08年11月、クラブハウスの正面玄関などが爆破された事件で高知県警察本部は、恐喝未遂事件で起訴されて勾留されている暴力団組員の男の容疑者(46)が犯行に関わった疑いがあるとして、爆発物取締罰則違反容疑で逮捕した。
関係者によると、男は08年11月18日夜、高知県芸西村のゴルフ場で、手投げ弾のような爆発物を爆発させた疑い。この4日後には、同ゴルフ場運営会社の筆頭株主である高知市内の食品卸売会社で、手投げ弾のような爆発物が爆発、玄関のガラスが割れる事件が起きた。男の所属する組織とゴルフ場の間でトラブルがあったという情報が県警に寄せられているという。
この事件に関連してか、石川遼選手が出たカシオワールドオープンの会場に「地雷を埋めた」という電話が地元の高知新聞社にあり、県警では金属探知機などで捜索し警戒するなどしていたが、地雷は発見されなかった。警備人員を前日の100人から160人に拡大し、大会期間中はコース内に私服の警察官を配置し、選手の警護に当たった。
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★ 暴力団組員の男を逮捕=ゴルフ場爆破事件で 高知県警(時事通信・09/7/6)
★ 高知ゴルフ場爆破事件 暴力団関係者の男を事情聴取へ(朝日新聞・09/7/6)
★ 爆破事件で警備体制を大幅に強化/高地・黒潮C(四国新聞・08/11/26)
年: 2009年
神奈川県相模原市の専門学校生の少年(19)が、爆弾の原料に転用可能な化学薬品を不正に所持していたとして、警視庁公安部は毒劇物取締法違反容疑で少年を逮捕、自宅を家宅捜索した。また、少年が薬品類を購入した東京都中央区内の薬品販売会社も同法違反容疑で捜索した。
警視庁によると、少年は2月に販売会社で塩素酸カリウムと塩素酸ナトリウムを購入した疑い。少年は他の薬品も購入しており、爆発物を製造しようとしたとみて調べる。
公安部によると少年は容疑を認め、「爆発物に興味があった」と供述しているという。少年の自宅からは硝酸や塩酸、グリセリンなど十数種類の毒劇物を押収、化学薬品を合成したとみられる物質もあったことから鑑定する方針。少年がインターネットの掲示板や動画サイトに、爆発実験に関する書き込みや実験の様子を動画で投稿した形跡もあったという。
毒劇薬物取締法違反は、正当な理由もなく爆発性のある劇物を所持することを禁じている。警視庁では少年に販売した会社からも販売した経緯を聞く。
都内では昨年9月に元自衛官の男(34)が、皇居に向けて手製の消火器爆弾が発射される事件が発生。このため警視庁は化学薬品を扱う薬局やホームセンターなど約9,500店を調べ、不審な購入者の情報を収集してきた。
不気味な事案である。爆発物を実際に爆発させる事件といえば過激派のメンバーと相場が決まっていたが、それはもう過去の話になりそうだ。実際にインターネットで探してみると、いとも簡単に爆弾製造方法が記されたページが出てくる。
そして攻撃対象とされたのは皇居であったり、国家権力に向けられることが多かった。例えば過去には警視庁深川警察署にロケット弾が打ち込まれた事件、東京・新宿区内の機動隊寮の一部が爆破される事件では警察官1名が死亡した。こうした警察施設ではなく、昨今ではその対象が無差別化している。正確に言うと対象は攻撃する者にとっては”それなりの理由”があるが、そこに集う人たちが何の関係もない一般市民であるのだ。
特に海外ではイラク、そして五輪などの大きなイベントが始まれば爆弾テロの警戒が強まる。日本では隣人がテロリストでも気付きにくい。不審な言動が確認できたら躊躇なく当局に通報する感覚が必要だ。平和はただ守るのではなく、攻めの姿勢で築いていくものに違いない。
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★ 19歳少年を逮捕=爆弾原料薬品所持の疑い(時事通信・09/7/5)
★ 毒物及び劇物取締法(法令データ提供システム/電子政府の総合窓口)
日本は周辺各国と領土問題を抱えている。北方領土、竹島、尖閣諸島であるが、領土問題になっていない離島でも、防衛体制を整える声が上がっていた。例えば長崎県の対馬では韓国からの観光客が多数訪れ、島の存在が観光資源となっている一方で、韓国企業が島内の土地を次々と買収、一部は自衛隊の土地に隣接する土地などを買収していることもあり事態が憂慮されていた。
こうしたことに加えて日本は多くの離島を持っているが、隣接する韓国や北朝鮮、中国などの国々が領海を侵犯する事件も度々起こる。そうなると、防衛体制が整っていない離島に住む人たちにとっても、日本の国益を考えた上でも脅威となる。
