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ストーカー被害者に緊急通報付き携帯貸与 岡山県警

 
 岡山県警察本部は、緊急通報機能を備えた携帯電話50台をストーカー被害者に無償貸与すると発表した。GPS(全地球測位システム)機能を備えており、被害者の位置を特定できる。県警が通信会社などと共同開発したシステムで、全国でも初の試みとなる。
 
 緊急通報ボタンを押すと、被害相談を受理した警察署と本人の現在地を管轄する署に通報が届く。署のパソコンには被害者の位置情報と相談内容が表示される。県外からの通報でも、署の日本地図システムに位置情報が表示され、管轄する都道府県警と連携できるという。これとは別に、盗難車照会や、メールによる一斉手配に機能を加えた「警察官バージョン」も導入し、500台を交番勤務の警察官や白バイ隊員に配備する。
 
 ストーカー被害は少なくない。過去には埼玉県桶川市で、事前に警察に相談してあったのにもかかわらず、女性が男に殺害され、男は北海道で自殺しているのが見つかった。警察の捜査怠慢が追求されることになった。
 
 ストーカーから身を守るために、私設のガードマンや興信所に調査依頼することもあるが、金銭的に誰でも利用できるわけではない。やはり身近な存在である警察が心強いことになる。
 
 そういう意味で、岡山県警の「通報機能付きケータイ」は注目を浴びることになるだろう。事件になっていないストーカー行為も多く存在する。女性は被害に遭わないように、できるだけ一人で深夜に帰宅しない、明るいところを通るなどの対策が必要だ。通話しながら歩くというのは非常に”カモ”になりやすいので注意が必要だ。決して変質者に自分をさらさないように。
 
 
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★ 岡山県警:緊急通報機能付き携帯、ストーカー被害者に貸与(毎日新聞・08/12/17)
 
 

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特命係の亀ちゃん、相棒を卒業

 東京・新宿にある国立感染症研究所は、インフルエンザの流行が始まったとし、予防接種などの対策を呼びかけた。今月1日〜7日までの全国の患者数が7707人に達し、「こまめな手洗いが予防の基本だ」としている。流行としては昨季に次ぐ早さだという。
 
 テレビ朝日系ドラマ「相棒」では、「国立微生物研究所」の研究員の男が未知のウイルスを持ち出し、その際に同僚を殺害、特命係の2人を含む警視庁は男の身柄を確保する。ところが、男が持ち出したウイルス保管場所で爆発が起こり、特殊部隊が来るまで待機していた鑑識課員ら警察官数名が汚染された部屋に缶詰となる。
 
 間もなく同庁化学防護隊が到着、感染された警察官を病院で隔離する。隔離されている米沢鑑識課員から部屋の状況を携帯電話を通じて知った杉下警部。病院近くで待機していた亀山に、隔離病室内に入るよう指示を出す。「これは君に大変なリスクを背負わす事になる」。亀山は言う、「右京さん、これが右京さんとの最後の事件になるかもしれません」。
 杉下・亀山のコンビは事件発生時、知的で冷静な杉下が的確な推理・判断をして事件を解決に導いた。それには右腕となっている亀山が必要だった。杉下が言うセリフで「真実に近づく」というのがある。複雑な事件であれば、冴えた頭の持ち主である杉下だけではたどり着けない。
 人は1人で正義を貫こうとするときに倒れる事がある。それを防ぐために必要なのはもう1人以上の存在である。亀山は1人だが、杉下にとっては1人以上の存在であった。相棒と呼ばれ、互いをそう認知するには熟成された時間と信頼関係が必要なのである。そして2人が是が非でも曲げない信念は「正義」であった。
 
 正義を語ることは簡単なことである。難しいのはそれを実行する事だ。正義は人を選ばない。誰でも正義を貫き通せるのだ。残されている事は、不正に対してひたすら立ち向かって行くだけだ。考えている暇がないのが本当の正義である。
 
 後半のシーンで印象的だったのは、二人が最初に出会った場所である「特命係」の小部屋。いつもは薄暗い印象しかないのに、それは実に美しい場面であった。
 
 
☆ 世の中には二通りの男の子がいる。ひとつは、天文学者になりたい者。もうひとつは、宇宙飛行士が好きな者だ(『ジュラシックパークIII』)
 
