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オノ・ヨーコ「いじめに負けないで」

 
 来日中の故・ジョンレノンの妻、オノ・ヨーコさんが日本国内で起きている「いじめ問題」に言及した。
 
 ジョンレノンをビートルズから引き離した、として当時は「世界全体からいじめられた」「(いじめは)非常に程度が低いこと。他に面白いことができればいじめることに面白さを感じなくなる」。いじめの被害者には「一生懸命になれることを探すことが大事。頑張ってください」とコメントしている。
 
 いじめが社会問題化してから、いじめ防止対策に取り組んでいる学校もあるが、悲しい事件は後を絶たない。昔は「いじめられる側にも非がある」などといった見当違いの意見も出ていた。いじめを制圧できない者の短絡的な意見だった。
 
 そして「いじめ」というとどうも生ぬるい感覚が拭いきれない。直接的・間接的暴力がいじめである。以前のエントリで「ストーカーなんて『変質者』で十分だ」という主旨の事を書いた。ひらがなで「いじめ」とくくるよりも「暴力」という認識を持った方がいい。いじめというのは暴力沙汰なのである。
 
 人をいじめる原因は、いじめる側が自分を先に優位に立たせる防御策なのかもしれない。一時期は加害者が優位に立っても、後からついてくる人もいなければ、何も残らないのが「暴力」である。なぜなら、民主的に解決した方がいい、心の中でそう思っている人のほうが多数派だからだ。
 
 命を絶とうと考えている人がいるならば、近くにいる「オノ・ヨーコ」さんを必死になって探してください。まずやらなくてはいけないのはそういうことです。
 
 
☆ 目を閉じれば生きるのは簡単。目にするモノは誤解だらけ。(ジョンレノン)
 
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★ ヨーコさん:いじめに負けないで!(毎日新聞・06/11/3)
 
 

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NHKの7時28分の恋人

 NHKニュース7の気象情報を担当している、半井小絵(なからいさえ)さんという気象予報士がいる。気象予報士の人は多いと思うが、全国で最も有名な人といっても言い過ぎではないだろう。
 
 そんな彼女が最近「半井小絵のお天気彩時記」(かんき出版)という本を出版した。「春の章」の「新学期は天気も心もすがすがしく」というページに、
 
 「この季節、つい『さわやか』という言葉を使いたくなりますが、厳密に言えばそれは間違いです。俳句では『さわやか』は秋の季語なので、この時期は「すがすがしい」が正解です」「視聴者には俳句をたしなまれる方も多く、春に『明日はさわやかな陽気です』なんて言うと、たちまち『間違いですよ』とご連絡があるからです」。こうした言葉に注意を払って毎日原稿を作っているそうだ。
 
「焼きそばが好き」
「頑張れば夢は叶う」
「フィリピンには力がある。経済も人も」
 
 ネット上では彼女の容姿などについてずいぶんと酷い書き込みがある。出る杭は打たれるの例えで仕方ないかとは思うが、彼女の名誉のためにファンとしていいたい。
 
 努力を惜しまなかった人は聡明で綺麗であり、「さわやか」「すがすがしい」のどの言葉をあてがっても自然であり、「春の章」の似合う素朴な人なのである。
 
  
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★ 大ファンの人、半井小絵さん(本ブログ・2007/8/16)
★ 半井小絵さん(ひとインタビューFLASH版・朝日新聞「どらく」・06/10/25)
 
 
 

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BABY :A BABY: B

 向井亜紀さんのブログに、自身の双子のお子さんが胎内にいて「BABY:A、 BABY:B」と呼ばれていたときの画像が載っている。
 
 子宮を摘出した向井さん夫婦は米国で代理母による出産で2人の子を授かった。しかし、東京・品川区は出生届を受理しなかった。母親本人の体から産まれた子供ではないため実子ではないという解釈だ。
 
 子供を切望する夫婦に対し、米国は夫妻を受け入れ、代理母も協力した。多くの尽力があって産まれた二つの命に対して、地元の窓口である品川区の対応は流れ作業的であった。同区は出生欄に「BABY A」「BABY B」と書くことすら許さなかったのである。
 
