メキシコシティで行われた、2007年ミス・ユニバース世界大会で、日本代表の森理世さん(20・静岡出身)が優勝した。日本人としては48年ぶり2人目。
いわゆるミスコンの類は賛否両論ある。それでも、女性が美を競う大会は洋の東西を問わず行われている。
森さんは4歳からバレエを始めて現在もインストラクターとして活躍しているという。バレエを通して、人の持つ美しさを追求していることだろう。そしてそれを披露する場が、バレエステージではなく、今回はミス・ユニバースであった。
女性が美を追究しなくなったら、男性はつまらない。否定的な意見もあろうが、ミスコンの類は男性を楽しませてくれるものになっているし、なってきた。世界の頂点に立ったその人が日本人であることは素直に嬉しいことだ。
美を追究している人というのは、老若男女問わず美しい。見た目を追求している人というのは、そのまえに心の美しさを研究している。世界の晴れ舞台に立つ前には、日常の地味な努力があったに違いない。
☆ 十六歳で美しいのは自慢にはならない。 でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ(M.ストープス)
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★ ミス・ユニバースに森理世さん、48年ぶり日本人が優勝(読売新聞・07/5/29)
タグ: 著名人
東京の慶應大学付属病院で訃報が相次いだ。
1つは、松岡農水大臣が赤坂の議員宿舎で首をつり自殺を図った。同病院に搬送されたが、28日午後2時に死亡が確認された。
農相はいわゆる「何とか還元水」問題など、「金との癒着」が立て続けに取りざたされ、国民に不信感を抱かせた。現職大臣の自殺は例がない。この問題の時に安倍総理が辞めさせておけばこんな事にはならなかっただろう。対応が遅すぎる事態となった。
2つ目の訃報は、ZARDのボーカル、坂井泉水さんが40歳の若さでなくなっていることが分かった。子宮頸ガンの治療を受けていたが、日課としている散歩のコースである、同病院内のスロープから転落した。自殺の可能性もあるという。90年代からスタートした魅惑のボーカリストの突然の死にファンは動揺を隠せないでいる。
3つ目は、こうした訃報に触れた家族や関係者、そしてファンの人たちの心が殺された。現職大臣、現役で活躍しているアーティストの死、あまりにも突然の知らせに茫然自失となった人たちが多い。魂がもぎ取られたことだろう。
大物になるということは、孤独になることである。一般の感覚では理解できないところまで上り詰めることができるのは、そうした孤独に耐えられる者だ。大物ゆえの苦渋の決断なのかも知れない。
自殺は生きる上での選択肢にならない。死は自分で選んではいけないのだ。生まれることと同様、死は自分以外の運命にそれを託さなければならない。両氏とも自然死でないことが非常に残念だ。
ご冥福をお祈りします。
☆ ツライけど、人はね、神様が許してくれるまで、何があっても生きなくちゃいけない(西原理恵子)
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★ ニュース特集:松岡農相自殺(産経新聞)
★ 坂井さん死去、突然の悲報にファン沈痛(読売新聞・07/5/28)
芸能界のゆとり教育世代
美空ひばりさんは、トイレにいく姿をスタッフにすら見せないために、簡易トイレを持ち込んでいた。芸能人というのは、そこまでオーラを大切にする職業だ。
最近、加護ちゃんの喫煙問題が発覚したと思ったら、さまざまな有名人が結婚ラッシュだ。結婚どころかすでに「できちゃっている」というから驚きだ。
俳優志望の友人がいる。彼女は「舞台の上で死ねれば本望だ」と言う。芸能人というのは、ある意味において世俗を捨て、自分の世界に引きこもる職業だ。その異様なまでに真摯な姿にファンが魅了されるのだ。
キスシーンを撮られたら何としても否定するべき。夢を売る商売というのは、そんなに簡単に一般社会の常識に合わせてはいけない。それとも、芸能活動を軽視するほど魅力のない世界なのか。
ピンクレディーは絶好調だった時期、若い恋愛をしたいときでもあった。結局、恋愛を選択した彼女たちは芸能界を捨てた。
今のゆとり教育芸能人にやめるつもりがあるのか聞きたい。ドランクドラゴンの塚地のニュースが感動的にすら思える昨今である。
