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ミクシィで向精神薬密売(2007.6.28)

 mixiに不正アクセスし、向精神薬「リタリン」を密売した女(24)が熊本県警に麻薬取締法違反などの容疑で逮捕された。
 
 IDとパスワードをどのように入手したのかは分からない。mixiはIDにメールアドレスを利用することから、IDの入手は比較的容易ではないかと考えられる。パスワードは電話番号や生年月日から割り出せるであろうし、「辞書に載っている単語」であれば、その手の闇ソフトを利用することですぐに検索される。
 
 電話番号や誕生日の4ケタの繰り返しなどをパスワード設定しているのであれば、注意が必要だ。
 
 ところでmixiは爆発的に利用者が増え、1000万人を突破した。携帯のみでも利用できることが拍車をかけたことであろう。その一方で、2ちゃんねるなどでは招待メールアドレスを公開して、無差別に招待することも散見できる。
 
 こうした状況に対し、mixiもPCからの招待の場合、携帯電話のメールアドレスの登録を義務付けた。1人で複数のID(アカウント)を取得するのを防止する狙いもある。
 
 それもいいが、ここまで規模が大きくなると、会員の管理をしっかりしてもらわなくてはならない。葉書を送って本人確認するなどの方法もとらなければ、善良な会員やコミュニティが一部の不心得者によって荒らされることになる。
 
 名前やコミュニティを見れば本人の特定が容易になってきているmixi。招待制サイトといっても、1000万人となると一般のブログなどのウエブページと相違がなくなってきた。つい気がゆるみがちであるので、個人情報の公開にはご注意を。
 
 
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★ ミクシィ:他人になりすまし向精神薬密売…逮捕(毎日新聞・07/6/28)
 
 

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mixiの「読み逃げ」

 
 mixiの日記を更新して、それを読んでおきながら、足跡を付けておきながら、コメントをしない行為を「読み逃げ」というそうだ。
 
 mixiという閉鎖的にできる空間では、密接なコミュニケーションが図れる一方で、「足あと」があるために「この人はこんな時間に起きている」などということもわかるようになっている。
 
 しかしそれも、面識のある友人を招待したから、またはされたから成り立っている副次的なコミュニケーションなのであって、足あと云々で人間不信を感じるのはmixi依存症そのものだろう。そしてネット依存である。
 
 他人の日記にコメントする責務などない。面識のある友人だから、「足あと」を残しても気楽にコミュニケートできるのである。そんなこと言ったら、このブログは「読み逃げ」だらけ。
 
 
 
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★ 「mixi読み逃げ」ってダメなの?(ITmedia)
 
 

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死刑にならなければ払わない、2ちゃんねる管理人

 
 2ちゃんねるへの書き込み等について、名誉毀損などで訴えられ、相次いで敗訴している管理人の西村博之氏。彼は敗訴している賠償金等をほとんど支払っていない。
 
 「支払わなければ死刑になるのなら支払うが、支払わなくてもどうということはないので支払わない」、「踏み倒そうとしたら支払わなくても済む。そんな国の変なルールに基づいて支払うのは、ばかばかしい」という拙いコメントをしている。
 
 プロバイダー責任制限法では、プロバイダやWebサイトの管理者に対してその管理責任を定義したものだ。これに基づいて彼は賠償責任を負う。多くの債権者がいるのにもかかわらず、妙な理屈で支払を免れようというのは理解を超える。裁判所が判決を出しているのに、それに背こうとしているのだ。
 
 とりあえず彼が死刑賛成論者だということは分かった。もう少しまともな人だと思っていたが、彼は友達に金を借りても相手が忘れていたら支払わない、そういう男らしい。
 
 
☆ どんな馬鹿でも、あらを探したり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる。そしてたいていの馬鹿がそれをやる。(ベンジャミン・フランクリン)
 
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★ 「死刑になるなら払う」2ちゃんねる管理者、賠償拒否(読売新聞・07/3/20)
★ プロバイダ責任制限法 【プロバイダ責任法】(IT用語辞典)
 
 

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迷惑メール送信のサイト社長ら逮捕

 日々受信される迷惑メールは200通近くなる。このやっかいものをどうにかして取り締まって欲しい、と思っていた。
 
 昔は調べてみると国内からのものが多かったので、プロバイダに苦情のメールを送ったことがある。ところが最近は大半が中国からのものだ。打つ手が無くてイライラしていた。
 
こういうニュースを待っていた。
 
 迷惑メール防止法違反の疑いで、都内の出会い系サイト運営会社社長らが逮捕された。千葉県警によれば中国に置いたパソコンを遠隔操作し、架空のアドレスを差出人として54億通ものメールを送信した、というものである。
 
 1ヶ月で1億円以上もの利益を上げていたというから腹が立つ。自分の手を汚すことなく、素知らぬ顔で億単位のメールを送信していた者たち。罰則をもっと厳しくして、不要なメール送信を完全に止めて欲しいものである。
 
 そして日本のみならず、関係国がこうした輩を許さない姿勢を取るべきだろう。「迷惑メールイコール送信元の国」というイメージを払拭すべく。
 
 
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★ 迷惑メール54億通? 出会い系サイト社長ら逮捕(産経新聞・07/1/16)
★ 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律
 
 

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2006年の漢字は「命」日本漢字能力検定協会発表

 友人であるkotton33さんのブログで、自身の今年の漢字は「会」だと書かれていた。今年は多くの出会いがあって多くの刺激を受けたとのこと。漢字一文字を選別したくらいだから、それだけ刺激の多い出会いだったのだろう。
 