 東京高裁は品川区に対して出生届を受理するように命じる決定をした。「一連の経緯に公序良俗に反する要素は見当たらず、子の福祉を優先すべきだ」とした。
 
 品川区役所はもう上告をせずに、「○○ちゃんと●●ちゃん、品川区へようこそ。全国初の公立小中一貫校もある素晴らしいまちです」と言うべきである。
 
 
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★ 「出生届受理せよ」と高裁 向井亜紀さんブログで明かす(産経新聞・06/9/30)
★ 向井亜紀ブログ「一番星へ」(06/9/29)
★ Yahoo!JAPAN ピンクリボンキャンペーン
 
 

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たったひとつのたからもの

  明治安田生命のCMで、ダウン症の子の命に語りかけるものがあった。このCMは7回しか放映されていないそうだが、多くの反響を呼びドラマ化もされた。
 そのドラマの主演は松田聖子が母親役。本編では実際にダウン症の子を起用して撮影に臨んだ。本編の他にメイキングもあり、そちらも観た。「秋雪くん」が坂道を上がってきて、母親の所に来るというだけのシーン。
 このシーンでこの子は台本にはない行動に出た。
 坂道を駆け上がる途中で花を見つけ、それを摘んで聖子に「はい!」と渡したのだ。聖子はそれで泣いてしまった。「あ〜あ、泣いちゃった」とスタッフにからかわれる聖子。
 このドラマの制作発表では、会見の前にダイジェスト版を観た聖子が泣いてしまい、「今、聖子ちゃんが泣いてしまっているのでしばらくお待ち下さい」のアナウンスがあったほど。
 ダイジェスト版が終わったあとには、司会の日本テレビ女性アナも声を詰まらせてしまった。
 私たちは、小さな命や子どもの屈託のない行動に心を打たれることがよくある。それは自分の幼かった命を憶えていて愛おしいからだろう。
 
 
短い命も
長い命も
どちらも同じ
永遠の命
 
 
 
☆ わたしの赤ちゃんが生まれるんだもの。あしたは天気の悪いわけがない。鐘という鐘がいっせいに鳴らぬわけがない。(新川和江)
 
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★ 2003年度CM「あなたに会えて」シリーズ(明治安田生命)
 
★ たったひとつのたからもの(日本テレビ)
★ あなたに逢えてよかった(奇跡体験!アンビリバボー:2004.1.29放送分)
★ 宣伝文研究(本ブログ・04/10/9)
 
 
 
 
 

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スーパーマンのような人

 
 スーパーマンリターンズではなく、クリストファーリーブ主演の「スーパーマン2」を観た。
 
 この中で、クラークケントは自身がスーパーマンであることを恋人に告白する。しかしそれは、スーパーマンを捨てて普通の人間になることと引き替えであった。
 
 超人的な力を失ったあと、バーガーショップにて恋人の前でケンカをするが負けてしまう。そんな無力感を覚えているときに、彼の敵が地球で大暴れをする。もう一度スーパーマンに戻ることとなった。
 
 クラークケントがスーパーマンになるとき、周りに誰も観ていないかを確認して、ある時は電話ボックスの中、時間がないときは走りながら変身する。
 
 私たちの周りにもスーパーマンのような存在の1人や2人はいる。彼らはクラークケント同様に普段はおとなしいが、困っている人を目の前にすると「変身」する。
 
 飛ぶこともできないし、服装も普段のままだが、私たちの周りにいるクラークケントに助けられたことはないだろうか。
 
 映画本編で、スーパーマンに戻った彼は、バーガーショップでのケンカで負けた相手に再会する。緊張する店員と客たち。しかし今度は相手を吹っ飛ばすこととなった。バーガーショップの店主にクラークケントは言う。「ちょっと鍛えたんです」。
 
 そんな周りにいる控えめな人が、スーパーマンになったときを忘れてはいませんか。
 
 
☆ 敵か、それとも味方か。私が攻撃すれば、敵になる。私がなんの恐れもいだかず、微笑してみせれば味方になる(アラン「人間論」)
 
 
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★ スーパーマンリターンズ
 
 

