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電車の思い出

 昔、上鷺宮(かみさぎのみや)小学校でマラソン大会があり、東京と埼玉の都県境にある、多摩湖まで走りに行った。その帰りの電車内での出来事。
 
 私たちは急行の西武池袋行きに乗車した。そしてしばらくすると気づいた。
 
 「先生!僕たち『富士見台』で降りるんですよね?この電車、急行ですよ。富士見台に止まらないですよ!」
 
 富士見台駅は各駅停車の電車以外は止まらない。
 
 「やっべぇよ。このままじゃ池袋まで行っちゃうよ!!」
 
 ざわめく児童たち。しかし、先生たちはニコニコしている。
 
 富士見台駅が近づいてきた。
 
 すると、止まらないはずの急行電車は富士見台駅で停車した。
 
 車内アナウンス。
 
 「上鷺宮小学校の皆様、ご乗車ありがとうございました。富士見台でございます。お忘れ物の無いよう、お気をつけてお帰りください。」
 
 小さな歓声が上がったのを今でも覚えている。
 
 これは鉄道会社の粋な計らいであったが、こういうことがなくても、私たちが望んでいるのは安全第一。いつもの時間に乗って、窓から見えるいつもの風景を運んでもらえることを期待もしないくらい、自然に、無意識に乗っている。
 
 兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線の脱線事故は、「安全第一」、「いつもの当たり前の」を逸脱してしまった。事故現場では車両が信じがたい姿をさらしている。すでに、人が乗車できる空間はその車両からは見て取ることができない。
 
 「ミスだった」という。しかし、ミスとは「思い違い」、「手違い」のことを指す。規定の速度を超過してカーブに進入した瞬間、それはミスではなくなり、未必の故意になる。
 
 多くの方が亡くなり、負傷されました。ご冥福と早期ご回復をお祈り致します。
 
 
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中野の「クラシック」閉店

 東京・中野にあった喫茶店「クラシック」が閉店していたことがわかった。
 
 今にも崩れそうな、暗い店内。メニューは、コーヒー、紅茶、オレンジジュースと3つだけというシンプルなもので、食べ物持ち込みOKであった。水はワンカップ酒を利用して出され、コーヒーのミルクは歯磨き粉のフタを利用していた。店名どおりクラシックが流れていた店内は、当時は著名な作家も訪れていた。
 
 ここのマスターが平成元年に他界。娘さんが店を切り盛りしていたが、3年前に亡くなった。その後、遺言状もなく国に収められることになったという。
 
 若いころ、面白がってここに通っていたことがあった。なんといってものんびりできるのである。高校をサボったときもここに行った。店は何となく傾いており、そこがまた面白かった。最近は行っていなかったが夏は「クーラーが聞かないので休業する」といった話も聞いたことがある。
 
 名物のお店がなくなるのは仕方のないことかもしれない。ただ、思い出が削られていくような気がしてなんとも寂しいというのが本音なのです。
 
 ところで、「Deadman」というサイトをご存知でしょうか。ここは著名人の訃報のみならず、店の閉店、廃刊、廃線、サービスの終了など、いろいろなものの「最期」を扱っています。さまざまな歴史が眠っています。
  
 
★ Deadman
 
★ 「クラシック」閉店
 
 

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駐車の思い出

 
 数年前、新宿区内のパーキングメーターにお金を入れて、白線内に駐車した。60分以内の駐車が条件だったが、30分ほどオーバーして戻るとレッカー移動されていた。何故だ、そう思った。確かに違反は違反なのだろうだが、そこの道路はパーキングエリア以外、片側2車線の広い道で交通量も少ない。何故こんな危険も少ない道路で取り締まりに躍起なのか。
 
 警察庁は、今後悪質な駐車違反に対しては、従来の「チョークで印を付ける」方式をやめ、違反を確認次第摘発する方針を明らかにした。記事によれば、チョークを使った取り締まりは法的根拠が無いというのだ。
 
