円の予算が組まれていたが、経費節減のために今年はたったの1万円。「なんとかしよう」と立ち上がったのは夕張の新成人だった。
 
 19歳の女性専門学校生は実行委員になる旨を市側に伝え、手作りの成人祭を完成させた。一任された当初、市側からはなんの連絡もなく、「どうして協力してくれないんですか?」と涙ながらに訴えた。
 
 その後、市の担当者も前向きに開催会場などに協力してくれるようになった。女性のバイト先のコンビニに募金箱を設置、また、全国からも200万円を超えるカンパが集まった。
 
 成人祭には現在夕張に住んでいない若者も戻ってきた。91人の若者は20歳の節目を自ら立ち上げた。こうした若い力が明日を動かし、今年を動かして、将来を形成していく。夕張にはこういう体力が残っていた。成人の節目を与えられることなく自ら作ったのである。
 
 おぼつかない足取りの振り袖もご愛嬌。でも、大人の第一歩はみんながそうだった。
 
 困難も多いと思いますが、頑張ってください。そして全国の新成人のかた達、おめでとうございます。人生のキリ番を踏みましたね。
 
 
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★ 夕張市:成人祭に新成人91人出席 全国から励まし(毎日新聞・07/1/7)
★ 北海道夕張市(本ブログ・06/12/30)
★ TDLに行ったことのない「辛口」コラム(本ブログ・06/1/14)
★ 新・成人(本ブログ・06/1/8)
 
 

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即席めんの創始者死去

 
 日清食品の創始者である安藤百福さんは紆余曲折を経て、カップヌードルを世界に誇るメイドインジャパンの1つにまでした。力説していたことは「商品はあくまでオリジナルでなければ成功しない。他人がやっているからでは決して成功しない」ということだった。
 
 人と違ったことをする人が成功するには、人の10歩先まで読む先見性が求められる。真似から始めたとしても、それをたたき台にして着眼点を変えれば、そして難題に直面してもすぐに成果は出なくても、続けることが一番大事なのだろう。
 
 とかく早くに結果を求めがちなせっかちな世の中であるが、ワンパターンも続けていればポリシーになる。変化の激しい現世を生きて行くには、自分というワンパターンを大切にするところから始まるのかもしれない。
 
 スペースシャトルに持ち込まれた機内食となり、災害の現場では重宝された即席めん。お湯をかけてすぐに食べられるというアイディアは、じっくり時間をかけて煮込まれ、ワンパターンという言葉が失礼なくらいに、大きな発明を後世に残したのである。
 
 
☆ 空腹は世界中で最上の調味料(セルバンテス)
 
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★ <訃報>安藤百福さん 飢えからの解放決意…破産乗り越え(毎日新聞・07/1/6)
★ 世界に広がった特許ラーメン(本ブログ・05/5/26)
 
 

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日本人 働き過ぎか否か

 元日は多くの店が閉まっているが、ファミレス、コンビニ、そしてファーストフードなどは開いているところもある。正月そうそう大変である。個人の成果主義が定着しつつある今、それに見合う給料もある所、心身の困ぱいに反比例する手取額の所もある。
 
 ホワイトカラーエグゼンプションの導入が検討されている。これは労働時間ではなく、成果時間に対して賃金を支払うという考え方である。賛否があるが、長期労働時間を強いられる可能性もあり、これを盾に実質的なサービス残業が増えることも予想される。
 
 ただでさえ過労で休職する人が多い中、全ての人に当てはめる制度ではないかもしれない。この制度を導入するかどうかを選択制にすべきである。
 
 日本が倒れそうになると政府は本腰を入れるが、日本人が倒れそうになっても支えてくれないのが福祉後進国の現状だ。経済の発展はお金ではなく、それを作り出す人のちからであることをこの国は見て見ぬふりをする。
 
 
※あけましておめでとうございます。本年も本ブログをよろしくお願いいたします。
 
 
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北海道夕張市、財政再建団体に

 総務省の発表で、日本の人口のピークは2004年の1億2783万人だということが分かった。少子高齢化で、日本の人口は減少する。先進国でありながら子供は増えることなく、将来的には高齢者を支える人員に負担がかかる計算だ。
 
 人口の多さがイコール豊かさではないが、マンパワーが国を作るのは事実だ。人口を体重に例えるならば、この国はやつれてしまったのではないか。過剰なダイエットが必要な脂肪をそぎ落としてはいないだろうか。
 
 国を健康体にするには、国という体の細胞組織である「人」が活性化されない状態が続けば、憂うべき将来しか見えてこない。好景気に沸いているのは表部分の一部であり、激やせしている自治体も多い。
 
 北海道夕張市はかつては炭鉱の町として11万人の人口を誇っていたが、炭鉱事故、ハコモノ行政の失敗などの財政悪化で財政再建団体、すなわち民間でいえば倒産してしまった。現在の人口は市として道内3番目に少ない1万2千人ほどである。
 
 各種公共料金の値上げ、福祉施設や図書館などの公共施設は軒並み廃止される。その他のサービスもカット、残された住民は苦境に立たされ、今年に入ってから転出者が続出している。
 
 市議会は市の将来を守るためにどうするつもりか。税金の値上げと公的サービスのカット。民を守るための再建案は全く聞こえてこない。金は天下の回りものというが、夕張市民には最低限の生活保障すら回ってきていないのである。
 
 社会的弱者に希望を持たせるべく奔走すべきである。議員の力というのをこういうときに使わなくて何に使うのか。
 
 
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★ 日本の人口ピーク、04年12月の1億2783万人(読売新聞・06/12/27)
★ 破たん・夕張市に一定の支援、視察の総務相が意向(読売新聞・06/12/29)
 
 

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口コミでひったくり防止

 
 いつも行く美容院での美容師さんとの会話は楽しい。同じMacユーザーであることや、年齢が近いこともあって行くのが楽しみだ。先日は担当の人が休みで、そのときにいつも切っていただいているかたと話をした。
 
 話のネタは大変そうだが、困るのが客からネズミ講だとか、宗教の勧誘をされることだという。「そんなことは自分で楽しむのは勝手だが、誘ってくれるな」とは同感。
 
 大阪のひったくり全国ワーストワンという汚名を返上すべく、大阪府警が変わった作戦に乗り出した。お客さんと会話をする時間が長い美容師さんに、口コミでお客さんにひったくりの被害に遭わないように話をしてもらうというものだ。美容師さん対象に「勉強会」を開き、警察の防犯担当者がひったくり被害の予防策を教える。
 
 窃盗罪であるひったくりは一瞬のことでもあり、現行犯以外の検挙が難しい。バッグは建物側に持って歩く、たすきがけにする、携帯で通話中は注意が散漫になるので要警戒、などがあるだろう。検挙に勝る防犯は無し、といえども被害者にならない空気を装うのも重要だ。
 
 会話が弾むと時の経つのを忘れる。美容師さんがひったくり担当なら、銀行員は振り込め詐欺担当、居酒屋は飲酒運転防止担当といったところか。でも一番大切なのは、個人の危機管理意識。これが高ければ犯罪抑止効果は比例して結果に表れる。
 
 年末は金品の強奪被害が多いので、ご注意を。
 
 
☆ 人の話を感心して聞ける人、それがいいんです。感心すると、海面に水がしみ込むように入ってくる。(竹内宏)
 
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★ 大阪府警が新たなひったくり対策 美容師さん“口コミ”作戦(産経新聞・06/12/16)
 
 

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