かつてマッキントッシュで「シムシティ」というゲームを遊んだ。何も無い土地にまずは道路を敷く。そして発電所を建設した後に電線を張り巡らせていく。するとあらかじめ「住宅地区」「商業地区」などに指定したところに建物が建っていく。人が多くなると車の往来も始まる。人口が増えると税収も増え、さらに人口を増やすべく公共施設や商業施設、交通機関を充実させていく。
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の発生から2年が経った。津波で襲われた沿岸部の町は未だに道路が敷かれただけの場所も多く残る。復興事業には様々な障壁があり、元の町、とりわけ防災機能を備えた町を作り上げるのは容易なことではないようだ。
「シムシティ」でも経験したことだが、原子力発電所のケアを怠ったために周辺の土壌が汚染されて使えなくなってしまった。東京電力福島第一発電所の事故は、津波による被害だけではなく土地そのものの機能を失わせてしまった。入れなくなってしまった故郷を想う住民の方の心中は察するに余りある。
震災発生直後、ネット上では「芸能人のライブなんかよりも金が大事」という意見を目にした。確かにすべてを失ってしまった人たちには、お金が必要になる。本当に必要な額を必要な人に振り分けられるべきであり、その他必要な環境の整備が急がれる。
テレビに出ていた被災者の中には毎日、「365歩のマーチ(作詞:星野哲郎、歌:水前寺清子)」を歌って自分を励ましているという女性がいた。歌詞には「汗かきべそかき歩こうよ。あなたの付けた足あとにゃ きれいな花が咲くでしょう」という部分があり、自宅の前に花を植えて気持ちを落ち着かせた、というのである。
置かれている状態は被災者すべて違う。1人で暮らしている人もいれば、家族で暮らす人もいる。疲弊した被災地に寄り添うものはなんであろうか。
その一歩を踏み出すのに道は必要になる。歩かなければ始まらない。人の流れや物の流れも動かなければ始まらない。それは被災地だけに課されたことだけではなく、支援する側が歩み寄らなくてはならない。
「あなたはいつも 新しい 希望の虹を 抱いている」
虹というのは場所を区別しない。大きな空に大きくかかる。希望というのは人を区別しない。大きな心を持つ人に大きく吹き込まれる。悲しみの涙にかかる希望の虹を創造したい。
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月: 2013年3月
今ひとつ動機がわかりにくい事件である。東京・府中刑務所(府中市)の看守の男(31)が受刑者の男(32)に覚醒剤を渡し、受刑者の男も所内で使用したとして、覚せい剤取締法(譲渡・使用)の疑いで警視庁組織犯罪対策5課と府中署に逮捕された。2人とも容疑を認めている。
看守は「以前から男に菓子を渡すなどの便宜を図っておりエスカレートした」と話しているが、受刑者の男に頼まれて関西地方まで購入しに行っていた。現金などの授受は無いという。
発覚したのは、2人の動向を不審に感じた所内幹部が看守の男を調べたところ、覚醒剤譲渡を認めたため、付き添って府中署に自首させた。
矯正施設内で起きる犯罪というのは、馴れ合いが度を過ぎたときに発生する。しかし馴れ合いというのは、刑務所や警察署だけにとどまらない。
企業であれ友人関係であれ、馴れ合いが空気をよどませる。築き上げた人間関係を崩壊させるのはそうした隙のある行為だ。
しかし誰でも度が過ぎた言動をしてしまうことがある。悪気が無くても人を傷つけることがある。だから間違っていると思ったら声を上げなくてはならない。今のは間違いでした、あなたは間違っています、そういう正しい物言いが人間関係を修復させる。
覚醒剤などはもってのほかだが、人とのつながりに間に入れる物は無い。言葉で真摯にやりとりができない者は何も言わない方が一生幸せなのかもしれない。
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★ 組織内犯罪を防ぐにはどうするか(本ブログ・12/7/18)
東京・武蔵野市の吉祥寺は都内の「住みたい街ランキング」でトップに躍り出る。自由が丘や下北沢がその後に続く。この3つの街には共通点があり、人気があるのはよく分かる。
その1つに交通の便がよい点が挙げられる。いずれの街も電鉄2路線が利用でき、都心へのアクセスが簡便だ。街そのものが十分便利であるのに、新宿、渋谷や横浜方面に行け、贅沢な交通の利便性を甘受できる。
吉祥寺に限って言うと、近くに井の頭公園や動物園があることから、繁華街の喧噪を離れて時間の呪縛から解放されて過ごすこともできる。そんな吉祥寺で発生した、今回の事件現場から徒歩30秒の所に8年住んでいたことから、本件はあまりにも衝撃的である。
2月28日未明、武蔵野市吉祥寺本町の路上で、女性(22)が血を流して倒れているのが見つかった事件は強盗殺人事件と断定された。警視庁組織犯罪対策2課と武蔵野署は、少年2人を強盗殺人容疑などで逮捕した。亡くなった女性は青森県むつ市出身。吉祥寺には1月に引っ越してきたばかりであった。
「一人の女性を狙っていた。金を奪う目的で殺した」などと供述している少年。逮捕後は「取り返しのつかないことをしてしまった」と話しているという。
報道では、最近の吉祥寺は治安の悪化が懸念されているとあった。しかし、バブルの頃の方が物騒で、最近でそれを感じたことは無い。確かに落書きやけんかもあったが、それは繁華街特有の光景と感じていた。しかしこの事件をきっかけに、吉祥寺が「怖い街」となってしまうとしたら残念である。
近隣商店街では防犯カメラの設置を考えているという。ただ、防犯カメラというのは事件後の捜査には役立つが、本件のように確信的に事件を起こす者にとって抑止力となるのかは疑問である。振り込め詐欺のいわゆる「出し子」も顔がカメラに写ってしまうことくらい分かりそうなものなのに、なかなか無くならない犯罪であることが象徴している。
「住みたい街」である吉祥寺や自由が丘、下北沢にはもう1つの共通点がある。それは「歩いて楽しい街」ということである。少し歩けば小さな雑貨屋やカフェを見つけることができ、チェーン店とは違った楽しさを味わうことができる街なのである。
「吉祥寺の西側」と言える部分には「中道通り」、「昭和通り」、そして今回の事件現場となった「大正通り」がある。いずれも小さなお店が軒を連ねており、歩くととても楽しいところである。そんな「大正通り」で若い女性の命が絶たれた。
今年の桜の開花予報では、東京は3月下旬にソメイヨシノが楽しめる。「大正通り」近くには私立校があり、ここの桜がとても綺麗である。
導かれし若き魂よ 桜咲くまでこの地で眠れ
桜舞うとき その花びらにのれ
里の雪溶けるころ その花をその地に落とせ
武蔵野の新緑の季節に むつの地でその花 鮮やかに開花させんことを
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