 そして同時に、直ちに危険が及ばないような地区の駐車規制を解除する方針だという。送迎等の短時間の駐停車まで取り締まると、住民の日常生活に支障がでる、との判断だ。
 
 こういう方針をもっと早くとってほしかったが、危険の少ない地区での取り締まり人員を繁華街等の違法駐車摘発に廻していただきたい。同時に車を停めるときは、合法的な停め方をしなくてはならないだろう。
 
 くだんの「納得のいかないレッカー移動」の反則金に懲りた私は、このまま無事であれば、今年に初のゴールド免許になる。
 
 
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思い出の曲は18.8歳

 
 音楽情報サイト「OngakuDB.com」は、「想い出の音楽に関するアンケート調査」の結果を発表した。これによると、「想い出の曲」がある人は全体の約6割。想い出の曲を聴いていたときの年齢は平均18.8歳だという。
 
 多くの人が思い出の曲があるということだ。自分の18.8歳の時を考えてみた。
 
 若かったな~。 _| ̄|○
 
 それはともかく、当時は洋楽ブームでテレビでも洋楽番組がたくさんあり、日本の楽曲と違うメロディーラインに身も心も奪われていた時期であった。今はロリコンと化してしまったマイケルジャクソンやシンディーローパー、マドンナなどが全盛期だった。
 
 そういえば当時は映画「ハスラー2」の影響でビリヤードが大ブーム。行くところといったら、プールバー(懐かしい!!)ばっかりでしたね。昨年久しぶりにビリヤードをやりましたが、情けない結果に終わってしまいました。継続は力なりなんですね。
 
 プールバーにはジュークボックスが置いてあり、当時ヒットしていた前述のアーティストの他に、ユーロビートなどのダンスチューン、Pet Shop Boys、Kylie Minogue、MR.MR、Billy Joel、The Bee Gees、レベル42などを片っ端から選曲して玉を突いていた。
 
 今そして当時の80年代音楽ブーム。前述のアーティストが簡単に手にはいるようになった。で、思い出の曲だが、ブローモンキーズという4年で解散してしまったグループがいた。初めて一人暮らしをしていたときにこれをきいていたので、これが思い出の曲かもしれない。
 
 冒頭のアンケートの回答者全員に「音楽は人生や考え方を豊かにしてくれたか」を聞いたところ、62.6%が「かなり思う」と答えたという。叱られたとき、失恋したとき、癒してくれるのは人の助言ではなく、音楽がその一端を貢献していたということになる。
 
 あなたの18.8歳の思い出の曲は何ですか?
 
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タクシーの運転手さん

  
 昔の話しになるが、タクシーに乗ったとき運転手に大いに自慢されたことがある。
 
「これ、オートマなんだよ~。」
 
「あー、そうですか、すごいですねー。」
 
「これはね、ドアミラーが開閉するんだよ。」
 
「へー、楽しいですね。」
  
 そんな自慢話を聞かされて目的地までついたことがあった。
 
 別のタクシーの運転手さん。
 
 飛ばすのである。乗っていて恐ろしいくらい。しかも蛇行運転している。
 
(もしや、居眠りでは・・。)
  
 そのあとも赤信号なのに突っ込みそうになったり、とても生きた心地はしなかった。
 
 そして最近の話。
 
「○○までお願いします。」
 
「○○ですか・・ちょっと分からないんで教えてもらえますか?」
 
「え(汗)分かりました。まず、○○通りに出てください。そのあとまたお知らせします。」
 
目的地近くにて・・。
 
「そこ右に曲がってください。」
 
「これは・・曲がれないなぁ。」
 
「え(汗)じゃあ、ここでいいです。」
 
 誰も一発で曲がってくれと入っていない。切り返せば曲がれるところである。そもそもプロの運転手さんならどうにかしようっていうものだ。
 
 そんな感じで、一昔前に比べて「道を知らない」「曲がれない」という運転手さんが多くなった。
 
 それでも、深夜など「足」がないときはお世話になるのがタクシーである。道ぐらいは勉強して欲しいというものだし、あと、安全運転でね。
 
 
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雪の次の日はこういう日だった

 
 東京に雪の予報が出ている。今年はよく雪の降る年である。大晦日に降ったのは驚いた。その1週間前なら「ホワイトクリスマス」だったのに、とも思うが、そんなロマンを共有する相手もいないので関係はないのであるが。
 