こうした事態に対して日本政府は4日、日本最西端に位置する沖縄県の与那国島に陸上自衛隊の部隊を配置することを決めた。実現すれば、沖縄では本島以外への陸上部隊の配置は初めてのことになる。付近船舶航行の監視や、東シナ海での活動を活発化させる中国に対して、南西諸島の防衛力を強化する狙いがある。実戦部隊の配置は、演習を十分に行える土地がないことと、周辺国を刺激しないために見送った。しかし同島では、駐在所2カ所に沖縄県警八重山署の警察官2名がいるだけのため、有事の際の即戦力となりうる今回の方針の意義は大きい。
台湾まで110キロ、尖閣諸島までは120キロの距離に位置する与那国島である。与那国町議会は、浜田靖一防衛相に陸自の誘致を求めていた。浜田防衛相は週明けにも同島を視察する。国境離島の警備体制が確立される意義が大きいのみならず、自衛隊を誘致することにより、与那国町に補助金が行われたり、島の活性化と安全にもつながると外間守吉町長は考えている。
与那国島は周囲28キロ、人口約1700人で、観光とサトウキビ栽培に漁業が主力産業となっている。島国である日本にとって、与那国島のみならず国境警備という側面で考えるべき場所は他にもありそうだ。
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★ 与那国島に「陸自配置」国境の守り 意思明示(産経新聞・09/7/5)
★ 防衛相・陸上自衛隊:駐屯地及び組織(陸上自衛隊)
★ 第十一管区海上保安本部
★ 沖縄県警察本部
NTTドコモは7月10日(金)に、Googleサービスが簡単に利用できる”Androidケータイ”(HT-03A)を発売する。ドコモがケータイを4種類に分けて販売しているうち、”PROシリーズ”に属するスマートフォンだ。
私はMacユーザーなので、本当はiPhoneが自動的に欲しいところであるが、11年以上使っているドコモとサヨナラするのが辛くて我慢している部分がある。友人がブログでことあるたびに”あっちのケータイ電話会社”を批判していることも一因となっている。iPhoneがドコモから出れば自動的に買うのに。
ところでAndroidケータイである。最近MacでGoogleサービスを利用することが多い。特にGmailは要らないジャンクメールを振り分けてくれて非常に助かっている。メインで使っているアドレスをGmailで受信させて、メールソフトにGmailアドレスと共に一括受信させている。
そのおかげで寂しいくらいに迷惑メールが無くなった。Gmailにログインすると笑っちゃうくらいに迷惑メールが数千通格納されている。ただし、こちらもたまにチェックしないと、迷惑じゃないメールが混ざっていることがあるので注意が必要だが、精度に対して不満はない。
そうしたGmailをメインアドレスとして受信できるAndroidは魅力的だ。通常の携帯メールのように自動受信することもできる。このGmailだが、通常はPCがないとアカウントを作成することができないが、AndroidはPCがなくてもGmailを利用することができる。Androidでは基本的にこのGmailを利用することになる。
iモードメールは直接送受信できず、ドコモの専用サイトから「iモード.net」サービス(月額210円)を利用することになる。どうしてもiモードメールを利用したい人はこのサービスを利用することになる。しかし、Androidやその他スマートフォンからできることには制限があるので、事前にチェックを。最初の設定時にiモード携帯が必要になるので、これまでのケータイで「ワンタイムパスワード」を発行して、3分以内にPCからログインして手続きを完了させる必要がある。
ブラウジングはiPhoneと違い、画面内のポインタをトラックボールで移動させてクリックする。個人的にこの「トラックボール」も魅力的だ。かつてエプソンの「PC-CLUB」というPCを持っていたときにトラックボールを使っていた。
トラックボールの利点はマウスのように一定の場所を必要としないことだ。扱いづらいのではないかと思われる方もいるかもしれないが、慣れると何ていうことはないので大丈夫。このポインタを操作することで細かいリンクをクリックできるのも、タッピングがメインのiPhoneと違うところだ。しかし拡大縮小は一度画面をタップして、虫眼鏡マークを表示させることになる。
