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米大手辞書に新単語「unfriend」=”友達から外す” SNSサービスから生まれた新語

 
 あなたは友人知人に「友達をやめます」と言ったこと、または言われたことがあるだろうか。そういう状況があったとしたら、かなり険悪な状態であり、嫌な思い出として残ってしまうことであろう。アメリカのNew Oxford American Dictionaryでは、”unfriend”という新語が「今年の単語」に選ばれた。日本の漢字検定協会の行う「今年の漢字」みたいなものだが、新しい単語は日々生まれてくるものであり、流行語ではなく辞書に載るという意味で大変興味深い。
 
 この”unfriend”だが、mixiやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の「お友達から外す」という意味になる。しかし、unfriendするというのはものすごい行為である。冒頭でも述べたとおり、「あなたと友達づきあいは今後お断りします」を意思表示するのであるからただ事ではない。
 
 私もSNSでは若干名にunfriendしたりされたりしたことがある。相手は生身の人間のはずなのに、これらSNSが流行っているのは、本当の友人とそうでないものを区別することに有効な手段であるからかもしれない。そして不思議なことに、面識のないネット上のみのお友達とのほうが長く続いていることも特筆すべきことである。
 
 unfriendの定義は、
「動詞:Facebookのようなソーシャルネットワーキングサイトから、『お友達』を取り除くこと」とあり、”I decided to unfriend my roommate on Facebook after we had a fight.” (けんかのあと、私はルームメイトをFacebookから消すことにした)という例文が載っている。
 
 ”unfriend”は、私が持っている2つの紙の辞書、電子辞書、Macに入っている辞書、ネットのYahoo!辞書のいずれにも載っていなかった。「人類みな兄弟」とは言わないまでも、”unfriend”という単語は生涯、friendにはしたくない単語である。
 
 ”unfriend”は静かに友達と縁を切るが、本当の友達とは、「おまえなんか友達じゃない」と面と向かって言える関係だ。
 
  
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★ 「友達から外す」を意味する”unfriend”が09年の言葉に 米大手辞書(マイコミジャーナル・09/11/19)
★ 発音するとかっこいい英単語・4(本ブログ・09/9/25)
 
 

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オバマ大統領「低姿勢すぎ」と酷評の米メディア きれいなお辞儀なのに

 飲食業や販売をする接客業などでは、お辞儀の練習から始まると言っても過言ではない。「会釈」がだいたい15度ほど上体を前に傾ける。敬礼が30度、「ありがとうございました」「誠に申し訳ございません」の最敬礼が45度くらいだが、場合によっては90度になることもある。会釈もタイミングが難しい。いつも頭を下げてばかりでは会話や場の雰囲気に余計な時間を作ってしまう。会釈が汚い人というのは、視線も相応に下げていないためである。相手を見ながら敬礼をしたら失礼である。
 
 来日していたオバマ大統領が天皇皇后両陛下の前で行った”最敬礼”が米国内で波紋を呼んでいるという。「低姿勢すぎる」「米国大統領として不適切」「ペコペコ頭を下げた」「日本人受けすると考えた」と、米メディアからは酷評が並ぶ。言論の自由が、首長の表現の自由にケチをつけた。
 
 何が問題なのかが分からないが、「郷に入れば郷に従え」の例えで、オバマ大統領はそれを忠実に成し遂げただけのことだ。日本人が会釈や敬礼、そして最敬礼をすることもよく知ってのことだろう。そんな大統領に敬意すら感じる。
 
 会釈や敬礼がきれいな人というのは決まっている。それは胸を張る姿もきれいなのである。オバマ大統領の演説は英語出版関係者によると垂涎ものであるという。それは説得力のある話し方、英語の言葉の選び方、そして堂々と語るあの姿勢。どれをとっても一流なのだという。そうした人には威厳を感じるし、威厳のある人が敬礼する姿というのはみっともないどころか、メリハリのある堂々とした社交マナーである。
 
