カテゴリー
ニュース

新幹線N700系に防犯カメラ

 防犯カメラというと、銀行や郵便局に長い歴史があるのではないだろうか。ATMで人の金を引き出そうとすれば、かなり鮮明にその顔が映し出される。マンションの入り口やエレベータにも設置され、不審者の出入りを抑止する働きもある。
 しかしながら、カメラが設置してあることが分かっていても、犯罪行為は減ることがない。それでも、事件発生後の動かぬ証拠として採用され、その後の裁判で有効活用されている。近年では街頭にもカメラは設置され、素行不良者排除の役割を担っている。
 こうした監視カメラに反対する向きもある。プライバシーや肖像権の侵害というものだが、それをいうなら街頭でビデオカメラを回すことすらできなくなる。監視されている意識と防犯意識の違いであるが、監視されていると言えば交番もあってはいけなくなる。
 新幹線の一部に防犯カメラが設置されることになった。これに対して反対派は「列車内で犯罪が頻発しているわけではないので、カメラは不要」ということだ。しかし、頻発してからでは遅いのである。特急列車内の暴行事件も多くの人がいたのに助けられなかった。
 近所の付き合いのあったむかしは、街から不審者を追い出すことができた。しかし、人間関係が希薄になっている昨今、物理的に監視の目を増やすのは、この防犯カメラに託すしか方法が無くなってきている。
 
 
☆ 人気blogランキング(国内ニュース)に登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ 監視する新幹線 N700系全ドアにカメラ60台(朝日新聞・07/6/8)
 
 

カテゴリー
ニュース

冷静だった操縦室 全日空機の胴体着陸

 
 本日は、地に足の着いた話。
 「前輪が出ない」「タッチアンドゴーを実施したい」「胴体着陸を試みる」。
高知行きの全日空機が、前輪を出すことができずに胴体着陸を試み、成功した。
 
 前輪が出ないことが分かった機長は、「タッチアンドゴー」と呼ばれる、機体を瞬間的に接地させて衝撃で前輪を出すことを試した。しかし前輪は出なかった。残された手段である胴体着陸を決意。火災の被害を最小限に防ぐために空中を2時間ほど旋回し、燃料を使い切ったところで着陸に臨んだ。
 
 静かに降りる機体。ゆっくり前に傾く機体前部。火花を散らしながらも、火災になることはなく無事着陸は成功した。摩擦熱による出火を防ぐために消防が放水をする。10分後に乗客乗員60人は無事に機体から降りてきた。
 
 「日頃から訓練しているので大丈夫です」。
 機長は機内で胴体着陸をするアナウンスをすると、その5分前、2分前、1分前と、その都度乗客に知らせ、安心させた。優れた技術で着陸を成功させ、乗客をも安心させた機長はプロ中のプロだった。
 
 いざという時の冷静な判断に人々は救われる。機長のみならず、パニックになることなく冷静だった乗客の皆さんも機長を支えたのである。
 
 
☆ どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。救いのない運命というものはない。 災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。(セルバンテス)
 
☆ 人気blogランキングに登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ 高知空港で全日空機が胴体着陸、乗客ら60人無事(読売新聞・07/3/13)
★ 機長「日ごろ訓練、大丈夫」 着陸直後、機内に拍手(朝日新聞・07/3/13)
★ 御巣鷹山の日本航空123便(本ブログ・06/8/12)
★ 日航機墜落ともうひとつ、(本ブログ・05/8/16)
★ 「これはもう、だめかもしれんね」(本ブログ・05/8/15)
★ 20年経った日航機墜落事故(本ブログ・05/8/11)
 
 
 

カテゴリー
ニュース

操縦席で記念撮影 日本航空

 以前、妹が友人と海外旅行をしたときの話。
 
 アジア系の航空機に乗ったときに、操縦室に入れてもらい、操縦かんを握らせてもらうということをしてもらった。
 
 その時の様子はビデオカメラに記録されていて驚いたことがある。機長はタバコを吸い、酒を飲みながら妹たちを歓迎していた様子だった。もちろん自動操縦状態で危険はなかったのだろうが、この航空会社を利用するのはやめようと思った。
 
 日航機で女性客室乗務員を操縦室で座らせ、記念撮影をしたとして機長と乗務員が口頭で厳重注意を受けた。些細なことが良く発覚したと思うが、こうした自浄作用が社内に残っているのは大事なことだ。
 
 特に操縦室はテロの標的になったら一大事であり、乗務員らの危機に対するモラルが大切な場所である。エアーマーシャル(航空警察官)も搭乗しているかもしれないのに、何とも危機意識が乏しい。
 
 大したことではない話ではあるが、大ごとというのは、こういう隙をついて始まるものだ。地に足の着いていない軽率な行動だった。
 
 
☆ 人気blogランキングに登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ 日航機長が飛行中に操縦席で客室乗務員を記念撮影(スポーツ報知・07/3/12)
 
 

カテゴリー
ニュース

タクシー運転手に講習義務化

 
 最近のタクシー運転手の方々は道を知らない。昔であれば、目標の駅でも言えばそれで済んだが、その駅までの行き方が分からない。道路を知っているので案内するが、まったく不便な感が否めなくなった。ナビ搭載のタクシーも多く、操作しつつ走行するタクシーもあった。ベテランだったら、目標物も道路名も全て頭に入っているのに何とも歯がゆい。
 