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★ 辻希美:娘ならモー娘、息子ならウルトラマン 会見全文(毎日新聞・07/5/10)
★ 今日ばかりは「残念!」封印…波田陽区さんが結婚(産経新聞・07/5/7)
★ ドランクドラゴン塚地「裸の大将」に(日刊スポーツ・07/5/8)
大杉君枝アナの死 線維筋痛症に苦しんで
原因不明の難病である「線維筋痛症」に悩んでいたと思われる。
高齢での初産は喜びであったことだろう。しかし、直後からこの病気にかかってしまった。
線維筋痛症は全身に疼痛(ズキズキする痛み)が襲い、倦怠感や睡眠障害、抑うつ症状などが現れる。ひどい場合は服がこすれただけでその部分に疼痛が走り、もっとひどいときは風が吹いただけでも激痛が走る。他覚的症状がないために、仕事を休めば周りからは「サボっている」と思われるのが辛いことだったに違いない。
全身に疼痛があった大杉さん、想像を絶する痛みだったに違いない。話によると、大杉さんの激痛に耐える姿は壮絶だったようで、抗うつ薬なども満足に効かない状態だった。
この手の病気の人は苦しみに耐えながら、かつ職場や友人の前では笑顔を演じなくてはならない。本当は苦しくて苦しくてたまらないのに、である。
本ブログでは以前に脳脊髄液減少症にも触れた。一見病気と分からない人が相当数苦しんでいる実態を健康な人たちがしっかり把握しておかなくてはならない。医師や医療だけの問題ではなく、社会の問題だ。
社会を形成していた1人の魂が1つ消えた。
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★ 日テレ衝撃 病気に耐えきれず…大杉君枝アナ自殺背景(ZAKZAK・07/2/3)
★ 線維筋痛症友の会
★ 脳脊髄液減少症(本ブログ・06/10/23)
★ 脳脊髄液減少症・2(本ブログ・06/11/19)
★ EXILEのメンバーがベーチェット病を告白(本ブログ・07/1/8)
そのまんま東 宮崎県知事に
最近欲しいと思っているのが、長時間座っていても疲れないイスである。腰が痛くて、今のイスだと少しばかり辛い。どこかに安価で疲れにくいイスはないものだろうか。
芸能界を引退して宮崎県知事選に臨んだ、そのまんま東氏が当選した。芸能人の応援も断り、地元宮崎県人に戻る覚悟だった。前知事の談合事件をうけて出馬した氏は、多くの無党派票を獲得したと思われる。
大学のある講義で一度だけ氏と隣り合わせになったことがある。いつもは定刻に着座している氏が試験の時に限って遅刻してきた。その時に隣に座った。長いす長テーブルなので、「すいません、すいません(イスを動かして隣に座っていいか)」と低姿勢。有名人なのに、素朴な感覚だったことを覚えている。
氏は「知事室のイスはパイプイスみたいなのがいい」と述べた。タレントが知事になると、前長野県知事の田中康夫氏のように庶民的なアピールが必ずあるが、大事なことは知事のイスではなく、宮崎県民が座っているかもしれないパイプイスを良いイスにしてあげること。そして出馬する前に「談合は必要悪」と発言したことは注意が必要だ。後に撤回したが、発言が政治家生命を縮めることになる。
座り心地のよい宮崎県にするために、どういう手腕を発揮するかが注目される。
☆ 一人でも反対があれば橋をかけない。その代わり、みんなで泳いで渡ろう(フランツ・ファノン)
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★ 知事公用車は廃止、席はパイプいす 東国原氏が意向(朝日新聞・07/1/22)
★ 東氏当選 タレント候補脱却の陰に20代ブレーン集団(産経新聞・07/1/21)
★ そのまんま東ホームページ
EXILEのメンバーがベーチェット病を告白
友人が質問してきた。「認知症の患者さんは幸せだと思う?」
それに対して「幸せだと思う」と答えた。
認知症の患者さんは支離滅裂であっても、会話をしようと試みる。食事を出されれば食べる意志を見せる。それを不幸せとくくってしまうのは、患者でない者の身勝手な考えであろう。
国が難病指定している病気は121ある。その中で「ベーチェット病」というのは、体の至る所に潰瘍ができるなどというものだ。これが眼球にできた場合には失明する。原因がはっきりと分からず、進行を遅らせたりする対処療法でしかないのがもどかしい。