 日本の大手企業・組織のトップが会見で頭を下げることが多くなった。それもほとんど最敬礼である。これから組織のトップになる人はお辞儀をマスターすることが必要になるようだ。お辞儀の仕方が分からなかったら、アルバイトに聞けばよい。
 
 
☆ マナーというものは、ソースをテーブルクロスにこぼさないことではなく、誰か別の人がこぼしても気づかぬふりをしているところにある(チェーホフ)
 
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★ 「低姿勢すぎる」オバマ氏の天皇へのお辞儀に批判(イザ!・09/11/16)
 
 
 

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「感極まった」検察官が涙の求刑 交通事故公判で 松江地裁(2009.11.6)

 検察側は禁固6年を求刑し、弁護側は寛大な刑を求めた。自動車運転過失致死罪に問われた、元アルバイト店員の女性被告(当時19)は、平成20年8月、松江市の国道で乗用車を仮免許中に運転、時速約100キロを出して街路樹に激突。後部座席の10〜20代の3人を死亡させた。助手席に乗っていた車の所有者の男性(24)は過失致死罪で松江簡裁に略式起訴されている。
 
 「本当に申し訳ない」「悔やんでも悔やみきれない」。事故直後に女性被告と助手席の男性が発した言葉である。「深夜で車や人通りが少ないから、運転の練習をしたかった」と言った女性被告。男性は「スピードが出すぎだ」と注意したが、それをよく聞いていなかった女性は彼のほうを見てすぐに視線を前方に移したが、車が左に寄っているのに気づき、ハンドル操作を誤り中央分離帯に衝突した。冒頭の2人の言葉に嘘偽りはなかったようだ。(※)
 
 5日に松江地裁で行われた公判では、結婚後間もない夫を亡くした妻が「生きる希望をなくした」と号泣しながら意見陳述。その後の論告求刑で検察官が、「遺族の方々の心中は察するに余りある」と涙を流しながら発言すると、傍聴席からもすすり泣きが漏れた。
 
 検察官は「遺族からずっと話を聞いていたので感極まった。お恥ずかしい」と記者の問いかけに対して述べた。
 
 恥ずかしいことはない。
 
 人はなぜ悲しくなって涙が出るのだろう。それは単に悲しい経験をしたことがあり、またはそんな人が身近にいるからということではない。
 
 本当に悲しい経験をした人というのは、快晴で、穏やかな陽気の中、下を向けばきれいな花が咲いているにもかかわらず、涙をぽたぽたと落とさなければならなかったほどの経験をした人であるに違いない。
 
 
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★ 松江地裁で検察官が涙の求刑 「感極まった」(産経新聞・09/11/5)
 
 (※参考=読売新聞大阪朝刊・08/11/23)
 

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南田洋子さんがくも膜下出血で入院 認知症で闘病中

 数年前から認知症を患っている、女優の南田洋子さん(76)がくも膜下出血のため病院に搬送されたことが分かった。20日夜にも夫の長門裕之さん(75)が記者会見をする。
 
 南田さんは数年前から物忘れがひどくなり、ある日突然「女優をやめたい」と長門さんに切り出した。長門さんは「当時は認知症のことがよく分からなかった。そうしたサインを知っていれば、もっと早くに対応できたかもしれない」と述べている。
 
 南田さんが最後に出演した映画では、認知症を患っている女性の役であった。当初セリフはなかったものの、急遽短いセリフが用意された。プロである南田さんであれば、大して長いセリフでもなかった。できあがった映画のシーンでは、そのセリフを流ちょうに話している。しかしそれも、発せられたセリフを編集してつなぎ合わせたものであるという。
 
 先日、1年ぶりにテレビで南田さんの姿を見た。驚いたことに、1年前とは違っていた。昨年は長門さんとの意思の疎通もままならず、視点も定まらない状態であったが、しっかりと会話をしていたことに驚かされた。スタッフに対して、「ちょっと顔色が悪いんじゃない?」と言ったり、長門さんが「もう一度、女優をやるか?一言二言なら言えるぜ」というと、「もっと言えますよ」と話して周囲を笑わせた。言語不明瞭な南田さんではなく、昔から馴染みのある南田さんの口調に戻っていたのである。
 