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★ 防衛「庁」が「省」へ昇格へ(本ブログ・06/12/7)
★ 「相棒」の亀山巡査部長、来週で”卒業”?(本ブログ・08/12/11)
★ 亀山巡査部長「相棒」卒業(本ブログ・08/9/8)
 
★ 「相棒」亀山薫、最後の事件は殉職?転勤?それとも・・(産経新聞・08/12/17)
★ インフルエンザ:流行開始・・昨季に次ぐ早さ 感染研が発表(毎日新聞・08/12/17)
★ 国立感染症研究所ホームページ(ドラマとは関係ありません。インフルエンザの情報などはこちらからどうぞ)
 
 

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今年はネットで年賀状作って送ります・2

 今年の年賀状は全てネット上で完成させた。
 プリンタもなかったのでちょうど良かった。
 というわけにはいかなかった。
 
 mixi年賀状は、面識のないかたにも年賀状を送る事ができ、便利なサービスだなと思ったのだが、1人だけ受け取りを「辞退」した人がいた。元彼女だった。彼女いわく、「受け取るための住所を入力するときに、個人情報の扱いについて何も書かれていなかったのでやめた」とのことだ。
 
 個人情報の扱われた方に敏感なユーザーの声である。言うまでもなく、一度情報が漏れてしまうと回収は不可能だ。mixi年賀状は便利なサービスだと思いつつも、受け取り側にいちいち住所の入力をしてもらわなくてはならないところは、相手に不便をかけてしまう。
 
 もう一つ、So-netで年賀状を作成した。こちらは表面も裏面も自分で作る事ので、受け取り側の負担は何もないのだが、個人情報のことは気になる。私が気にしなかったとしても、受け取る人が嫌な思いをするかもしれない。来年はやっぱり自作の年賀状に切り替えなくてはいけないか。
 
 定期的にといってもいいほど、個人情報が流出するニュースを目にする。それを扱う人のモラルに依存しているので、こうなれば「個人情報管理者資格」でも創設したらよいのではないか。それ以外の人には、情報が行き渡らないようにすれば少しは安心できるし、情報を扱う者の意識も変わってくる事だろう。
 
 くだんの「受け取り辞退」した元カノと、「返答期限切れ」になった友人には別途手書きで送ろうと思う。年に一度の紙を使った手紙。作っていて思ったが、自筆のメッセージが入れられないのはちょっと味気なかった。近年は年賀状を書いてくれる人もだんだんと少なくなっている。手書きの住所が書いてあるだけでも、その人を想う事ができる。友人の個性的な文字を見ると、一年を無事に過ごせておめでとう、そう思えるのが年賀状だ。
 
 
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友人の赤ちゃん誕生

 
 13日の土曜日に出産を控えた女性の友人らを交えて忘年会をした。彼女は「予定日は26日。クリスマスベイビーを目指すぜ」と言っていた。
 
 この彼女との出逢いはミスド。高校生だと友達を連れてくるパターンが多い中、高校1年になってすぐに1人でやってきた。当時は質問をしても、はにかんであまり言葉が少なかった彼女も、転職した現在では職場で部下を従えて仕事をするまでになった。
 
 彼女の性格はとにかく天真爛漫。季節で言うと、いつも春のような明るさのある女性だ。「結婚はしないかもしれない」と言っていた事のある彼女にも彼氏ができて、交際期間も長くなっていた。
 
 そんなある日に妊娠の連絡があり、ギリギリまで働いていたが最近になって休職した。それでも活動的な彼女は温泉やヨガ、文化教室などに通って1日をフルに使っていた。土曜日の飲み会の時も周りに「まだ何かやる気なの?」と言われていた。
 
 飲み会の前日に彼女に、「お腹に一つの生命が入っているっていうのはどういう感じ?」と聞いたら「特に感じる事はないな。かわいいかどうかも分からないし。どんなのが出てくるのかは楽しみ。明日の飲み会は何時から?」である。
 