 私が覚えている「東京で一番遅く降雪のあった日」が昭和62年3月31日の雪である。降ったといっても、積もるほどの雪ではなく、綿ぼこりが舞うような程度であった。なぜそんな日付まで覚えているかというと、次の日の4月1日が歴史的な日であったからだ。
 
 それは国鉄(日本国有鉄道)がJR(東日本旅客鉄道株式会社など7社に分割)に民営化された日であった。当時はピンと来なかったが、民営化で多種多様なサービスが駅で展開されている現状は利便が高まっていると感じる。2年前の同日には電電公社がNTTに民営化された。こちらも当時の通話料に比べると、特に長距離通話は大幅な値下げになっている。
 
 郵政民営化が叫ばれている。実現すると生活は便利になるのだろうか。今のように安定した郵便事業が継続するのだろうか。貯金や簡易保険はどうなるのだろうか。
 
 今日はヤフーオークションで落札された商品を「ヤフーゆうパック」で発送すべく、近所のファミリーマートに行った。その向かいには郵便局があって、何とも複雑な気分になってしまった。
 
 
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念願のCDゲット

 
 今まで諦めていたCDをタワーレコードでゲットすることができた。
 
 そのグループはLIMEといって、80年代に活躍したカナダの男女デュオ。曲調はテクノポップといった感じで、あのPet Shop Boysも参考にしていたほどのサウンド。単調だが、それも続ければ立派なポリシーだ。しかしながら、この二人組は友人なんだか恋人何だか兄妹なんだか正体不明なのである。
 
 そして、90年に入って最初で最後のCDアルバム「Sentimentaly Yours」を出して姿を消してしまった。
 
 それからというものの、レコードでもCDでも新品でも中古でも何でもいいからこのLIMEのベストが欲しかったので、あちこちのCD屋に行くたびに探したが全く見つからなかった。
 
 そして「そうだ、ネットで探してみよう」そう思って、タワーレコード内で検索したら簡単に出てきた。何でもっと早く気がつかなかったのだろう・・・。
 
 それにしても嬉しくてたまらない。その注文したベストアルバムも見てみると93年に発売になっている輸入物だ。よくぞ在庫として残ってくれていたものだ。
 
 そしてもうひとつ。Hysteric Blueの「春」が今になってどうしても欲しくてこれまた探していたが、どこに行ってもなかった。これをamazonで探したら、中古ではあったが在庫を確認できた。知らなかったのだが、このHysteric Blueはメンバーのギタリストが逮捕されたことを受けてグループを解散してしまったそうなのだ。
 
 いずれにせよ、本当にネットって便利だと感じたのであった。
 
 
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初めて交番に届けたもの

 先日ブログで落としたものが見つかった、と書いたが、過去に交番に届けたことが三回あることを思い出した。記念すべき第一回目のお話。
 
 小学校一年生の時に、友達三人と遊んでいた。すると、建物の植え込みに当時の五百円札(時代を感じるなぁ・涙)が落ちていた。一年生にしてみれば大金である。今の私の紙幣価値に換算すると十万円くらいだ。
 
 「善良な子供達」は何故か近くの警察官か消防官だかの宿舎へ。そこの受付のおじさんに「近くの交番に行きなさい」と言われて交番へ。
 
 交番では住所と名前を聞かれたが、「お礼金の受け取りをどうするか」については聞かれなかった。あの五百円札はどうなってしまったのだろうか。いずれにせよ、お巡りさんにほめられたことを覚えている。
 
 拾得物をそのまま自分のものにしてしまうと、「拾得物横領罪」が成立する。自転車泥棒がよく警察官に職務質問にあうが、所有者の占有の範囲内から盗めば窃盗罪、所有者の意志に反したところに自転車があって、それを乗り回せば占有離脱物横領罪という罪になる。いずれにせよ、人様のものに手を出しては罪になると言うことだ。なお、家庭内で子供が親の財布からお金を取った、という場合は刑法ではこれを罰さない事になっている。
 
 しかし、いま五百円を拾ったらどうするかなぁ。
 
 
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