仕事であちこち行くことが多いとなると、便利なのがグーグルマップ、ストリートビューだ。現在地から目的地までのルート検索などのお馴染み機能が利用できる。GPSで現在地を取得し、自分の向きに合わせて画面も変わってくれるのはAndroidだけの機能だ。
気になっていたのが音楽機能。残念ながらiTunesとの同期ができないようで、microSDカードに入っているデータを自動で認識するとのこと。YouTubeは当然ネイティブ対応になっており、専用アプリで高画質な再生に対応している。外側のみに付いているカメラ(320万画素)で撮影した画像や動画を、PicasaやYouTubeにアップロードできるのも当然だ。
iPhoneのアプリが「App Store」からダウンロードするのと同様、AndroidもAndroidマーケットから本体にダウンロードして行うが、利用はiPhoneのアプリ同様に自己責任となる。iPhone同様に便利なアプリがたくさん出てくれると楽しいことになるだろう。
iPhoneと同様に、ワンセグやおサイフケータイなどは使うことができない。すなわち普通のケータイとは訳が違うのがこうしたスマートフォンだ。
しかし、我思う。
今のケータイが使い切れない機能が付いているせいで端末の価格が高くなっているのだとすれば、通話、メール、ブラウジングに特化したこうしたスマートフォンのほうがシンプルであり、実は多機能ではないか。誰か、Androidを私に買ってください〜。そしたら、私のSO905iCSを差し上げますんで。
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★ 写真と動画で解説する「HT-03A」(ソフトウエア編)(ITmedia・09/6/3)
★ DoCoMo PRO series HT-03A(NTTドコモ・ウエブサイト)
1999年、インターネット上で東芝製のビデオレコーダー修理に関連して、その対応が「悪い」として同社に電話をかけて抗議、その内容を録音してインターネットで公開していた「東芝クレーマー事件」の男が窃盗容疑で逮捕された。
福岡県警早良署に逮捕されたのは会社員の男(48)。同容疑者は4月11日、母親が入院している大学病院の医療相談の部屋で職員のノートパソコン1台を盗んだ疑い。パソコンには患者の名前や相談内容など約9000人分の情報が入っていたという。今のところ情報流出はない。
当時、同容疑者はホームページを開設して「AKKY(アッキー)」をハンドルネームとして名乗っていた。東芝製のビデオテープレコーダーを購入したあとノイズが発生するとして修理を依頼、勝手に改造され、担当窓口も次々と変更され、最後には担当者から「お話しはもうしました」「要求は何なんですか?」「お宅さんみたいのは、お客さんじゃないんですよ。クレーマーっちゅうの」と言われたとして、ホームページで抗議していた。アクセスは1000万を超える。
その後は東芝の不買運動にまで発展した。東芝はその後、対応の不手際を謝罪したが、製品の初期不良については仕様通りとした。その後、AKKYに同調していたネットユーザーも、彼の主張や執拗な”抗議”に疑問を抱き、「AKKYはクレーマーだ」との論調に変わった。
”大企業と一個人の戦い”はネット上で大きな話題となった。その後も別の男性が、某牛丼チェーン店で弁当を持ち帰ったところ、中にカエルの死骸が入っていたとして、チェーン店とのやりとりをホームページに掲載する”事件”もあった。こちらはチェーン店側が5万円分の無料飲食券を男性に渡したが、納得のいかなかった男性がさらに食い下がったところ、チェーン店は弁護士を立てて応戦する構えとなり、萎縮した男性は”終結宣言”した。
クレーマーには共通点がある。要領を得ないので何が言いたいのか分からないうえ、揚げ足を取ってそこを攻撃する。通常の人間関係を築くことができていないがゆえの悲劇にも思えた。ブログと違い、開設に少々手間のかかるホームページ。まだブロードバンドではなく、多くの人が23時から8時までの夜間に「テレホーダイ」を利用してネットをすることが多かった、そんな時代の”事件”であった。
・他にもあったこんな”事件”
某量販店のとウエブマスターとの交渉の模様。深夜まで営業していた量販店に対する騒音や、交通渋滞についての抗議の内容を公開したもので、量販店の横柄な態度には閉口した。
某医大における医療ミス。点滴の代わりにミルクを乳児の体内に入れてしまい、その医療ミスを隠蔽。のちに内部告発があり、当事者の実名も挙がった。
某自動車メーカーが修理依頼されていないところまで修理、ウエブマスターは工場内外でぶつけられたのではないかという疑念を持った。ウエブマスターもまた同業者であった。