EXILEのメンバーMATSUがこの病に侵されていることを告白した。
「こういった難病を背負い、闘って生きていくとは思っていなかったのですが、今は全てを受け入れて、これからの人生を全力で生きていく」「公表したのは病気と闘っている人に勇気や希望を持って頑張って欲しいという願いからです」。
運命は人間をこの世に誕生させることまでは平等にしてくれる。しかしその後は、健康で人生を全うできる者、会えて苦難を背負わせる者、と分類したがる。われわれは与えられた運命をまっとうするしかない。
人間として生まれてきたことは宿命だが、運命は変えることができる。医療の進歩は日進月歩。こうした病気に苦しんでいる人にとって、1秒でも早く朗報が来るよう神のご加護を。
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★ ベーチェット病(難病情報センター)<
★ EXILEのMATSUが自身の病気告白(日刊スポーツ・07/1/7)
前東京都知事の青島幸夫氏が亡くなったあとに、女優であり「ムーミン」の声優でもあった岸田今日子さんも亡くなった。夜には、お笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸さんも闘病の末亡くなったことが明らかになった。
人間というのは死を受け入れることを知らないふりをして人生の旅を続ける。
その目標が死であることを悟ることは若いうちは気がつかないかもしれない。
若い人が人生の山登りを始めると、長い旅路を終えた人はその終わりを受け入れることになるだろう。
各々の功績を残し、メディアに登場した人たちはそれぞれの歴史を終えた。
しかし中島さんに限っていえば、35歳という旅の半ばであってご本人も痛恨であったことだろう。そしてそれを見送る方も同じ時代を過ごした者として辛いのである。
今年はいわゆる大物といわれるかた達の訃報が続いた。メディアには露出しなくとも、私たちの周りには大物がいっぱいいる。死する者、それを受け入れる者、その両者を受け入れる者、人生とは意識しなくてはならないことに直面する。
心よりご冥福をお祈りします。
☆ 娘のために死ねない。どうしても小学校の授業参観に行きたいんだ(池田貴族・最期の言葉)
★ 青島幸男さん死去 元東京都知事・意地悪ばあさん(朝日新聞・06/12/20)
★ 訃報:中島忠幸さん35歳=「カンニング」漫才師(毎日新聞・06/12/20)
★ 女優・岸田今日子さんが死去 映画「砂の女」主演など(産経新聞・06/12/20)
★ 元アイドル 甲斐智枝美さん死去(本ブログ・06/7/12)
★ 橋本元首相 死去(本ブログ・06/7/2)
★ タイタニック(本ブログ・06/5/8)
★ 神戸のイルミネーション(本ブログ・05/12/16)
★ 「ベスト・キッド」の「ミスターミヤギ」、死去(本ブログ・05/11/30)
★ 本田美奈子(本ブログ・05/11/6)
’06 紅白で半井小絵が「天気予報」
今年の紅白には賛否両論だが、ここにきて「NHKニュース7」の気象情報を担当している、気象予報士の半井小絵(なからいさえ)さんの「初出場」が決まった。NHKホールから天気予報を伝えるのだという。
普段は月曜から金曜の同番組に2分間だけ出演。清楚な感じが視聴者に好評で、今年で3年目になる。いつもの型どおりの口調だけではなく、紅白のお祭りらしく意外な一面を見せてくれるかどうか楽しみだ。
半井さんは昨年の大晦日、通常なら冬休みのところだが、ニュース7で特別に気象情報を伝えた。紅白直前のことだった。
ところで54組の歌手はそうそうたる顔ぶれで、「目玉がない」というのも失礼な話である。半井さんの晴れ舞台もまたニュース7同様に全国区となる。衣装は紅白どちらか、大変楽しみである。
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★ 第57回NHK紅白歌合戦
★ 半井小絵(なからいさえ)オフィシャルブログ「Sae’s BLOG」
★ NHK史上最強の“おじさんキラー”半井小絵が紅白で天気予報(サンケイスポーツ・06/12/2)
★ 7時28分の恋人(本ブログ・06/10/30)