 長門さんによれば、南田さんは肝機能障害が起因する認知症を発症したこともあり、肝臓の治療を施すことで一時的に「元に戻る」ことがあるのだという。認知症のみならず、脳に支障を来す精神病などは内臓疾患が原因で発症することもある。認知症の有効な治療法は確立されておらず、進行を遅らせる対処療法のみである。
 
 先日の番組で司会を務めたスマップの中居君が長門さんに尋ねた。「いま、こういう風に仕事をされているあいだ、洋子さんはどうしていらっしゃるんですか?」
 
 それに対して長門さんは「ひたすら私の帰りを待っていますね。これは、・・・これはもう嬉しい・・・今までそんな女に会ったことないから・・」と声を詰まらせた。結果論にしかならないが、南田さんが元気であったころにそのセリフを言ってあげればよかった。
 
 人というのは元気である人を面と向かって評価することは少ない。自分にとって偉大な存在を評価するのは、ずっとあとになってからである。認知症でもないのに、大切な人や物事を忘れてしまっていることがあまりにも多い。
 
 
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★ 南田洋子さん、くも膜下出血で入院(朝日新聞・9/10/20)
★ 南田洋子さん、意識混濁で緊急入院(朝日新聞・09/4/2)
 
★ 認知症を知るホームページ イーロゴネット
★ 老老介護の現実 進行する少子高齢化の実態(本ブログ・09/9/8)
★ 認知症妻介護役を好演 長門裕之「ショカツの女・3」(本ブログ・09/4/19)
★ お年寄りと接する”常識”の変化(本ブログ・009/2/19)
 
 

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山口百恵が「ザ・ベストテン映像DVD」で復活 12月に発売

 1980年10月5日に日本武道館で行われた、山口百恵のラストコンサートでの最後の言葉。
 
 「あたしが選んだ結論、とてもわがままな生き方だと思いながら、押し通してしまいます。8年間、一緒に歩いてきた皆さんが『しあわせに』ってそういってくれる言葉一番嬉しくて・・・。皆さんの心を裏切らないように精一杯、さりげなく、生きていきたいと思います。いま、いま皆さんに『ありがとう』って言葉どれだけ重ねても、私の気持ちに追いつけないと思います。ほんとに、私のわがまま許してくれてありがとう。幸せになります」。
 
 同年11月19日、俳優の三浦友和と結婚した山口百恵は芸能界を去った。引退後は一切のテレビ出演をしていない。数年後に芸能リポーターがプライベートの山口百恵にマイクを向けるが、彼女は無言のまま歩き去った。唯一、82年にアンルイスの「ラ・セゾン」では詞を提供した。アンルイスはこの時のインタビューで「この曲の話になると、私ではなく百恵ちゃんのことばかり聞かれる」と言っていた。
 
 かつて彼女が出演した生放送の歌番組から出た、「ザ・ベストテン 山口百恵 完全保存版」のDVDが発売される。彼女の出演シーンを中心に、なんと7時間にも及ぶ内容となる。山口百恵は同番組で122回のランクインをしており、その模様が全て収録されているから圧巻だ。司会の久米宏、黒柳徹子とのトークもあるという。また、番組前に発表になった「イミテーション・ゴールド」「横須賀ストーリー」も特典映像として収録されている。12月16日に発売。DVD5枚組で価格は24,990円。
 
 そういえば同番組中、彼女のファンである久米宏はやたらと山口百恵にセクハラまがいのことをして「タッチの久米」と呼ばれたこともあった。そんな映像もあるのだろうか。
 
 かつて生放送の歌番組が多かった時代、そこにはスターでありながら、飾り気のない等身大の姿をあらわにしたアイドルが多くいた。それも生であったからこそファンにとって嬉しい場面であった。生放送に耐えることの出来る人材、そして制作側が多かったともいえる。最近では生番組は減ってしまい、生の姿を見たい場合にはライブで会いに行くことになる。CDの売り上げが伸び悩んでいるといわれているが、ライブを観に行くファンは増加傾向にあるという。
 