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★ あのクレーマー事件で一躍有名になった男が窃盗で逮捕(ZAKZAK・09/7/3)
★ 東芝クレーマー事件(wikipedia)
未成年に対するわいせつ事件が後を絶たないが、そうした事案を増やしている一因がネット上に氾濫する児童ポルノの画像や動画の類だ。言葉巧みに子供を誘って”援交もの”を撮影して稼いでいる業者もある。警察は摘発の手をゆるめていないが、いたちごっこが続いている。ネット上に氾濫するものは、有料のものからタダのものまであり、言うまでもなく、一度コピーされたらどんどん量産されていく。
昨年11月、警視庁は児童ポルノを販売目的で所持していたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で、北海道の会社員(49)と茨城県の県立高臨時講師(33)を逮捕した。接点のない2人が持っていた映像は同じもので”古典”もので、マニアに人気のある昭和時代の少女ものだった。
しかし撮影の意図を理解せずにモデルになってしまう子供もいれば、自分の子供をそうしたモデルにして金を稼ぐ親すら出てきている。子どもが知らずに、または強制的に取られた自分の裸体がネット上で出回っているのを知るころにはもう回収不可能なのである。そのように大人になってショックを受けて通院している被害者もいる。
国会では衆議院法務委員会で、児童買春・ポルノ禁止法改正案が審議入りした。焦点となっているのは児童ポルノの「単純所持の規制」である。日本ユニセフ協会によると、単純所持を禁止していないのは、主要8カ国で日本とロシアだけだ。与党は「性的好奇心を満たす目的」の所持には罰則を科す改正案を提出したが、民主党は「一方的に送られた画像で犯罪になる恐れがある」と批判した。
性表現に詳しい甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)は、現行の児童ポルノ禁止法の定義の1つである「衣服の全部または一部を着けない児童の姿態で性欲を興奮させるものの撮影」が問題であるという。「どの程度の表現で性的に興奮するかは人さまざま。一番大事なそのあたりの議論を深めないといけないが、話題は『単純所持』に終始している」と解説する。
石川県議会は「県いしかわ子ども総合条例」を可決した。小中学生に防災や防犯以外目的で携帯電話を持たせないようにする保護者の努力規定を盛り込んだもので、条例による所持規制は全国初となる。さらに携帯電話のフィルタリング(閲覧規制)を販売事業者が解除する際、保護者に理由記載書類を提出してもらうことを義務づけた。
急速に普及したネットや携帯文化の悪い側面の1つが児童ポルノだ。この背景には人々が孤独になっている部分がある。テレビも家族で見る時代は終わった。人の目を気にしてなかなか見られなかったものも、今は女性の裸を見ようと思えばネットでそれが叶う。それが小遣い稼ぎになるのであれば、携帯だけでも”商売”は成り立つ。平面のモニタという二次元の世界でのやりとりが主流になり、三次元の人との立体的な関わりが薄くなった。
もちろん便利な部分も多く、インフラとして生活の一部になっているIT生活。しかし、「やめなさい」とストップをかけてくれる人の存在もが二次元の中にしか存在しなくなってきた。想像する力があれば自浄作用が働くだろう。しかしそれが貧困な者は犯罪に手を染めることになる。
二次元の世界では犯罪が開き直っている。そうした開き直りに毅然とする姿勢が重要であり、それよりも大切なのは、未成熟な子どもが犯罪に巻き込まれている事実と危険性を常に考える”人”でいることだ。それができなければ、人間は知能指数が高い高等動物だと自認しているだけの、ただのロボットに過ぎない。
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★ 子どもの携帯所持を規制 全国初、石川で条例成立(読売新聞・09/6/30)
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昨年末に栃木県日光市内のホテルで、暴力団であることを隠して予約、忘年会を開いたとして、栃木県警組織犯罪対策課と日光署は、同市内の指定暴力団住吉会系組幹部ら2人を詐欺、偽計業務妨害、偽計信用毀損の疑いで逮捕した。県警によると、暴力団によるこうした行事などの摘発は全国初であるという。