 飲み会ではみんなに冗談で、「いざというときは”取り出す”心構えを」と連絡しておいた。そうしたら飲み会2日後の昨夜8時半に「産まれました」の連絡が来た。
 
 命の神秘というのは、出産した彼女が体験し、実感し、旦那さんと喜びを分かち合う事で産まれるもう一つの産物だと思う。そして目を細めて赤ちゃんを抱いている姿を見せられれば、それは周りにも伝わることである。子供の成長もそうだが、親になった彼女が母親としてどう成長していくかも楽しみだ。
 おめでとう。彼女の性格のように、春のような明るい家庭になることを願っています。命の誕生よりも、彼女が母親になる事のほうが神秘的かもしれない。
 
 
☆ もし私の恋人が誠実であり、私の子供が丈夫であり、 わが家の大きな暖炉が赤々と燃えているなら、 さし当たってこれ以上望むところは何もない。 (ゲーテ)
 
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悪に便宜図る公務員たち

 堺市にある大阪刑務所の複数の刑務官が、服役中の暴力団関係者に便宜を図った見返りに金品を授受していた疑いが浮上した。大阪矯正管区などが調査しており、事実が判明次第処分する。
 
 受刑者が外部の人間と連絡を取れるようにする「ハト行為」をした見返りに、受刑者から金品を受け取ったという内部告発があった。さらに、受刑者が「要求を聞かなければ金品の授受を外部にばらす」と刑務官を脅していたという疑いもあるという。
 この刑務所では昨年6月に刑務官が受刑者に処遇で便宜を図り、見返りに現金30万円を受け取った収賄容疑で大阪地検に逮捕されている。
 
 また今月には、警視庁玉川署留置係の男性巡査長(27)が強盗傷害罪などで拘置中の男(21)から500万円を脅し取られる事件も起きた。巡査長が勤務中に携帯電話を使っていた事を”ネタ”にタバコを吸わせるなど便宜を図り、「これまでの事をバラされたくなければ金を払え」と脅したというものである。男は福岡県大牟田市の被告で、警視庁に恐喝容疑で逮捕された。容疑を否認している。
 以前には徳島刑務所で、刑務官が複数の受刑者に暴行される事件も起きた。福岡では男性巡査長(45)が出会い系サイトで知り会った女性に絡み、暴力団員から暴行された後に現金を脅し取られた事件も起きている。
 
 本来、威厳や強い権力があるはずの公務員が悪党からいいように利用され、恐喝までされている。玉川署の事件では、制服警官が署内で恐喝されているという異常な事態だ。こうした法の執行官が弱体化していないだろうか。
 
 2007年に団塊の世代が大量退職した。経験豊富な警官や刑務官は、どんな事態に遭遇してもうまく収拾を図った。徳島刑務所の事件でも、かつては受刑者を威圧し、うまくトラブルを乗り切るベテランがいた。しかしそんな大先輩たちが退職し、まとめ役が少なくなり、現場は不穏な空気を読めなくなってきているのであろうか。
 
 法の執行官の年齢が問題ではない。毅然とした姿勢が一般人より特に求められる仕事だ。それに携わる者はそのプライドさえ忘れなければいい。警棒や拳銃が人を威嚇するするのではない。制服を着た法の番人はそれだけで威圧効果がある。その効果を維持するためには強い危機意識と規範意識が求められる。
 
  
☆ 真の勇気は、第三者の目撃者のいない場合に示される。(ラ=ロシュフーコー)
 
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★ 刑務官が受刑者に便宜か 大阪刑務所(産経新聞・08/12/12)
★ 拘置中に警官から500万、恐喝容疑で21歳無職を逮捕(読売新聞・08/12/3)
★ 暴力団やりたい放題!警官を暴行&恐喝(スポニチ・08/10/21)
★ 受刑者が刑務官に暴行 徳島刑務所(本ブログ・07/11/28)
 
 

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薬のネット販売、賛成・反対?