 国土交通省は政令市の運転手に地理や接客の講習の義務づけを決めた。狭い空間をしばらく過ごすわけである。互いが安心して乗車していられるためにも、接客のよい運転手さんが増えればよい。何といっても地理不案内なのは勘弁して欲しい。これだとタクシーに乗る意味が無くなる。
 
 「最近、景気がいいとニュースでタクシーの運転手さんが言っていましたけど、どうですか?」
 
 「とんでもないよ。あんな事言っているのはバカな運転手ばかりだよ。景気の回復なんて感じないね!」
 
 あああ、そうですか。でもそんなに興奮しないで。目的地を過ぎてしまったんですが・・。
 
 副業や脱サラでタクシーに転向する人も増えてのことかもしれない。しかし態様はどうであれ、一番居心地のいいタクシーは安全第一の看板を隠し持ったドライバーだ。
 
 
☆ 人気blogランキングに登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ 「安全・接客・地理」 タクシー運転手に講習義務化(産経新聞・07/2/26)
 
 

カテゴリー
ニュース

子供たちに「自転車免許」

 最近、自転車を運転する人たちのマナーの悪さが目立つ。携帯を持っての前方無視、「止まれ」で止まらない、人混みの中をすれすれに疾走するなど、危険だと思った経験をされる人も多いだろう。
 
 今は自転車の運転教育を受けている人が少ないのだろうか。小学校の時に警察官が出向き、正しい自転車の交通マナーを教わったものなのだが。近所には交通公園なるものもあって、信号機や踏切があり、そのコースを自転車で走るのが楽しかった。
 
 ところで、自動車免許証そっくりの自転車の免許証を子供たちに交付する自治体が増えているという。本物の免許証と同じサイズで、子供たちは実技と学科試験を受ける。子供たちも「免許証」を手にして大喜びだそうで、持っていることで交通規範の自覚が生まれるという。
 
 歩道を歩いているときと、自転車に乗るとき、自動車に乗るときではそれぞれ視界が違う。徐々に別社会にいる意識を持っていなくてはならない。その意識が薄れたときに事故は起きる。
 
 タレントの風見しんごさんの長女が登校途中にトラックにはねられ亡くなった。この時に問題なのは、トラックの運転手が本来走ってはいけない時間帯にスクールゾーンを走行していたという事実である。道路の標示や標識を守ってさえいれば防げた。
 
 無知と無関心が街を走っていることの恐怖である。
 
 
☆ 人気blogランキングに登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ 児童に自転車免許“普及” 安全運転の自覚促す(産経新聞・07/1/18)
★ 風見しんご目の前で娘事故死(朝日新聞・07/1/18)
 
 

カテゴリー
ニュース

飲酒運転をする方へ

 ここに一つの動画がある。飲酒運転をしたドライバーが起こした事故の被害者の女性だ。火に包まれた彼女は瀕死の重傷を負った。
 
 この動画のコメント欄には
 
「この彼女に神のご加護を」と多くの書き込みがある。
 
 もし、想像力のある方ならいますぐ「飲んだら乗るな」を。
 
 想像力のない社会には、酒類販売の禁止を。
 
 
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
 

 

カテゴリー
ニュース

駐車支援システム開発 ホンダ

 ホンダが縦列駐車などを音声で誘導するシステムを開発した。駐車するのが苦手な方には朗報だろう。日本の駐車場はどこも狭いので、短時間で駐車するのは交通社会を少しでもスムーズにする手段でもある。
 
 昨今の酒気帯び運転を受けて、自動車メーカーが酒の臭いを感知したら車を動かないようにするシステムの開発も始まった。これで懲りない面々を加害者にすることなく、被害者を産むことも少なくなるだろう。
 
 しかし何でも自動化することがいい事かどうかは疑問が残る。
酒を飲んだらハンドルを握らなければすむことであるし、駐車も練習すれば免許を持っている以上上手くなるはずだ。
 
 怖いのは車に搭載されたコンピュータが壊れたとき、そして人間が壊れたときである。
 
 
☆ エスカレーターに乗っても歩きなさい。自分を機械に任せたら終わりです 。(上岡龍太郎)
 
☆ 人気blogランキングに登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ ホンダ:駐車支援システム開発 最適な位置まで誘導(毎日新聞・06/9/28)
★ 道路のクールビズ(本ブログ・06/6/1)
★ 飲酒運転問題(Yahoo!ニュース)
 
 

カテゴリー
ニュース

ライトを付けないドライバー

 「デスノート」を描いた漫画家が銃刀法違反で捕まった。車の中からアーミーナイフを発見された。パトロール中の警察官がライトの切れた車を職務質問してのことだった。
 
 職務質問するにはそれなりの理由がある。たかだかライトと思う向きもあるかもしれないが、欠陥のある状態を放置して車を運転することは通常はほとんどない。特に日本人であればきれいな車体を走らせたいと思うところだ。
 
 それを気にせず運転している者は往々にして心がすさんでいる事が多い。それは酒気帯びであったり薬物を使用していることもあるからだ。だからそうした状態を取締り側は不審に思うことになる。
 
 自転車の無灯火を取り締まるのも、事故防止の観点と、盗んだ自転車を運転している可能性を否定できないからだ。
 
 車を運転していて、傷だらけの車を見たらご注意を。その車の運転手は非常に危険です。そして危険人物はライトを付けないでいるというシグナルを発しているのです。
 
 
☆ 人気blogランキングに登録しています。クリックのご協力をお願い致します。
 
★ 「デスノート」作画担当者を逮捕 ナイフ所持で(産経新聞・06/9/7)
 
 

モバイルバージョンを終了