 山口百恵はラストコンサートで「さよならの向こう側」を歌い終わった後に、マイクをステージにおいてファンの前から去っていった。華の芸能界よりも、人生の幸せを私生活に見いだした彼女。芸能界を夢見て頑張っている人たちがいるが、それは自分の人生の中で何か大きなものを犠牲にすることになるかもしれない。いつも公人として見られ、自分に磨きをかけることを忘れてはならない、そうした覚悟が必要だ。わずか21歳で引退した時の山口百恵のような勇気ある決断も必要なのだ。
 
 やめて29年が経った山口百恵。すでに私人になったと言えるが、彼女が「さよならの代わりに」ファンに残したきれいな思い出だけは、一生色あせることなく心に刻まれることであろう。
 
  
☆ 有名人とは、有名になるために生涯働き通し、その後は人目につくのを避けるためにサングラスをかける人のことである(Fled Allen)
 
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中川元財務相死去 突然の訃報に関係者は

 4日午前8時20分ごろ、東京都世田谷区の中川昭一元財務相宅から119番通報があった。救急隊が駆けつけると中川氏が倒れており、午前8時27分に死亡を確認した。56歳だった。警視庁世田谷署では遺書や検視による目立った外傷は見当たらないことから事件性はないものとみている。家族の同意を得て行政解剖をしたが死因は分からず、病理検査を実施して詳しい死因を調べる。
 
 中川氏の妻(50)によると、朝になって起きてこないことを不審に思い2階の寝室に行ったところ、ポロシャツと短パン姿で冷たくなっているのを発見した。自殺をうかがわせる形跡はなかった。吐血はないものの、若干の吐しゃ物がベッドの上で確認されており、室内の机の上には処方薬が大量に残されていた。最近「眠れない」と話しており、処方された睡眠薬を飲んでいた。妻は3日午前10時ごろ、娘は同正午ごろに中川氏が寝ているのを見たという。
 
 鳩山由紀夫首相は中川氏の訃報を聞いて「突然のことで大変驚きました。ご遺族に対して深くお悔やみ申し上げ、心からのご冥福をお祈りいたします。同じ北海道の国会議員として大変残念です」。
 
 麻生太郎前首相「自民党の再建に向け、次の世代をになう大事な人材だった。衆院選の結果を厳粛に受け止めて再起を期すことを期待していた。今は言葉にならないくらいにショックを受けている」。
 
 谷垣禎一・自民党総裁「今まで体調が十分でないところがあったのを、努めて公務に督励されていた。心配していたが、こんな知らせを聞くとは思っていなかった。有能なかたで、まだこれから日本の政治にも中川さんの力を発揮して頂かなくてはならない局面が必ずあったはずだ。ご冥福をお祈りしたい」とし、さらに「私は当選年次が近く、(麻布)中高の同窓だ。中川さんが当選されたころから仕事だけでなく、個人的にも一緒してきた」。
 
 町村信孝・元官房長官「驚きの一言に尽きる。信じられない」。
 
 みんなの党・渡辺喜美代表「昭一さんのお父さん(中川一郎元農水相)が亡くなられたのが、まだ60歳になる前だったと思う。本当に早い死で残念でならない」。
 
 昭一氏の父、一郎氏の秘書を務めた新党大地の鈴木宗男代表「親子2代の悲報。あまりにも短い人生だった。巡り合わせというか、言葉で表しようがない。一段落したら激励会でもしてやろうと思っていた矢先だった。こういう別れかたをするのなら、話すことがたくさんあった」。
 
 中川氏の父、一郎氏も57歳の若さで亡くなっている。あまりに早すぎる死。酒のトラブルがたびたび指摘されていたが、誰にでもミスはある。要はどう名誉挽回していくかにかかっている。政治家としてのみならず、人として人生まだこれからであった。
 
 関係者が弔問に訪れてインタビューに応じているが、涙する人が多かった。政治家の訃報でこうした光景を見るのはあまりないことだ。中川さんの人柄を表しているのだろう。中川昭一さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
 