 ネットのアフェリエイトに参加している事から、そのIT企業からメールがあった。「来年に薬事法の改正でネットで薬が売れなくなる。厚労省の定義には根拠がない。署名に協力していただきたい」というのが主旨である。 
 
 ビタミン剤などはアフェリエイトの対象にした事があるが、一般薬は記憶にない。ただ、ネットショップで経営体力を回復させた小売店や、山間部にすむ高齢者などにはネット販売が好評だ。「地方だと店も早く閉まる。体が不自由で、クスリ一つ買いに行くのも大変」という消費者の声だ。
 
 その一方で、ネットで市販薬を買った女性が肝障害で入院したということも明らかになった。数週間の入院でその後回復した。また、風邪薬を1日だけ飲み、半月後に難病の「スティーブンス・ジョンソン症候群」になってしまった川崎市内の男性の例もある。男性は「市販薬にこんな危険があるなんて誰も教えてくれなかった」という。
 
 厚労相は来年6月の改正薬事法を施行、1〜3類に分類した薬のうち1、2類の薬に対して、ネットや通信販売などを認めない方針を打ち出している。根拠は「対面販売が原則」というものである。ビタミン剤など副作用の少ない3類は販売を容認する。これに対しネットや通販の業者などは「ネット販売は以前から合法」、「中小の小売業者の経営を圧迫する」などと反論している。
 
 チェーン店のドラッグストアに風邪薬を買いに行った事があるが、症状を伝えると「AとBのどちらがいいですか?」程度のことで、対面販売が不可欠という感じがなかった。前述の「スティーブンス・ジョンソン症候群」などももちろん分からない。
 
 調剤薬局だと対応はガラリと変わる。初めて処方される薬の事を丁寧に説明してくれるし、事前に持病や服用している薬があれば、それに対応してくれる。以前には医師の処方箋を持っていった。「Nonoさん、今回は処方量が多いですが、旅行にでも行かれるんですか?」「ええ、アメリカに1ヶ月だけ留学してきます」。すると薬剤師さんは、奥でどこかに電話をかけているのである。
 
 「Nonoさん、この処方薬はアメリカに持って行けません。向こうでは禁止薬物扱いなので、持っていくと逮捕されますよ。今、先生に連絡したので、処方を変えてもらって下さい」とのことだった。
 
 ネットの利便性は薬に限らずだが、厚労省の言う「対面販売が原則」であれば、ネット・通販業者もそれに近い対応をするべきだろう。現実に副作用の症例がある。そもそも薬には必ず副作用がある。禁止に賛成しているのは薬害被害の団体もその一つである。
 その疑問に答えるべく、文言を記すのみだけではなく、電話やファックス、メールで副作用に関する相談を受け付けられる体制を整えた方が厚労省も納得するのではないだろうか。逆に厚労省も、今まで認めていたものを禁止するのであれば、業者に”副作用をきちんと伝えられる体制作り”を指南するべきだ。
 
 これは厚労省と業者だけの問題ではない。詰まるところ消費者に大きく関連する事だけに、もっと時間をかけて話し合われるべき問題である。
 
  
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★ 市販薬ネット販売:規制強化に波紋・・・ネット薬局猛反発(毎日新聞・08/12/12)
★ ネット市販薬:30代女性が肝障害 厚労省の副作用報告(毎日新聞・08/11/21)
★ 薬の通販禁止は「不便」・・・業界団体と楽天、厚労省に要望書(読売新聞・08/12/11)
 
 

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「相棒」の亀山巡査部長、来週で”卒業”なのか?

 テレビ朝日系列の人気ドラマ「相棒Season7」の12月10日放送分を見た。今回の話はバイオテロだ。微生物研究所に勤務する研究員が、自分で精製したウイルスを研究所から持ち出す。警視庁では捜査一課員と特命係の2人が逃走した研究員の男性を捜す。
 
 そういえば新宿区戸山には「国立感染症研究所」がある。その名の通り、ウイルスやそれに対する予防の研究をしている。かつて、この施設が建設されることに反対の声もあった。住宅や学校が密集しているところに、危険な病原体を扱う建物があっては危険だというものだ。
 
 病原体は厳重に管理されており、流出の危険はもちろんない。しかし不安なことは、大地震が起きたときに保管している病原体が外に漏れないだろうかという点である。
 
 話は「相棒」に戻る。逃げている研究員は「日本人は危機管理がなさ過ぎる」などと持論を展開、杉下警部と亀山巡査部長が居場所を特定し、過去にあった”機転”を利かせ研究員を捕まえた。
 