昨年12月、日光市内のホテルに暴力団と名乗っては利用できないことを知った上で「重機関係会社の忘年会です」と嘘を言って予約(詐欺)、暴力団員約55人で忘年会を開いた。同ホテルの従業員は深夜の警戒を強いられ、一般客の浴場利用を制限させることによりホテルの業務を妨害(偽計業務妨害)され、信用を傷つけられた(偽計信用毀損)。
ホテル側は一行が到着したときに初めて暴力団関係者と気付き、一般客からは「こんなホテルだったのか」と苦情が寄せられた。当時、一般客は約60人が宿泊していた。
ホテルなどの業界団体は任意組織を結成、暴力団の利用を自主的に断る取り組みを広げている。しかし暴力団員が他人名義で予約するケースも増え、一般客との見分けがつかずに断れないケースもあるという。
今回のようなケースでは、例えば暴力団員が4人程度の個人的な規模なら事件にはならなかった可能性がある。しかしながら50人以上も大挙して押し寄せれば、一般客に対して威圧し、暴力団の威力を誇示することになる。民事不介入の原則もあり、ホテル等に宿泊する行為自体は暴力団とて違法ではない。これは旅館業法第5条にて、特定の場合を除いて宿泊を拒んではならないとあるためだ。ただしホテル等業界側が「暴力団の宿泊お断り」と予め示していたことで今回は詐欺罪が適用された。
過去には過激派のメンバーが氏名や住所を偽って予約、有印私文書偽造・同行使、そして旅館業法(第12条)違反で警察当局に摘発された例がある。今回の日光の事件では宿泊時点で予約者が偽名等を用いなかったため、県警は今回の容疑にて逮捕につなげたのだろう。
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★ 偽計業務妨害:暴力団隠し忘年会 2容疑者を逮捕 栃木(毎日新聞・09/6/30)
★ 旅館業法 (法令データ提供システム/電子政府の総合窓口)
愚行は繰り返される 貧困な想像力の欠落
京都教育大学の学生6人が集団で女子学生に乱暴した事件に関連し、この被害者をネット上で中傷したとして訓告処分を受けた男子学生が再度中傷を繰り返した。大学側はさらに厳しい処分を科すことを決めた。大学は24日までに男子学生に対して訓告処分をしたが、中傷の書き込みが続いていることを外部からの指摘で分かった。本人は認めているという。
この女子学生に対する集団暴行事件に関しては、大学側が当初公表せずにいたために非難の声が上がった。守るべき対象は加害者でもなく、大学でもなく、被害者だったはずだ。しかし、ネットに中傷の書き込みをした男子学生に対する訓告処分は妥当であり、それにも関わらずこの学生は中傷を続けた。大学という高等教育の場において処分を受けるということに対する認識の甘さ。大学側の指導よりも、中傷を続けた学生の稚拙さが垣間見える。大学にこれ以上指導する責務などあるだろうか。
話を警察の不祥事に移す。福岡県警小倉北署の警部補(56)が、酒を飲んで追突事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されたが、県警は29日付けで懲戒免職処分にした。容疑者呼称となった警部補は「(こんなに高い値の)アルコール検出量は認められない」といった供述をしている。
福岡での酒の事故というと、福岡市職員が酒を飲んで運転してRV車に追突したために、RV車に乗っていた幼い子供3人が死亡する事件が記憶に新しい。この事件を機に全国で飲酒運転追放運動が始まったと言っても過言ではない。それにもかかわらず全国では、警察官だけではなく飲酒運転による事故がなくならない。
これまで「歴史は繰り返される」という文言は、無知や無関心のために続くものだと思っていたが違うようである。それは無責任のために繰り返される愚行なのだ。人の痛みを分かろうとしない無責任、善悪を追求しようとしない無責任、責任を取ろうとしない無責任。一部の無責任者が、人間の歴史に恥の上塗りをしている。
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★ 訓告学生、また被害者を中傷 京教大集団暴行、より重く再処分へ(京都新聞・09/6/29)
★ 酒気帯び運転容疑で逮捕 小倉北警部補を懲戒免(西日本新聞・09/6/29)
★ ミクシィが2ちゃんねる化!無責任に”言いたい放題”(ZAKZAK・09/6/19)
★ 京教大性、準強姦被害者を非難するネット書き込み(朝日新聞・09/6/18)
★ 京都教育大暴行事件の被害女子学生をネットで中傷 立命館大が学生2人に人権指導(産経新聞・09/6/10)
★ 京都教育大学 ホームページ