★ 中川昭一元財務相が死亡 自宅ベッドで、妻が発見 外傷無し、東京・世田谷(時事通信・09/10/4)
 
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お笑いトリオ、東京03・角田晃広がCD出した。「若者たちへ」


 
 mixi覗いて何気なく視線を右側にやったら、「東京03角田晃広が本気で歌う!」と広告があった。
 
 まさか、と思って聴いてみた。
 
 ニヤリ(・∀・)
 
 「若者たちへ」というこのCD、売ってるの?と思ったら、本当に売っていたんですね。
 
 何でも企画物のCDだとか。
 
 ニヤリ(・∀・)<トシヨリダイスキ♪
 
 PVらしきものが、YouTubeのレコード会社公式ページから聴くこと見ることができますのでファンのかたはどうぞ。彼のソウルが楽しめます。ブログも持っていることを始めて知りました。そちらも是非どうぞ。
 
 
 
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★ 人力舎オフィシャルウエブサイト
★ 東京03角田オフィシャルブログ「東京03角田のブログ語り」
★ 東京03が「キングオブコント2009」日本一に ”カクターマン”との思い出(本ブログ・09/9/24)
 
 

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ピンクリボン運動 早期検診を 乳がんに負けないで

 ノーベル賞になるだろうと言われているのが、風邪を引かない薬、エイズにならない薬、そして、がんにならない薬の開発だと言われている。
 
 これから猛威をふるうと思われる季節型インフルエンザ、通常の風邪だが、新型インフルエンザも死者が20人に達した。予防策としてはマスク着用、手洗いうがいの実践と基本的なことではあるが、都市圏などの人の集まりやすいところに勤務・居住している人は特に留意すべきことだ。
 
 がんも早期の発見で防げることが多い。叔母は胃がんにかかり「余命半年」と言われ、胃の全摘出をした。しかしがんは克服したようで、今は元気に生活している。しかし叔母の子ども、すなわち私の従姉妹が乳がんと診断され、現在抗がん剤を用いた治療を行っている。
 
 今夏、その彼女からメールが来た。珍しかったので驚いたが、そこで乳がんに罹患(りかん)していることを教えてくれた。抗がん剤の副作用は大変辛いらしく、吐き気やだるさに襲われているという。しかしそんな彼女の支えになっているのが一人息子である。「ママは病気と闘っているんだもんね」と屈託のない笑顔で言われると「頑張らなくちゃ」と思っているそうだ。
 
 10月1日は「ピンクリボン運動」の啓発の日である。東京では東京タワーがピンク色にライトアップされた。東京のみならず、世界の150を超える建造物にピンク色のライトアップがされているようである。
 
 忙しい日常に追われていると、医療機関への検査などを怠ることがある。忙しいと受診はなかなか難しいが、ことさら命に関わることなので、こうした啓発活動を機に受診を勧めたい。女性だけではない。その女性に近い殿方も大事な人に不運が降りかからないように促すことを忘れてはならない。
 
 運命に翻弄されてたまるか、運命だけは自分で決めようではありませんか。目に見えない自分の中に潜む悪漢と対峙する前に退治することが大切なのである。人間は死ぬために生まれてきたのではない。生き抜くために生まれてきたのである。不運を蹴散らせて生きていこうではありませんか。諦めるための人生では決してないわけです。これからも生き抜いて、人生を語り合おうではありませんか。
 
  
☆ ツライけど、人はね、神様が許してくれるまで、何があっても生きなくちゃいけない(西原理恵子)
 
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★ 乳がん撲滅で鉄塔をピンク色に 東北電力(産経新聞・09/10/1)
★ 乳がん撲滅へ JALがピンクスカーフフライト(産経新聞・09/10/1)
★ NPO法人 日本乳がん ピンクリボン運動
★ 川村カオリさん、乳がんで死去38歳(本ブログ・09/7/28)
★ ピンクのライトアップ 乳がん早期発見(本ブログ・07/10/3)
★ 山田邦子、乳がん手術(本ブログ・07/6/15)
 

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