 護送される直前に犯人は杉下警部を見てニヤリと笑った。杉下はそれが気になっていた。護送されるバスの中で犯人が「もうそろそろかな」と言って笑った。伊丹刑事が「何がだよ!」と問い詰めると、犯人が逮捕された場所に保管されていたウイルス各種が、警察官や鑑識課員のいる前で爆発するのである。そこで話は「つづく」となったが、予告編で気になる展開が一部垣間見えた。
 
 「これが右京さんとの最後の仕事になるかもしれません」などと、緊迫したやりとりが一部流れた。今回の「相棒」で亀山薫巡査部長(寺脇康文)が”卒業”することが決まっている。どういう形でシリーズから姿を消すかが分からないところだ。前にも書いたが、刑事ドラマで刑事がいなくなってしまうパターンとしては、殉職、異動、退職などがある。どういう展開になるのか、来週が気になる。
 
  
☆ 勇気は感染します。勇気ある人が毅然とした態度を取れば、他の人も姿勢を正すのです。(ビリー・グラハム)
 
★ 亀山巡査部長「相棒」卒業 (本ブログ・08/9/8)
★ 国立感染症研究所ホームページ(当然ながら、「相棒」の話とは全く関係がありません)
  
 

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大阪不明女児の親から1億円詐取 男女逮捕(2008.12.7)

 子供が事件に巻き込まれる事件が後を絶たない。未解決になっている事件の一つに、2003年に大阪府熊取町で下校途中に行方不明になった吉川友梨さん(14)=当時小学4年生=がある。大阪府警は懸賞金をかけて公開捜査を継続中であるが、娘を思う親心につけ込んだとんでもない事件が起きた。
 
 友梨さんの父親から「娘を助けられる。我々はプロ」などといい、1億円近くをだまし取っていた堺市内の男女2人が、大阪府警捜査一課と泉佐野署に詐欺の疑いで逮捕された。逮捕されたのは無職の男(39)と内縁の妻(38)。
 
 2人は共謀し、友梨さんの安否を心配する家族から現金をだまし取ろうと計画。04年7月中旬に女が友梨さん宅に電話をかけ、「私の弟も誘拐されたが、プロに助けてもらった」などと話し、男を紹介し、直接友梨さんの父親と会った。「友梨さんは三重県にいるみたいだ。確認するから金がかかる」などとうそをつき、必要経費として10万円をだまし取った。
 
 また、友梨さんを装って「九州のテーマパークに連れて行ってもらった」などとメールを送信。「警察は友梨さんの身内を疑っている」などと警察不審を煽った。しかし不審に思った家族が泉佐野署に相談。捜査を開始したところ、男らが自宅近くのコンビニエンスストアのATMで、現金を引き出していたところが防犯カメラに映っていた。
 
 両容疑者はホテル住まいなどをし、だまし取った金で豪遊していたという。これも新手の「振り込め詐欺」のようなものである。最近の犯罪の傾向としては、犯人が堂々と被害者と接触することである。容疑者というのは通常、被害者や他人に犯行現場を見られたくないのが心情である。しかし振り込め詐欺では、「自宅に代理人が取りに行く」などと言って、被害者から金を奪う事件が多発している。
 
 モンタージュ写真などが効果的であるが、最近では絵を描くのが得意である捜査員が「似顔絵」を作成することで逮捕に結びつけることもあるのだという。
 
 吉川友梨さんは2003年5月20日午後3時頃、自宅近くで同級生に目撃されたのを最後に行方不明となった。大阪府警は何者かが車で誘拐したと見て捜査している。
 
 親の子供を思う気持ちにつけ込んだ許し難い犯罪だ。詐欺罪以上の罪をきせたいくらいに腹ただしい。この親御さんに対しての中傷的な文言がネットで見られる。しかし親というのはそういうものなのだ。数千万でも1億でも支払って子供が帰ってくるならば、犯人など捕まらなくても良い、身代わりになってもよい、それが親が子を想う真実である。
 
   
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★ 大阪女児不明:親から1億円 詐欺容疑で男女逮捕(毎日新聞・08/12/6)
★ 不明の小4「捜してあげる」7千万円?家族から詐欺容疑(朝日新聞・08/12/6)
★ 1年半、高級ホテルを定宿 大阪の友梨さん事件詐欺(産経新聞・08/12/6)
★ 不明少女保護詐欺、「謝礼200万円」知り父親に接触か(読売新聞・08/12/7)
 
 

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