 毎年恒例の日本漢字能力検定協会が毎年決めている今年の漢字に「命」が決まった。命の誕生やお悔やみ、虐待、自殺など改めて命を感じる出来事が多かったことを受けてのことだ。
 
 誕生は命を感じるのにはよい知らせだだが、死はそれをするのに悲しい出会いである。人と出会った時から互いの命を感じて初めて、出会いに気付く。人の命をあやめる行為などは、本当の出会いを感じることのない孤独な者の蛮行なのだろう。
 
 「会」「命」の共通点がある。部首が「ひと・ひとがしら」ということ。これからも多くの命と出会うことを期待したい。
 
 kotton33さん、あなたの名前にも入っている素敵な部首ですよ。
 
 
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★ 今年の漢字は「命」 誕生、自殺…大切さ痛感(産経新聞・06/12/12)
★ 今年の一文字 06(kotton33さんのブログ、琴るぅむ@Blog・06/12/28)
★ 日本漢字能力検定協会
 
 

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「ブログ流行語大賞」

 ネット上でこっそりと盛り上がっている「ブログ界流行語大賞」なるものがあるそうだ。向井亜紀さんの代理母出産を暗に批判した「ここはどこだろう、まっくらだ」の朝日新聞天声人語、脱線事故のことについて書いた東京新聞コラム「風の息づかいを感じていれば事前に気配があったはずだ」など、読者の心をちょっとくすぐる逸品ばかりだ。
 
 新聞の社説やコラムというのは、「I(私)」という主語が見えてはいけないという不文律があるはずだが、こうした文章には中立性よりも、書き手の「個」が目立ってしまっている。読んでもらいたいというよりも、影響を及ぼしたいという「息づかい」も感じてしまう。
 
 新聞がペン1つで社会に及ぼす影響は大きい。違法な物事を糾弾するのは大切だとしても、社説やコラムは新聞の顔となるだけに、その品格を保つバランスが大切だ。紙面というのは記録として半永久的に残るのだから。
 
 あなたの気になったブログ流行語はなんですか?
 
 
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★ ひっそりと盛り上がる「ブログ流行語大賞」(産経新聞・06/12/21)
★ 風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。(TERRAZINE)
 
 

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ウィニー、有罪

 
 ファイル交換ソフト「winny」が著作権法違反ほう助に問われた裁判で、元東京大学院助教授(36)の判決が京都地裁であり、罰金150万円(求刑懲役1年)の有罪判決となった。判決では「積極的な著作権侵害を意図したものではない」としたが、「明確な認識、認容がある」とした。
 
 問題なのは、このソフトがネット上で公開されていたことだろう。正式なソフトとして開発・販売されていたら状況は変わっていたかもしれない。このソフトの及ぼした影響はウイルスに感染したファイルが流出するなど社会問題となったのは自明。しかし、ソフト自体は直ちに著作権法違反ほう助となりえたかどうか。
 
 これが有罪であれば、有価証券を偽造できるような写真・画像加工ソフトの類も法の網にかかることになる。iTunesとて、コピーを助長するようなものではないとは言い切れない。You Tubeなどの動画共有サイトも直ちに違法となりうる。
 
 しかし、文章や画像、映像が乱れ飛んでいるインターネットは匿名性ゆえに、引用や著作物のやりとりが頻繁に行われているのが実情だ。もしこれが匿名ではなく、実名でのやりとりであったら、ネット犯罪はほとんど無くなることだろう。
 
 ネット社会は過渡期だ。ネチケットは教わらないといけない人、最初から分かっている人もいる。大事なことは教育であろう。被告は積極的に著作権を侵害したとは言えなくても、未必の故意くらいのことは感じていたかもしれない。教育界に身を置いていた被告が取った行動は正しかったか。ウイルスや著作物の侵害に積極的に関与した人物は断罪されないのか。被告は即日控訴した。
 
 ついでながら、本当に大事な著作物ならネットにそれを上げないのが一番賢明だ。
 
 
☆ 発見を妨げる最大の障害は、無知ではなく、知っていると錯覚することである(ダニエル・J・ブアスティン) 
 
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★ ウィニー開発者に罰金150万円、著作権侵害を認識(読売新聞・06/12/13)
 
 

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事故死した子供の写真をネット公開、告訴へ

 交通事故死した子供の写真をネットで公開し、その遺族を侮辱するようなコメントも掲載していた30代の男性教諭に対し、遺族は侮辱容疑で警視庁に告訴することを検討している。
 
 元々は遺族が事故の悲惨さを訴えるために作ったHP。そこの写真が無断で掲載されていた。
 
 一度流れたら回収不能なネット上の個人情報。本意ではない情報の流出、ましてや倒錯した性嗜好や興味の対象になっているとしたら遺族はやりきれない。
 
 社会更生促進かプライバシーのためかは知らないが、昔のように犯罪を犯した者の顔写真こそ積極的に公表すべきだ。日々犯罪の記事が更新されていても、文字情報のみだと、真実味に欠ける。本当に犯罪を犯した者がいて、それはこういう輩であるということをはっきりさせた方がいい。ネット上の犯罪は特に罪の意識が希薄になりやすい。
 
 被害者の写真が積極的に公開されているのに、犯罪者は晒し者になる心配がないことが不思議でならない。報道機関や法曹界は一考すべきではないか。
 
 
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★ 交通事故:死亡した子どもらの写真をネット掲載 告訴へ(毎日新聞・06/12/3)
★ 事故死の子どもの写真をHPに無断転載 教諭を書類送検(朝日新聞・06/12/3)
 
 

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