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携帯電話の普及に伴って着信音がトラブルの原因になることが増えている。公共の場ではどこでも不快なものだが、とりわけ映画館やクラッシックコンサートなどで鳴った場合は本当にイライラするもの。では、演奏者がその状況に遭遇したらどうなるか。
動画2つをご紹介。1つ目は「携帯電話は切って下さい」という動画タイトル。屋外で演奏をするオーケストラ。するとメンバーが携帯電話で話をしている男性を見つけます。さて・・・・・。
2つ目は「クラッシックコンサート中に携帯着信音」というタイトル。スロバキアのプレショフで行われたコンサートの演奏者はルーカス・クミットさん。ヴァイオリンの一種、ビオラを演奏していたところ、突然携帯電話の着信音が。静まりかえる会場、そしてルーカスさんは・・・。
家から外に出たらそこは公の空間。携帯電話は便利ですが周りに気を配って使うようにしましょう。それにしても音楽というのは素晴らしいですね。
電話つながりということでこれを思い出しました。懐かしいな。
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第146回芥川賞を受賞した田中慎弥さんは山口県下関市生まれ。県立下関中央工業高卒。平成20年には川端康成文学賞と三島由紀夫賞を受賞。地元で母(68)と暮らしながら、小説を書き続け、5度目の候補で受賞。
会見では終始ぶぜんとした表情だった。「シャーリーマクレーン(Shirley MacLaine)だったと思いますが、アカデミー賞を何度も候補になって、最後にもらったときに『私がもらって当然だ』と言ったと思いますが、だいたいそういう感じです」と話すと、記者からは笑いと拍手が起きた。
「4回も落とされた後ですから、ここらで断ってやるのが礼儀と言えば礼儀なのですが、私は礼儀を知らないので、もし断ったと聞いて気の小さい選考委員が倒れたりなんかしたら都政が混乱しますんで、都知事閣下と東京都民各位のためにもらっといてやる」と話した。候補作品について酷評した都知事への攻撃だったのか。
記者が「(郷里である)下関の恩師や街のかたが喜びの声を上げていますが」については、「それはウソですね。教師に嫌われてましたから」と語ると記者からは笑い声が上がった。
「とっとと終わりましょう」、「(会見の前に)ワインを2杯飲んだ」とも話している。
能力が認められずに「何を今さら」と言った著名人は多い。それが受賞することで認められるのか、数が多いからその質を認められるのか。時に本当に良質な物事を見極める方法を見失っていることがあるかも知れない。「誰かが言っていたから」ではなく、自分が信じたから、という物事を選びたい。根拠に基づいて判断したい。
それにしても記者の方というのは質問する声が小さい。自信のある著名人は誰しも声を大きくして話をする。信念や宗教を持っている人というのは実に自信たっぷりに話すので、声の大きさは人の器の大きさを表す1つの指針になりうる。
田中さんには「おめでとうございます」と書くべきなのだろうが、「とってつけたような言葉は要らない」とでも言われそうなのでやめておく。
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★ 芥川賞に円城塔さんと田中慎弥さん、直木賞は葉室麟さん 第146回芥川賞・直木賞(産経新聞・12/1/17)
★ 「都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」 田中慎弥さんの受賞会見(産経新聞・12/1/17)
★ 芥川賞候補作は「バカみたいな作品ばかり」 選考委員の石原都知事(産経新聞・12/1/6)
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