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来春から早大生

 
 福原愛さんと斉藤佑樹くんが早大に進学が決まった。多くの有名人が在籍する大学だが、あまり無用な騒ぎにならない配慮が必要だ。
 
 彼らは決して安くはない学費を払って学びに来る。それを妨害する権利は何人たりともないわけだ。過去にも在籍していたある芸能人は、ほとんど登校することなく退学してしまった。登校時の騒ぎがなければもしかしたら卒業できていたかもしれない。
 
 以前在籍していた吉永小百合さんの時代は、トップ女優であったのにもかかわらず、皆温かく見守っていたそうだ。有名人ではなく、一人の学生として温かく接してあげられればよい。
 
 それに、その道で活躍している人というのは文武両道な事が多い。イチローも東大に入れるほどの学力があるといわれていたし、中田も流暢なイタリア語を話す。有名人に気を取られていると、あっという間に先を越される結果になるのでご注意を。
 
 
☆ 知識には二つのタイプがある。一つは物事を知っていること。もう一つはそれをどこで見つけるかを知っていることである。(Samuel Johnson)
 
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マイ✫ボス✫マイ✫ヒーロー 先生に憧れたとき、そして今は・・

 長瀬智也主演のドラマ 「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」が面白い。 
 
 長瀬演じるヤクザの組の「若」が高校生になって戸惑いながらも成長してゆく。学校なんてくだらねえ、とやる気がなかったが、クラスメートである梅村ひかり(新垣結衣)に心をときめかしたり、親友となった「桜なんとか」(手越祐也)の忠告を聞いたり無視したりしながら友情を深めていく。
 
 「アグネスプリン」の争奪戦はくだらなくて笑ってしまう。
 
 「ヤクザみたいな人が家に来たことがある。私は暴力振るう人は嫌い。許せない」。そういうひかりにとまどう「若」は、ひかりがチンピラに絡まれたときも手を出すことを止めてボコボコにやられてしまう。
 
 私が若い頃は、水谷豊、武田鉄矢、そして田原俊彦のような先生が憧れだった。でも今は若い生徒たちが羨ましくみえる。
 
 「大人になったらクラスメートなんかいねえぞ。だましだまされ駆け引きして、しゃらくせえしがらみばっかりだ!でも俺たちは一緒に青春を楽しむクラスメートだ。そんなオレたちがせっかくの今を楽しまねえで、どうすんだこの野郎!」
 
 無防備な若者の主張には、未来への可能性が見えて聞こえる。冷めている若者、熱い青年、恋でいっぱいの鮮やかな心。
 
 青春の若さの時計にはストップウォッチがついていない。なぜなら、若い時間は無限に時を刻もうとするからである。
 
 
☆ 先生、こんなに苦しむんだったら青春なんて知らなきゃよかった。(「若=榊真喜男」・長瀬智也)
 
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上村愛子のブログ

 
 スキーの上村愛子さんの綴っているブログが何やら人気のようなので覗いてみた。
 
 内容は、先日の亀田興毅の試合について「感動した」と書いたエントリに対し、「あんな判定を見て感動とはそれでもスポーツマンか」といった内容だ。
 
 判定の類で難しいのはボクシング以外にもスキーのモーグル、スケート、そしてシンクロナイズドスイミングなどの技術点、芸術点などがあるだろう。
 
 亀田選手の試合を見ていないので何とも言えないが、もしその判定に疑問があれば公式に協会にでも抗議すればいいのである。スポーツマン精神というものがなければ、スポーツが成立しないように、ネチケットを無視したコメントの類はネットという場を乱していることに気がついていない。
 
 上村選手の意見に不満があれば、自分のブログやウエブサイトで主張すればよいのである。最後の亀田選手のコメントを聞けば誰でも「感動する」。反論したければ、他人のウェブスペースを汚すのではなく、自分を表に出して主張すればいいのである。
 
 顔も名前も出している人の意見に対して、匿名の主張というのは汚染された空気に過ぎない。ネット公害は排出主が確信犯であるからたちが悪いのである。
 
 
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☆ 上村愛子オフィシャルブログ
 
 

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